・徳間書店「ゲーム通信簿」 ・いま問う「100万部雑誌!」(1990年ごろ)のココロ ・ハガキ・ハガキ・ハガキ! ・表4 「ゲーム通信簿」(徳間書店「ファミリーコンピュータMagazine」) ・表2 「ゲーム通信簿」(徳間書店「ファミリーコンピュータMagazine」)
(約25000字)
[3383]に続いて、ある製品やサービスを購入者や利用者が評価するにはどうしたらよいのだろうかという話題です。(※あくまで話題であり、ワークシート未満でございます。この一連の記事を使って何か宿題や仕事ができるなどということはございませんので、あしからず。)
・(実務的な意味で)「実例に見る総合評価」はこちらです(12,000円)
http://e-kensin.net/modules/pico0/index.php?content_id=167
> 「高得点の施工計画はどうまとめるか」と題した総合評価方式対策セミナーを札幌市産業振興センターで開催します。
> 「履行確認」できるものであることが必要です。
> 減点されない「施工計画」に仕上げる
> キーワードを見逃すことなく、発注者の意図をくみ取った提案をすることが必要です。
> 最近では発注者の採用の評価が2段階になっているといわれています。◎評価と○評価の違いを意識して施工計画をまとめなくてはなりません。
※環境省「古紙がこんなに白いはずがない」については[3175]を参照。
・(行政的な意味で)「実例に見る総合評価」はこちらです
http://www.rinya.maff.go.jp/j/routai/roudou/pdf/dounyu.pdf
> 「評価」は、能力のほか、成果、意欲・態度といった複数の視点から総合的に行うことが必要ですが、ここでは、主に、能力評価を中心にご説明しています。
うーん。それでは「総合」できていないなぁ。うん。(※表現は演出です。個人には受け止めかたがございます!)
駅前でっかく…いえ、すっかり小さくなった任天堂「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」のほうなどシノビながら、往時の『ファミコン雑誌』に掲載された「(いまでいう)カスタマーレビュー」を読み解きます。
※以下、断りもなく商標もしくは登録商標に言及していようとも、アレです! 「名状しがたい商標みたいなの!」は《一般に》各社の商標もしくは登録商標ですっ。「一般に」というのがミソだと思うんだなこれが。(あらかじめメッソウでした!)
任天堂としては、ファミコンの「ソフト」の人気度や販売数予測をビデオリサーチ社に委託し、そのデータを「玩具店から成るスーパーマリオ・クラブ」を使って玩具店と共有していたことが知られています。[3395]では、その当時までに、ビデオリサーチ社の側がどのような態勢でデータを扱っていたのかを探っています。
・(再掲)「玩具店から成るスーパーマリオ・クラブ」
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081106/160885/?ST=health&P=7
・任天堂「ファミコンが、手のひらサイズで"再"登場!」(2016年9月30日)
https://topics.nintendo.co.jp/c/article/d2923b54-8552-11e6-9b38-063b7ac45a6d.html
https://topics.nintendo.co.jp/export/sites/nintendo_topics/images/thumbnail/extra_large/00000418_820_461.png
https://topics.nintendo.co.jp/export/sites/nintendo_topics/images/article_img/00000418_18.jpg
> (パッケージ写真より)
> CAPSULE BLUE, RED and YELLOW capsules are respectively death on BLUE, RED and YELLOW VIRUS.
> X10
> VIRUS DANGEROUS ENEMY
> (構造式らしきものは省略)
うーん。『名状しがたい総合感冒薬!』(もしくは『歯磨き粉!』)の「A、B、Cの有効成分が、(それぞれ)つら〜い症状A'、B'、C'に、よーく効く!」というソレを直訳したかのようなアレですね、わかります!
・「こっ…、こんな英語でよかったんでしょおか???」付近
http://eow.alc.co.jp/search?q=%E6%AD%BB%E6%BB%85
> ウイルスを死滅させる薬物
> drug to kill the virus
「カプセルはただの入れ物ですよね」からの「ただの入れ物にはきょーみありません!」キターっ(違)。もっとも、この場合の問屋がどんな廊下を引きずられながらバーンと開け放たれるは部室のドアというものであってだなぁ! …違いますってば、もう☆。
・朝日新聞「千葉で急増、君は何者?」(2017年1月6日)
http://www.asahi.com/articles/ASJDF3QMHJDFUQIP00T.html
ファミコンの「ソフト」に限らず、近年アマゾンと呼ばれる大規模ECサービスや価格コムなどと称するサイトなどに代表されるように、「カスタマーレビュー」には▼記入の様式(項目や尺度)を決めるのがむずかしい、▼活用(評価の解釈や比較)がむずかしいという実情があります。
ファミコンが最も流行していた時期に徳間書店が刊行していた雑誌「ファミリーコンピュータMagazine」では、「ゲーム通信簿」と題し、複数の観点を設け、合計30点満点となる評点を掲載していました。しかし、異なる「ソフト」の間で点数を比べることは非常にむずかしかったことがうかがえます。
この一連の記事では、徳間書店「ゲーム通信簿」の『歴代最高点』である「4.84」という値を(あの手この手で)実感的に読み解きながら、「カスタマーレビュー」を数量的に扱うことのむずかしさを追体験していきます。
前編([3401])では、まず、なぜ「ゲーム通信簿」は6項目なのか、ほぼ同時代といえる「6つの基礎食品」(1981年)を振り返りながら探ります。次に、もっとエレガントな方法はなかったのか、1990年代にOR(オペレーションズ・リサーチ)の分野で知られていた、複数の評価値を総合する方法について参照します。あわせて、数学的に平易な方法であっても、現実の社会で実際に重要な指標の算出に使われていることを実感するため、国連開発計画(UNGP)が算出している指標「HDI」「IHDI」について参照します。
中編([3400])では、読者に5段階で評価させていた「ゲーム通信簿」の「平均」について、整数の組合せの問題と読み替え、結果として「平均」が「4.84」になる評点の組合せを実際に探します。評価者の数を1から500までと仮定したとき、整数の評点の組合せがそれぞれ何通りになるのかについて、コンピューターで約4時間20分かけて調べます。
後編([3399])では、評価者の数を500と仮定し、正規分布、t分布、それにコーシー分布として知られる分布などを念頭に、5段階評価の評点の平均が「4.84」になる分布は不自然ではないのかを検討してみます。あわせて、現に「4.84」という平均になったとき、その重みはどのくらいであるのかを考えるため、架空の操作として、評点のスケールの拡張を試します。最後に、日常にひそむ数学と、研究・開発との接点として、「組合せ計画法」「整数論」を遠目に眺めます。
補遺編([3398])では、現在「レーダーチャート」と呼ばれて知られているデータをプロットする方法について英語版のWikipediaを参照しながら探ります。また、4軸以上のレーダーチャートにおいて、プロットされた面積をうのみにできないことを確かめます。算数・数学の教科書を出版する各社のページを参照するとともに、小学校からのプログラミング教育それに統計教育に関する最新の議論につなげます。
また、各記事では、統計や数学に関する書籍を、新旧それに硬軟とりまぜて紹介します。
これに先立ち、導入編として本稿([3402])では以下、徳間書店「ファミリーコンピュータMagazine」がどのような雑誌であったのか、「元・2代目編集長が今だから明かす」との触れ込み(※)で2011年に出版された本などを参照しながら、振り返ります。
※同書の帯より。
・「帯」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%AF_(%E5%87%BA%E7%89%88)
> 練った言葉や扇情的な言葉が使われている。
> 出版業界における一般的な通念によれば、帯の体裁や、そこに記載する文章等は、その本の著者・編者ではなく、本を刊行する出版者=出版社に決定権がある。
☆徳間書店「ゲーム通信簿」
…コワっ! 具体的な問いかけもないまま選択を迫られ、しかも「いいえ」がデフォルトですと? …コワっ!!
・[3393]
> NHKでドラクエ。NHKでドラクエ。
・[3394]
> おお、昔のひとほどすもーきんぐもくもくっ。そっちのリスクを前にすればどーってことないですって? ごもっとも。もくもくしながらテレビ(や映画)のインタビューに応じている昔のエラいひとの映像など、どうしてもその映像しかないといって、いまでも放送に使われるかもですよ。
いや〜、まさにNHKでドラクエといって、すぱすぱしながらの映像しかなかったっぽいのが(※22時以降に)いまでも使われるとわかります。
・[3397]
> 懸垂式モノレールにはツツジが似合うっ。わあぃアザレアと歌いながら…ぎゃふん。街路から何からツツジだらけ!([3274]) おぬし、千葉市内をよく観察しておるのう! あい わかった! わしからの千葉都市モノレールじゃ。そういっておうさまは受信トレイのほうなど確認しながら
…コレジャナイ。
・[3348]
> ・ワキの「あい わかった! それが そなたの のぞみなら」から「これは わしからの せんべつじゃ! うけとれい!」まで
ぬおー。そんなところで**してないで***殿は早く(後略)。
・[3391]
> コホン……。
> 姉さんがぜんぶカジノにつぎこんじゃうの。
> ギク……。
あの「てんくうじょう」に、きちんと図書館があるんですよぉ@懐かしい思い出だよ。我々には読めない言語で書かれた本を、翼を授け…いえ、そこのひとが代わりに読み上げてくれるのですよ。いたれりつくせりですなぁ。さあさあカジノには姉さんだけが入りびたっておればいいんですから、我々せっせと稼ごうではありませんか。(棒読み)
・(個人のブログ)「4」全人口を数えてみた付近
http://nesgbgg.seesaa.net/article/96810421.html
プレーヤーを含めて465人(ただしドン・ガアデを含む)とのことでございます。もっとも、(セリフのないプレーヤーを除いて)512人の枠(9bit)があるのではないかとか、そのうち、人間が464人なら、残りの48人(体)の枠があるに違いないと思われるところ、ぜんぶ使われているのか余っているのかなど…気になります!
※街の人など、会話の画面で名前が表示されないキャラクターは、グラフィックの種類ごとに束ねられていたりするのではないかとか、そうすれば8bit(256種類)に収まっているのかもです。うーん、そこまでは確かめようがないかなぁ。(棒読み)
※同じマップ(街など)内で同時に出てくるキャラクター同士だけが別のIDで区別され、それ以外はグラフィックが同じ限り、どの街でも「まちのひと1」といって、セリフがすべて同じIDに紐付けられていたりするのかもですよ。(まったく想像です。)
※武器屋や道具屋のほうなど、これはとびらに向かってかぎを使うがごとく、キャラクターとしては扱われていない(グラフィックとしても水面や噴水くらいのもの!)気配が漂いそうですよねぇ。(フィールド上ではなく街の中での)「旅の○○」といって、「さて……」からの「ここは***のみせだ」といって、まるで『店屋のサブルーチン!』に「GOTO文!」で飛ぶかのようなソレ(終了しても戻ってこない! そんなのサブルーチンじゃないやい)、みどころですぞ。「旅の○○」としての会話の締めくくりがないので、締まらないんですよぉ。やだなぁ。ただし、「3」では店屋のカウンターの中をうろうろ歩き回る人も何人かいらしてですね(略)。「4」でぴゅーっと駆けつけてくる兵士にはびっくりしたなぁ(=当時)。また、「おうさま」のグラフィックを正面だけでなく4方向そろえた(「正面だけ」といった特殊な実装をやめて『一般化!』した?)からには使わないともったいない! …といって、そういうイベント(!)が盛り込まれたのかもですよ。本当でしょうか。(まったく勝手な想像です!)中庭を歩き回る王女さまも同じ理屈かなぁ。
> 人口の多い都市TOP5
> エンドールダントツ。
> カジノもあるしのう。
このセカイ、464人のうち、カジ
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