・総武ステーション開発「高架下のショッピングセンター」(1980年・1981年・1982年)で『東海道型放送』を読み解く ・吉祥寺駅「ロンロン」(1969年)を愛でる ・いま問う『東海道型放送』のココロ ・東洋メディアリンクス「主要取引先(納入先)」から年代を推定するココロミ(試) ・もっと『東海道型』(附・補) ・表 『東海道型放送』に関する動き(ウィキペディアより抜粋)
(約16000字)
この一連の記事では、「じゅんふどうのあっとらんだむ」で「じどうほうそう(ただしはっしゃめろでぃーをふくむ)」を技術面で立体的に読み解くことを目指します。
お好きな順番でお読みいただけるよう、1つの記事を短めに、そして細切れに掲載いたします。その分、1つの記事を読むだけではよくわからないということになるでしょう。
…といって、その実、この記事は長めですが、この記事の中身は細切れであります。お好きな順番…というよりは、何度もいったりきたりしながら、ああ、そういうことだったのかと納得いただこうということです。
※どんな順番にすればわかりやすいのか、わからなくなってきましたよ、の意。まことに恐縮です。
☆総武ステーション開発「高架下のショッピングセンター」(1980年・1981年・1982年)で『東海道型放送』を読み解く
・ゆえっせーっ「フラワーロックならびにミュージカン」(※イメージはございません)付近(1988年1月ほか)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF
めりーな(=当時)の雑貨屋さん(…だったと思う@たぶん?)に並んでいましたよね。「全館BGM!」([3213])のほうなどおかまいなしに小さなラジカセで流される音楽にあわせて、こう、クネクネとですね(略)。
・[3213]
> おお、JR稲毛駅の高架下「めり〜な」の館内放送までもが、同じかたのお声であったような錯覚がしてまいります。
※名称としては「めりーな」、ロゴとしては「めり〜な」であるとの認識にございます。
・(参考)「総武ステーション開発」
http://www.chiba-cci.or.jp/tayori/danwasitu/danwasitu5.htm
> 総武ステーション開発(株)は、稲毛駅・西千葉駅の高架下のショッピングセンターを運営しております。当社の設立は昭和55年4月で、開業は「めりーな稲毛店」が昭和56年5月、「メリーナ西千葉店」が昭和57年4月です。当社の設立に当っては国鉄、千葉市、千葉商工会議所等が中心になって出資をいただきました。この頃にはもう国鉄が出資できるようになったのです。
なるほど! ならば「高架下のショッピングセンター」と「駅」で、まるっと「非常用放送設備」のほうなど共用されながら、駅側(ただし「改札系」に限る)と店舗側(ただし個々の小売店でなく総武ステーション開発に限る)のそれぞれで、ローカルなアナウンス(⇒スピーカー回線の選択[3316])ができるように…といったことが想像できそうなのですが…本当でしょうか。(※あくまで一般的な想像です。)
※一体とはいえ「防火区画」は切り分けられているはずです。おお、「めりーな」の入口には「開けたままにしないで下さい」的なドアのほうなど昔からありますし、改札口としての「めりーな口」は、これでもかこれでもかと小さい上、天井が低く、さらに「防煙たれ壁」のほうなど…ゲフンゲフン。防火上、駅ビルに直結する改札口は大きくできないのですよ! …なるほど!!(あくまで早合点であります。)その昔、「めりーな口」の海側にコーヒーとパスタだけくらいの喫茶店があったやのように記憶してございますが、このお店、火は使っていなかった([3236])のではないかしら。(知ってはいるのだけれど入ったことのないお店って、ありますよねぇ。)
・[3236]
> この飲食店で「火気」(ガス火、の意)を使っていたかどうか(使っていなかったのではないか)などと邪推され…ゲフンゲフン。♪チンしたカレーだっておいしいもん☆ そんなことはとうの昔に食堂車が証明しているッ!!
こう、何気ないところで『国鉄ン十年を誇るノウハウ!』のほうなど、さらっと活用されていたのかもですよ。(まったく憶測です。)
・Google ストリートビュー 「[P]ちばぎん→」付近
https://goo.gl/maps/dZzhoWCNBBN2
えーっ、こんなところにコンクリートブロックな壁があったなんて、いままで知らなかったなぁ。(※本当です。)こちら側(先に高架線に切り替えられた?)だけ時代が古いのかしら…しかし余談でした。
・ウィキペディア「防火区画」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%B2%E7%81%AB%E5%8C%BA%E7%94%BB
☆吉祥寺駅「ロンロン」(1969年)を愛でる
国鉄の高架下の利用([3274])といって、最初期で大規模な事例といえば吉祥寺ではないかとの認識でございます。
・[3322]
> 吉祥寺駅は(近隣の駅より)乗降客数が多い割に狭い上、高架下がかなりのスパンにわたって一体的な駅ビルとして整備されているので、消防法上、(近隣の)ほかの駅よりも早い時期から手厚い「非常用放送設備」が(きっと高架下もコミコミで)導入されて、そのため、他の駅とは「15年でリプレース!」のサイクルがずれているんだとも想像されかけましたが、本当でしょうか。
・ウィキペディア「吉祥寺駅」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%A5%A5%E5%AF%BA%E9%A7%85
> 1969年(昭和44年)4月6日 - 高架駅化。
> 12月3日 - 北口に吉祥寺ステーションビル「吉祥寺ロンロン」開業。
> 1989年(平成元年)8月26日 - 「ロンロン」リニューアルオープン。
・Google ストリートビュー 「ロンロン」前
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