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この一連の記事では、これまでもっぱら趣味的・郷土史的に語られることの多かった小湊鉄道線について、地元・市原市の現在の視点に沿って、技術的に読み解くことを目指します。
プロパルジョン編([3506])では、車齢が40年を超えた「キハ200形気動車」の後継となる車両について、多角的に予想を試みます。補助金による由利高原鉄道の車両更新(3両)の事例に着目しながらも、14両の車両の更新ひいては増発が期待される小湊鉄道線における効率的な車両調達のあり方を探ります。
運用編([3505])では、現行の車両・人員の状況も踏まえながら、地元・市原市で必要とされる輸送を担う平日ダイヤを読み解きます。五井駅のほかに留置線を持たない小湊鉄道線で、車両がどのように運用されているのか、早朝時間帯の仕業に着目しながら、上総牛久駅における夜間滞泊の実情を探ります。
線路編([3504])では、YouTubeに投稿された映像およびGoogleストリートビューの画像その他を参照し、小湊鉄道線の下り方向について、曲線区間の速度制限や信号の状況を立体的に読み解くことを目指します。また、1995年に導入されたATSについて概観するとともに、風速計の設置状況についても確認していきます。
施設編([3503])では、開業した年代が近い長野電鉄それに上信電鉄と比較しながら、仮に小湊鉄道線が電化される場合に予想される施設配置や改良等について概観します。また、2019年に当面の免許の期限を迎える京成千原線の海士有木延伸に関連して、小湊鉄道線の施設が共用される可能性について探ります。
小湊鉄道線における車両・乗務員の運用を読み解こうと思い立ちました。時刻表を参照すればかなりの部分までわかることでございます。
・えきから時刻表「小湊鐵道 路線時刻表」
http://ekikara.jp/newdata/line/1207011/up1_1.htm
まず、(列車番号や、一部の駅の着時刻も掲載されている)「えきから時刻表」をつぶさに見ると、こんなことに気づきます。
・社員が昼休みをとっているかのような空白がございます
・始発駅の出発時刻、終着駅の到着時刻に連絡を受けたきり行路の途中は何もなければ連絡なしという光景が想像できそうです(始発駅の出発時刻と終着駅の到着時刻がある程度まとまっていて、何もない時間が延々と続く≒連絡を受けるために詰めている人が無線や電話につきっきりではなさそう=呼出あれば即応できるけれども、ほとんどの時間は別の仕事をしていそう)
・五井機関区の始業時刻は7時ごろかなぁ(6時台は駅での折り返しだけかなぁ)
・「里山トロッコ」号は、折り返しの小休憩だけで、2往復の間ほぼ「出ずっぱり」ですね
会社としては、始業時刻があって終業時刻がありつつ、早朝や深夜に働くひとは別口で(異なる給与体系もしくは上乗せの手当によって)考えられているというのが(業種を問わず)基本でありましょう。
※「里山トロッコ」号の仕事をするひとは、ほかの仕事はせずにこれだけに取り組まれ、出勤して点検して回送して2往復営業して回送して点検して、終わったら退勤なさるのではないかしら&「里山トロッコ」号は「線路閉鎖」して動かしているのではないかしら=免許が違うのではないかしら=保線のひとの昼間の仕事なのではないかしら。(あくまで想像です。)
・上総中野発着の列車は必ず五井発着のようです(小湊鉄道線の核をなす最も基本のスジであるとみられます)
・五井−上総牛久間を往復する列車が(列車交換設備に対して)ほぼ目いっぱい詰めこまれているらしいようすがわかります(※現有の設備・人員を効率的に動かしておられると見受けます)
・上総牛久−養老渓谷(一部、里見)間の延長運転っぽい形で増発が図られた形跡がみられます
・早朝の里見始発の列車はどこから湧いて出てくるんでしょうか
駅の時刻表を見るだけでもダイヤが見えてくる、そういう駅としては里見駅(下り)など挙げられましょう。
・えきから時刻表「里見 上総中野方面(下り) 駅時刻表」
http://ekikara.jp/newdata/ekijikoku/1207011/down1_12219161.htm
「午前廻りと午後廻り」([3404])のように、昼休みを挟んで需要の向きが変わる(のに合わせて、幾何学的にいえばスジを反転させるような※)感じがうかがえます。そして、それぞれ、養老渓谷止まりと上総中野行きが一定間隔(約60分)で交互に運行されるようすがわかります。
※「靴下を裏返したような」って、こうですね。
その上で、小湊鉄道線のダイヤに詳しい個人のページを参照しますと、上総牛久5:15発→里見5:30着の「301」という回送列車があるらしいとわかります。
・そのかた
http://www.filmscan-print-s.com/0214-kominato-01.html
さすがです。また、里山トロッコ号の五井(9:20ごろ?)から上総牛久への回送が、海士有木(9:32)と上総山田(9:53)で交換されながら運転されている気配が浮かび上がってきます。上総牛久から五井への回送は、上総山田(15:52)だけで交換するのかなぁ。(※あくまで気配です。)
小湊鉄道線の全線で、同時に運転されている列車が最も多いのは、▼7:04〜7:07の3分間と、▼7:35〜7:41の6分間、それに▼7:57〜8:02の5分間における、5本の列車(※1日のうち計14分間だけ、5本の列車が同時にどこかを走っている)であるとわかり、ほとんどの時間帯には、2〜3本、ラッシュ時でも4本しか同時には走っていないとわかります。
※通信でいう「同時接続数」みたいな見かたです。
また、ウィキペディアを参照しますと、上総牛久駅に滞泊する列車について詳しく書かれてあります。
・ウィキペディア「上総牛久駅」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E7%B7%8F%E7%89%9B%E4%B9%85%E9%A7%85
> 夜間滞泊があり、1番線に1本(1両)、2番線・3番線にそれぞれ2本(全て2両)の計5本が留置される。
・(個人のページ)早朝に撮影された「始発前の上総牛久駅」のイメージです
http://white.ap.teacup.com/dt200a/timg/middle_1373272596.jpg
・こちら同じ位置のGoogleストリートビューになりますがよろしかったでしょうか付近
https://goo.gl/maps/c2bgypK3D2t
前日の夜に上総牛久止まりとなる列車が5本あり、翌日の早朝は、里見駅への回送1本と、養老渓谷行き1本、それに五井行き3本が、ばらばらと出ていくようすが(時刻表から)わかります。当駅に最も詰めこまれた場合で、車両の数としては11両(※1番線にも3両)まで詰めこまれうると推定できます。
(このページでは)明示的に書かれていないこととして、上総牛久駅の1番線ホームは構内踏切が迫っていてやや短い(80mほど)とみられること(※島式の2・3番線ホームは85mほどあるとみられます)、それでも駅舎の構造上、上総牛久からの上り列車は1番線からの発車が(利用客から)望まれそうであることが挙げられましょう。
・(個人のブログ)高解像度「上総牛久駅1番線ならびに構内踏切」のイメージです
http://tenhama.up.n.seesaa.net/tenhama/image/IMG_0476.JPG
http://kominatotetudo.up.n.seesaa.net/kominatotetudo/image/IMG_0478.JPG
1番線には4両編成の停止位置目標はなさそうに見えます。(=ATSにかかりそうに見えます。)また、傍題ですが、キハ200形は「全幅 2,903mm」とのことで、しかし2950mmの『幅広車両』も支障なさそうですよ。本当でしょうか。
・ウィキペディア「ドアカット」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%88
> 上総川間駅 - 上総大久保駅間各駅(小湊鉄道線)(類型2)
> ホーム有効長が2両分しかないため、多客期などの増結で2両を超える編成になった場合、進行方向後方の車両のうち2両を超えた分をドアカットする。
「ドアカット」って、「ホームタッチ」ひいては「ホームドア」と同じ和製英語っぽいですよね。もう少し表現のしようがないものかなぁ。
> JR部内では一般的に、ドア締切扱いと呼んでいる。
一種「ドアカット」文化圏(みたいなの)って、どこからどこまでなんでしょうか。…気になります。
・Google ストリートビュー 「上総牛久駅」
https://goo.gl/maps/6ABzdk86gLs
https://goo.gl/maps/mxSBB5z7Cm52
https://goo.gl/maps/QhTe4Kt7Du82
https://goo.gl/maps/xTvrf5EG88T2
https://goo.gl/maps/hcgc1e1WXHp
> LPガス充填基地
上総牛久駅で小湊鉄道線の列車も給油されるのかはわかりませんが、駅前に給油所ございます。(違)小湊鉄道の用地とみられる駐車場が上総中野方の踏切まで広がっています。さらには、いい感じにちばぎんの駐車場が四角くございます。さすがちばぎんです。(棒読み)
※ちばぎん(⇒九十八銀行[3265])が誇る先行取得用地っぽい例については[3396],[3451]も参照。
・「上総牛久駅の賃貸物件 都市ガスが使える物件特集」
http://www.homes.co.jp/chintai/theme/13124/chiba/kazusaushiku_07761-st/list/
> 該当物件は0件でした
うーん。「簡易ガス団地」については[3434]、「都市ガス」については[3447]を参照。LPガスであっても、せめてガス管で供給されているといいかなぁ。(恐縮です。)
・Google ストリートビュー コスモ石油「養老渓谷駅前SS」軽油ございます付近
https://goo.gl/maps/3Y3PMos7jMD2
・小湊鉄道「里山トロッコ」の説明です
http://www.kominato.co.jp/satoyamatorocco/cars/index.html
http://www.kominato.co.jp/satoyamatorocco/cars/images/sl03.jpg
> 8450mm
> 倉庫で眠っていた大正時代の汽笛を磨きそのまま搭載。
それ以外は、それなり(※よく再現はされていても、実物を利用したものではない)だということです。ATSも列車無線もついているようですよ。「大型ミニSL」って、こうですね。わかります。
> トロッコ客車
> ハフ101
> ハテ102
> ハテ101
> クハ101
> 9000〜9275mm
・小湊鉄道「クハ101」のイメージです
http://www.kominato.co.jp/satoyamatorocco/cars/images/pc05.jpg
機関車とトロッコ客車(3両)をあわせて、36mほどの長さでしょうか。キハ200形の2両編成より短いとわかります。そして、なんと「クハ101」なんですよ。機回しなどせず、こちら側を先頭にして運転できるということです。
・そこらへんカワサキくわしく!
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2015/09/18_18.html
> 見事に蒸気機関車を装っているが、ディーゼル機関車である。
> 見事に蒸気機関車を装っているが、ディーゼル機関車である。
> 数々のハイテク機器を搭載し、退行時には編成後部の制御客車から遠隔操作できるようになっている。
> 21世紀に誕生した2軸客車の固定軸受け。担バネにリンク装置というきわめてプリミティブな構造。
台車近影っ。
> 煙突からたゆたう煙は発煙装置のもので、ほのかにバニラの匂いがするが、これは乗客に有害な煙ではないことをアピールする意味合いもあるとのこと。
バニラっ。…バニラっ!! 制御方式のアレじゃないよラクトアイスのほうのソレだよ@ラクトアイスですかっ。(※表現は演出です。)
> 制御客車クハ101
> 2軸客車の乗り心地もしばらく忘れていた独特のものです。
> 2軸客車の乗り心地もしばらく忘れていた独特のものです。
> スパルタン
> スパルタン
> スパルタン
うわぁスパルタン。うわぁ…(略)「のりたくない列車」そのものですよ。うん。(※個人的な見解です。)
・[3492]
> 貸切の小湊鉄道バスで坂道や砂利道をどったんばったん
道路(車路)の問題なので小湊鉄道殿の責任ではないんですけど、目的地を目前にして駐車場でくねくねしたりかっくんしたりするのもスパルタンですよねぇ。(※個人の感想です。)
・「スパルタン」
http://ejje.weblio.jp/content/Spartan
> スパルタ式の、武勇の
> 強い自己否定を行う
> 規律または判断において容赦なく妥協しない
> 苦痛あるいは危険か、逆境に直面して揺るがない
> MicrosoftがIE(Internet Explorer)に替わる標準ブラウザとしての導入を発表したWebブラウザのコードネームである。
うわぁIE。IEを使わないと使えないサイトのことをスパルタンと形容しようではありませんか。ぬおー(略)…へんじがない。
・(個人のブログ)「こういう状況をこそ「スパルタン」と形容するのではあるまいか」付近
http://s707721169.up.n.seesaa.net/s707721169/image/DSC07480.jpg
腕の筋肉ばかりを使って車両によじ登ると、こういうわけです。(※客用ドアは車内側にステップございますけれども、乗務員室はこういうことになっているんですよ! えーっ!!)
・(一社)日本アイスクリーム協会の見解です
https://www.icecream.or.jp/ice/kind.html
> ファンシータイプ
ファンシー! …ファンシーっ([3492])。『時代を感じます』([3393])。
・Google ストリートビュー 「ファンシー」のイメージです
https://goo.gl/maps/mMYJiAJf9Fx
http://www.yorokeikoku.com/hiking/img_002/008.jpg
いや〜、探せば見つかるものですねぇ、ファンシー。いつかどこかでトレースしたり、雑誌の付録の定規で描いたみたいなファンシー。(棒読み)
・Google ストリートビュー 「ある階段」ほかのイメージです
https://goo.gl/maps/LwomzcucrvD2
https://goo.gl/maps/t73U13pMziA2
鶴舞といえば、この階段だね。…見るまで忘れてたけど、この階段は忘れられないね(=ばっちり忘れてるし!!)。千葉県の施設なのに設計が千葉市っぽいのは、たぶん気のせいです。(※表現は演出です。)
・同じ意味合いの工作物のイメージです
https://goo.gl/maps/6FjqTehUg322
https://goo.gl/maps/zbxNnWn5sAt
・芦屋市の見解です
http://www.city.ashiya.lg.jp/toshikeikaku/fuzokukikan/documents/toshi_keikan_h20_3_02.pdf
・バニラっ(違)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%82%A2%E5%88%B6%E5%BE%A1
ぜんぜんバニラじゃないし。…バニラじゃないし!! 炭焼き小屋のベーコンでカルボナーラみたいな香り(=燻製に使う木の香り&炭を焼いたにおいみたいなの)を特別に調合してもらったらいいんじゃないですかねぇ。香料メーカーに頼めば、そのくらいできるんじゃないんですかねぇ。(※個人のお客さまが好き勝手なことを述べるようすをイメージしています。実際の見解とは異なる場合がございます。)
・ちばドリーム(仮)…じゃなくてBOSSO! のってたのしいBOSSO VIEW EXPRESSに揺られながらどったんばったんおなかいっぱい(仮)「東金産“竹炭”」「大多喜産バジル」「大多喜産ルッコラ」「山武産なでしこポークベーコン」「佐倉産特選しいたけ」のイメージです
https://r.gnavi.co.jp/665ft0x70000/menu2/
千葉茶とか“ゆば”とか、そういうのは使われないんでしょうかねぇ。
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