フォーラム - neorail.jp R16
発行:2018/5/25
更新:2023/4/11

[3647]

【報告書から読み解く鉄道の未来】

市原市「市原市都市計画マスタープラン」(2018年3月)を読み解く


前回までのおはなし
「マスタープラン」とは何か(再)
市原市「市原市都市計画マスタープラン」(2018年3月)をひも解く(紐)
【市原京急】市道「うぐいすライン」を遠い目で眺める(談)【パソコンあり】

(約44000字)

 [3265]の続きです。

・Google ストリートビュー 市原市「「更級日記」旅立ちのまちへようこそ」付近
 https://goo.gl/maps/yAgqLrtujAt

 > E ひのきのぼう
 > E ぬののふく
 > E おなべのふた
 > E てっかめん
 > E ヘビメタリング
 >  もものえだ
 >  ふくびきけん

 ぶきやぼうぐはそうびしないといみがないぞ…じゃなくて、「「更級日記」」(※かぎ括弧を含む)をPOP体で書いちゃいますかっ。…なんだかなぁ。

・市原市「市原市都市計画マスタープラン(2018年3月)」より「計画見直しの背景」ほか(2018年3月30日)
 https://www.city.ichihara.chiba.jp/joho/0202matidukuri/toshikeikakunogainen/head/toshi_masterplan2018.html

 > 本市では、2008年3月に当時の改訂市原市総合計画に即した「市原市都市計画マスタープラン」を策定し、これまでの成長・拡大型の都市づくりから、少子高齢化の進展を見据えた集約型都市構造への転換を掲げ、まちづくりの様々な施策を展開してきました。
 > しかし、計画策定以降、人口減少が予想を上回る速さで進行し、行財政運営の逼迫、地域コミュニティの衰退など、様々な課題が顕在化してきたことから、その対応に向け新たな取組が必要となってきました。

 2008年3月のマスタープランも、じゅうぶんに「見直し」を行なったものであったのではなかろうかとの理解にございますが、そのような理解でよろしかったでしょうか&しつれいしました。

※前回の記事([3265])では、2014年1月15日の「市原市交通マスタープラン」を参照しています。


●前回までのおはなし


 小湊鉄道線については、▼プロパルジョン編([3506])、▼運用編([3505])、▼線路編([3504])、それに▼施設編([3503])をあらかじめ参照して、趣味的・郷土史的な視点のみならず、地元・市原市の現在の視点に沿って、技術的な理解をなさってください。

[3503]
 > 1972年の房総西線の電化という契機(≒国鉄での工事の人員や資機材を順番に回してもらって、まったくの単独工事よりは割安になったかもしれなかった)もありながら、みすみす逃した(あまつさえ1977年までかけて漫然とキハ200形の増備を続けた)のが(カイシャとしての)小湊鉄道であるとの、重ね重ね積年のうらみぶしみたいで恐縮ではございますが、そういう認識でございます。

 房総西線みたいなのが電化されて「内房線!」になったんだから小湊鉄道線もそのうち電化するんだよねと心ひそかに思って光風台みたいなところに住宅をお買いになられたかたなどのお気持ちのほうなど勝手に想像しています。まさか21世紀になっても小湊鉄道線にキハ200形が走っているとは予想していなかったでしょう。いえ、そもそもキハ200形がいつまで使われるかということを、1980年代や1990年代に誰も考えようともしなかった、ひいては小湊鉄道が使い続けるとしていることに誰も違和感を持たないことが現状につながっているのではなかったでしょうか。(※恐縮です。)

 > 小湊鉄道線の輸送密度は1973年以降、下がり続ける方向にあるということからは、千葉・東京方面への通勤より市原市臨海部への通勤の需要(の動向)が支配的であることが想像できそうです。…1973年にはオイルショックといわれて何かが急激に冷えこんだのですよ&市原市臨海部はオイルそのものですからね。(棒読み)いま小湊鉄道線を利用している客の大半は内房線に乗り換えて千葉・東京方面へ向かうでしょうけれども、本来、小湊鉄道線を成り立たせる客というのは、市原市内で職住が完結するひとであったと推定できそうです。マイカーで通勤しちゃったら、だめじゃないですか。五井駅前で飲んでから遅い終電で帰れる高台のわが家。これだね。

 1973年それに1979年みたいな時期のショックが直撃している自治体であるので、2008年より前の諸計画等にあっても、まったく過大な予測などしておられなかったはずだと想像します。もっとも、予測が悲観的すぎても「先細り」に拍車をかけてしまいかねないと心配されましょう。

・「ショック」とはにわ(再)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF_(%E7%B5%8C%E6%B8%88)

・(個人のページ)「私は生まれていないので知らない!」付近ほか(2018年3月27日)
 http://bosoview.sakura.ne.jp/railroad/kominato/kominato.html

 > 1963〜64年には千葉へ直通していた時代もありました。(私は生まれていないので知らない!)

 > 最高速度は五井〜上総三又が65km/h、上総三又〜上総牛久が55km/h、上総牛久〜上総中野が45km/hと他のホームページで拝見しました。
 > 最高速度によって使われている線路の規格が違うのです。また線路脇にはコンクリート製のPCも置かれ始めており、軌道強化に乗り出しそうな感じがあります。2012年に入って、上総牛久駅付近のカーブに60km/h制限標識が立ちました。また上総久保駅付近で50km/hちょい出して走る列車も見ました。いよいよ上総牛久まで65km/h制限に、里見か養老渓谷まで55km/h制限に上げられたのでしょうか?里見〜上総中野の揺れはものすごいものがあるので、里見までですかね?

 https://goo.gl/maps/v4PcQhi1zTk
 https://goo.gl/maps/gaUYAkM2Dz82
 https://goo.gl/maps/CiXNfzGXpQQ2
 https://goo.gl/maps/k3joq6AmZuo
 https://goo.gl/maps/33X8VBhfmdm
 https://goo.gl/maps/WS9LJNzmm4r

 > スナ

 …うーん。

 > コンクリート製のPC
 > コンクリート製のPC

 それをPCともいうよ。(棒読み)

 http://bosoview.sakura.ne.jp/railroad/isumi/isumi.html

 > 小湊鐵道のキハ200形の置き換えの話は聞こえてこず、最古参の201がH22年に全検を受けてH30年まで使用できるようです。

 …はひ!?

 > 最古参の201がH22年に全検を受けてH30年まで使用できるようです。
 > 最古参の201がH22年に全検を受けてH30年まで使用できるようです。

 平成30年は2018年です。いわゆる予備車を削りながら(あるいは客車としての付随車みたいなのだけ中古で調達するなどしながら)2028年くらいまで(動力車は)キハ200形でしのぐなどとのうのうと言い放ったりなんてしませんよね。…えーっ。(棒読み)

・ウィキペディア「気動車の付随車」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%98%E9%9A%8F%E8%BB%8A#%E6%B0%97%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%81%AE%E4%BB%98%E9%9A%8F%E8%BB%8A

 > 江若鉄道や北海道旅客鉄道(JR北海道)においては、客車を客車の種別のまま気動車列車に組み込んだ例がみられた。

 > 2015年にJR九州が、「ゆふいんの森」で使用しているキハ72系に増備した1両がキサハ72形(キサハ72-4)であり、キサハ182-5201以来23年ぶりの旅客用新製付随車が登場した。2016年には、JR西日本が団体専用列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」で使用する87系寝台気動車を新製し、うち2号車(キサイネ86-101)、3号車(キサイネ86-301)、4号車(キサイネ86-401)、7号車(キサイネ86-501)、8号車(キサイネ86-201)、9号車(キサイネ86-1)が付随車となっている。また、JR東日本も同じく2016年に団体専用列車「TRAIN SUITE 四季島」で使用するE001形を新製したが、こちらは動力方式として架線集電により駆動する電車の機能とディーゼル発電機により発電した電力で駆動するディーゼル・エレクトリック方式気動車の機能を併せ持つ新システム「EDC方式」を採用しており、電車と気動車の両方の性能を併せ持っている車両である(このうち、E001-4である4号車からE001-7である7号車までが付随車となっているが、付随車を表す「サ」の記号は付されていない)。

 あえていえば最終的にキハ200形の古いほうから半分くらいまでを『キサハ200形』に改造(動力を撤去して軽量化)みたいなことは行われる可能性があるかもしれないとすら思えてきます。…なんだかなぁ。そんな改造をするくらいなら209系500番台の廃車されそうなサハだけタダ同然で買い付けてテキタウな改造で3両編成の2号車として使うなどの…ええーっ!!(棒読み)アコモはこれで大幅に向上するんです。誰も文句はいいますまい。あまつさえ編成がおもしろいとなれば撮影に訪れるひとが増えるに違いないですばい。これだね。もっといえば、211系の平屋のサロみたいな車両が大量に出たときにそういう施策を講じることもできたんじゃないんですか。…えーっ。(棒読み)

 http://s707721169.up.n.seesaa.net/s707721169/image/DSC07480.jpg

※ホームの高さがアレですから荒唐無稽な話だと思ってください、の意。もっとも、いつかは程よい高さまでかさ上げすることが期待されていましょう。ホームのかさ上げごときがそんなに一大事業のわけがないっ。…一度に施工しないといけない、そのスケジュールをよく計画するというのがたいへんだということですね、わかります。そういう間接部門みたいなものの“厚み”が(鉄道に関しては)ないカイシャだとは思うんですよ。(法定の)責任者しかいなくて(実際の)“手足”になれるひとがいないんですよ。違うんですかねぇ。(メッソウではございました。)

[3574]
 > > おのれ!間接部門
 > > おのれ!間接部門

 > > 直接部門から湧き上がる不満に対し、当の間接部門からは戸惑いと反論の声が上がる。「雑務を増やしているかもしれないが、全て法令順守と効率化のため」が共通の見解だ。「それにしたって他にやりようがある」と主張する直接部門との溝は、簡単には埋まりそうにない。

 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11171195166

 > 名古屋駅はステップ付きの485系やブルトレが入線しなくなった時点で、すべて嵩上げを完了しています。

 https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks05/documents/h28-1shiryou04-2.pdf#page=3

 > ホーム嵩上げ
 > (B)確保維持:地域公共交通確保維持改善事業費補助金

 補助金があってもなお、計画するのがめんどい(たるい)などと…なんだかなぁ。

・「たるい」
 https://dictionary.goo.ne.jp/jn/139299/meaning/m0u/

 > 疲れや病気などで、からだを動かすのがおっくうである。かったるい。

 テキタウな時期にテキタウに事業しなはれよと(監督官庁からも市原市からも)いわれてもまったくできないようすを見るにつけ、「たるい」と形容したくなってまいります。

・ふいんきのある「サロ211」(25.8t)のふいんきです
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84211%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/d/dd/JRE211-1000_green-car_inside.jpg
 https://blogs.yahoo.co.jp/s_limited_express/31526069.html

 > 211系独特の平屋グリーン車・サロ211とサロ210は現在、首都圏で運用されている普通列車用グリーン車として唯一の平屋構造です
 > 側窓の感じは九州で導入されたキハ31形と似ていると思います。

 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/1/14/Kumagawa-rail_KT31_KT-311_hitoyoshi.jpg
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84%E3%82%AD%E3%83%8F31%E5%BD%A2%E6%B0%97%E5%8B%95%E8%BB%8A

 …確かに。(※感じかたには個人差があります。)

 > 車内は空間が広くて開放的な感じで、側窓は1列ごとにあります。
 > 私はこのサロ211とサロ210が好きでした

 http://naganowakaho.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/211c3211-100620.html

 なお、小湊鉄道線の「キハ200形」は30tとされています。それより4.2tも軽いんですから、前後をキハ200形で挟めば走行できたはずですよね。本当でしょうか。

・「国鉄123系電車」「クハ715形100番台」のイメージです
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84123%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84419%E7%B3%BB%E3%83%BB715%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A

・ウィキペディア「スナ」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E6%92%92%E3%81%8D%E8%A3%85%E7%BD%AE

 > 少数の動軸に大出力をあたえる機関車にはたいてい装備されている。
 > 急勾配区間を少数の動力車で通過するなど運転される線区の条件によってはこれを装備しているものがある。

 > 従来の砂撒きの場合レールや車輪を傷つけてしまい、車輪転削やレールを研磨する頻度が上がってしまうが、セラミックであれば軽減されるといわれている。

 http://www.kominato.co.jp/news/sunahaifu/sunahaifu.html
 http://www.kominato.co.jp/news/sunahaifu/IMG_0752.JPG

 > 「すべらないさ(砂)!」
 > 「すべらないさ(砂)!」

 …ぐふっ。

[3505]
 > 小湊鉄道線の全線で、同時に運転されている列車が最も多いのは、▼7:04〜7:07の3分間と、▼7:35〜7:41の6分間、それに▼7:57〜8:02の5分間における、5本の列車(※1日のうち計14分間だけ、5本の列車が同時にどこかを走っている)であるとわかり、ほとんどの時間帯には、2〜3本、ラッシュ時でも4本しか同時には走っていないとわかります。

 > 通信でいう「同時接続数」みたいな見かたです。

[3504]
 > CTCを導入していない以上、指令所は置かないよ(=指令所を置かなくていいように、CTCとみなされうるような機械や通信設備は導入しないよ)、という方針が変わらなかったのではないかなぁ。『営業所!』で点呼した後は運転士任せで何かあったら無線で言ってね(『話し中』のときはちょっと待ってね)…バスじゃあるまいし。いえ、この体制のままではバスくらいの運行しかできまいて。それが「最大でも同時5列車!」というところにのしかかっているのだと、たぶんこういうわけです。

 現状を維持するには動力車は5両あればいいんですよ。忙しい時間帯だけプッシュプルするのにもうちょっと上乗せがあれば足りちゃうと言い放つことすらできてしまう程度のダイヤ(運行計画)しか組まれていないんですよ。そこが問題なんですよ。市原市が想定する公共交通の水準って、そんなものなんですか。…えーっ。(※個人の感想です。)

※厳密なソレではないですが、素朴には、五井−里見間で同時に最大7列車、里見−上総中野間で同時に最大3列車の、あわせて同時に最大10列車くらいが走っていてほしいと、そこから逆算してPRCの導入や車両の数を決定してほしいと思うんですよ。本社で無線の番をする人が1人だから5列車までだよねみたいに、そちらから決めてしまうのでは公共交通じゃなくて、まるでツアーバスみたいな私的な事業にしかなっていないとみなされるわけですよ。(※見解です。)

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%90%E3%82%B9#%E8%A6%B3%E5%85%89%E3%83%90%E3%82%B9%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E8%80%85%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%81%97%E3%82%8F%E5%AF%84%E3%81%9B%E3%81%A8%E5%AE%89%E5%85%A8%E6%80%A7

 > 2000年と2002年に道路運送法が改正され、バス事業の規制緩和が行われたことにより貸切バス事業へ参入する会社が急増した。
 > 法令により労務管理が的確に為されている高速路線バスに比べて、高速ツアーバスは安全面に問題があると指摘されている。

 社長が中古のバスを買ってきてじぶんで運転みたいな業者がゲフンゲフン。まったくゲフンゲフンだよとはこのことだよ。じゅうぶんにもうかったと思ったらやめるんでしょ。まったく私的な事業だよとはこのことだよ。(※見解です。)

 > ツアーバス台頭による高速バスの減収でJRバス東北が生活交通路線を廃止せざるを得なくなった現状が紹介されている。また、西鉄バスは路線バス事業の赤字を、高速バス事業と鉄道事業で補填していたが、雇用減少による通勤客の減少・高速道路の無料化社会実験により赤字拡大と高速バス収入が伸び悩み、2009年度から不採算路線の減便・廃止、営業所の統廃合、社員の解雇などが行われた。

 高速道路はきちんと有料でオネガイシマス。

・市原市「地域公共交通確保維持改善事業・事業評価(生活交通確保維持改善事業計画に基づく事業)」(2018年1月23日)
 https://www.city.ichihara.chiba.jp/kurashi/kotsu/kotsu/oshirase/24jigyouhyouka.files/tetudouannzenn.pdf

 > ・車両全般検査
 > ・重要部検査
 > ・E制御弁取替工事

 > 計画的な全般検査を実施することにより年間利用者130万人の輸送の安全性の向上が図れた。

 そこに延べ数で130万人と書いたからって、ぜんぜんうれしくないんだからねっ。(※表現は演出です。)企画乗車券を買った観光客が延べ4.1万人で、そうじゃない乗客は1日あたり約3400人ですぜ&実数でいえば4万人くらいなんですぜ★お客さーん。…その発想はなかった!(だからありますってば!!)

・木更津市「木更津市地域公共交通網形成計画」(2018年3月28日)
 http://www.city.kisarazu.lg.jp/14,66408,58,318.html
 http://www.city.kisarazu.lg.jp/resources/content/875/20180328-114418.pdf

 木更津市内を通るバスの状況が一覧されています。結果的に、小湊鉄道のバス路線の概況がよくわかる資料になってございます。

・茨城県、(一財)地方自治研究機構「【確定版】報告書(後編)全体」(2017年4月11日)
 http://www.rilg.or.jp/htdocs/img/004/pdf/h28/h28_02_02.pdf

 …そっちは大洗鹿島線ですよぅ。

 > 青い森ホリデーフリーきっぷ
 > 全国のコンビニで購入できる。
 > 中学生・高校生専用に、通常の「青い森ホリデーフリーきっぷ」の半額で「学トクホリデーフリーきっぷ」を販売している。

 ほぉお。

 > あんしん通院ペア乗車券
 > [京都丹後鉄道(京都府・兵庫県)]
 > 通院する本人と、その付き添いの方の合計2名で、1名分の運賃となる企画切符。平日の乗車日当日に限り有効。購入の際は、通院証明書(診察券・予約券等)の提示を行う。

 ほぉお!(以下略)

 > みさきまぐろきっぷ
 > みさきまぐろきっぷ

 …そっちは京急油壺マリンパークですよぅ。PDFの70ページまでパワポみたいなのを列挙しただけとはケシカラン。…実にケシカラン。そのあとも116ページまで、70ページまでのをもう一度ことばで述べたのと、ヒアリングの1問1答をそのまま載せたみたいな&まったくもってケシカラン。(※見解です。)

 > (PDFの163ページ)
 > 鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の利用促進による沿線地域の活性化に関する調査研究
 > 委員名簿

 機構の研究員2名と教授の共著で、個人に文責を持たせて、きちんと考察を述べていただきたいとはこのことだよ。(※見解です。)

 > 初回の研究会において挙がった議論は、施策のターゲットとして定期客を想定するべきか、定期客以外を想定するべきかに多くの時間が割かれた。無論、そのいずれも議論すべきであり、効率的な施策が選ばれる必要がある。
 > どちらかといえば、定期客を捕まえる方策の方が、定期客以外を捕まえることよりも易しいといわれることがある。1人の定期客を捕まえれば年間400人の定期客以外を捕まえたに等しいのである。

 あのねあのねー!!(=後述)

 > 2000年に実施された改正鉄道事業法の施行により、需給調整規制が撤廃されたこともあいまって、2000年以降全国で22路線、延長532.2kmの鉄道路線が廃線となっている。このように、我が国の地域公共交通は利用者減少による衰退及び縮小の状況下にあるといって過言ではない。

 気がついたらバスもありませんでしたみたいなことが起こりうる制度になってしまっているんではなかったでしょうか。…なんてこったい。

[3625]
 > あのねあのねー(違)「便利」というのは底なしというか天井知らずというか、そういう対数的なアレですから、「(1)便利」といいきるほうが難しいんですよ。「ジョーンズ先生は、いい先生ですか?」については[3461]を参照。

[3461]
 > 抄訳:「ジョーンズ先生は、いい先生ですか?」この問いには「Yes」か「No」で答えることができますが、実際に生徒たちがどのようにジョーンズ先生を認識しているのか(=ジョーンズ先生の授業を何回か受けたり、授業以外でも会話するなどしない限りわからない人がら)について、調査者が正確な詳細を知ることにはつながりません。

 > 抄訳:ポリシーはどうであるべきかという問題そのものを問うてはならない。研究では、▼人々が実際のポリシーにどう反応しているのか、または、▼実際には運用されていないが具体的なポリシーを提案してみて、それに対してどのような態度をとるのかということを問うものである。

 > ミシガン州立大学2006年の見解です

[3625]
 > 大磯駅前が「便利」かどうかというのは、▼スリーエフがあるのを知っているか&利用するか、▼タクシーは利用するか、▼図書館に行くため駅までバスを利用するか、▼じぶんで運転してきた車を駅前に駐車して電車に乗りたいか、みたいなことを列挙して、1つずつ問わねばならないのですよ。…その発想はなかった!(えーっ。)

 同じく「定期客を想定するべきか、定期客以外を想定するべきか」みたいなことを問うてはならないし、それを「議論」だと思っていてはいけないのだと理解いただきたい。われわれの知りたいことを調べるために何を列挙して問えばいいかを検討するのが議論、そして調べた結果についてどのように考察を述べるか合意するのが議論だと、こういうわけです。結果的にまとまらなかった、あるいはまとめようとした形跡のないものは、議論のつもりで開始したとしても、それが議論であったとは認められないわけです。(※見解です。)

・「JR東海キハ85系気動車」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E3%82%AD%E3%83%8F85%E7%B3%BB%E6%B0%97%E5%8B%95%E8%BB%8A

 > 日本車輌製造・新潟鐵工所・富士重工業
 > JR東海発足後の新形式第1号
 > 1989年の通商産業省グッドデザイン商品
 > 2018年4月1日現在では名古屋車両区に80両が配置
 > 2017年6月7日、JR東海から特急「ひだ」「南紀」用として、新たにハイブリッド気動車の投入計画が発表された。2019年末に先行量産車を完成させ試験を行い、2022年以降に本格導入予定となっている。

 > 2018年に入ると置き換えを待たずして車内への無料Wi-Fi設置と和式トイレの洋式化改造を行う計画が発表されている。

 そこまで『現代の水準!』でよく整備された状態になってからの「置き換え」(2022年以降)といって、本形式はどこに転用されるんですかねぇ。