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【研究ホワイトボックス】

研究を楽しく「追体験」! 真っ白のキャンバスに虹色の未来を描く方法、教えます。
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発行:2016/4/1
更新:2018/5/20

[3213]

【研究ホワイトボックス】

研究ホワイトボックス(10) ハイパー・ゼロ:「後方業務」としてのパスファインダーと「LHR」


めくるめく堂々めぐりのハイパーゲームへようこそ
研究における後方業務のあり方勝手に検討して委員会
『ハイスピード・アップデート』は「入れ替え制」デース
パスファインダーかく語りき
「LHR」を読み解く(仮)

(約28000字)

 4月1日です。
 4月1日です。

 今回の4月1日が訪れるまでどれだけ待ったことでしょう。

 わたしたちは4月1日を待っていました。
 わたしたちは4月1日を待っていました。

・YouTube 「ときは きたれり。」
 https://youtu.be/hivGJGtP-Q4?t=1m2s




 いくら4月1日とはいえ、内容はしっかり「研究ホワイトボックス」だと思われます…たぶん。とはいえとはいえ、「メタ目次」でいう1章から5章にあたる要素は持たず、それ以前の「ゼロ」なところを走り書きしてみます。

※レッツトワイェ〜っ!


 「研究ホワイトボックス」としては[3169]に続き、そして、内容的には、研究方法([3125],[3126])に続く話題です。とはいえ、ここで何か「便利でおトクな『方法論』!」をご紹介しようだとか、そういう『お役立ち系!』(古っ!)ではないんです。

・圧倒的「お役立ち系」じゃなイカ(2001年2月1日)
 http://www.kiwi-us.com/~mizusawa/penguin/CAMERA/index.shtml

 > あなたはここに来た、 349****番目の人です(99/10/27より)。

 わたしここにいる。おおー、当社(うちは社ではありませんが)とほぼ同じ期間で3倍くらいですねぇ。さすが「お役立ち系!」です。とっても便利なのでブックマーク代わりに使われる=何度も何度も参照される、ということですね。いわば『線区集中ブックマーク!』などと…(略)。アリガトウ!([3069],[3163],[3149]など。)

※「わたしたち まちのにんげんを はたらかせすぎる!」([3154])なども…ぐふっ。たったいま「わたしたちは元気です。」([3171])と書かれた風船が届いたようですよ。えー、どれどれ?

・「元気になれそう」(1989年7月)
 http://www.amazon.co.jp/dp/4193639940

・「わたし待つわ in 石狩」(2013年12月2日)
 http://uzulla.hateblo.jp/entry/2013/12/02/042712

 > 八王子からは6:30ごろの電車で8:10ごろ羽田着である。
 > 突如田中社長が「あそこの売店で限定の初音○クがうられていますよ」などおっしゃる。
 > エターナルフォースブリザード
 > 試される大地
 > バスがスムゥズに走り出す
 > 車窓も山をぬけたとおもったら高架の高速道路から見える風景は一面市街地で、ものすごい開けている。一部の人にわかりやすく言えば、京王線の府中の先あたりから調布くらいまでの感じである。
 > 私の抱いていた北海道のイメージとは大分違う渋滞&渋滞、ビルアンドビル、マンションアンドアパート、そしてセイコーマートではなくローソンだった。
 > 札幌からは下道をグングンと進む、これまた普通の市街地といった様相で、強いて言ったら相模原、町田あたりに似た風景がつづく。

 > 蟹やいくらなどが入った海鮮丼であったが、小さい入れ物にはいった茶色とも黄色ともいえるよくわからないものが付いている。なんだろなとおもいつつ一気に半分くらいを口に入れてみたところ、辛くて目が白黒した、山わさびというものらしい。そうこうしつつ、辛い!オイシイ!などとおもいつつ、周りの人とおぼつかない会話をしたりして一気にたいらげた、おいしかったです。
 > 食べ終わった直後、さくらの方がきて「ここは撮影OKで、それは山わさびだから気を付けてください」とおしえていただいた、実にお役立ち情報である、知ってた。

 こう、Webサイトに『専門的な内容』を求める人は、「本題という名の「お役立ち情報」」を求められているとは認識いたしております。ワタクシなど「重箱!」をつついてまわるだけの「*葉**!」と映るでしょうが、いえいえいえ、むしろ「重箱専門!」なのであります。(エヘンエヘン![3161]

※「もてる一般性をいかんなく発揮する」([3099])を目指すということです。

・朝日新聞「大阪)「初音ミク」色の花、見ごろに 咲くやこの花館」(2016年4月1日)
 http://www.asahi.com/articles/ASJ3C4HZXJ3CPTIL01L.html?iref=comtop_list_are_no01
 http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20160331002533_comm.jpg

 「後方業務」もあっての業務といいましょうか、フロントエンドのソレ(窓口とかタッチパネルとかカウンターとかドライバーとか)が「会社の顔!」でありつつ、「顔だけ!」で会社(事業体や事業)が成り立つわけがないということです。

 働く人のための食べ物や飲み物を納める(≒社員食堂を受託する※)、機械を納める、そのための材料や部品を納める、新しく開発するための…と、際限なく続くように見えて、実は、源流らしきものにちゃんとたどりつくことができるんです。

※「おにぎりの化石」([3192])も参照。おお、「武士食堂業務等委託」などという件名の『幻』が見えてきましたよっ! お城のおにぎりは「地産地消」! 食べられる前に城ごと焼けてモッタイナイ!!

 その最たるものは、「他の会社の後方業務を支える業務!」の「後方業務」を支える、▼業務の契約や作業の監督(監査や完成検査)!(のしくみ)、▼サプライチェーン!(と呼ばれるしくみ)、それに▼あらゆる会社に適用される法令(の制定や改廃を促すしくみ)だといって、おお、もはや「人」ではなく「しくみ」なんですよ、といってゾッとしてみましょう。(ここがおもしろいんですよ、の意。)

・「社会システム論」知恵蔵2015
 https://kotobank.jp/word/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E8%AB%96-186021


☆めくるめく堂々めぐりのハイパーゲームへようこそ


・「社会経済システム理論」東京工業大学(2010年6月4日)
 http://www.cs.dis.titech.ac.jp/ja/lecture/material/socecosys2010-3.pdf#page=14

※「パワぽのてい」を成していないと断じられましょう。…ぽのんぽのぽの。歴史的論争としては確かに対立関係ではありましょうが、その実、いずれの説も限定的には同時に認められてきた面がありましょう。(単独ですべてを説明しきった、物理学のようなエレガントな理論はなかった、の意。)論争を通じて相補的に仮説を精緻化していくための(意図的に設けた)対立関係であって、提唱者や派閥が対立しあったかのように理解するのは「属人的すぎる曲解!」かなぁ、とも思われそうです。…本当でしょうか。

 > ルーマンの社会システム論でもこのミクロマクロの相互連関の問題は読みとかれることはなかった[ルーマン,1993,1995]。

 > 評価関数で機能を扱う
 > 構造は動的に変化する。コミットメント構造のように比較的短時間に変化する構造も扱う。変動は数理モデルの範囲では分岐理論で扱う。

 > ネットワークは「範囲の集合」に対する有効な計算方法を与える手法
 > 役割こそが動的なプロセスをエージェントに与える「プログラム」であると考え、地位や属性や、特定の属性を持つエージェントの集合を定義するのがネットワークであると見なすのが我々の立場。

 > ルーマンはヴァレラやマトゥラナのオートポイエシスのシステム理論やフェルスターの二次のサイバネティクスを盛んに援用する。ルーマンの社会システム論が、他の社会や組織のシステム理論と一線を画している点は、その「理論」に於ける主体概念や、モデルの概念の特異性にあり、その中核には循環や自己準拠、システム境界、記述の閉鎖性といった課題が横たわっている。
 > 一方でフッサールを含む超越論的方法論を退け、他方で分析哲学の言語的な分析を論難する。
 > 知識の帰属先を意識(神経システムとして閉じた心理的なシステム言及)からコミュニケーション(社会的なシステム言及)へ転換すべきであるとする。
 > ルーマンは、科学論の最大の課題の一つである表象の認識論的地位について「科学は表象の概念を放棄するのが自然である」「表象の概念とともに、システムは環境の特徴を複写しているという考えも挫折するとする。
 > ルーマンはいっさいの表象概念を拒絶する。他方でルーマンが「システム固有の作動はシステムのなかでしか利用できない。システムは自己の境界の外部では作動できない」(P17)と述べている時のシステムは、あたかも実在の対象のように扱われる。
 > ルーマンの知識論としての問題設定そのものは極めて正当かつオーソドックスなものがある。特にルーマンの、開かれたシステム(システム境界を閉じることのできないシステム)という主題は、科学哲学の文脈の中でその意味を新たにする。
 > ルーマンが指摘するように、認識と対象が一体化するような統一体はもはや追い求めることはできないだろう。

 ▼ルーマンそのままでは計算できないのだよ、▼我々(工学部)は計算できてナンボなのだよ、と読めました。(恐縮です。)

 > メタ言語と言語をどのように扱うかについてのルーマンの問題意識は、科学方法論として妥当ではある。しかし問題はそこにオートポイエシスという思考停止ワードが入ることだろう。

 このスライドを読む限り「そうだそうだ! もっといってやれ!」的な気分になってきます。(あくまで気分です。)

 > 循環という課題は、現象学では地平の問題として、解釈学では解釈学的循環の問題として、意味論ではメタ言語の問題として扱われてきた。他方で、知の循環に関する言明は、解釈学や現象学のみならず、法社会学等個別の社会科学の中でも様々に論じられてきた。しかし現在の多くの意思決定や組織のモデルでは、この点に関してナイーブな立場が方法論的に選択されている傾向がある。

 ▼「ただし循環は考えないものとする」とか、▼「循環は6-hopまでとする」などと…(略)。モチーフ([3125])、「ぐるぐる☆どっかーん」([3089])も参照。循環をまったく考えないのはいけないと思いまーす。

 > ハイパーゲーム

※わあぃハイパーゲーム。わあぃ…。

 > 不透明文脈の複合化した発話の事例
 > On the outskirts of Puddlebyon-the-Marsh there lives a farmer who swears to this day that his cat can understand every word he says.

・角川つばさ文庫「つばさちゃんと本のたび」…いえ、(新訳)「ドリトル先生の郵便局」(2011年10月13日)
 http://www.tsubasabunko.jp/bookdetails/?pcd=201108000420
 http://tsubasabunko.jp/about/images/about-lead-hp.gif

・「つばさハッピー占い」

 > 占いの結果はみんなのがんばりで変えられるよ☆

 > ラブ運 ★★★★★
 > 勉強運 ★★☆☆☆
 > 友だち運 ★★★★☆
 > おこづかい運 ★★★★★
 > ラッキーカラー みずいろ
 > ラッキーアイテム セロハンテープ
 > 相性がいいお友だち うお座 AB型
 > 相性がいい本のキャラクター 『ぼくら』シリーズの日比野朗(ひびのあきら)

 http://tsubasabunko.jp/special/pop-bokurano.php

 うん。「がんばり」で「勉強運」をあげるぞぉ〜☆ さっそく『みずいろのセロハンテープ』を買ってこなくちゃ。

・ニチバン「セロテープ(R) 着色」
 https://www.nichiban.co.jp/stationery/ct_color/index.html

 …ありませんがな。「パンダ」もしくは「リラックマ」の絵柄のものならありそうでした。「占い」を『成じゅ!』するためなら***! …いえ、まさに「がんばり」を要すると実感されてきます。

・「ハイパーゲーム理論による意思決定と認識の安定性分析」(2011年)
 http://ci.nii.ac.jp/naid/110008750523

 > 通常のゲーム理論は,ゲームのルールが主体間で共有されている際の合理的な意思決定を追求するのに対し,ハイパーゲーム理論では,そもそもゲームの構造に関する認識に主体間で差異があるような状況を考え,そのことが主体の意思決定やゲームの結果に及ぼす影響について分析する.さらにゲームの結果の認識のあり方へのフィードバックについても扱い,認識と意思決定の相互関係を論じるものである.

・セカイよ、これがニッポンのハイパーゲームですぞ!
 http://www.siliconera.com/2014/03/16/neptunia-action-game-hyperdimension-netpunia-victory-ii-coming-year/
 http://www.siliconera.com/wordpress/wp-content/uploads/2014/03/20hyperdimensionneptuniav2_thumb.jpg
 http://www.tech-gaming.com/wp-content/uploads/2015/01/Hyperdimension-Neptunia-ReBirth-2-Sisters-Generation-1.jpg

 ▲ゲーム機がゲームするハイパーゲーム!(第1図のほう)

 ▲「ゲームの結果の認識のあり方」において「主体間で差異」があるようすが描かれております!(第2図のほう)


☆研究における後方業務のあり方勝手に検討して委員会


※「勝手に検討して委員会」=いかなる「あり検」を設ければいいか検討する委員会が必要とみられます、の意。

 「後方業務」にあたるものは、研究においてもあろうかと思います。こう、恥ずかしげもなく「卓越○○!」だの「卓越***!」だの(※)といって、一種『スター選手!』だけを「高がく」のソレで「獲とく!」するかのようなソレ、ソレはソレで必要とも思いますが、ソレだけで全体が成り立つものでは決してないと感じられましょう。

※エクサレント!([3132]) 1度「認定」されればn年間有効だっ! 更新制エクサレントでレッツ本格研究っ! キミにしかできない研究があるッ!! …と聞こえます。錯覚でしょうか。

・(たぶん再掲)「普通の開発者を讃えよう」(2015年5月20日)
 http://readwrite.jp/career/23211/

 研究所や研究者が『雲の上のゼッタイすべらない坂道!』([3191])というのは、まったく幻想であって、現場や開発部門とは役割が違うという、それだけのことなんです…たぶん。ですから、こう、「博士はスゴイ人にチガイナイ!」と決めつけての「博士のくせにひきょーだぞー」([3101])とのソレはあたらないということです。レッツ「普通の博士」! そのしぶとさをたたえてたたえて…あとをひく納豆ケーキ味っ!!

・「普通の社会人課程博士」
 http://yumulog.hatenablog.com/entry/20110814/1313336264

 > 研究成果を出す