・八十八番! げじっとげじげじFGT! ・龍ケ崎市「昇龍ストーリー(試案)」を読み解く(仮) ・「7つのキーワード!」の「次元の呪い」を解いてみる ・表1 「7つのキーワード」を分解する試み ・表2 「7つのキーワード」を構成する3つの因子のようなもの(独自に推定) ・表3 3つの因子のようなものによる「7つのキーワード」の次元削減(独自に作成)
(約12000字)
英語で繊細なニュアンスを表現する(≫したいなぁ、という)はなしについては「C2」([3132])を参照の上、[3172]に続いて英語の話題だとかなんとか…ゲフン。
★八十八番! げじっとげじげじFGT!
・観光庁「広域観光周遊ルート形成計画の国土交通大臣認定について」(2015年6月12日)
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news04_000117.html
> ルートの名称(英訳含む)
> アジアの宝 悠久の自然美への道 ひがし 北・海・道
> Hokkaido - Route to Asian Natural Treasures
> 日本の奥の院・東北探訪ルート
> “Exploration to the Deep North of Japan”
> 昇龍道
> SHORYUDO
> 美の伝説
> THE FLOWER OF JAPAN,KANSAI
> せとうち・海の道
> The Inland Sea, SETOUCHI
> スピリチュアルな島 〜四国遍路〜
> Spiritual Island 〜SHIKOKU HENRO〜
> 温泉アイランド九州 広域観光周遊ルート
> Extensive sightseeing route of ‘Onsen Island’ Kyushu
うーん、うーん、うーん……。上から順に、思ったことを以下、率直に記します。
・「シルクロード」と「至宝」→「プライムロード」と言い換えという「あん易」な連想だと見受けます。「ひがし北海道」は「新南口!」…いえ、「みなみ西口!」や、「みなみ北本!」「おおさか東!」のソレですね。もっと具体的に「めり〜な口!」「シャポー口!」「釧路湿原!」などと言及したほうがよほどいいと思われました。
・東北を「奥」と言ったのは歴史的なソレで、いま「奥」ということを強調することは差し障る(北海道は日本ではないのか等)と思いました。すなわち、「奥」の字を使った新しい表現を好き勝手につくりだすことは避け、いくらつまらないと思えても「奥の細道」「陸奥」「みちのく」をそのまま引用したり、「奥州」「奥羽」など地名として定着しているものをあくまで地名として用いることに限ったりしたほうがよいでありましょう。
・「陸奥国」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B8%E5%A5%A5%E5%9B%BD
・英訳されていません。再提出されたいと思いました。少なくとも英語で説明できない施策(呼び込む旅客が中国語圏であっても説明が英語でできるということは別格の要件でしょう、の意)に税金を投じてはならないとまで言われるくらいの時代が、そろそろ訪れてよいのではないかと感じます。(感想は個人です。)
・菊ですか桜ですか梅ですか…「華やかなりしニッポン『ずい一』の繁華街!」というニュアンス(上品ぶれば、お座敷列車やホテルの部屋の名前などの「華」のニュアンス)を意図して「FLOWER」としても意味不明ではないでしょうか。「central」とか「broad」だとか、よなよな高らかに歌い上げる不夜城的なソレをにおわせたほうが…ゲフンゲフン。そういうのを(六甲山の)『高み』から眺めて「100万ドルの夜景!」だとかなんとか。
・「不夜城」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%A4%9C%E5%9F%8E
・「随一」
https://kotobank.jp/word/%E9%9A%8F%E4%B8%80-539498
・朝日新聞「春節の六甲山、こたつで夜景 外国人客をおもてなし」(2016年2月10日)
http://www.asahi.com/articles/ASJ295VV3J29PQIP01V.html
> 中国の旧正月「春節」の期間中、六甲山上の展望台「天覧台」(標高737メートル、神戸市灘区)で、こたつに入って山からの風景を楽しめる初のイベント
> 六甲山観光によると、期間中に海外からのツアー客だけで5千人以上が六甲山を訪れるといい、
> 約40平方メートルのスペースに七つのこたつが設置され、最大で30人が入ることができる。
> 有料でおでんや豚汁などを楽しめる。営業は10日から14日までの各日、午前11時から午後8時まで。
※ゆくゆくは同時に30人が入ることができる「ジャンボこたつ!」で「回転率を向上!」などと…(略)。こうして「とわいらいとニッポン!」は「AB海老ななめうえっ!!」に進んでいくのですよ。「AB海老」([3129])、「左斜め上」([2926])、「右肩上がり」([3046],[3154])も参照。「タイトー海老名開発センター」については[3141]、「バンダイナムコ」については[3176]を参照。
※「有料でおでんや豚汁などを楽しめる」が正直ですねぇ。雰囲気なんですよ「雰囲気!」、「味のほう」は期待しないでちょうだいね、というニュアンスが漂います。だいたい、標高737メートルまで急に上がれば感覚器官が何がしかの変調をきたしそうに(素朴には)思えます。…おおー! 豚を見ながら豚汁っ! 「本格豚汁」と書かれた赤い布をはためかせながら「豚の見えるテラスこたつ!」で豚汁ぅ!! …などと(略)。説明しよう!! 「音羽山清水寺のほう!」で「祈とう!」を受けた北海道産こんぶのだしが香るおでん(※こんぶは入っておりません。)!! これがニッポンですぞ!! サービスサービスぅ!!
・(参考)北海道産こんぶ
https://www.kurakon.jp/ency_kombu/03.html
・カシオ計算機「標高と水の沸点の関係」
http://keisan.casio.jp/has10/SpecExec.cgi?lang=&path=09100000.%82%DD%82%F1%82%C8%82%CC%8E%A9%8D%EC%8E%AE%81i%90%B6%8A%88%81j%2F05000000.%8E%C0%97p%2F10000104.%95W%8D%82%82%C6%90%85%82%CC%95%A6%93_%82%CC%8A%D6%8CW%2Fdefault.xml&tmppath=&rand=51876346494.4004&cp=#!
・日本語が…「瀬戸内」は漢字で記されないとピンと来ず、「海の道」はあまりにもソレだと(造語が好き勝手すぎる上、『造語としてのレヴェル!』も高くない、の意)思われます。「釧路湿原!」と同じで「瀬戸内海!(瀬戸内!)」と、バーンといえばいいんですよ。なるほどなるほど、それで?(もしゃもしゃ)…あざっす。
・意味はわかりますが、(無形あるいは一部有形の)文化財としての「お遍路」を、あくまで文化財だと扱う視点が、観光行政(あくまで行政なんですから)には不可欠ですが、大丈夫なんでしょうか、と心配されます。(日本では?)観光というと「体験するもの、楽しむもの、遊ぶもの」という早合点があるように感じますが、「勉強するもの(歴史、文化、自然などを学ぶもの)」も観光であるのです。霊場を訪れてなお、お参りはしないんだという観光客をきちんとナビゲートできなくてはなりません。(「体験すればわかるから!」などといって、『長い説明』を端折ってはいけないのです、の意。)
・(参考)修士論文「「四国八十八箇所霊場と遍路道」の文化財的価値に関する考察」筑波大学(2014年度)
http://nc.heritage.tsukuba.ac.jp/master/download1/?action=cabinet_action_main_download&block_id=706&room_id=16&cabinet_id=3&file_id=52&upload_id=922
http://nc.heritage.tsukuba.ac.jp/master/m-thesis/?lang=english
※「これはひどいガイドらしき人ですね」事案([3180])も参照の上、仮には日本文化や日本の歴史を学んでいる海外の大学院生が「安い旅行」で訪れて「ガイドらしき人」をつかまえて英語で質問をまくしたてる(文化財行政や世界各国の事例も知っているという前提で質問される)、ソレにバッチリ応えることができなければ、期待を裏切ってしまうのです。「安い旅行」で訪れた訪日客なんだからガイドなんて適当でいいんだよ適当で、などと言い放つことはできないのです。そうした態勢をバッチリ整えられなければ「(文化財の)公開や活用が十分とはいえない」とされて「○○遺産」の認定取り消し処分へ(まさに懲戒的な意味で、の意)、ということにもなりかねません。ユネスコの認定に見合う国際的な公開や活用の態勢をきちんと整えることは、とってもハードルが高いことであることを、正確に理解された上で認定を目指されたのか、疑われます。
・「観光」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%B3%E5%85%89
・「extensive travels(周遊型旅行)」という専門用語があるようですが、これ(の一部)をそのまま使うと、旅行業界の意図が見えすぎて興ざめです。(駅で「びゅう旅行商品」とアナウンスされるはなし[2960]も参照。)「九州温泉めぐり(アラウンド九州!)」だとか「オール九州温泉!」だとか、あくまで旅行客の視点で「ぐるっと九州」な感じが出されたいのではないか(そういう動機だったのに、どこでどうしてこうなった? 、の意)、とうかがわれました。
固有名詞や造語をバーンと、前後を「〜(波線)」で挟んで「どやっ!」と示すのは日本語のソレ(雑誌や広告物での表現方法のひとつ)で、英訳してなお全角「〜」で挟んでいいのかと気になります。英訳すれば示す順序も逆になって「SHIKOKU-HENRO: Welcome to the Spiritual Island!」のようなソレになるんではないかと思いました…ちょっとだけ。それにしても「Spiritual」はないだろう、「Historical」だとかなんとか言い換えできないのだろうかと心配されます。これはもう、大いに心配されるといって「過言」ではありません…全然ちっともまったくこれっぽっちも、です。
・(参考)個人のブログ「「地蔵」って英語でどう説明するの?」
http://edc2015.seesaa.net/article/432139757.html
歴史や文化について説明することと、直接に「Spiritual」な体験(のできる旅行)を宣伝することとの間には、(比ゆ的には)『108段くらい』の段差があるはずだと思ってください、ぜひ。日本語ならできることが英語になったらできないというのは許されないことです。(いえ、日本語でもできていないから英語でもできないんですね、わかります!)
・羽田空港 国際線旅客ターミナル「CAFE 108」
http://www.haneda-airport.jp/inter/premises/tenant/5200100050500000/
> 日本の喫茶文化をイメージする和ブレンドのリラックスコーヒーをご提供します。
※『108段』の階段を上りきると「美しい時代へ」…などと(略)。
・(参考)「九州八十八湯めぐり」
http://www.88onsen.com/
九州島内(世界37位の大きさ!)には無数の温泉があり、名前がついていて(≒成分や温度など調査済みで)、かつ「お客さま」を迎えられる水準の温泉だけに限っても88箇所もあるということですね。まさに「温泉アイランド!」で、日本語としてのネーミングはバッチリだと思います。しかし、「extensive」では「引き延ばした(旅程)」「追加の(訪問地)」「(旅行期間を)延長した(旅行)」と、こう、いかにも旅行業の「えいーじぇんとっ!!」が両手をもみもみ…というイメージですよねぇ。
・「お手柄!『もみ手団』」(2006年12月15日)
http://www.famitsu.com/game/news/1188182_1124.html
・「『39周年』を記念したスタンプラリー」(2012年3月17日)
http://atos.neorail.jp/atos3/news/news_120317.html
※ありがとう〜っ! といって「39」だとか、「53」と書かれたゴミ箱だとか、グローバルじゃないのはいけないと思いま〜す。
★龍ケ崎市「昇龍ストーリー(試案)」を読み解く(仮)
こちらは英語の話題ではないのですけれども、こう、『英語で説明できない感じ!』はかなり高めです。
・ツイッター(2016年2月19日PST)
https://twitter.com/1004takadai/status/700843795856781312
> 当駅がマザー牧場の最寄駅である佐貫町駅ではない事を案内する、常磐線の佐貫駅 w
・個人のページ
http://ekikaramanhole.whitebeach.org/?p=4540
http://ekikaramanhole.whitebeach.org/images/2010.05.02.0/b.jpg
> 名前が似ているせいか、千葉県富津市にあるマザー牧場の最寄駅、佐貫町駅と間違えてここまで来てしまう人が多いようだ。
・マザー牧場「公共交通機関をご利用の方」
http://www.motherfarm.co.jp/howto/access/public.php
> ※茨城県に類似駅名「佐貫駅」がありますので、検索時はご注意ください。
> ※茨城県に類似駅名「佐貫駅」がありますので、検索時はご注意ください。
※あとはもう、ナビタイムさんが独自の判断で「佐貫町(マザー牧場最寄駅)」「佐貫(茨城県龍ケ崎市)」と、識別性の高い文字列で駅名候補を選択させるなど工夫されない限り防がれないと思いました。
・個人のブログ「佐貫町行き」(2013年11月9日)
http://ameblo.jp/sotobo-rapid/entry-11679370450.html
・個人のページ(とみられます)「佐貫駅」(2011年3月13日)
http://ryugasaki.sitemix.jp/now/2011/2011_03/jisin_2011_03_1.html
・個人のブログ 佐貫駅の駅名標(2016年1月13日)
http://onetouchdrawing2008.at.webry.info/201601/article_13.html
※駅名標に所在地(市町村名)の表記はありません(後述)。複数の自治体にまたがる大船駅や(西武池袋線の)秋津駅のような例があるので一律、表記しないということなのかなぁ、と想像されます。
・龍ケ崎市 総合政策部企画課「JR東日本 常磐線佐貫駅の改称に関する影響度調査 業務委託 報告書」(2014年9月)
http://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/procedure/2014121600054/
http://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/procedure/2014121600054/file_contents/eikyoudochousahoukokusho.pdf
> (18ページ)
> 【今後考えられるまちづくりの基本テーマ《昇龍ストーリー》(試案)】
四角で囲み「引用ですよ」と示したうえ、四角の枠内でさらに下線を引き、さらに何重にも括弧で囲むというハレモノ扱い…いえ、「行政としての中立性のようなもの」を何とか確保しようと、まともな担当者(「法学B」「法学A」ともにバッチリ、の意)が一種「腐しん」した跡が見受けられます。(あくまで推察です。)
> (26ページ)
> 市長
> 駅名改称戦略推進チーム
> 外部ブレーン
> 庁外連携
こう、「執行役員!」が「戦略的ナントカ!」で「ドドドドド」([3071])とも似てトレンド(「なう!」で「ヤバい!」≒カッコいい、の意)なのだろうと思う反面、とってもあやういのではないか(「30年後の検証可能性」より「3年後の実現性」が優先される、の意)と感じさせられる「<体制イメージ(案)>」だと思いました。
業務委託の入札(指名競争入札)の公示日が2014年7月31日で同9月付の報告書が12月に公表されたというタイムラインではございますが、どういうタイムラインなんでしょうねぇ、といって、牛久沼のほうを眺めてみます。
・Google すとりーとふぁいたー 「牛久沼東」交差点
https://goo.gl/maps/2LU8Z7uGuJy
・龍ケ崎市 総務部契約検査課「落札等情報」
http://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/procedure/2013081301339/file_contents/H26buppin.pdf
> JR東日本常磐線佐貫駅の改称に関する影響度調査業務委託
> 龍ケ崎市内全域
> 指名競争入札
> H26.6.13
> 応札者又は見積者:
> 株式会社都市環境計画研究所 茨城営業所
> 株式会社協和コンサルタンツ 茨城営業所
> 筑波総研(株)
> 予定価格(税込・円):1,512,000
> 契約期間:H26.6.17 H26.9.14
> 落札者等:株式会社都市環境計画研究所 茨城営業所
> 落札等価格(税込・円):1,339,200
※(働く側の手取りでなく会社の人件費として)月21万5千円くらいで働く人が2人で3ヶ月というソレなのでしょう…たぶん。
十中八九、業者のかたのほうが「高度な知見」を持っていて発注者のほうのかた(役所でなく首長や議会など)がグダグダというのが常であるという偏見(※偏見ではあるんですが、これ、首長として自覚されたい「第4種謙きょ」でもあります)を持ってみます。
・「こんな感じでひとつたのむよ」事案:報告書の「1ページ」(ページ番号において)がわずか「1ページ」(ページ数において)、さらに「1ページ」(紙幅において)の半分しか書いてあられないという、なんともあられのない…いえ、「冷めたピザは***貧!」ともなんともいいあらわしようのない状況となっております。メッソウもございませんが事実です。
この「1ページ」(ページ番号において)の内容が、発注者から出された「ひとつたのむよ」条項だとわかります。
> 調査項目
> (1)*****効果等の影響度調査
> *****一致することによるメリット及び相違することによるデメリット
> *****波及効果(投資効果)の検証
> (2)*****方向性の提言
※え゛ー、それだけぇ? …といって業者が「く悶!」されるようすを指して(発注者がケシカランというのでなく、発注者というのは往々にしてそういうものだという『第1種諦かん』のようなものとともに)「こんな感じでひとつたのむよ」事案と呼んでみます。(たいへん恐縮ですが想像です! レッツメッソウ!! メッソウの在庫豊富にゴザイマッス!! …花とゆめも魔法もメッソウも、あるんだよ、などと…(略)。)
・「一致することによるデメリット」「相違することによるメリット」も、形式的に検討しなければエレガントとはみなされません。
・「影響度」とは何か、何なのかっ! …と、定義が必要です。
・市長っ! 「提言」は業務委託になじまないと思いま〜す。
3案(後にも先にも3案!)を提示して「複数案の定量的比較」くらいの「これなんだがどうかね」条項を示されての、せめて「だいたいの方向性(ますたぁぷらん的なもの)は見えているんだが確証(=数字)がほしいのだよ」案件くらいになっていないと、業者としても手ごたえがなくやりがいのない仕事なのではないのかなぁ、と想像してみます。(あくまで想像です。)
・「*****なんだが *****でどうだい?」案件(本文とは無関係です)
http://pds.exblog.jp/pds/1/200712/22/93/e0125093_19464178.jpg
例えば、「A案:地元負担による(即時)駅名改称」「B案:地元負担なしでの(長期的)駅名改称」「C案:地元負担による(即時)副名称掲出」「D案:条例による駅名標への所在地表示義務化」「E案:条例または協定による駅構内まちづくり広告枠無償貸与」等々、「龍ケ崎市」をアピールする方法は無数にあるのです。
いかなる指標によって効果を測定する(と決める)のか、そこが先になくては「影響度」の定義も決めようがありません。
定住人口の増加で税収増、大型事業所の誘致で税収増&雇用確保、観光客など来街者の増加で小売業などの利益増で税収増、と、(市民や議会でなく、ましてや一部の小売業などだけでなく、自治体としての)龍ケ崎市にとっての利益を測定することのできる指標といえば、さほどバリエーションはないでしょう。
・(参考)ツイッター(2016年1月23日PST)
https://twitter.com/yucccCccccca/status/690820190288801792
> 袋文字の違和感。もしかしてだまし絵?
・(参考)ツイッター(2015年10月29日PST)
https://twitter.com/toriaezu_ponshu/status/659964513555345409
> 例えが秀逸すぎて。
> RT *****:
> デザイナ
> ケーキ案と納豆案です
> クライアント
> ケーキも納豆も捨てがたいので混ぜて!
『焼肉定食!』を注文したのに「本日のライスはミニカレー丼になります☆」みたいなソレですね、わかります!! 「トマトしるこ」…いえいえいえ、「繊細なシーフード!」が「すもーきんぐすもーかーずすもーくっ!」で「だいなしっ!」などと…(略)。味を評する言葉として「うまい」と「まずい」しか持たない種類の人たち(=しかし愛すべき、きっと他の分野では「活やく」されるに違いない人たち)に味を評させてはいけないのだとわかります。
※どうしても評定を頼むなら、評価尺度もこちら(専門家である納品側)からお渡ししないといけないんですよ。なるほどなるほど、それで?(もしゃもしゃ…ガリっ!? Σはわわ!)…あざっす。
・(参考)「(みんな〜! いまから)腫れ物に触るよう(準備会の準備はできたかい?)」
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/180592/meaning/m0u/
> 機嫌を損じないように気遣い、恐る恐る接するさま。
・(参考)第15回 新語・流行語大賞「冷めたピザ」(1998年12月)
http://singo.jiyu.co.jp/nendo/1998.html
・個人のブログ「不公平感や競争心から安易に後押し」事案に関する一考察(2006年7月2日)
http://tht.sblo.jp/article/925099.html
※フツーがいちばんだよ☆ などと…(略)。「(統計的)普通の人」については[2986]、「(陥るべくして一種『困ったさん』に陥っていく)普通の人」については[2467],[3125]を参照。
★「7つのキーワード!」の「次元の呪い」を解いてみる
かのエンブレムの評価には「7つのキーワード!」が添付されるんだとか。SD法の改良版(あるいは一種『普及版』?)なんでしょうか。量産型SD××××行っきまーす! 的なソレが漂い、もはやエンブレムがどういうエンブレムになるかより、エンブレムがいかなる選定プロセスで決定されるのかのほうが注目されてきます。決めかた自体が「社会実験!」されているようなものですよねぇ。
・東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会「第11回エンブレム委員会を開催」(2016年2月22日)
https://m.tokyo2020.jp/jp/news/notice/20160222-01.html
> 作品ごとに、応募要項で示した「スポーツの力」、「日本らしさ・東京らしさ」などの7つのキーワード(※2)のうち、どの印象を強く受けるかを選択した上で自由に意見を頂戴し、送信いただきます。
> ※2 応募要項に記されている7つのキーワード
> 「スポーツの力」、
> 「日本らしさ・東京らしさ」、
> 「世界の平和」、
> 「自己ベスト・一生懸命」、
> 「一体感・インクルージョン」、
> 「革新性と未来志向」、
> 「復興・立ち上がる力」
■表1 「7つのキーワード」を分解する試み名しが 因子A | しがよな 因子B | 状うな 因子C | キーワード | | | | | x | x | x | (該当なし) | x | x | o | ▼「自己ベスト・一生懸命」 | x | o | x | ▼「一体感・インクルージョン」 | x | o | o | ▼「スポーツの力」 | o | x | x | ▼「革新性と未来志向」 | o | x | o | ▼「世界の平和」 | o | o | x | ▼「日本らしさ・東京らしさ」 | o | o | o | ▼「復興・立ち上がる力」 |
■表2 「7つのキーワード」を構成する3つの因子のようなもの(独自に推定)名状しがたい因子のようなものA | 「未来志向」 | 名状しがたい因子のようなものB | 「一体感」 | 名状しがたい因子のようなものC | 「一生懸命」 |
■表3 3つの因子のようなものによる「7つのキーワード」の次元削減(独自に作成)キーワード | | 名状しがたい因子のようなもの による言い換え | 複雑度 | | | | | 「スポーツの力」 | → | 「一体感」×「一生懸命」 | Lv.2 | 「日本らしさ・東京らしさ」 | → | 「未来志向」×「一体感」 | Lv.2 | 「世界の平和」 | → | 「未来志向」×「一生懸命」 | Lv.2 | 「自己ベスト・一生懸命」 | → | 「一生懸命」 | Lv.1 | 「一体感・インクルージョン」 | → | 「一体感」 | Lv.1 | 「革新性と未来志向」 | → | 「未来志向」 | Lv.1 | 「復興・立ち上がる力」 | → | 「未来志向」×「一体感」×「一生懸命」 | Lv.3 |
・MSDN「CA1502: メソッドの実装を複雑にしすぎないでください」
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms182212.aspx
・神嶌敏弘「次元の呪い」朱鷺の杜Wiki
http://ibisforest.org/index.php?%E6%AC%A1%E5%85%83%E3%81%AE%E5%91%AA%E3%81%84
> 『嶌』の字は『しま』と読みます.でも,一般的な字ではないので『かみつた』とか『かみとり』とか呼ばれます.あんまり呼ばれるので,これらの名前で呼ばれてもちゃんと返事できるようになりました.でないと,順番をとばされたりしてしまいます.
※「蔦」「鳶」「鳥」「烏」「為」「篤」「馬」「籠」あたりまで間違われそうですね、わかります! …***さーん! そっちは***うどんですよぉ、などと…(略)。
・SD法に最も詳しいとまで評される(こともある)センセイのページ
http://www.jissen.ac.jp/kankyo/lab-maki2/maki/essay/essay51.html
http://www.jissen.ac.jp/kankyo/lab-maki2/maki/book1/bibliography.html
※このセンセイが他のセンセイと比べて、どのくらいSD法に詳しいのかを(SD法に詳しくない人が)どうやって評価すればいいのか、というのも難問だと思います。…実に難問だと思います。
・(参考)ツイッター(2015年10月5日PST)
https://twitter.com/fr_kidzooma/status/651198327095099392
> デザイン要望が少なかったのに、こちらが提案したデザインにインスパイアを受け、後から要望がドンドン増える。
※ぐはっ…。「話し合っているときに突然アイデアが出てくる」という[3126]も参照。(できることなら)単純な仕事を「たくさんこなしていきてゆきたい」とお考えのかたには恐縮ですが(たいへんお時間をお取りした上、直接にはあなたの利益にならなくて、の意)、研究ではあれもこれもと欲張る(網羅的に検討したうえで有望な案を見つけていく)のが基本ですし、研究上の打ち合わせにあって「あなたの仕事はこれだけ(狭義のデザインだけ)」などと先に決めつけて見下すほうが失礼だという感覚(参加者はみな研究者! 仮にデザイナーであっても研究者扱い!)もありましょう。研究所の仕事を任されようというにはデザイナーなら誰でもいいとはいえなくなってきましょう。(研究所の側が)どのような基準で人や会社を選ぶのか、気になります!
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