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ツイッターへの投稿によれば、秋葉原でATOS駅装置に何らかの不具合が生じた模様です。
・ツイッター 秋葉原で撮影された写真(2014/10/3 19:50)
https://twitter.com/Hama_Hanayo874/status/517989980119900162
・ツイッター 秋葉原で撮影された写真(2014/10/3 20:10)
https://twitter.com/humiliationTM/status/517995103894257665
> JR秋葉原駅、発車標故障だそうで。放送は簡易。遅延情報は流れてるからATOSとは繋がっているのだろうけど…まあ、山手線はなくとも何とかなるか。
19:50の時点では電光掲示板が「調整中」の表示に、その後、20:10の時点では、ATOSの旅客案内装置が再起動された(というより、「できた」というべきでしょうか)とみられ、列車の案内なしで運行情報および「列車がまいります」の点滅表示のみという状態になっています。この時点では、駅装置内のダイヤの情報が空っぽになっているため、列車の時刻や行き先を案内できない状態になっているとみられます。
なお、秋葉原は構内にポイントのない非連動駅で、ATOSの駅装置が停止しても、安全上の懸念が何もないだけでなく、線区全体の運行にも支障がありません。単に、秋葉原の駅を利用する客が、電光掲示板のなかった一昔前のように不便な思いをするというだけ(※)といえます。
※これを「だけ」といいきるのは、このサイトを開設している者としては理念に反することではあるのですが、客観的には「だけ」といいきれます。
投稿にある「発車標故障」というのは、きっと駅員さんが「わかりやすく」説明するための表現で、「発車時刻を表示できない」ことを指して「故障」といっているのでしょう。写真の通り、電光掲示板(発車標)は故障しておりません。最もクリティカルな状況下でも「調整中」の表示が出せていたため、電光掲示板のバックエンドの制御装置にも問題は起きていないと見られます。
では何が起きたのか、といいますと、時期的に、山手線・京浜東北線の線区別ホストの更新にともなう、駅装置の更新が考えられますが、こんな時間帯(夕ラッシュ時)にかけて作業を行なうものなのでしょうか。突発的なトラブルだとすると、事前の作業によって潜在的に生じていた不具合が、きょうになって顕在化したということが考えられます。一般的には、日付や時刻データの不整合、各種IDの変更にともなう不整合、新旧のソフトウェアやデータの切り換えのミスなどが考えられますが、影響の小ささからして、事後に詳細な報告が公表されることもなさそうです。
ただ、運行情報が正常に表示できているからといって、ATOSのネットワークとの接続が活きているのかどうか、ちょっとわかりかねます。ネットワークが活きていれば、ダイヤの情報を再取得することもできるはずです。運行情報については、「改札外LED」の整備と同時に、全文が橙色での表示になるなどの変化もみられます。このときに、運行情報の伝達方法が、従来のATOSのネットワーク(運行に関わる基幹の回線)から、改札外LEDと同じ、より平易なネットワーク(DoPa網やWiMAX、事務系のIPネットワークなど)に移行していたことも考えられます。とすると、ATOSのネットワークとの接続が停止していても、電光掲示板に運行情報を流すことができるのかもしれません。この見立てが正解ならば、思わぬところで冗長化の効果が発揮されたことになります。
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