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【成田湯川】JR成田線で線路切換工事、4月

列車 車両 線路 道路 建物 建設 マップ キロ 都市ガス 行政界


 7日、JR東日本千葉支社が発表しました。

・JR東日本 千葉支社「成田線下総松崎駅・成田駅間線路切換工事に伴う列車運休及び代行輸送についてのお知らせ」(2018年3月7日)
 http://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1803_kirikae.pdf

 > 成田線下総松崎駅・成田駅間では、成田市で整備中の都市計画道路新設に伴い、線路の新設工事 を行っておりましたが、このたび、新線への切換工事を2018年4月14日(土)から4月15日(日)にかけての深夜・早朝時間帯に実施します。

 成田市が道路の整備を進めているのは、成田スカイアクセス線の「成田湯川」駅がある地区です。

・Google ストリートビュー 成田市付近(2017年7月)
 https://goo.gl/maps/WsuHUw3SXxH2

 交差点の先に、▼JR成田線の現在線(築堤)、▼JR成田線の新設線(PCランガー橋)、その奥に▼高架の成田スカイアクセス線が見えています。この場所では河川(※成田市の「都市計画情報」では「松崎川」)の整備も同時に行われている模様です。

・(2015年7月)
 https://goo.gl/maps/GxEebNu3e522

・(2012年10月)
 https://goo.gl/maps/MiLa9oo4wwx

 成田スカイアクセス線の北側では高架の「北千葉道路」の建設も進められています。

・千葉県「北千葉道路の概要」(2018年1月17日)
 https://www.pref.chiba.lg.jp/doukei/kitachiba/kitachibagaiyou.html
 https://www.pref.chiba.lg.jp/doukei/kitachiba/images/03_naritashioshihata.jpg

 > 印西市から成田市間の約13.5kmは、国と県で協同して整備を進めています。

 https://www.pref.chiba.lg.jp/kitachi-do/kitachiba/koujigaiyou.html

 > 高架・橋梁部(鉄道併設部)成田市松崎付近(松崎高架橋)

 小橋川、根木名川と合流して利根川に注ぐ水路(松崎川)が、成田湯川駅周辺の雨水の放水路として整備されているようすがうかがえます。この水路を越えるため、いずれの路線も高架になっているとわかります。

 JR成田線の新設線は現在線と同じ単線で、橋りょうも単線で整備されていますが、成田湯川にJR成田線の新駅が島式2線で設けられる場合、成田方から複線で駅につながるよう、単線の橋りょうを現在線の跡地に新設して複線化することを妨げない構造になっているとみられます。

・(参考)「南多摩駅」(東京都稲城市)付近
 https://goo.gl/maps/FJgrMwAzpUE2
 https://goo.gl/maps/HRmqtRwxJR82
 https://goo.gl/maps/dDprmQoT38s

 南多摩駅と同様の構造(線形)を想像しますと、成田湯川での今回の線路切換工事では、複線のうち1線が完成することに相当するといえます。単線の橋りょうを並べることで、橋りょうの設計がかなりの部分まで共通化され、低廉化が図られているのではないかとみられます。

・成田湯川−下総松崎間(2012年9月)
 https://goo.gl/maps/Jw5nGquUYfs

・東鉄工業「JR成田線 成田〜下総松崎駅間 大鷲架道橋新設工事」(2014年12月12日)
 http://www.totetsu.co.jp/topics/1835_20141212_news.pdf

 > 成田湯川駅周辺整備事業における市道松崎塙下湯川線の改良事業に伴い、当社が得意とする線路下横断工法(HEP&JES工法)を用い、線路下に道路用函型トンネルを新設し、立体交差とすることで交通利便性を高めます。

 > 延長10.4m

 成田スカイアクセス線の成田湯川駅を越えてすぐ(駅北側)のJR成田線と道路の交差部では、複線の幅でガードが構築され、その中央を単線の線路が通るという線形になっています。仮に、JR成田線で新たな連動駅(被制御駅を含む)を設けないという方針があるとしますと、成田湯川に新駅を設ける場合、成田−下総松崎間の複線化にあわせ、連動装置(CTC)にかかる改修が成田駅と下総松崎駅のみで済み、かつ手戻りもないよう計画される必要があることが推定できます。▼成田湯川にJRの駅を単線でつくることはダイヤ上、無理のあることで、▼成田湯川を新たな交換駅として新設することは要員の配置やCTC(装置)のライフサイクル上の無駄(過大な支出)になるという事情があるのではないかと推察できましょう。

・Google ストリートビュー 成田湯川−土屋間(成田市山口)付近(2012年10月、2015年7月)
 https://goo.gl/maps/ATmMPCsgJE52
 https://goo.gl/maps/yQnYu7Gw38H2

 成田湯川駅の東側です。成田スカイアクセス線の高架橋が途中までは複線で造られていますが、その先は線路に沿って水路があり、水路の付け替えを待つ形で高架橋が単線になっているようにも見受けられます。(※画面奥のこう配は北千葉道路のランプです。)

・同「北千葉道路大谷津函渠工事」(成田市押畑)付近(2015年7月)
 https://goo.gl/maps/BRYbJenSCGA2

・ウィキペディア「成田湯川駅」「成田高速鉄道アクセス」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%90%E7%94%B0%E6%B9%AF%E5%B7%9D%E9%A7%85
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%90%E7%94%B0%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%89%84%E9%81%93%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9

 > 成田高速鉄道アクセスは施設を保有するのみの鉄道会社(第三種鉄道事業者)であり、列車の運行および駅の運営は全て京成電鉄(第二種鉄道事業者)が行う上下分離方式となっている。

 JR側に新駅が設けられる場合、当駅での列車交換や折返しなど運転上の取り扱いがある駅にならない限りは、改札などの業務を外部に委託し、駅を低廉に運営することが可能となり、逆算的に新駅設置へのハードルも低くなることが想像されます。とはいえ、JR成田線の新駅は成田スカイアクセス線の高架下にかかる位置ではなく、新設されたPCランガー橋に寄った位置にホームが設けられるのではないかとも推定することができます。この場合、成田スカイアクセス線の高架下にかからずにJR側の新駅の工事が完結でき、下総松崎との間が単線のままでも、新駅だけを単独で着工可能(※)とすることができるとみられます。

※駅部の土木は島式2線の構造で完成しながらも線路は北側の1線のみというような状態を想像しています。

・Google ストリートビュー 「成田湯川駅」付近(2015年7月)
 https://goo.gl/maps/GkoC4sGXxw62
 https://goo.gl/maps/vhHa5Vsk1gr
 https://goo.gl/maps/JCvJzuetNRw

 県道18号線の交差点に近い側に本格的なバスターミナルを備えた駅前交通広場(県道)が設けられ、現在の小規模なロータリーは、コミュニティバスやマイカーの乗り入れに使われていくのではないかとも考えられます。そのような計画があるならば、JRの新駅は現在「スリーエフ」の店舗がある側に駅本屋を置くことになるのではないでしょうか。

 「スリーエフ」までの一帯は「第一種住居地域」で「第一種高度地区」に指定されています。敷地ごとに北側境界で5mまでの高さに制限される一方、「絶対高さ制限」はなく(※)、敷地が大きければ南側ではじゅうぶんな高さで大きな建物にすることが可能な敷地です。必然的に、駅の出口から見て、駅前には高さ5mまでのファサードが並びながら、奥に向かっては高さのある建物、例えば階段状に高くなる形状のマンションなどが建設できると見込まれます。

※県道18号線より南側では「20m」の絶対高さ制限があります。現在は沿道にも戸建て住宅が立ち並んでいますが、北千葉道路の開通により県道の交通量が増えるときには、住宅街が騒音にさらされないよう沿道では高さのある建物が建ち並ぶよう誘導されていくことが求められるでしょう。都市計画との整合を欠く宅地開発や建売の分譲を行なった業者があるとすれば、業者の見識不足が問われるところであります。

・千葉県「高度地区ガイドラインの策定について」
 https://www.pref.chiba.lg.jp/tokei/toshikeikaku/keikaku-05/tochiriyou/guideline.html

 > 県が一律に高さの制限内容を決めるのではなく、市町村で組織した研究会により高さの制限内容のメニューを示すこととしました。
 > 大規模敷地における高さ制限や、景観に配慮するため斜線制限に絶対高さ制限を組み合わせる制限方法を盛り込みました。
 > 北側隣地の日照等に配慮する必要のない地域等で高さ制限を行うため絶対高さのみを制限する制限方法を盛り込みました。
 > 絶対高さの制限値は、地域の実情に合わせ、多様な値をとることができるよう、制限値についての考え方を記載するとともに、制限値の例示を行いました。

・「階段状に高くなる形状のマンションなど」のイメージです(※本文とは無関係です)
 https://goo.gl/maps/xrB17Ve1eBy
 https://goo.gl/maps/d4L7VTTnVME2

 JR成田線では成田方から下総松崎駅までが成田市内で、安食駅は栄町に位置しています。また、安食−小林間には橋りょうがあります。成田線の複線化事業が再開される場合も、行政界をまたがず工事できる区間や、橋りょうの架け替えに合わせてスケジュールが具体化されていくのが基本になるといえます。

・「安食駅」(千葉県印旛郡栄町)付近
 https://goo.gl/maps/YBv7qZcv1dR2
 https://goo.gl/maps/uqEEXCrgtUP2
 https://goo.gl/maps/A3wuNKdeuS42
 https://goo.gl/maps/kp3xX2xaBTy
 https://goo.gl/maps/urbdN2Ekwcx
 https://goo.gl/maps/TtbVZT67Gr32
 https://goo.gl/maps/2Erkiq4DNTm
 https://goo.gl/maps/9fYw8yb2dHB2
 https://goo.gl/maps/dK5UemqKHux
 https://goo.gl/maps/jTrmNEPxzH82
 https://goo.gl/maps/YcuJQ7kwE352
 https://goo.gl/maps/hLRwJTF3NxG2
 https://goo.gl/maps/gto5C9B3HFv
 https://goo.gl/maps/Se2LREV2QLx
 https://goo.gl/maps/xnedD7eVz742

 成田線が複線化・高速化される場合には、安食駅の駅勢圏には利根川を挟んで対岸の茨城県稲敷郡河内町も含まれることになるとみられます。

 安食駅の南側の駅前広場は、じゅうぶんな広さが既に確保されているとみられます。さらに安食駅の北側では、▼通過交通の流入を完全に遮断し、▼景観と騒音の面で住環境を守りながら、▼立体的に歩車分離を図る、安食駅前で行き止まりになる、いわゆる「バス通り」のような道路が掘割構造で造られる計画があったとみられ、「堀口橋」が1992年に新設されているようすなどから、現在も失効していないように見受けられます。

※首都圏整備法(1956年)に基づく「近郊整備地帯」である安食駅の南側の駅前広場は県道18号線の一部とみられ、栄町が整備したものではないようです([3448])。

[3448]
 > 栄町「栄町の都市計画(水と緑の田園観光都市づくり)」
 > > 平成8年には26,000人を超え、昭和47年に打ち出した3万人構想は達成したと思われます。

 仮に、JR成田線の利便性が大幅に向上することがあるとしても、都市のインフラや財政の長期計画上、栄町の人口は3万人程度で均衡するよう、むしろ開発が規制されなければならない局面に入ることもあるのではないでしょうか。

・(参考)「学研登美ヶ丘駅」(奈良県奈良市、生駒市)付近のイメージです
 https://goo.gl/maps/JPiSMAbavhP2

・いわゆる「バス通り」
 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%B9%C4%CC%A4%EA

 > 地元の人が通称バス通りと呼んでいる通りは多々ある。

※国道や主要地方道などから分岐し、駅前広場のみに通じる行き止まりの道路(主に県道)で、通行する車両のほとんどが路線バスであるようすを表現しているとみられます。

・千葉県「県道 千葉竜ヶ崎線バイパス(印西市草深地先)が部分開通します!」(2018年1月9日)
 https://www.pref.chiba.lg.jp/dousei/press/2017/documents/300117chibaryuugasakisennbypass.pdf

 千葉県内では印西市側から道路(県道)の改良が進められているようすがわかります。2019年にも「印西市長門屋〜栄町安食」の道路が開通する予定だということです。

 https://www.pref.chiba.lg.jp/dousei/kaitsuu.html

 > 平成32年度までに開通(部分開通含む)が見込まれる箇所
 > 香取市沢 H29
 > 印西市草深 H29
 > 成田市天神峰 H30
 > 香取市富田 H30
 > (国)408号押畑拡幅 成田市土屋 H30
 > 印西市大森 H31
 > 印西市長門屋〜栄町安食 H31
 > (主)佐原八日市場線(豊橋) 香取市牧野 H31
 > (主)千葉臼井印西線(舟戸大橋) 佐倉市臼井田干拓〜印西市師戸 H32

 > 平成33〜35年度までに開通(部分開通含む)が見込まれる箇所
 > (一)郡停車場大須賀線 神崎町立野 0.4km
 > (主)市川柏線 松戸市紙敷

 「郡停車場」は、下総松崎駅の開業時の駅名です。「平成33年」は2021年、「平成35年」は2023年を指しているとみられます。下総松崎駅について、2023年までの道路の開通を前提とする鉄道側の計画が進行中であるかは不明です。

・「長門川」(栄町)のイメージです
 https://goo.gl/maps/n3cKLCdT26M2

・「都市ガス」(栄町)のイメージです
 https://goo.gl/maps/dgm8mCN5xxx

 ある一定の区域で道路網が完成しないと都市ガス(※簡易ガス団地[3434]を含む)が完備できない([3447])ことが知られています。なお、今回のJR成田線の線路切換工事で金曜日の深夜の電車が運休になることに対する、安食駅南口から成田駅西口への代行バスについて、千葉支社の発表では所要時間が30分とされています。深夜の運行ですから、住宅地を避け、また工事に関係する車両の動線とも交錯しないよう遠回りとなる道路を経由するのではないかとみられます。Googleマップによれば、県道18号線経由で9.9kmとされる経路では21分ということです。これを、あくまでGoogleマップによれば、成田安食バイパス、土屋交差点を右折、成田市体育館入口交差点を直進、成田警察署前で左折する経路では11.2kmで24分になるということです。これに余裕時分を加えて30分と案内しているのではないかと推定しました。(あくまで推定です。)

・Google ストリートビュー 「成田安食バイパス」「大型車駐車可」「土屋交差点を右折」「成田市体育館入口交差点を直進」「成田警察署前で左折」のイメージです(※独自に推定)
 https://goo.gl/maps/ZjKenrrKLbD2
 https://goo.gl/maps/5BpEvYgn7Ev
 https://goo.gl/maps/NTCV59qvMb12
 https://goo.gl/maps/Eu4LbM7Umuz
 https://goo.gl/maps/xaPGfQyc4UE2
 https://goo.gl/maps/8E5VhYjEZEL2

・「下総松崎駅」(成田市大竹)付近
 https://goo.gl/maps/25d5wtYBdR52
 https://goo.gl/maps/n3doiMLY47J2
 https://goo.gl/maps/n7QNWkNH2xP2
 https://goo.gl/maps/VF7ZmyHqaB92

 下総松崎駅のホームは、点字ブロックのある範囲で測って210mの長さがあるとわかります。また、安全側線があることから、下総松崎駅には上下列車の同時進入ができることがわかります。しかし、▼成田駅構内と成田空港高速鉄道線との間での空港アクセス列車の授受、それに▼鹿島線との貨物列車(※)の直通などにかかる成田駅での信号扱いの制約上、下総松崎−成田間で電車をフリークエントに運転することや、千葉方面に直通することなどが実現できない状況にあるとみられ、この区間で駅間の線路容量がじゅうぶんに活用されているとはいいがたい状況が続いています。

※神栖市のマーガリンなど、鹿島港周辺の工場で生産される製品([3087],[3517])を千葉・東京に運ぶ幹線的な貨物列車の経路になっています。

・鹿島臨海鉄道のイメージです
 https://goo.gl/maps/UHwSaFjDk2T2
 https://goo.gl/maps/KToGSHYKrUk
 https://goo.gl/maps/ymuE6XZsXVp

・「神栖駅」のイメージです
 https://chuco.co.jp/modules/special/index.php?page=visit&cid=161&lid=4616

 > 神栖駅で主に扱う荷物は、一般家庭の引っ越しの荷物から醤油、米、油などの食品、合成ゴムや薬品などの工業用品など様々。JRへのハブ駅となる鹿島サッカースタジアム駅まで、一度に最大18両・780トンのコンテナを運んでいるのだそうです。

 https://www.rfa.or.jp/publication/monthly_kamotsu/pdf/1701-01.pdf

 > しらすの二色丼
 > 赤魚の煮つけ
 > めんたいソフトクリーム

 > 周辺には石油化学工業や飼料などの工場が多く立地しているため、発送到着ともに化学工業品や化学薬品の取扱いが多いです。

※統計の分類上「油」とも「化学工業品」ともいいますが、それは「マーガリン」だということです。

・「西野内踏切」(成田市郷部)付近
 https://goo.gl/maps/cxittxDsuPu
 https://goo.gl/maps/e4TXp8y8aZ82
 https://goo.gl/maps/duyVTCeqqfv

 JR成田駅から直線で1.18km、線路としては1.4キロくらいの位置です。小橋川に架かる「郷部小橋」と西野内踏切との整合性が不明です。

・成田市「都市計画情報(なりた地図情報等)について」
 https://www.city.narita.chiba.jp/environment/page177800.html

 「都市計画情報」の図では、「郷部小橋」の北西側は小橋川に沿って、まったくの“空白地帯”になっており、都市計画上の地区計画などが未定であるとわかります。発掘調査などが完了しているのかも不明です。

・Google ストリートビュー 県道18号線「松崎橋」付近ほか(2017年7月)
 https://goo.gl/maps/CwKbPw1Gttv
 https://goo.gl/maps/xUzP9t2142x

 成田市の「都市計画情報」の表示では、県道18号線の「松崎橋」も4車線化される計画になっています。

・JR鹿島線(成田市土屋)付近の「根木名川」
 https://goo.gl/maps/3bziae14eAM2

 手前の線路がJR鹿島線に向かう香取方面の線路(単線)、奥に見えるのが成田空港に向かう成田空港高速鉄道線の高架橋です。

・日本経済新聞「「あしかがフラワーパーク」そばに新駅を 栃木県足利市が構想」(2016年12月10日)
 https://www.nikkei.com/article/DGXLZO10493920Z01C16A2L60000/

 > 新駅ができればあしかがフラワーパークへの来場手段を自家用車から電車に切り替えるよう促し、ピーク時は隣の佐野市まで5キロメートル超に及ぶという渋滞も緩和できるとみる。市の調べでは来場者の9%にとどまる電車利用を、20%にまで高める目標だ。

 > 足利市の概算では、駅前広場の整備なども含めた総事業費は15億円。

・「なかよしトンネル」(成田市花崎町)付近
 https://goo.gl/maps/EgwYvv1TQBs
 https://goo.gl/maps/JCPGD8Yuhiu
 https://goo.gl/maps/FKo6sLtDAhN2
 https://goo.gl/maps/cSNZypNhN3P2
 https://goo.gl/maps/gdBa5ycZfry
 https://goo.gl/maps/eFbPXeKbajQ2

 成田市の市道とJR成田線の交差部で歩行者の立体横断施設を一体的に備える「なかよしトンネル」の上部では、少なくとも線路5線以上の幅が確保されているとわかります。なお、成田駅での貨物の取り扱い(積み下ろし)は1983年(昭和58年)8月9日に廃止されているということです。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%90%E7%94%B0%E9%A7%85
 https://goo.gl/maps/24RKqCPUpsm
 https://goo.gl/maps/E3VeM3SKhsM2
 https://goo.gl/maps/xRKjyhhM1SH2
 https://goo.gl/maps/btbnP3o4GHK2
 https://goo.gl/maps/PWbhGnDCnaq
 https://goo.gl/maps/3zq9W6FmR9S2
 https://goo.gl/maps/AHiag3FhYQU2
 https://goo.gl/maps/JHLFkwVvVTL2

 成田線の複線化事業における成田駅付近の計画が不明ですが、成田線(成田−我孫子間)の複線化事業には成田駅構内は含まれないとみられ、成田駅のすぐ外方にあたる「郷部小橋」付近に、成田駅構内とみなされる実質的な信号場を設け、下総松崎から「郷部小橋」付近までが複線化されるということも考えられます。

 一方、成田湯川では乗り換えの流動が多くなると予想され、エスカレーターの設置をともなうバリアフリー化が事実上、必須になるとみられることから新駅の建設費が増大し、そのため、かなり多くの乗降人員が確実に見込める状況になるまでJRの新駅は「B/Cの値」([2938])が1を超えないのではないかと推定できます。

※開業後の維持費を圧縮するためエスカレーター・エレベーターの設置を各1台(エスカレーターは時間帯により運転方向を変えるなど)に留めるには、ホームは島式でないといけないとわかります。しかし、そのためには線形を大きく変える必要があったため、成田スカイアクセス線の開業時には取り組むことができなかったとみられます。

・成田湯川で築堤上の斜面に沿った単線のままスロープのみでバリアフリーを達成する駅舎を設ける場合のイメージです(※画像は日向和田駅です)
 https://goo.gl/maps/Xu6XBQN4n242
 https://goo.gl/maps/5MD6tkXWgHF2

・「吹田駅」ほか付近
 https://www.jr-odekake.net/eki/img/premises/0610128.gif
 https://goo.gl/maps/n4462K4SYtE2
 https://goo.gl/maps/BZc7TPs8jtP2
 https://goo.gl/maps/X9CM6cUQw4o

・「奥多摩駅」付近
 https://goo.gl/maps/hezVHjfxoit
 https://goo.gl/maps/RVtgDowif4s
 https://goo.gl/maps/53zVeG6h4ny

 青梅線は奥多摩までの全線が「電車特定区間」ですが、成田線は全線が「電車特定区間」ではない(※成田・佐倉と東京を結ぶ「電車(E電)」の役割を、実質的に京成電鉄が担っている)という違いがあり、線路や駅への投資の基準も異なると推定されます。単純に比較することはできないことに留意ください。

[3607]
 > > JRが希望する「1日2万人」
 > > JRが希望する「1日2万人」

 「電車特定区間」の新駅における、JR側が想定する利用客の最低数が明らかになったのは初めてではないかと思われました。成田線では、「電車特定区間」ではないということが、▼列車の本数(頻度)の面では不利ですが、▼新駅の設置に際しては有利にはたらくとも考えられます。

・ウィキペディア「西大宮駅」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E9%A7%85

 > 2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は9,187人である。
 > 2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は9,187人である。

 川越線は「電車特定区間」ではありませんので、このくらいの利用客で(も)成り立つように新駅(の収支)が計画されるようすがうかがえます。


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(約11000字)

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