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【研究ホワイトボックス】

研究を楽しく「追体験」! 真っ白のキャンバスに虹色の未来を描く方法、教えます。
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発行:2015/11/5
更新:2017/8/19

[3125]

【研究ホワイトボックス】

研究ホワイトボックス(6) 研究方法を研究するには(前編)


いわゆる研究方法論
「考えない人」が集める「判例」への批判
認知特性の類型化を離散数学してみる
「真の判例」が「再発見」されるとき

(約15000字)

 「ITホワイトボックス」のひそみにならって「研究ホワイトボックス」と称して([3051])、[3093]に続き、研究の話題を読み解くための話題を提供([3103])いたしたくございます。

※ここで研究しようというわけではありません、の意。

 前編([3125])では、いわゆる「研究方法論」と対比させ、研究を「立体化」させる方策を探ります。これまで「リアルタイム」または「過去の一点」にある対象を研究することが大半であった状況に対し、「時間の経過」を採り入れ、対象を継時的・通時的に観察しようとする新しい動きを紹介します。具体的には、▼「末弘厳太郎の判例研究方法論とその限界」(2010年)に着目します。

 後編([3126])では、駅におけるユーザーインターフェース(UI)の開発がデザイナー頼りであることに関して、研究として取り組む必要があることを指摘します。このため、▼自然科学の発達の歴史、▼研究もできるデザイナーを育てるカリキュラム、の2面から、研究方法を研究する方法を探ります。具体的には、▼メンデレーエフの周期表、▼年代測定法、▼工芸・美術に関する博士後期課程の実情に着目します。

 この「あらまし」だけでは、えっ、と戸惑われることと思いますが、前編・後編を通してお読みいただいた後には、なんとなく、そういうことか、そういうことだなぁ、と感じていただけると確信します。(私が勝手に確信します、の意。恐縮です。)

 それぞれ、余談として、前編では▼認知特性の類型化を離散数学っぽく試みる、後編では▼「鉄道史」を研究たらしめるポイントについて触れます。


●いわゆる研究方法論


・日本放射線技術学会「研究方法論と基礎統計学」(2015年3月24日)
 http://www.jsrt.or.jp/data/publication/item/pub05/1944/

 > (目次より)
 > 第一部 研究方法論
 > 3.文献検索方法のすすめ〜日常業務と研究の情報収集を対象として〜
 > 4.実験研究方法論
 > 5.調査研究方法論〜アンケート調査の実施方法〜
 > 6.事例研究方法論〜臨床での課題を研究に結びつけるために〜
 > 7.質的研究方法論〜質的データを科学的に分析するために〜
 > 8.放射線技術学研究のための統計学入門

 ふつう、研究方法論といって思い浮かべられるのは、このような、いま、目の前に具体的な個別の研究課題があって、それに取り組むに際して、いま、何をどのように進めたらよいですか、という、一種「ハウツー」であろうと思われます。

 ここでは、この種の「方法論」と一種「直交」するような研究方法論といいますか、研究(一人の研究でなく、分野としての全体)を立体的にする方策を探ってみます。

 といって、もう少し予備的な説明が必要かと思います。

・計測自動制御学会により転載された毎日新聞社説「古い学術界を変える時だ」(2002年2月10日)
 http://www.sice.or.jp/info/oudan/mainichi.html

 > 大学の工学は土木、機械、電気工学など19世紀以来の垂直型研究が幅を利かせているが、個別技術が成熟した現在は、横断型の研究を推進することが緊急課題だと指摘している。

 インテルのCPUの開発戦略で有名な「チックタック戦略」を連想させられます。

・米インテル「Intel Tick-Tock Model」
 http://www.intel.com/content/www/us/en/silicon-innovations/intel-tick-tock-model-general.html

 図を見ますと、またネーミングからも、あたかも時計のごとく自動的かつ一定間隔でチックとタックを交互に主役とするかのように見えますが、いえいえ、そんなに単純ではないでしょう。

※いま、極端にサイクルが間延びしたとしても、長い目で見ればやはりチックタックであって、などと想像されます。(あくまで想像です。)

 チックとタックの配分を考えるとき、チック−タック平面(と仮に呼びます)を上から見下ろして、過去の配分の状況を何層も積み上げて、さて、次の5年はどうしましょうか、と考えるわけです。ある時点における研究開発の平面(テーマや投資の配分)をマネージメントするために、時系列方向での積み上げ=「追加の次元」(チック軸、タック軸に、3つ目の軸を加える、の意)が必要となることがわかります。

 このことを指して「立体的」と呼んでみます。単に「直交」といっただけでは、まだまだ平面から飛び出せない(かもしれない)と心配されるわけです。

※チックタック平面といって、その実、(理想的にわかりやすい)チック軸とタック軸が直交する平面でなく、(わかりにくいが現実的な)極座標の平面にチック相とタック相があるというイメージもありましょう。そこにz軸を増やして円柱座標にすれば「立体的」であります。

・「円柱座標」
 http://www.math.kobe-u.ac.jp/HOME/higuchi/h25kogi/H25int11.pdf

 もう一つ、心配があります。

 チックとタックは、常に動的に、適応的に配分が調整され続けなければなりません。誰の目にも明らかなほど配分が歪になるまで放っておかれる、ということでは、あまり意味がない(戦略がうまく機能していない期間や、投じた労力が無駄になる部分など、いろいろな意味での損失の積分値のようなものを、最小化することができない、の意)わけです。

 国鉄の研究開発の現場では、意欲的に先進的な取り組みがなされた(ほぼリアルタイムで「1958年のサイバネティクス」[3041]、あるいは「1964年の速度感」[3124])ものの、その後、研究体制を継続的にアップデートしていける仕組みが機能しなかった([3041])とみられます。いわば、「これからはツバメの時代だ!」といってツバメがバババババ([2967])、「これからはペンギンの時代だ!」といってペンギンがドドドドド([2920])、ということであっては、それは(画一的な)「号令」であって(複雑で柔軟な)戦略とは呼ばれないわけです。

※「これからは○○の時代だ!」については、[2731],[3097],[3103]も参照。バババババやドドドドド(単一の施策の水平展開)によって解決できる問題が山積である(単純なアプローチだけでも当事者が満足する)というのは、事業体としては若いステージなのではないか、成熟するにつれ、バババババやドドドドドでは解決できない複雑な問題ばかりになっていくのではないか、ということについては「バタフライな問題」([2955]ほか)を参照。もっとも、「これからはバタフライの時代だ!」といってパパパパパと解決されるのであれば、それはそれでよいことなのかもしれません。

・通商白書2006「垂直展開から水平展開へ」経済産業省(2006年)
 http://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2006/2006honbun/html/i2213000.html

 「これからは水平展開の時代だ!」というのでなく、将来にわたって垂直展開と水平展開をいかように使い分けましょうか、といえば、立体的たりえます。

 さらに、チックとタックの「切り換え」を意図しては行なわず、自然に任せるという状況はどのように表現できるでしょうか。

・「代数らせん」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A3%E6%95%B0%E8%9E%BA%E6%97%8B

・「対数らせん(等角らせん)」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E6%95%B0%E8%9E%BA%E6%97%8B

 時計のように規則正しくなければチックタックでない、と感じるのは、「代数らせん」として見ているからで、より自然な「対数らせん」として見れば、開発のステージが進むにつれサイクルが長くなっていくのも納得がいく…ような、気がしませんか?


●「考えない人」が集める「判例」への批判


 法学の話に飛びます。

・「末弘厳太郎の判例研究方法論とその限界」名古屋大学グローバルCOEプログラム テクスト布置の解釈学的研究と教育(HERSETEC)(2010年)
 http://www.gcoe.lit.nagoya-u.ac.jp/result/pdf/4-2_%E5%B0%8F%E6%9E%97.pdf

 > 1.はじめに
 > 2.末弘厳太郎の法解釈方法論と判例研究方法
 > 3.問題提起
 > 4.末弘理論の限界
 > 5.おわりに

 さすがグローバルCOE、ということなのでしょうか、コテコテ…いえ、カリカリの文系にあって▼「メタ目次」([3093])が遵守されている、▼日本語が(それなりに)平易である、といって驚かれます。「2.」で先行研究について述べ、「3.」で本研究の新規性たる問題提起を行ない、「4.」で考察しています。章ごとの分量の配分が、うーん、「2.」がたいへん重い…いえ、重みがあってよろしゅうございます、ということなのかどうなのか、(外からは)よくわかりません。

 ただ、図表が1枚たりとも出てこないのが、ガンとして文系なソレなのかなぁ、と、(あくまで外からは)見られます。文系にあって、これまで図表は「権威ある文献から転載するもの」であったかもしれませんが、では、自分たちはいかなる図表も作成できずにいてよいのでしょうか。

 > すべて類型化して把握しておくことは不可能
 > 「法の欠缺」の必然性
 > 慣習法
 > 学説
 > 判例

 なければその場で作る、判例もまた類型化されていくので法的安定につながる、と説明されていると読めました。

 「判例」とはいっても、「具体的事実から離れた一般的な原則を定立しようとするべきではない11)」というのが末弘の批判だということで、「いわば切実なかたちで、具体的事実に直面して」、その場で判断(判決)が作られる、このことこそが、裁判所の存在理由である、という話だと読めました。

 > してみれば机上に仮設の具体的事件を空想しつゝ之を基礎として結論を求むる事に依つてのみ法的安全に到達し得べしとするは大なる誤りである。
 > 之に「判例」なる名称を与へ(略)甚しい誤だと云はねばならぬ。
 > 吾々は裁判所が各種の複雑な具体的事件に臨んで複雑に動くところをありのまゝに眺めなければならぬ。
 > 無限の複雑性を有することを予定せねばならぬ具体的事件を、有限なる「判例」の形式的羅列記憶のみに依つて判断することは不可能である。
 > (※ここまで末弘)

 > しかし、…略…作成者が判例だと思ったこととそれが真の判例だということとは別である。(※ここまで中野)

 なるほどです。モノや事象を何と呼ぶかには、呼ぶ者の立場や考えが濃厚に反映されるものであるのです([3045])。また、質疑応答での回答を想定問答から一種「パターンマッチ!」([3114])するばかりの『小役人』([3048])…いえ、まだ場数を踏んでいない(若い)実務者にあっても、何かこう、何を目指せばいいのかが明確になるような、一種「お手本」となるような「生き字引」的な人がいてほしいようにも思えます。

※「真の判例」については、引用における原典主義、形式的な文書作成だけでは「文書主義」たりえない話([3084])も近いかと思います。俗には「これが真の判例だと思った(悪気はなかった)」のようなものですね、わかります。

・「引用における原典主義」
 http://nn77.exblog.jp/8721846/

・「底本・原本・原典」
 http://dictionary.goo.ne.jp/thsrs/11955/meaning/m0u/

 グローバルCOEの「末弘厳太郎の判例研究方法論とその限界」に戻ります。

 「3.」では、…え゛ー、どの箇所が真の新規性なのか読解するのがたいへんですが、よく読みますと、ここですね。

 > 技量を備えた判例集作成者が読み取った「真の判例」が公表されさえすれば、それを法律と同様に参照すればよい
 > 末弘がその判例読解の特質を、法源論との関わりのなかで見過ごしている

 「4.」で考察され…、考察されているんだと思いました。

 > コロラリー
 > プログラム
 > 判決の組織的研究
 > インデックス
 > 技量を備えた判例集作成者をその作業の担い手から排除する理由はないであろう
 > 魚屋の事案が現れてはじめて、本屋と魚屋の相違点が彼我の判決に相違を与える「重要な事実」として見出される
 > 能力や役割分担の問題というよりも、むしろ時間の問題である。

※コロラリー(corollary):(ある命題から)自然(当然)に引き出せる結論、(必然的)結果

 国語辞典の編集や、新語・流行語の研究とも通じるような気がいたしました。辞書を振りかざして攻撃…いえ、「辞書と違う!」といって(新語などを)ケシカランという、そういう一種「考えない人」が、法学の界隈にもいる(末弘の時代にもいた)ということなんですね、たぶん。

・日経BP「考えない人に考えてもらうには」(2010年6月25日)
 http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100624/233431/

 > 技術部が年間で計画している客先訪問が予定通り進んでいない。人の割り当てを変えればうまく行くと言うのだが、「なぜ予定通りいかないのか?」と聞くと人の割り当て以外の理由が上がってくる。ではなぜ人の割り当てを変えるとうまくいくのかと聞くと、答えにつまる。

 うーん、うーん。

※民営化すれば、なぜ経営が効率化されるのかといえば、民営化にあたって体制が「ゼロベースで一新」されるからだとして、すると、これはもう、定期的に国有化と民営化をスイッチ(alternating)していかなければ成り立たない話だということになってしまいます。本当でしょうか。

 > 「12人の優しい日本人」(脚本:三谷幸喜)という映画を見ると興味深く描かれています。殺人事件の陪審という架空の設定なのですが、「殺したのか?」という疑問に対して「そんな人じゃないと思う」と言っているだけとか、もっともらしく事実を抽出するが「やっていない」という根拠には全くなっていない、といった「考えていない人」が続出します。だからといって全体的な能力が低いわけではないのがまた興味深いところですが。

 > 考えることの初歩からスタートした方がよさそうな場合。メンバーが「感覚的」だったり「目の前のものに囚われて全体を見られない傾向がある」「コミュニケーションが苦手」というケースですね。最初は判断に必要そうな事実(いわゆる5W1H等)と、自分なりの意見、そして考えられる範囲での理由付けを出してもらうことからスタートするとよいと思います。そしてフォーマットに書かれた材料を使いながら、先に出た「いっしょに考える」ことをします。
 > 一方、ある程度は考えられる人たちや、考えることの基礎を習って少し使うことにも慣れてきた段階からは、フォーマットの項目を自分で考えたりフォーマットのない状況で、「物事のメカニズムを捉えた上で考える」ことにトライします。これは考える力を上げるとともに、「フォーマットを埋めればよいと、かえって考えなくなってしまう」危険を避ける意味もあります。

※「文書主義に必要なこと」([3031])と題して文言をちょこっと書き換えれば、そのまま通用しそうな話ですねぇ、などと、いえいえ、メッソウもございません。性能規定化([3046],[3107])も参照。

・「12人の優しい日本人」
 http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=28618
 https://www.youtube.com/watch?v=R8PJSdhrQtY




 > ダヨーン

※なんか、こう、その、そうです! 『とある6人組』を2倍したようなカオスですね、わかります!!


●認知特性の類型化を離散数学してみる


 12人もいれば一通りは発現するのではないかという特性のようなものについて、別の側面からも、ちょうど記事が出ていました。

・朝日新聞「その勉強法、うちの子向き? 大きく3タイプの認知特性」(2015年11月3日)
 http://www.asahi.com/articles/ASHBW4HSNHBWUEHF00L.html?iref=comtop_fbox_u10

 > 小児神経専門の本田真美医師によると、認知特性とは物事を理解したり、記憶したりする方法。文字や文を読み、頭の中で映像化して考えるのが得意な「言語優位」、見たものをカメラのように記憶する「視覚優位」、言葉などを音声として取り入れる「聴覚優位」と、大きく3タイプに分かれる。択一式の質問に40問答えると、自分の傾向が見えてくるという。

 いくら極座標が「むずかしいもの扱い」されるからといって、その実、最初から極座標を教えてくれたらよかったのに、と思う人はいそうです。(グラフ理論を算数の時間に教わりたかったはなし[3094]も参照。)

・はてなブックマーク「本田40式認知特性テスト 診断ツール」
 http://b.hatena.ne.jp/entry/nicoco.jp/ninchitokusei/

・個人のブログ
 http://blog.livedoor.jp/graciocasa/archives/201507101030633602.html

 > 1.カメラタイプ (写真のように二次元で思考するタイプ) 12点
 > 2.3Dタイプ (空間や時間軸を使って三次元で考えるタイプ) 21点
 > 3.読んだり聞いたりした言葉を映像化してから思考するタイプ 23点
 > 4.文字や文章を読んで、そのまま頭の中で再現するタイプ 38点
 > 5.文字や文章を、音として耳から入れて情報処理するタイプ 40点
 > 6.音色や音階といった、音楽的イメ−ジを脳に入力するタイプ  18点

 うーん。一応、やってみました。

※なお、実験の倫理の面から、20歳以上でないといけません。それより若いかたに対応するテストは、おいそれとは実施できない(しかるべき管理下で、臨床心理士によって実施されるべきである:採用や昇進の材料に使ってはならない)ということですね、わかります。

・(1)23
・(2)37
・(3)34
・(4)18
・(5)30
・(6)21

 という結果が出ましたが、回答に迷う(適当な選択肢がない、無理矢理に選ばされた感の高い)項目もあったので、うまく測定できていないと感じられます。(そもそも、エビデンスとしていかほどのものなのかもわかっていません。)

 記事にある作成者の説明からは、言語、視覚、聴覚の3つに、受動と能動(記録・再生型と推理・創作型)をかけて6タイプ! …とうかがえるのですが、うーん、そこで言語を平たく並べてよいのか、わかりません。また、あまりにも視覚と聴覚という器官の違いを過大評価していないでしょうか。いかなる感覚器でも電気信号で、最終的には統合的に処理され、判断されたり記憶されたりすると説明されるはずです。ならば、信号より先の話だけで類型化を試みるのが妥当なのではないでしょうか。逆に、そういう扱いであれば、言語を明示的に言語として取り立てずとも、処理の一つとして、言語向きの能力が得意だ不得意だ、という話を自然と組み込むことができそうに思えます。(あくまで漠然とした予感です。)

 数学っぽい説明に置き換えるなら、(0があるとすれば計数・知覚、)1は平面、2は立体、3は時間軸、4は手続き、5は信号・波形、6は離散、(1〜3は空間・座標、4〜6は関数)ということなのかともうかがわれますが、うーん、そうだとすると、グラフ理論がしっくりくるという(私の)自称「自覚」は一種「錯覚」だったのかもしれませんね。

※ここでいう3より高い次元は、4〜6を援用して、アドホックに低い次元に投影して理解・思考されるんでしょう、たぶん。

 1〜3、4〜6のそれぞれにおいて、得意・不得意が生じ、その「組合せ」だとすると、何通りにタイプ分けされるんでしょうか。

・得意・不得意のパターン:G「1つだけ顕著に得意」、B「1つだけ顕著に不得意」、N「差が見られない」、R「1つ目は2つ目より顕著に得意、3つ目は2つ目より顕著に不得意」、C「1つ目は2つ目より顕著に得意、2つ目は3つ目より顕著に得意、3つ目は1つ目より顕著に得意(循環)」
・└→G, B, N, R, Cの5通りと仮定

※ここでの記号の割り当ては特に意味のない、仮のものです。

・「ネットワークモチーフ」
 http://www.metabolomics.jp/wiki/Aritalab:Lecture/Biochem/Modularity

 モチーフでいう1番と5番(FFL:フィードフォワードループ)の区別も重要だといえば、「B」に加えてもう1パターン「F」を増やすというわけです。

・1〜3における得意・不得意パターンの列挙:1G,2G,3G,1B,2B,3B,N,123R,132R,213R,231R,312R,321R,123C,321C
・└→15通り

 4〜6も同様としまして、15×15=225通りと、そろばんが弾かれます。理想的には「225タイプ!」が精度よく判別できることが期待されますが、実施の都合で絶望的です。▼簡易な設問では判別できない部分もあるかもしれず、だからといって設問が多すぎると▼実施中に疲れてくるので回答がいい加減になる、このため▼タイプ分けについては大幅に端折らなければ、そもそも検査の実施ができない、という、これまた循環的なソレによって、どうやっても成り立たない検査になりそうです。

・Wikipedia「Nikkei 225」
 https://en.wikipedia.org/wiki/Nikkei_225

 お手本となった「ダウ」は工業株だけで65とのことで、工業株に限らず選定するには225だ、ということのようです。225もあれば、たいていのバリエーションを網羅できるということなんだろうと思います。本当でしょうか。

・文部科学省「「系・分野・分科・細目表」の大幅な見直しについて(報告)」(2014年2月5日)
 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/siryo/__icsFiles/afieldfile/2014/02/18/1344080_5.pdf

 > 大幅な見直しをこれまでの「10年毎」ではなく「5年毎」に行い、細目数の大幅な減少(現在の細目数(321)の2分の1程度(160前後)が目安)を検討。

 え゛ー、321は多すぎて、160は減らし過ぎ、と心配されます。ぜひ、(後にも先にも)225(組み替えても常に225)にしましょうよ。

・厚生労働省「事業の細目の現状」
 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002v2y4-att/2r9852000002v4og.pdf

 > 283

 やさしい分類(わかりきった分類)は225くらいに収まっていて、むずかしい分類(特に区別が必要となる小分類:一種「別表」で示すべき「注意銘柄」のようなもの)を(平たく:同じ表に区別なく)追加してあって283、ということなのかなぁ、と想像されます。

・「新宿に10万匹のスライムがあらわれた!」(2015年2月23日)
 https://www.jp.playstation.com/blog/detail/172/20150223_dqh.html

・ウィキペディア「ロジスティック写像」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E5%86%99%E5%83%8F

・同「アトラクタ破壊のクライシス」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E5%86%99%E5%83%8F#/media/File:LogisticCobwebChaos.gif

・ウィキペディア「離散数学」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A2%E6%95%A3%E6%95%B0%E5%AD%A6

 > 離散数学の中核を成す分野として次の2つが挙げられる。
 > 組合せ論とは「ひたすら数える」数学である。
 > グラフ理論は、(大まかに言うと)点と線の数学である。
 > グラフの彩色に関する問題など組合せ論との関りは深い。

 いや、まあ、そういう方向からの(数学の分野の)分類もあるでしょうけれども、もっと、こう、その、何といいましょうか自然に、これをそれとして特段には意識せず使っている人はきっと多いはずです。はい。

 もっとも、1〜3と4〜6に分け、それぞれ、3個のうち得意・不得意があるかを、2個ずつペアで提示して問い、順序効果を打ち消しつつ、多数決っぽくもしつつ、などと、1-2,1-3,2-1,2-3,3-1,3-2の6通りを3回ずつで18問、4〜6も同様に18問で、計36問あれば、なんとなく、それらしい検査(尤度付きタイプ分け)はできるのかもしれません。こう考えると、「40問で6タイプ!」という上掲の簡易な検査も、(中身の妥当性はよくわかりませんが外形的には)それなりによくできているなぁ、という印象が出てきます。本当でしょうか。

・「Wechsler Intelligence Scale for Children-Fourth Edition(WISC-IV)「絵の抹消」の有用性」(2014年)
 http://ci.nii.ac.jp/naid/130004705538
 http://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrmc/51/10/51_654/_pdf

 > 2011年に日本版が発行されたWechsler Intelligence Scale for Children-Fourth Edition:ウェクスラー児童用知能検査第4版(WISC-IV)には,新しい下位検査として「絵の概念」「語音整列」「行列推理」「絵の抹消」「語の推理」の5 つが導入された.しかしワーキングメモリーの「算数」と処理速度の「絵の抹消」,言語理解の「語の推理」は補助検査であり,基本検査との代替がないかぎり合成得点に反映されない.そのため,代表的な指数にとらわれることで検査から得られる有益な情報を見落とす場合がある.

 > そこで本研究では,WISC-IVの新しい補助検査「絵の抹消」に着目し,この下位検査が評価し得る能力的側面と抹消手順という質的な面について検討することを目的として,当センター内,発達評価センターの検査結果を蓄積した発達評価データベースの調査を行った.そしてWISC-IVにおいて,全検査知能指数(full scale intelligence quotient:FSIQ)や合成得点として数値に表われない質的な側面にフォーカスすることの有用性について改めて考察したので報告する.

 > WISC-IVの解釈においては,代表的な指数のみがひとり歩きすることがないよう,補助検査の結果や課題への取り組み方といった質的な面まで含めて検討していく必要があるだろう.

 生活に支障をきたすという意味で深刻な状況を感度よく検出することが優先されますから、「あなたダイジョーブでしょ」といってダイジョーブ扱いされるケースにおいて、その測定精度はどうでもよい、いえ、そこまでアレではなくても、かなり低いということなのでしょう。

※この論文では、明らかな支障があってセンターを受診した「患児」を対象としており、患児でない児童に対する対照実験は行なわれていません。

 (この論文と「40問で6タイプ!」とは、直接の関係はないようですが、この論文に関わりながら、同じかたが他方で「40問で6タイプ!」を)一般向けに売り出そうというのはむずかしい話だと感じます。(むしろ、「生活に支障をきたしているのに診断を受けていない子ども」を検出するために出版している、という面がありましょう。これはそれなりに大事なことだと思いますけれども、それはそれで、もっと適切なチャネルが、適切に機能しなければならない話でもあるかもしれません。)

・宮崎興二「自然界に見る高次元立方体の投影」図学研究 Vol.38(2004年)
 http://www.jstage.jst.go.jp/article/jsgs1967/38/Supplement1/38_Supplement1_153/_article/-char/ja/

・「ARによる4次元図形表現の検討」(2010年)
 http://mycom.alife.cs.is.nagoya-u.ac.jp/2010/proc/2-1-hoshino.pdf

・(数学でいう)「手続き」
 https://books.google.co.jp/books?id=87ugqDKIs8kC&lpg=PA18&ots=FRTVRG5kkA&dq=%E6%95%B0%E5%AD%A6%20%E6%89%8B%E7%B6%9A%E3%81%8D&hl=ja&pg=PA18#v=onepage&q=%E6%95%B0%E5%AD%A6%20%E6%89%8B%E7%B6%9A%E3%81%8D&f=false

・「手続き的知識と概念的知識とから見た高校生の数学的知識の形成過程について」上越数学教育研究(2009年)
 http://www.juen.ac.jp/math/journal/files/vol24/watanabe09.pdf

 「シェマ」と「ネットワーク」って、スキーマ(関係性や枠組み)とネットワーク(グラフ構造)のことでいいんですよねぇ。心理学ではschemaを「シェマ」と訳すとのこと。

・「認知スタイル理論に基づいたeラーニング教材のデザインと学習効果」(2005年)
 http://www.jstage.jst.go.jp/article/konpyutariyoukyouiku/18/0/18_106/_pdf

 > H.A.Witkinらによって様々なスタイルの分類が試みられたが,それらを統合し体系化したものとして,“認知スタイルラベル(Cognitive Style Labels)”がRichard Ridingらによって提唱された。
 > (1)全体型―分析型(Wholist−Analytic)特性軸
 > (2)言語型―視覚型(Verbal−Imagery)特性軸

 うーん、いま絶妙に、Ridingらは測定の都合であえて分けませんでした(確実に測定できることしか扱いません)、という印象を受けます。これをそのまま数学の教材に持ってこようというのは、かなり無理がありそうです。


●「真の判例」が「再発見」されるとき


 法学に戻ります。同じかたの別のご発表が、これまたたいへん興味をひかれます。

・「『東京大学法学部卒業生の判決文に見る事実認定』」名古屋大学文学研究科 第31回グローバルCOE研究員ブリーフィング(2011年4月13日)
 http://www.gcoe.lit.nagoya-u.ac.jp/activity/activity05/31-1.html

 > 明治10年代、東京大学法学部では、英米法の教授が行われていたことが知られている。本発表では、同校卒業生が原告・被告双方の代理人として登場する判決文のうち、裁判官は近代的法学教育を経ていない者であるもの、裁判官も同校卒業生であるものを取りあげ、そこに表れる事実認定のあり方の相違について比較・検討した。

 > 旧世代の裁判官が、その議論の構造を十分に理解せず、示された事実や証拠を代言人の主張とは遊離した独自の観点に基づき再解釈・再構成することで、事実認定を行っている様子が覗える。

 > ここに見られる断絶が当時どの程度の一般性を有する現象であったか等について検討することが、今後の課題である。

 これはおもしろい、といってヒザをたたきます。「断絶」(制度や体制の急変で生じる「断層」)については、世代間のソレ([3046],[3052])、技術開発の継続性([3036])も参照ください。CTCの導入(当時)に関して、質問する委員と説明員の話がかみ合っていない例([2856])も、似た話でしょうか。

 今後、仮にこの研究の続報となる成果を目指すとしますと、明治・大正期の公文書のテキストマイニングの研究だといって、OCRのメーカーや国立国語研究所などと協同されると、たいへんおもしろそうに感じられます。そこに、さらに「時間の問題」を加えて立体的に扱うといいますと、テキストマイニングの研究としてもなかなか最先端なようにも思えます。(見解は個人です。)

・「A review on time series data mining」(2011年)
 http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.454.773&rep=rep1&type=pdf

・「Mining Causal Topics in Text Data: Iterative Topic Modeling with Time Series Feedback」(2013年)
 http://www.kenbenoit.net/pdfs/NDATAD2013/km0617s-final-kim.pdf

・「A Symbolic Representation of Time Series, with Implications for Streaming Algorithms」(2003年)
 http://homepages.abdn.ac.uk/yaji.sripada/pages/teaching/CS4031/information/SAX.pdf

・「An Online Algorithm for Segmenting Time Series」(2001年)
 http://www-ai.cs.uni-dortmund.de/PublicPublicationFiles/keogh_etal_2001a.pdf

 最初の仕事は、明治以来の判決文の語彙(日本語)から概念辞書(WordNet)を人手で作ることでしょうか。しかも、ノード、リンクともに「TTLのようなもの」を考慮する必要もあるでしょう。かなり、たいへんそうです。

・ウィキペディア「WordNet」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/WordNet

 もっとも、「時間の問題」は抜きにして、最新の「判例」を一種「スナップショット」で、ということであれば、それなりに実用的なんだろうと思われます。

・アスタミューゼ「知的財産判例データベース」
 http://hanrei.jp/
 http://www.astamuse.co.jp/company/members.html

 > 知的財産に関する過去の判例を、様々な項目から検索できる上に、沢山のユーザーに使っていただくことでより使いやすくなっていく進化していく進化型データベースです。

 > 業界初の2大検索機能!
 > 重要キーワードがツリー構造になっている「テーマによる判例検索」
 > 実務者のニーズに基づいた有用な検索方法を実装。一般的な検索項目の事件種別から、裁判所、事件番号、判決言渡日等の他、4×4のキーワード検索がご利用できます。

 ただ、サービスを運営する会社の「メンバー紹介」から想像される範囲では、「末弘の批判」、それを受けての上掲のような問題意識はおそらくなく、「判決文=判例」というくらいのソレで、よくわからないままひたすらデータベース化されているかもしれない、と心配されます。(知財に限ってのデータベースなのでそれでいい、という判断もあるかもしれませんが、知財でうまくいったので「判例」全般に対してシステムを売り込もうなどとは、安易に考えずあられたいなぁ、と心配されるという話です。)


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