フォーラム - neorail.jp R16
発行:2015/6/28
更新:2017/12/7

[3071]

【お知らせ】たいへんセキュアでお得なhttps通信への対応について


PDFが読めるようになりました!(自動的な意味で)
グラフが描けるようになりました!(自動的な意味で)
透過PNGが描けるようになりました!外一式(Adobe的な意味で)

(約12000字)

 2015年になりました、4月になりました、…というタイミングを既に続けて逃し、もはや7月なんですが(時間が3ヶ月単位で飛ぶ=まさに飛んでます)、それはともかくとしまして、このフォーラムに関するお知らせと、少し気が早いですが夏休みっぽい話題であります。


 近年スマホ、いえ、Webをすべからくhttpsにしようという遠大な何かが進行しています。そして、誰でも無料でSSL証明書を取得できるようにしようというたいへんオープンなプロジェクトが進んでいるという話だったのですが…。

・Let's Encrypt
 https://letsencrypt.org/

 サービスインの予定が「夏!」から「9月!」になり、これでは各国のさまざまなCS(computer science:日本では「IT・情報系」)のサマースクール(「夏の学校」と呼ぶ者あり※)などでhttpsをアテにしていたのが、アテにできなくなるではないですか。

※…いえいえ、「みんな待ってるんだから、早くサービスインしようよ。」([3059])だなんて、申しません。メッソウもございません。

※専門家ほど英語を([3066],[2823],[2819]も参照)、そして、まわりまわって(頭痛が痛いグローバル[3048]、いえ、なんでもかんでもカタカナ語でなく)日本語を使う(助詞「の」の適切な運用を含みます)んですね、わかります。<それある〜!! これまた自然科学の人のほうが日本語をきちんと使えるという不思議な何か([3059])がございます。物理、化学、生物、それに数学で「夏の学校」が催されています。夏休みに、中学生、高校生のみなさんのために開催されるものもたくさんありますから、ご興味があれば探して参加されるとよいでしょう。地方(近くは「北関東」[2939],[3003]や「内房・外房」[3027]を含みます)にお住まいでも悲観することはありません…いえ、むしろ東京へ出かけてください。東京で開催されるものには、旅費や宿泊費をかけてでも参加する価値があります、たぶん。どんぐり銀行…いえ、ただちにくぬぎ山のほうからきましたとまではいえない「タヌキツーリスト」で海外旅行([2965])に行く(そして大使館や領事館な事案等に巻き込まれる)よりも、よくわからないまま語学留学するよりも、まずはきちんと母語で科学することが、大きな基礎になります。本当でしょうか。その答えは、みなさま(ただし中高生に限る※)、ぜひオープンキャンパスやオープンラボで、教員や研究員に質問してみてください。

※おすすめしておいて何ですが、いかなる「夏の学校」へ参加するのがいいのか(自分の学力に見合っているかというシビアな面も含みます)、ご相談には応じかねます。責任を負えません。みなさま、学校の先生(進路指導の先生でなく、物理なら物理の先生)に相談すれば、喜んで調べてもらえるはずです。そこで喜ばないようでは教員としてどうなのか、といいたいですが、いえいえ、そこまでは申しません。現実には、「夏の学校」に参加したり、高大連携のプログラムに参加することを主眼として、理科系の部活動に「入部」するのも、ひとつの手でしょう。(「SSH」でない普通の学校にあっては貴重です。)手厚く指導(授業の範囲を大幅に超えて)&イベントへ引率いただけることが期待できます。なお、部活動は保険の対象になりますので、(教員としても保護者としても)安心です。

・東京工業大学「保険(学研災・学研賠)」
 http://www.titech.ac.jp/enrolled/disaster/insurance.html

※教員の指導下で実験中に死傷した=学研災、同、高価な実験装置を壊してしまった=学研賠。「夏の学校」の主催者側でも保険をかけているかは、主催者によります。有志の手弁当的なものでは、保険はないかもしれません。大丈夫なんでしょうか。同じことは、入場無料の「車両基地まつり」でクレーン吊り下げ実演をするところにもいえます。副都心線との直通で廃止された地上の東急渋谷駅で行なわれた「バラストつかみ取り」のイベントでは、保険込みの参加費が徴収されています。さすが東急ですね。

・ツイッター(2013年3月22日PST)
 https://twitter.com/tc2_5122/status/315249880576692225

 > バラストつかみ取りでバラストを目当てにするのではなく、ホームから線路に降りて写真を撮りたいってのが本心

・もう一つの「バラスト+つかみ取り」
 http://www.westjr.co.jp/company/info/issue/bsignal/08_vol_120/rail.html

 > 図面を見て想定していたことが、実際に現場に行くと違っていたりする
 > 現場に出て自分の体で軌道の状態をつかみ取り、問題点を発見し解決する

※それは図面を管理する部門における「文書主義」の不徹底([3031])の結果そのものであり、「机上」には「机上」の大切さや難しさ、それにともなう「チャレンジ」がございます。

※「経営層 実行層 技術層」[3041]も参照。「実行層」に「研究」させるのは職域を超えます。この場合(出向先の保線会社で開発して成果を出されています)、知財の扱いも、どうなるんでしょう? 法務は別としましても、実際の業務の「改善」の内容としても(後掲のリンク先にある)「できた→動いた!」的な何かになってしまいかねません。形式的にでも社内で「技術層」に招いてから研究いただくことが望まれます。

・「事案等」
 http://www.anzen.mofa.go.jp/

・「5歳で小説執筆、学校に行く意味あるの? 「エジソン」たちの居場所」(2015年6月18日)
 http://astand.asahi.com/webshinsho/asahi/asahishimbun/product/2015061100001.html

 > 「学校の授業よりずっとおもしろい」と、小5の----君(10)は目を輝かせる。
 > 園児のころ、大人向けのクジラの図鑑に興味を持ち、カタカナは全部覚えた。算数は、教えなくてもできる。突出しているのは、魚類、両生類、爬虫(はちゅう)類への探求心。
 > 近くの水族館「うみたまご」にほぼ毎日通い、学芸員を質問攻めにした。
 > iPadを見せてくれた。大人顔負けのリポートがどっさり蓄積されている。サンショウウオの生育の適温は何度か、動きや大きさを観察してグラフに。結果は15度以上17度未満の場所で多く生息し、13度未満か、27度以上で動かなくなる。今度は屋内で適温管理したものと、ベランダで越冬させるものに分け、比べた。なぜか温度の下がる屋外の方が育ちがいい。
 > 大学院を出て国立科学博物館で学んだこともある学芸員の今井謙介さん(43)に理由を尋ねたが、一人前と扱われ、即答はしてもらえない。

・「うみたまご」
 https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/05/21/004142330

・MySQLのほうからきたイルカ(後述)
 http://www.atmarkit.co.jp/fcoding/articles/tengoku/05/editors08.html

※10歳(5年生)にもなれば、きちんと研究できます。極端な例だとは思いません。機会や「空気」がないだけで、取り組めば割と誰でも、そこそこできるはずです。だから「自由研究」が導入(1947年[3046])されたんですね、わかります。しかし、これをきちんと指導する(成果を発表できるようにするまでを含みます)には、市中(マチナカ)の教員では足りません。そこで博物館の出番というわけですが、こんどは博物館(≒大学院を出た学芸員)が足りません。ラッシュ時の電車にはこんなにたくさんの人が乗っているのに、専門家は全然ちっともまったく足りていないのです([2949])。少し不思議([367])ですね。22世紀に向けて、何をすればよいのでしょうか。

 このフォーラムでも、Let's Encryptが「始まる」(いろいろな意味で:いろいろな界隈で実際に使われるということも含みます)のを待って、httpsに対応したいなぁ(ログインして既読の管理など云々いただくにはhttpsでないといけないなぁ)、と予定してきましたが、延期を余儀なく…いいえ、喜んで納期が延びる、いえ、「伸びる」んですね、わかります。

※「間延び」しないよう、がんばります。はい。

・さくらインターネット「「さくらのレンタルサーバ」独自SSL機能拡充(SNI SSL提供開始)のお知らせ」(2015年2月4日)
 http://www.sakura.ne.jp/news/sakurainfo/newsentry.php?id=1018

 着実に「環境づくり」が進んでおります。もはや「Let's Encrypt待ち」の状況ともいえ、いえ、必要なら買えばいいんですけれども、さすがに買えません(※)です。

・Google ウェブ検索でヒットする最古の「あなた待ち」用例(2000年8月30日)
 http://www2u.biglobe.ne.jp/~spx/repo_0504.html

 > 静かにしないと「心臓の音が聞こえるまで静かにして・・・」とか「気づかないかな〜?あなた待ちですよ・・・」って、学校に絶対いるような先生を演じてました。

※お金があるだけでは買えません&買ってもしかたのないものは安くても買いません、の意。そして、え゛ー、このサイトを「法人化」するんですか、の意。いつぞやの、レンタルのモデムを担保にテコして借り入れるような何か(※)にはびっくりしたものですが、サイトを無償で法人に譲渡の上、無償で運営を受託するなど、なにか驚きの手法(スキーム)でもない限り、アドレスバーが緑色になることはありえません…し、そのために譲渡したり、ましてや自前で法人格を得ようなどとは、本末転倒すぎます。個人なら「あたりまえのこと」として自家用の白ナンバー…いえ、「真っ白!」なアドレスバーこそが最適というものではないですか。

・ITmedia エンタープライズ「Yahoo! BBのモデム所有権移転の波紋」(2003年7月4日)
 http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0307/04/news001.html

・「テコする」
 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EC%A5%D0%A5%EC%A5%C3%A5%B8

・全日本トラック協会「緑ナンバーのトラック」
 http://www.jta.or.jp/green_number/green_number.html

・なんば経済新聞(みんなの経済新聞)「なんばワン」(2013年5月13日)
 http://namba.keizai.biz/column/38/

※これまた「20年遅れ」くらい、すなわち2023年ごろに(2020年の世界的なスポーツイベントの終わった後、することがなくなって?)ICカード乗車券の所有権を別会社に移転してテコしようなどという鉄道事業者が現れて大騒ぎになり、異例の行政指導なり…となるのではないかと、半分だけ心配してみます。いまはやりの「ナントカ事業本部」や「執行役員」を独走させず、きちんと監査する仕組みが重要であることが実感されます…いえいえ、監査の実感はないですけれども、(あくまで一般に)重要ですよねぇ、の意。

※もっとも、モバイル端末の一層の普及(ウェアラブル?)と「うらが白いきっぷ(2次元コードで非接触・高信頼、ワンタイムパスワードのソレで、デバイスレベル=紙の上では秘匿性は不要、容易に複製できても行使はできず安全、何よりも低コスト)」の盛り返し(復権、再興)という2面からのハサミウチによって、「ICカード乗車券」(機器に組み込まれない、単体のFeliCaチップ)は「うらが黒または茶色のきっぷ(磁気券)」ともども早々に過去のものとなる可能性もあります。ICカード出改札システムのライフサイクル上、2000年ごろから「15年くらい」を「概ね2回」、すなわち2030年くらいまでは使われるでしょうが、その後さらに「15年くらい」とすると2045年くらいまで「延命」させてしまうことになり、サイクルの後半ではかなりムダな感じが強まるでしょう。遅くとも2025年にもなれば、使用を終える(端的には新規発売の終了と払い戻し期限を告知する)話が出てくるのではないかと予想されます。(あくまで予想です。)そして、ある期間においては、モバイル端末を使わないが非接触通信(電波による)=「チャージ」または「自動支払い」を使いたいとなると、ICつきクレジットカードに一元化されるようなことも、あるかもしれません。

※さらにもっとも、あまり知られていないだけで、いまや身近なところでも実にいろいろなモノが、え゛ー、と思うような方法でテコする担保になっていたり、先物取引で価格が決まっていたり、保険がかかっていたり(比ゆでなく、本当の保険=損害保険や自賠責保険など)するんでしょう、たぶん。調べるとおもしろそうです。

※所有権を利用者でなく鉄道事業者が有するICカード乗車券を、利用者が勝手に「デコ」したり「オク」したり、していいんでしょうか。いいわけがありません。「デコ」については500円の範囲内だと判断されましょうが(デポジットを受け付けてもらえなくなる:500円を返してもらえなくなる上、ICカードも没収される)、「オク」、特に「終了のお知らせ」以後のプレミアム商品券…いえ、いわゆる『プレミア付き』の「オク」にあっては、かなり「ダフ」い印象が出てきます。特に、いま「記念ICカード乗車券」(※社局には言及しません)を、利用者人口を大幅に超えて売っている感がありますが、将来的にどうなるんでしょう? 建前上(約款上)は「サービス終了につき返却されたし」を貫徹することが求められますが、売った時の説明や「空気」(暗黙の了解)とは矛盾します。こんな曖昧な(法的な意味で)ことをしていて、(後の時代から見て)「原始時代」でないといいきれるでしょうか。

・最近の「終了のお知らせ」
 https://www.jcb.co.jp/topics/pidel_140203.html
 http://www.tokyometro.jp/information/20141215/pdf/metrocard_02.pdf
 http://www.nintendo.co.jp/support/information/2015/0120.html
 http://www.senshu-u.ac.jp/falumni/koyu/koyu_news/_13207.html
 http://developer.mixi.co.jp/news/mixi_openid/016181.html
 http://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/kansai/h27/0620/


 最先端から3〜10年は遅れていることを承知で、それでも10年以上の遅れ(例えば「20年遅れ」[3014])をとることはなくついていきたいなぁ、ということで、フォーラム(機能)の開発を継続しております。

○PDFが読めるようになりました!(自動的な意味で)


・Poppler
 https://ja.wikipedia.org/wiki/Poppler

 いつの間にか、まともに動く(※)オープンなライブラリ(プログラム)ができていたのでした。2008年ごろには、まだ「まとも」には到達していなかったので採用できませんでしたが、いまなら不安なく採用できます。「待つ」こともまた、ひとつ戦略のようなものですね、わかります。

※「まともに動く」の要求水準には泥(ドロナワ)から雲(クラウド)までいろいろありましょうが、ここでは、「標準的な手順で誰でもどんな環境でも(近い)将来のOS上でも確実にインストールできる(ファイルのパスや命名法など各OSの流儀に準拠している)」「.confやrcをviさせられることなく使える」「今後、大幅な仕様変更の可能性が少ない(仕様や実装が成熟している)」といったことを指して「まとも」と呼びます。

○グラフが描けるようになりました!(自動的な意味で)


 「描ける」ことが「描いて意味がある」とも「意味あるものが描ける」とも直結しないのがグラフ(ネットワーク)の難しいところです。描けても、結局は描かないことになりそうです、たぶん。

○透過PNGが描けるようになりました!外一式(Adobe的な意味で)


 CCになる直前にCS5を導入しておりまして、ソフトウェアをパッケージで「買いきり」で使い放題、の最後のほうの世代であります。いまや「レガシー」と呼ばれても反論できませんです、すみません。

 ベクターグラフィックス(ラスターでない)がキレイなままあれこれできるのがうれしいところで、また、近年スマホ、いえ高解像度な端末に対応するため画像の解像度もそれなりに高くしないと「(意図せず)拡大されて汚い」となってしまうなど、いろいろと状況が変わりました。かといって、LTEなどの通信では月間のデータ量の制約も厳しく、難しいものです。こうやって、不必要に「高機能」な機種を売って、パケットをじゃぶじゃぶ使わせようということなんですね、わかります。同じ通信会社(ただし移動体に限る)の中でも、営業(企画部門)と保守(や研究所)とでかなり対立しているんではないでしょうか。(あくまで想像です。「ヤ倍速」[3050]も参照。)

 このサイト(tht-software.netを含みます)では、いまだにtableタグのスタイル「table-layout: fixed」で高速レンダリングをば、という、いつの時代のソレかという「マル秘テク」のようなものを駆使していますが、意外にそのまま、たいていの「モダン」なサイトよりも高速に表示(レンダリング)できるんではないかと思いつつ、他方でPerl(※)が足を引っ張っている状況でして、(サーバー上で)高速に実行できるモダンな実行環境への移植が急がれます(※)。

・「外一式」
 http://www.muroran-it.ac.jp/kaikei/nyusatu/i-18.08.21.html

・「マル秘テク」
 http://www.ichitaro.com/tech/before.html

※もはや後方互換性(「大昔」に書かれた「ソースコード」と呼ばれる何か=ただしウイルスでない=がそのまま動くことの保証)のためだけにあるといっても「過言」ではなく、…いえいえ、いまPerlで「開発」なさっている方もおられましょうが、そのお立場に対しては何も申し上げることはなく、とはいえ同一のスペックのサーバーやOSバージョン(特にx86_64)の上では明らか(※※)に、「とりあえず動いてます」というレベルの速度でしか動いていないことを確かめてしまって、ショックを受けたところであります。

※※もともとグダグダなPerlのコード(「第1種グダグダ(GD-1)」と仮に呼びます:昔なら「タコ」と呼ばれます)を、そのまま(高速化の工夫を何もせず)モダンな環境で書き直しただけ(「第2種グダグダ(GD-2)」と略)で、6〜10倍(当社環境における実測値:うちは「社」ではありませんが)も速くなりました。偏見のようなもの=「モダンなコーディング環境? フレームワーク? そんなリソースのムダづかいはケシカラン、フルスクラッチで書けてこそ○○」的な考えをまったく持っていなかったというわけでもない立場としましては、これは相当、ショックなことで、「成熟しきったPerlなんだから高速に動こうよ。」とボヤキたくなるような、しかし成熟すればこそ、頭打ちになるということも理解できつつ、というグダグダな心境であります(これを「第3種…」略)。

・「PHPのモダンな開発環境を紹介する」(2015/2/9)
 http://qiita.com/tadsan/items/a0a14e58aa4d88f19624

 > 筆者はもともとRubyの方から来たので、Rubyとの比較が多いのは留意されたい。

※…Ruby。Rubyねぇ…、…Rubyとねぇ。いえ、偏見ですが、Rubyを採用するにはまだ抵抗があります(≒新しすぎます)。そういう立場からは、いまPHPは「ベストなチョイス」ですね、わかります。もっとも、CでもJavaでもない言語を教えないといけない場面で、昔はJavaScript(やHTML!)だったところがRubyになっている(これはこれで大きな進歩です)という、ある意味では「ほろ苦いこと抹茶アイスのごとし」…いえ、「明るい兆し(きざし)」でもあり、あと数年もしたら、くぬぎ山…いえ、「Rubyのほうからきました」というタヌキ…いえ、そういう人だらけになるという時代がやってくるのでしょう。本当でしょうか。それでも「LOGOのほうからきました」というカメと比べれば(LOGOはあくまで初等教育向けの学習用の言語ですから、比べるものではありませんが)「即戦力」でしょう。

・LOGO
 http://gihyo.jp/dev/serial/01/enjoy-pg/0003

※「Rubyのほうからきました」の問題は、その実、実に分散(ばらつき、個人差)が大きいということです。フレームワークの助けを借りて、何でも実装できてしまうのですが、仮にフレームワークの仕様が変わったり、フレームワークのない言語に移ったりすることが必要になった時に、何もできなくなってしまう人もいそうです(いるかどうかでなく、いそうだと思われることこそが問題かもしれません)。CやJavaであれば、できるできないがはっきりします。恥ずかしながら、私はできません。Cは、OSやデバイスドライバーを開発する人のための言語、Javaは、人海戦術でJavaな「人材」を多用するしかない切羽詰まった業界がしかたなく「(事実上の)標準語」として使っているようなもの、だと、勝手に理解しています。本当でしょうか。

・個人のブログ(2013年7月24日)
 http://blog.sumyapp.com/2013/07/no-recommend-rails/

 > 最近、といってもここ2年ぐらいからだけど、これからプログラミングの勉強を始めますという人から、「CakePHPの勉強してます」とか「Railsの勉強してます」とか、そういう前提で中々うまく進められないと相談を頂いたりする機会が多い。
 > それらの中で、非常に口をすっぱくして言っているんだけど、なかなか理解して頂けないのが、『「Ruby on Rails」や「CakePHP」を使うな』という個人的なアドバイスだ。
 > 「Ruby on Rails勉強してます」「CakePHP勉強してます」といった人の内どれだけが、この自動生成された各種のコードを理解しているのだろうか?
 > `INTEGER PRIMARY KEY`, `AUTOINCREMENT`, `NOT NULL`, `varchar(255)`, `datetime` どれもプログラマにとっては当たり前のキーワードだが、オートインクリメントって何?って人がほとんどなのではないだろうか?

※業務として使うからには、すべからくホワイトボックスでないと不安である、そして不安は的中することが多い(≒事故は起こるべくして起こる)という「ナントカの法則」がありそうです、たぶん。そういうことであって、「初心者」かどうかはどうでもいいんです。みんな最初は「初心者」ですから、恥じることはありません。

・「タコ」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%B3#.E6.96.87.E5.8C.96

※…うーん、(生物の)タコのように原形をとどめない、そもそもいかなる形を目指したのかもわからないグダグダなコード(プログラム)を指して「コードがタコ」と言ったものですが、そのうち「(野球用語から)コードがまともに書けないヤツ」という人格的な何かまでをオトシメル表現になったのち、それも既に薄れ(あるいは、みんな最初は「タコ」であることがわかって?)、いま「タコ」といって、どのくらいの重さ軽さ広さ狭さなのか、よくわからない状況になっているかと思います。(感想は個人です。)

・「ソフトウェアをパッケージで「買いきり」で使い放題」がレガシーな件
 https://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/35668/2/ShokenShuron_2012_3_Tsujita.pdf

 > 80ページ
 > サイボウズ
 > 買切りから定期的に収入の入るモデルへとシフト

※一度買ったら当分、「次」は買わないですよ。だから売ってくれなくなったんですね、わかります。いま、Microsoft Officeをどうしようかと、困っております。もっとも、ADSLやVDSL、それに「ひかり」(こだまでない)などのモデムにあって「買いきり」という選択肢があったのも過去の話で、ここには合理性を感じます。とはいえかように、何がレンタル(月額払い)で何が買いきりなら納得できるかというのは流動的で、買う側と売る側、一種「化かしあい」のようでもあります。(これを「第1種化かしあい」と…略。)何が「お得(おトク)」かなんて、そんなこと、「お得」だと思ったら「お得」なんだとしかいえません。本当でしょうか。(「300円と500円」[3057]も参照。)

・個人の日記「ADSLモデムと買い切り」(2001年12月4日)
 http://srad.jp/journal/30633/ADSL%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%A0%E3%81%A8%E8%B2%B7%E3%81%84%E5%88%87%E3%82%8A

※さすが、2001年ですと「日記」ですね。「ブログ」より前の一種、「先史時代」のような何かです…といって、このフォーラムだって1999年から今までずっと「フォーラム」なんですけれども。もし「掲示板」と称していたら、2015年まで続けることはできなかったでしょう(恥ずかしくなって閉じたくなっていたことでしょう)。

・「互換性」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%92%E6%8F%9B%E6%80%A7

・「後方互換」
 http://e-words.jp/w/%E5%BE%8C%E6%96%B9%E4%BA%92%E6%8F%9B.html

・「ソースコード」と呼ばれる何か
 http://tht.sblo.jp/article/87999049.html

※とはいいましても、どこかのMTやWPなどと呼ばれるCMSやCMS、それにCMSなどのように、インデクシングがタイムアウトになるような事態やそれに準じる事態(いわゆる「ナントカ事態」)は、このフォーラムではまだ起きておらず、2007年ごろまでに行なった実装でベストを尽くせていたのかなぁ、とテマエミソではありますが思います…ちょっとだけ。明日から…いえ、2年目(!)までには「生まれ変わる」くらい機能追加や修正を重ねる開発(工程)と、少なくとも7年、できれば15年(!)はそのまま動かしたいという開発(要件)とでは、アプローチがだいぶ異なります。

・「手前味噌」
 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/idiom/%E6%89%8B%E5%89%8D%E5%91%B3%E5%99%8C/m0u/


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