フォーラム 個人情報保護方針 | 利用規約

「情報と鉄道」「ユニバーサルデザインと鉄道」「社会と鉄道」がテーマのフォーラムです。(16歳以上対象)

ご利用状況について
このフォーラムについて
機能の改廃等について

(※新規の掲載はお受けしていません。)

全角と半角、大文字と小文字が区別されます。

検索の代わりに:
キーワード (索引)もどうぞ。



[3278]

【千葉県ほか】東葉高速鉄道の負債、「おまとめ&借り換え」検討か

利子 エリア化 預金者 八千代市 閑静 牧場 井戸水 住宅街 WiMAX


「知恵蔵2015」を読み解く(蔵)
東京新聞、千葉日報、インプレスを読み解く


 西船橋と東葉勝田台を結ぶ「東葉高速線」を運行する会社「東葉高速鉄道」の続報が出ていました。

・読売新聞「「東葉高速」 県が支援見直し」(2016年4月22日)
 http://t.news.goo.ne.jp/smp/news/2492341

 > 県などは今夏、第3セクター「東葉高速鉄道」(本社・八千代市)に開業当初から実施してきた支援のあり方を再検討する。同社の内部留保が250億円を突破し、金利も低水準のためだ。

 おおー、まさに「マイナス金利」([3260])ですね、わかります!

[3260]
 > ※長期の資金を調達するならいまでしょ、という機を逃しますよ、の意。(恐縮です。)

 きわめて粗雑な理解としましては、内部留保を担保にマイナス金利だっ…などと(略)。根拠や返済の見通しのないまま多額の「負債を負う」、というわけではなく、まっとうな借り入れであるといって(数字とともに)、(県や市としては)きちんと議会にご報告できるということです…たぶん。


●「知恵蔵2015」を読み解く(蔵)


・「負債を負う」
 https://kotobank.jp/word/%E8%B2%A0%E5%82%B5-184025

 > 知恵蔵2015
 > 企業が外部の第三者に対して負う支払い義務の総称。企業が利用する資金調達源泉には、他人資本と自己資本とがある。負債は前者にあたる。

 > 外部から調達した資金で返済義務のある借入金・社債は、その代表例。負債と資本は、合わせて貸借対照表の貸方をなす。負債は営業循環基準(資金調達源泉の差異)とワン・イヤー・ルール(1年基準)によって流動負債と固定負債に分類される。

 > 固定負債に属するのは、普通社債、新株予約権付社債、長期借入金などと、退職給与引当金などの長期性の引当金。

※正しくは「債務(支払い義務)を負う」、そして、それを「負債」と呼ぶ、ということです、念のため。

 こう、大地震のたびに義えん金やら、世界的なスポーツイヴェントだといっては寄付金やら、スポーツくじやら、といって、その実、本当は、預貯金しておきさえすれば、あとは金融機関がプロの目で融資先を選んで、(預金者がいますぐには使わない)資金を(束ねて『大きな資金』にした上で)役立ててくれる、そして(預金者から見て)利子がつくという、近代的な銀行や国の財政投融資の基本が崩れては、どうにもならないのではないかとも感じます。

 大地震がなくても、事業が立ち行かなくなった人には融資されたいですし、世界的でなくてもイヴェントでなくてもスポーツの振興はなされてほしいですし、ということです。何に使われるかはプロ(銀行や大蔵省)にお任せするが、利子がつかないような(融資が焦げ付いて回収できなくなるような=利回りの下がるような)融資はしないでくださいね、といって、タオルや電卓より利率を気にするというソレが、もはや機能していないんですよぉ。なるほどなるほど、それで?(もしゃもしゃ)…あざっす。

 でんじろうセンセイ([3091])ばかりが過剰にもてはやされるソレと似ていると感じます。

[3091]
 > 学習や実験の目的は、「でんじろうセンセイ」が繰り広げるアレやソレが、特別なものではなく、ありふれたもの、自分が意識して見たときだけ目の前で起こるのでなく、誰も見ていなくても自然に起こっているのだという「世界観」のようなものを身に着けることにあります。ここで、「特別なものを買ってこないと実験できないんだ」という感触を(子どもに)与えることは、きわめて「逆効果」といえます。(大人にあっては)よくよく配慮されたいですね。

 自分が不勉強で何も知らなくても、預貯金さえすれば、自分が見ていなくても社会は動いているんだという『社会観』ですね、わかります!

 (1人のひとが自分で)何でも勉強し尽くすなど不可能なのは明らかですから、(ある人が)勉強しきれないことについて、「(自分は)勉強しなくても(社会は)ダイジョーブ、ダイジョーブ」という、(勉強しきれなかった側から見れば)「逃げ道」…いえ、「(何か的なものを)とりあえずあげておく『棚』」が用意されているということは、とっても助かることだと再認識されましょう。

 その逆が、自分が気にしたときだけ、何でも『巨額』にみえる(額の大小を自分では検討できなくなる[2913],[3081])、そしてケシカラン(自分がもっと気にしている対象への増額を要求するなど)といって一種『たん絡!』してしまうというソレなんだと曲解してみます。(あくまで曲解です。)

 傍題ですが、これは自然環境についても同じで、自分が気にしたときだけ、目の前の緑地がわずかでも減ったり、目立つ樹木が伐採されたりというだけでケシカランというのも、ひどい「短らく」だと感じます。(ヒトを除く)生物は賢いです。生息に適した場所を必ず見つけ出しますから、緑地の多少の増減は問題ないとみなすことができましょう。(むしろ緑地より、井戸水や湿地帯などのほうが影響が深刻ですよね。そこを定量的に比較できなくては議論ができないと了解されます。)

・個人のブログ「森の精と風神雷神2」(2007年5月6日)
 http://tht.sblo.jp/article/3910224.html

 > 「持続可能な公園」とでもいえば今風になるだろうか。公園は公園でいいのである。巨大な観覧車も立派なレストランも要らない。だからといってほったらかしではなく、いつ行っても整っていて居心地がいい。

 > 人工的に緑地を作って何になる、と思われる方もいらっしゃるかも知れないが、江戸時代の武家屋敷が庭園として継承されていたりする。手付かずの自然ではなくても、かけがえのないオアシスであることに変わりはない。今までに作られたものを守るのに加え、何かの機会に広い土地が空いた時点で新しく緑地を作ることは、とても意味のあることである。

 「何かの機会」には、不幸にも、不幸な状況を含みます。東京では関東大震災が、その「機会」になっているのです。

・岩波新書「東京の都市計画」(1991年12月20日)
 https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/43/5/4302000.html

 > 書評掲載案内
 > 信濃毎日新聞(朝刊) 2011年6月2日

 おお、東日本大震災から3か月後に、まさにそのような文脈で紹介されたのかなぁ、と推察されます。ヒトもカシコクたくましく。(ヒトを除く)野生生物に負けてはいられないぞ、と思えてきます。

・個人のブログ
 http://blog.goo.ne.jp/cityplanning2005/e/89b8ded90e6cc455d9ea3ca4a86dd172

 > 越澤教授は「……今回は官僚も指示待ちで動けず、能力と人材が生かされていない」と憂慮。「後藤から学ぶとすれば、現地の本当のニーズを調べることだ。地方分権の今は、都市部、農漁村など典型地区ごとに首長に事情を聴き取り、計画を立てるべきだ。政府の復興構想会議は知事のみが出席し、市長・町長は置き去りで不十分だ」

 具体的な指示が出されることが期待できなくなる事態等(指揮が混乱する事態等に限らず、「経験したことのない事態等」で誰も指示できない事態等を含む)に直面してもなお「指示待ち」でなく動く義務があるのではなかったでしたっけ。…うーん。

・「公務員の義務」
 https://kotobank.jp/word/%E5%85%AC%E5%8B%99%E5%93%A1%E3%81%AE%E7%BE%A9%E5%8B%99-159274

 > 知恵蔵2015
 > 国家公務員法第96条は、「すべて職員は、国民全体の奉仕者として、公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当っては、全力を挙げてこれに専念しなければならない」と規定している。そして、第100条以降において、公務員の義務として、(略)を規定している。

 第96条が基本かつ最も優先されることであって、第100条以降は、そのために果たすものだという2段構えの構造ですね、わかります! 第96条を(そんなの、ただの理念でしょ、否定はしないけど、具体的に何かするというレベルの話ではないよねぇ、などといって)無視して第100条以降を「遵しゅ!」してますアピールばかりしているような人を『(便利でおトクな)人材!』と呼ぶんですね、もっとわかります!

 「県庁の星」([3211])など、都道府県のレベルが、最も能力が鍛えられる環境ではないかなぁ、と推察します。具体的な課題が目の前にありつつ、しかし、準拠すべき法令は「上」から下りてきて、同じ課題が複数の市町村で並行して進むので、取り組みかたも洗練されていく、ということです…たぶん。市町村、都道府県、それに国の間で、「(本来の、まっとうな期待としての)人材」が行き来するような人事制度の拡充など期待していくのが、まともな方策ではないかなぁ(外部の「(自称)詳しい人!」を短期、割高に処遇して、結局よくわからずじまい、という方策より「持続可能」であろう、の意)とも思えてきそうです。(あくまで見解は個人です。)

 越澤氏が紙上で述べたとされるソレは、まさに都道府県の仕事ですから、その責任者として知事が代表して出席するのは当然です。国が、都道府県を飛び越えて市町村と直接のやりとりをすることは、許されてはなりません。(国道の用地も都道府県の公社が買収する話[3087]も参照。)


●東京新聞、千葉日報、インプレスを読み解く


 東葉高速鉄道に関して、東京新聞、千葉日報、インプレスの記事をあわせて読んでみます。

・東京新聞「船橋・八千代と都心結ぶ東葉高速線 開業20年で街変えた」(2016年4月27日)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201604/CK2016042702000189.html

 > 都内で働く船橋市民は約十万二千人、八千代市民は約二万三千人(二〇一〇年国勢調査)。東葉勝田台から日本橋まで最短四十三分で結ぶ東葉高速線は「純通勤路線」(同社)とも言われる。一四年度の一日平均輸送人員は約十四万千人に上る。

 > 八千代市はこの二十年で人口が四万人増え、約十九万五千人になった。「開通以降の増え方が顕著」(市総合企画課)という。八千代緑が丘、八千代中央両駅周辺の大和田新田、ゆりのき台、緑が丘の各地区の人口は二〜三倍になった。一方、人口増による新規の公共施設整備で古い公共施設の改修更新が進まず、財政を圧迫する一因ともなっている。

 > 船橋市は昨年、人口が六十二万人に達した。政令市を除く市では全国最多だ。船橋日大前、西船橋両駅のある地区は過去五年で人口が千人以上増え、今後三十年間も緩やかだが増加が見込まれる。一方、北習志野駅のある地区は過去五年、高齢化などで人口が市内で最も減った。

 見出しの「街変えた」が、いかなる指標に基づく評価であるのかといって、人口動態だけですか、そうですか。

・東京新聞「東葉高速線・船橋日大前駅 ****さん「時間をお金で買った感じ」」(2016年4月27日)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201604/CK2016042702000187.html

 > 一九七〇年に「豊かな自然で子育てしたい」と、市内の夫**さん(77)の実家から移り住んだ。分譲初期で住宅は三十軒ほどだった。「家が建っていない空き地で、子どもは泥だらけになって遊んだ」
 > 当時の最寄り駅は新京成線の北習志野駅。「不便だった。歩いて二十五分はかかった」。間もなく新線計画を知る。だが用地買収の遅れなどで開業は再三延期される。**さんは「東京で働く人が『便利になる』と買ったが、開業前に定年を迎えた」と話す。

・東京新聞「東葉高速線・八千代緑が丘駅 ****さん 閑静な住宅街「昔は牧場」」(2016年4月27日)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201604/CK2016042702000188.html

 > 高層マンションに囲まれた八千代緑が丘駅はもともとは牧場だった。
 > 祖父が東京から牧場を移したのが一九三〇年代の半ば。三代目の兄が廃業を決めた八五年ごろまで約半世紀、主に乳製品会社に新鮮な牛乳を届けた。
 > 自身は近くでゴルフ練習場を営んでいたが、その一部約五千平方メートルが予定地と重なった。「土地が分断されるため地下に移せないか頼んだことも。でも最後は納得した」。地域の将来を考えてのことだった。
 > 「二十年。いい街になったと思う」。
 > 「住民、商業者、地権者が均衡発展できる街を目指したい」

 おお、ウェブでは記事が分割されていますが、これらの記事も含めての「街変えた」ですね。納得です。そして、街というよりは、人の行動や考えかたを変えたとも、いえそうな気がしてくるかもしれません…ちょっとだけ。

・千葉日報「東葉高速、減収減益 乗客最多も定期値下げ響く 15年3月期」(2015年6月20日)
 http://www.chibanippo.co.jp/news/economics/262855

※昨年の決算を報じた、昨年の記事です、念のため。

 > 輸送人員は開業以来最多だったが、通学定期の値下げなどで減収となったことが響いた。

 > 年間輸送人員は1・4%増の5114万1千人で過去最多。沿線で区画整理事業が進み、住民が増えていることが寄与した。

 > ただ、14年度から通学定期を値下げしたことに加え、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動が定期券などにみられ、運輸収入は1・2%減少。車内広告の減少などから運輸雑収入も6・2%減った。

・インプレス「UQ、東葉高速鉄道の「WiMAX 2+」エリア化が完了」(2015年3月27日)
 http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20150327_694903.html

 > 東葉高速鉄道の地上の駅や沿線では、屋外に設置した基地局ですでにWiMAX 2+のエリア化が実施されていた。利用しづらかった駅の整備も進め、3月27日に飯山満(はさま)駅のエリア化が完了したことで、すべての駅でエリア化が完了した。

 CBTCの無線局をUQさんに『まるっと委託!』などと…ぬおー! それを実現できてこそ(民間の『模範』であることが期待される)3セクだっ! と思ってしまったじゃないですかぁ。やだなぁ。


この記事のURL https://neorail.jp/forum/?3278


(約6000字)

この記事を参照している記事


[3323]

「満員電車」の定義が知りたいのだけれど。

2016/8/7

[3381]

【訂正】JR千代田線「70 trains」を読み解きなおす

2016/11/6

[3398]

実例に見る総合評価(補遺編) ふれねるレーダーチャートの怪<かい>

2017/1/10

[3569]

山陽新聞社・テレビせとうち「さん太ホール」とはにわが知りたい(仮)【株式会社山陽計算センターあり】

2017/11/19

[3588]

千葉市「JR千葉支社跡地再開発(予定)」(2016年3月)を遠目に眺めて勝手な期待を述べてみる(談)

2017/12/19

[3622]

【初音ケ丘】都市計画道路「保土ケ谷常盤台線」ほかを読み解く(仮)【秋葉立体入口交差点あり】

2018/3/18

[3638]

【自由研究】ゆるシミュ(6)

2018/4/30

[3685]

【木花開耶】「A9V5」かく語りき(仮)【2レーン15バースあり】

2019/1/1

[3712]

「理由の書き方」 / 「自分の考えの書き方」 / ほか

2019/6/4

[3735]

理科年表「日本のおもな都市」の使いかた

2019/7/15


関連する記事


[3161]

「試運転」を読み解く(続) / 「多目的」を読み解く(仮) tht - 2016/1/14

車両 線路 灯式 進行現示 MUE 搬送 エリア化 時制 ドコモ


[3393]

【年忘れ】 「立川駅(1979年・1988年)を読み解く」と見せかけて「立体感」を読み解く(談) / ほか tht - 2016/12/28

列車 線路 発想 研究 建物 国鉄 自由研究 橋梁 パイプライン コムトラック


[3108]

「車両限界と建築限界」を読み解く(後編) 在来線「裾絞り車体」の開発から普及まで tht - 2015/8/31

列車 車両 線路 国鉄 番代 モハ 支障物 利子 ジャック


[3601]

【カムロちゃん】『京成うすい駅』とその周辺【山の神バス停あり】 tht - 2018/2/15

列車 車両 線路 発想 研究 道路 建物 建設 国鉄 コネクタ


[3321]

〔フレッシュおはよう東日本〕15号:【西船橋駅】東葉高速線の開業に伴いシステム化を先行か(1995年) tht - 2016/8/6

列車 車両 線路 建設 コムトラック 八千代市 原価 バババババ TID


[3657]

Re:[3656] 「富士山の使い方」 / ほか tht - 2018/6/30

列車 車両 線路 発想 研究 道路 建物 建設 国鉄 港町


[3634]

八街市「八街市地域公共交通網形成計画」(2016年3月)を読み解く(後編) tht - 2018/4/5

列車 車両 線路 発想 研究 道路 建物 建設 数学 一択


[3183]

「富里市中心部を東西に通り抜け、芝山町中心部を経て芝山千代田駅に接続し東成田駅に至るルート」を読み解く(談) tht - 2016/2/27

列車 車両 線路 発想 道路 建設 国鉄 水道 酒々井 低解像度



話題を見つける

●多彩な方法でフォーラム内をサーチ!
●目的に合わせて使い分けよう。


2014年度以降の主な記事(スコア順)
HITSアルゴリズムを用いたブラウジングをお試しください。【詳細】


四半期ごとの主な話題
(1999年度〜最新


最近の主な話題
(2014年度〜)


キーワード (索引)
2014年度以降のキーワードや文字数の多いキーワードなどから、記事を探せます。


リファレンス (参考文献)
リンク先のタイトルをドメイン別に一覧しながら、記事および参考文献を探せます。

【自由研究】の話題
「主論文・野帳・掲示物」とは?(PDF)
【自由研究】の記事一覧(新着順)


国土地理院の空中写真 を紹介している記事
(PCでの閲覧をおすすめします)


「多変量解析実例ハンドブック」の記事一覧(新着順)
「R with Excel」の記事一覧(新着順)
(統計解析環境「R」を電卓のように使い、データの入力とグラフの保存のため「Excel」をノートのように使います。)


画像で探す
列車 | | 植物 | | 計算機 | 掲示物 | 食べもの
この記事に関連する画像





neorail.jp/は、個人が運営する非営利のウェブサイトです。広告ではありません。 All Rights Reserved. ©1999-2019, tht.