・「とりあえずウィキペディア」からのスタートです(始) ・成田線活性化推進協議会「成田線輸送改善計画」(1994年12月)を遠目に眺める(談) ・「成田線の複線化」は『保安装置ドリブン』か ・道路網の『熟度』を示す“バロメーター”としての都市ガス【穴川十字路バス停あり】
(約15000字)
これまで成田空港と呼ばれる空港事業の側から空港周辺の鉄道を見てきました([3279])が、ここで***が30年目(!)、JRの側から見ようと思います。
なお、どなたでもすぐにオンラインで参照可能な資料のみを参照するという立場から、ここでは雑誌や広報誌、それに業界の論文誌などは探索いたしません。あしからず。
★「とりあえずウィキペディア」からのスタートです(始)
・[3248]
> このサイトの古い記述も「斬る」つもりで、しかし、ウィキペディアを「斬って」みながら、(自分に)「斬られて」みようと思います。
・[3399]
> ウィキペディア的に同じことをカワサキむずかしく
・[3392]
> ウィキペディアもすなるという「はいいち」に関する記述
・[3365]
> だいぶ忘れてますが(ウィキペディアを参照して初めて思い出したのでありますが)
・[3315]
> ウィキペディアを足がかりにして原典にあたろうとしたら『循環参照!』になっていて一種『例外が発生!』した
・[3247],[3264]
> ウィキペディアをうのみにします
・[3391]
> ウィキペディア「光GENJI通達(基収355号)」(1988年7月30日)
・[3387]
> ウィキペディア「大学寮」
・[3370]
> ウィキペディア「匿名組合平岡工場」
『ウィキペディアの隅をつつくような』とはこのことだよ★ちゃんと知ってるよ。(※表現には演出があり、個人差には印象がございます。)
・媒体名にMITと冠してなおKADOKAWAアスキー「落ち目のウィキペディア」(2013年10月23日)
https://www.technologyreview.jp/s/24628/the-decline-of-wikipedia/
> 本名を名乗らず、重箱の隅をようじでつつくような議論に明け暮れる
やあやあわれこそはと名乗りさえすればセイギだなんて、それはそれでなんだかなぁ。百科事典というものは最終的に、誰が書いても同じ記述になる(⇒再現性[3103],[3327]を有する)というところを目指しているのですよ。名乗るということは、そこに『手柄!』(の存在)を主張するということです。…とんでもない!
> サンガーとウェールズは、誰でも新しく項目を作れて、誰もが編集できるウィキペディアに期待をかけた。ウィキペディアで次々に増やした新たな記事を、最終的に各分野の専門家が仕上げてくれればと考えたのだ。
その段階に達してようやく専門家が名乗り出る(⇒記事に署名する)ことができるのだという理解にございます。それまでにじゅうぶんな編集が終えられていれば、専門家としては、専門家を代表して内容にオッケーを出すということで、本件専門家がひとりで何かを成したかのような意味合いは生じてこないわけです。そこに至らないうちのウィキペディアはすべてドラフトであって、ドラフトの段階で「手柄」を主張するですと? …モアとんでもない。専門家ですら百科事典においては「手柄」を主張しえないところ、編集者や、もっと足元のサーチャーやリサーチャーと呼ばれる人々が、いったい何の「手柄」を主張しようというのでしょうか。
・図書館情報学用語辞典「サーチャー」
https://kotobank.jp/word/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC-3596
> 情報を求め,それを実際に利用する人(エンドユーザー)に代わって,必要とされる情報を,適切なデータベースから検索する人で,通常,そのための専門的な技術を持っていることが要件とされる.
・デジタル大辞泉「リサーチャー」
https://kotobank.jp/word/%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC-657586
> 調査する人。研究に従事する人。研究者。
我々『**機構みたいな顔!』で名乗らずに立ち去り…いえ、誰に頼まれずともドラフトの改訂を重ねながら「いつでも使えるように」備えておくのは日常業務であって「手柄」ではなく、いざ、専門家や『決定権者!』に見ていただいて、最終的に「ゴーサイン」をいただける、そのためには、「厳格で官僚的な仕組み」が必要不可欠だと思うんですけど。…思うんですけど。(※見解です。)むやみにとげとげしくする必要はないですけど、厳格であることと手続き的であることは不可欠だという認識にございます。…といいながら、ウィキペディアを遠巻きに眺めているだけでスミマセン。
※頼まれずとも用意したものは手を変え品を変え『リメイク!』…ゲフンゲフン。とりあえずつくってしまった肉じゃがの残りをカレー肉じゃがにしてから本式のカレーの足しにするようなですね(中略)頼まれてからつくっていたら遅いし、そもそもいくら待っても頼まれない上に、いざ必要に迫られたとき、頼まれていなかったから用意はできていないとの言い分を認めてもらえない(用意していなかったことを責められる!)のだと、たぶんこういうわけです。…本当でしょうか。
※紙やCD-ROMの事典だって、「編集部」というものはあるでしょ、ウィキペディアのボランティアが担っているのは「編集部(催促ならびに校正を含む⇒いや〜、『憎まれ役!』って、こうですか? わかりませーん!)」であって、「編集長」や「発行人」が命ぜられないまま、あとは「しゃちょー(TOP! TOP!)」しかいないという、そこはまあ、手薄だとは思いますけれど、の意。
> こちらは会員限定の記事です。
えー…。高いなぁ。
・にしくじょー! WSJ「憎まれ役」の用例です(2015年10月15日)
http://jp.wsj.com/articles/SB11401761392163294666004581294093521987936
> 「自分が誠実でオープンな人間であれば、従業員に嫌われたとしても誠実さを疑われることはない」。
原文で使われている「誠実さ」は、日本語では「一貫性(一貫していること)」のように説明的に訳されないと、うまく通じないのかもですよ([3387])。そして、「誠実さを疑われない⇒それって、『信用される』とか『頼りにされる』ってことだよね★ちゃんと知ってるよ」との短絡的な誤解など起きないように配慮を尽くすのが「誠実な」翻訳者の務めであろうと、こういうわけです。
・(参考)NHK放送文化研究所『決定権者!』の読みかたに関する見解です
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/kotobax3/pdf/064.pdf
それはそれとしまして、ウィキペディアでございます。いろいろ悩みつつも、結局、ウィキペディアを引くに至ると、こういうわけです。
・ウィキペディア「成田線」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%90%E7%94%B0%E7%B7%9A
…だからといって、ウィキペディアを引きさえすれば何でもわかるというのは幻想なのですよ。
「書いてあることは読めるけれども意味がわからない」([3326],[3327],[3403])も参照いただきながら、ウィキペディアに書いてあることをわたしたち「きちんと読む」「正確に読む」「中途半端な記述あれば疑問を持つ」ということを試していこうではありませんか。
> かつては、佐倉駅 - 成田駅 - 我孫子駅が本線、成田駅 - 松岸駅が支線(松岸線)だったが、実際の運転系統に即して現在のように改正された。
この「現在のよう」とは、「どのよう」なのかといって、「通称」のほうでなく「我孫子−成田の間の支線」という表記のほうを指して「このよう」といっているのかなぁ、と察してみます。…わかりにくいですね、わかります。
> 成田線分岐点-成田空港間 第2種鉄道事業者
> 分岐点には黒地に白抜きで「NKT 0.0」と書かれた境界を示す標識が立っている。
> 成田駅から分岐して我孫子駅に至る支線は、正式な愛称や通称などはないが、本線・空港支線とは区別された名称で呼称される場合があり、「我孫子支線」が一般的な表記である。
『誰が』そのように呼ぶのかというところは明示しないとです。
> 成田市内にある成田駅 - 成田空港駅間の支線(通称空港支線)
「通称」というのは、▼誰による、▼誰のための「通称」なのか、というのがポイントではないかと思いました。
・運行上、つまりは「スジ屋さん!」や「指令員や駅長!」としての業務にかかる「通称」だろうとの線が濃厚かとぐこー(略)いっかいの利用者にはわかりかねます!
・鉄道事業者(⇒事業体[3041])としては、「土屋付近」を境に路線の名称が異なっていなくてはおかしい(仮には境界をまたがって両側に同一の名称を与えたとしても、区間ごとに別の路線である!)との理屈もありそうですよ
・旅客案内上は、…なんと、路線名は案内されていません!(=[3446]で述。)
…本当でしょうか。JR千葉支社の見解をおうかがいしたいッ!
・JR東日本の見解です
http://www.jreast-timetable.jp/timetable/list1130.html
http://www.jreast-timetable.jp/timetable/list1129.html
> 成田空港駅
> 成田線 成田・千葉・東京方面 (上り)
> 成田駅
> 成田線 成田空港方面 (下り)
> 成田線・総武本線 佐倉・千葉方面 (上り)
> 成田線・常磐線 布佐・我孫子・上野方面 (上り)
> 成田線 佐原・銚子方面 (下り)
時刻表のサイトに流し込むデータの便宜上という気配かなぁ。
・京葉銀行の見解です(2012年2月)
http://www.keiyobank.co.jp/ir/csr/information/pdf/tetsudo29.pdf
> 現在活躍中のJR成田線(空港支線・我孫子支線)の車両
> 雲ひとつない青空の下、成田駅から乗り込んだ我孫子支線。天気予報に反して下総松崎駅(略)乗客のほとんどが2〜3駅の近距離で降りる人ばかり。我孫子駅までの(略)
情緒的な表現に終始している印刷物ですから、参考文献が挙げられるでもなく、趣味的な図書などを参照されての記述かなぁと想像してみます。銀行だから何でも正確! …というわけでもなさそうですね、わかります。(…あたりまえですけど。)そして、車両のイラストの…首がっ! 首が90度、かくっと曲がってません? えーっ!!
そして、成田駅周辺で買い物をして安食・小林まで帰る人しか乗っていないと、しかし、そのような使われかたはされているのだといって、これはこれは! …夕方には『レジ袋de長ネギ!』([3385],[3403],[3420])が(安食までは)許されるのかなぁ、などと想像してみるところにございます。本当でしょうか。なお、小林駅は印西市内です。
・Google ストリートビュー 「安食付近のばんじゅう」(栄町)付近のイメージです(推定)
https://goo.gl/maps/uAptuQ8vmV12
https://goo.gl/maps/UY2rph83ykE2
https://goo.gl/maps/49EdYw4uijJ2
ばんじゅうがいっぱい! …と見せかけて、ビールケースだったりするので油断できませんぞ。(違)安食でマイカーを持たずにアパートに住んで週末はトイザらス([3132])…いえ、『涼しい顔!』で都市ガスを使用できるコンロのほうなど点火しながら『都会的な生活!』…いえいえ、そういう「新しい最新式!」の住民におかれまして、長ネギはどこで買うのかと…気になります!
※移動販売車と呼ばれる保冷車で売りに来られるんですよ! …なるほどなるほど!(一般的な想像です。)
・野田市内の事例です
http://www.palsystem-chiba.coop/syokutaku/shop/magokoro
http://www.palsystem-chiba.coop/wp/wp-content/themes/palchiba/assets//img/syokutaku/magokoro/magokoro_001.jpg
おおー! 長ネギ! 長ネギ、ちゃんとありますよ! 長ネギですよ長ネギ! …えー、どこどこ?
・YouTube ばんじゅうがいっぱい
https://www.youtube.com/watch?v=ul2ctWFuzc0
https://www.youtube.com/watch?v=NaYgd-K4Wi8
・[3132]
> 「日本人とは何か(≒狭いアパートに住んで高級車を持ち満員電車で通勤し休日にトイザらスを訪れる、の類)」論をぶつような口ぶり
…どのクチじゃあ。(メッソウでございました。)
・Google ストリートビュー 「小林付近のばんじゅう」(印西市)付近のイメージです
https://goo.gl/maps/KNq528F5N3w
https://goo.gl/maps/q5CCzfTJDbr
https://goo.gl/maps/ckg77XMtPWz
https://goo.gl/maps/KBxSQqU4iPD2
https://goo.gl/maps/BWYrYe8YeWp
https://goo.gl/maps/sErJKdPpR3k
どこからどこまでが小林で、どこからは牧の原なのか、よそ者にはわからない感じでした。(恐縮です。)
・同 印西市観光協会「小林城跡」(印西市)付近
https://goo.gl/maps/LvJeF1WG4R42
…教育委員会ではなくて観光協会なんですね&地方公共団体としての印西市とは無関係なんですね。本当でしょうか。
・JR千葉支社の見解です
http://www.jreast.co.jp/chiba/navi/index.html#/1129
http://www.jreast.co.jp/chiba/images/raininfo/soubu.pdf
http://www.jreast.co.jp/chiba/odekake/ciisanatabi/index.html
> 成田線
> 成田駅
> 駅からのお知らせ
> 10月1日より当駅は全面禁煙です。
えーっ。
> (2)成田線
> (9)横須賀線・総武線快速
> (14)常磐線快速・成田線
> (17)上野東京ライン
えーっ。…えーっ!
・小さな旅「列車で行こう!房総アクティブ体験!」より「成田線・成田空港駅または空港第2ビル駅 航空科学博物館」それに「列車でおでかけ!房総Trip vol.2 成田線・総武本線」より「成田線・成田空港駅・空港第2ビル駅 (1)成田国際空港」
http://www.jreast.co.jp/ekitabi/chisanatabi/pmf/chisana_302/#page=3
http://view-web-magazine.eki-net.biz/chisanatabi/chisana_285/#page=7
おお、お堅い内容に限って&航空科学博物館は当地にしかないといって、やっと成田空港駅が紹介されるのだと推察してみます。(あくまで推察です。)そして「成田線」とのこと。これは「成田線で行く!」ということなのかなぁ。『謎』ではあります。(あくまで見解は個人です。)
・Google ストリートビュー 「表参道付近のうなぎ」付近のイメージです
https://goo.gl/maps/svgnXLjUMK22
…いえいえいえ、営業上は「成田線」であると、ぜんぶ「成田線」だと、こういうわけです。…誰ですか、駅員さんに向かって「空港支線」とか「我孫子支線」などと呼びつけて苦笑させているのはッ!!(あくまで一般的な想像です。)
・成田空港高速鉄道の見解です
http://www.narita-kousoku.jp/business/index.html
> JRルート
> 成田線
> 成田市土屋〜成田空港駅
> 旧成田新幹線土地及び工作物譲受け
> 成田空港高速鉄道線開業(JR東日本成田線及び京成本線が成田空港駅乗り入れ)
成田−成田市土屋間は、まぎれもなく(上から下まで)JR成田線であって、そこからはただちに「成田空港高速鉄道線」の上を「成田空港高速鉄道殿が『JR東日本成田線』と呼ぶ列車」が走ると、こういうわけです。『空港支線』なんて、趣味誌(ただしJRの人が書いた文章を含む)とウィキペディアにしか書いてなかったりしないのかなぁ。『謎』です。
★成田線活性化推進協議会「成田線輸送改善計画」(1994年12月)を遠目に眺める(談)
・成田線活性化推進協議会の見解です
http://www.naritaline.com/top/rekisi/rekisi.html
http://www.naritaline.com/top/gaikyou/gaikyou.html
http://www.naritaline.com/top/torikumi/torikumi.html
> 昭和45年10月 … 成田ー我孫子間のCTC化
> 昭和48年10月01日 … 成田ー我孫子間の旅客列車廃止し電車化
※昭和45年は1970年です。おお、「総武快速線」([3304])より2年早くにCTC化されていたんですね。青梅線など(1971年[3419])よりも1年早いではないですか。それだけ古いと、かえって長持ちするのであってだなぁ(略)吾妻線については[3204]を参照。
> 線路概況
> 成田線(我孫子〜成田間)
> 同時進入、行き違い設備は全ての駅に整備されているほか、我孫子駅では、常磐線に乗り入れており、上野までの直通電車も運行されています。
> 成田線(佐倉〜松岸間)
> 我孫子〜成田間の所要時間は39〜50分であり、表定速度は47km/hです。
> 上野〜成田間の直通電車は、上りが17本、下り16本が運行されています。
「成田線(我孫子〜成田間)」「我孫子〜成田間」「上野までの直通電車」「上野〜成田間の直通電車」それに「同時進入」「行き違い設備」「表定速度」という表現(≒概念)の端々に、国鉄ひいてはJRとの綿密な協議を重ねあげられてきた経緯がにじんでいるのではないかと思いました。どこの雑誌よりもウィキペディアよりも(国鉄・JR的な意味で)正確な表記なのではないかと受け取ってみるものであります。
※「直通電車すなわち快速」という側面については[3449]を参照。
> 成田線の利便性向上については、複線化することが抜本的な解決策です。このため、昭和54年に成田線沿線11市町村で構成する「成田線(我孫子〜成田間)複線化促進期成会」を結成し、JR東日本をはじめ関係機関に強力に要望してきました。
※「強力に」は原文ママ。あくまで成田線活性化推進協議会の見解です。…文字通り「パワフルに」と読めばいいのか、「の協力を」の誤字もしくはおおらかな気持ち的に何らかの混同があるのか、(この文章だけでは)どちらとも断定できないような不安感が醸される表現だと思いました。(個人の感想です。)
複線化を「利便性向上」の「抜本的な解決策」とする見解は、あくまで地元側によるものと見受けます。きわめて極端には、複線化によらずに「午前廻り」「午後廻り」的な発想で、ピーク時に時隔を詰めて(片方向に)「頻発運転」することは、成田駅の留置線ひいては佐倉以南・我孫子以西が複線であることなど活かせば不可能ではないとわかります。
※現状では、信号の仕様および取扱いの規程上、そのような運行ができないという事情はございますが、そんなの、そんなもの(※)、CBTCと呼ばれる「ソフトウェア定義」([2929],[3117])なシステムに刷新されるときにはやすやすと乗り越えていけるはずですよ、うん。(私見です。)
> 平成6年12月に「成田線輸送改善計画」(部分複線化計画)がJR東日本から提示されました。しかし、平成5年度をピークに成田線の利用者が減少し、収支採算性の見通しがたたないという理由により平成9年に凍結になりました。
・Google ストリートビュー 「成田駅南詰」ほか付近(推定)
https://goo.gl/maps/Bxwy4oW7JLK2
https://goo.gl/maps/7zguzrsmwQ22
https://goo.gl/maps/mE9UMZdCNMQ2
https://goo.gl/maps/sbtdJwxacR62
https://goo.gl/maps/UFmkybbaqc22
https://goo.gl/maps/BFzAQzp1JE32
どことなく筑波や京阪奈っぽいテイストが漂います。駅の入口はどこですかっ&おっと、ここは成田駅西口自転車駐車場ですぜ★お客さーん。
・広報あびこ(我孫子市)「成田線 部分複線化」(1997年7月1日)
https://www.city.abiko.chiba.jp/shisei/kouhou/abiko/backnumber/h23backnumber/h9hakkoubun.files/1997_0701.pdf
※「計画概要」については[3451]で述。
> 成田線利用者が平成5年度をピークに減少傾向にあること、また沿線開発が遅れていることから、将来の利用者の需要予測が把握しにくく、現状では収支採算性の見通しがたたなくなったためであることがわかりました。
こう、市長さんと社長さんの対談で何がどれだけ(技術的に)わかるか(⇒正確に理解されるか)といって、たいへん疑わしいのですが、▼「将来の利用者の需要予測が把握しにく」いというのは、輸送計画(⇒留置線などの容量[3145])ならびに旅客流動の計画(⇒通路などの広さ[2911])を「策定できない」ということであると見られ、単に「ン万人を超えていればオッケーでぇす」という話ではないのだろう、▼最大で、あるいは利便性が認知されてあれよあれよと乗車人員が急増してしまった場合に駅施設や電車が人であふれる恐れがあるという、そちら側の事態をこそ懸念しての判断であろうと見受けられるのかもしれません。本当でしょうか。
※「ご利用が少ないからできない⇒最低ラインを超えさえすればゴーサインが出る!」のでなく、「増え始めたらどこまで増えるかがまったく予測できない」という、そっちなんですよ! …たぶん。「水郡線の通過人員」([3050])、それに相鉄の大和駅([3056])についても参照。
※勝どき駅のほうなど遠目に眺めながらですね(略)万一にも「入場制限」を日常的に行なうなどの事態に陥れば、鉄道事業者としては失格であるとの『×印!』をバーンと押されましょう。
そして、JRとしては、こう、ゼッタイに言及できないソレではあると思いますけれど、あなたの自治体では都市計画上、高層マンションがにょきにょき建つことを▼「妨げない」(民間にゆだねる⇒建ち始めると加速度がついて人口が増えていく)のか、いずれは▼「防ぐ」(一定の計画人口が示され、守られる⇒きわめて予測しやすい)ということになるのか、どっちなんですかという、そういうこともあるのではないでしょうか。我孫子市や栄町で都市ガスをどこまで供給できる見込みがあるのか&そっちですかっ。(あくまで憶測です。)
「平成6年」の計画をいつまでも引きずるのもアレではないかとも思われそうです。現状の線路のままで地元側が要望できそうな運行(≒行路・運用)としては、どのようなものが考えられるでしょうか。
・「快速成田しもうさ号」:事実上の武蔵野線内快速、武蔵野線「南流山駅場面」での増発、大宮から成田空港へのアクセス、常磐快速線「柏駅場面」での増発
・武蔵野線の電車の成田駅への乗り入れ(京葉線から10両編成で吉川美南まで乗り入れるなどの施策とあわせての再編)
JRの『支社界』([3147],[3389])などという内部の事情に大きく左右されるというのは、本来は本末転倒であるわけですが、…ゲフンゲフン。(メッソウでした。)「みなしE電!」とも呼べそうな常磐快速線との直通運転は、実はたいへん地元にとって有利なことなのですから、少なくとも現状の運行が(乗車人員の減少にもかかわらず)維持されるというのは、なかなか特別な扱いであるのかもしれませんよ。(※感想は個人です。)
いずれにしても、それは旅客鉄道殿が貨物鉄道殿とよく話し合って決めることでしょ(我孫子−成田間の沿線の自治体が要望できる範囲を超えているでしょ)との印象が出てまいります。また、武蔵野線の線路容量が、遠くは鴨川市([3156])との間で『争奪戦!』になろうかとの気配まで漂い始めます。…うーん。
・利根町「利根町議会定例会会議録」(2007年9月11日)
http://www.town.tone.ibaraki.jp/data/doc/1283759624_doc_36_3.pdf#page=17
> ○町長(****君)
> 本町では、長年にわたり、栄橋の朝夕の交通渋滞の緩和のために、竜ケ崎土木事務所ほか関係機関へ働きかけを行い、竜ケ崎土木事務所におきまして、栄橋千葉県側の交差点の右折レーンの整備を行っていただきましたが、渋滞の解消までには至っていない状況でございます。
> また、JR成田線、我孫子・成田間の利便性の向上につきましても、朝夕の増発と最終時間の繰り上げなどの要望活動を、成田線複線化促進期成同盟会の市町村とともに、JR東日本千葉支社及び東京支社に毎年行っているところでございます。
> 平成18年度におきましては、同期成会で、成田線輸送改善計画書を作成いたしまして、増発のために必要な施策について取りまとめ、JR東日本千葉支社に提案を実施をいたしました。そして現在、提案について検討をいただいているところでございます。
なるほど、そのように茨城県側からも成田線への期待があるわけですね。
★「成田線の複線化」は『保安装置ドリブン』か
あらかじめ「横浜線の複線化」については[2928],[3055]、「相模線の複線化」については[3140]を参照いただきます。
・ウィキペディア「湖西線」「武蔵野線」「成田線」「常磐線」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%96%E8%A5%BF%E7%B7%9A
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E8%94%B5%E9%87%8E%E7%B7%9A
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E5%B2%B8%E7%B7%9A
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B8%E7%A3%90%E7%B7%9A
> 1970年(昭和45年)4月10日:北柏駅が貨物駅として開業。
> 1971年(昭和46年)3月1日:綾瀬 - 金町間複々線暫定開通。同区間の緩行線と快速線の分離が行われる。国電は綾瀬 - 金町間で新しい線路(現在の緩行線)を使い上野 - 取手間を運行。
> 3月10日:金町 - 北柏間複々線暫定開通。同区間の緩行線と快速線の分離が行われる。国電は綾瀬 - 北柏間で現緩行線を使い上野 - 取手間を運行。
> 4月1日:北柏 - 我孫子間複々線暫定開通。綾瀬 - 我孫子間の複々線が全線完成。全区間で緩行線と快速線の分離が行われる。国電は綾瀬 - 取手間で現緩行線を使い上野 - 取手間を運行。
> 4月20日:ダイヤ改正。綾瀬 - 我孫子間複々線化に伴い、現在の運転系統がほぼ確立する。天王台駅開業。北柏駅旅客営業開始。上野 - 取手間の快速線に快速電車を新設。緩行線(各駅停車)が帝都高速度交通営団千代田線(営団地下鉄/現在の東京地下鉄)と相互直通運転開始(開始当時は霞ケ関駅まで、程なく代々木公園駅まで)。
> 1973年(昭和48年)4月1日:武蔵野線 府中本町駅 - 新松戸駅間(57.5km。貨物営業は北府中駅 - 南流山駅間 53.7kmのみ)、貨物支線 新小平駅 - 国立駅間 (5.0km) 、新秋津駅 - 日本国有鉄道線・西武鉄道株式会社線分界点間 (1.6km) 、西浦和駅 - 与野駅間 (4.9km) 、南流山駅 - 北小金駅間 (2.9km) 、南流山駅 - 馬橋駅間 (3.7km) が開業。
> 1973年(昭和48年)4月1日:新松戸駅開業。
> 1973年(昭和48年)4月9日:洋光台駅 - 大船駅間 (8.0km) が延伸開業し全通。港南台駅・本郷台駅が開業。
> 10月1日:磯子駅 - 大船駅間で貨物営業が開始。
> 1973年(昭和48年)10月1日 - 成田線我孫子 - 成田間の電化が完成。
> 1974年(昭和49年)7月20日:山科駅 - 近江塩津駅間 (74.1 km) が開業。
> 10月1日:湖西線で貨物列車が運転開始。
> 1978年(昭和53年)3月31日:営団地下鉄千代田線の代々木上原駅延伸開業に伴い、小田急電鉄小田原線本厚木駅まで直通運転区間が延長(3社線乗り入れは営団車のみ、現在は小田急多摩線唐木田駅まで)。
> 1982年(昭和57年)11月15日:我孫子 - 取手間複々線化。
> 1984年(昭和59年)2月1日:成田駅 - 我孫子駅間の貨物営業廃止。
> 1987年(昭和62年)12月1日:快速電車(上野 - 取手間)を最大10両編成から、103系電車および通勤型電車最長の15両編成へ増強。
上野駅での15両化の工事が東北新幹線(地下ホーム)との兼ね合いで遅い時期になったということだと読み解かれます([3255],[3304],[3208],[3421])。
> 1997年(平成9年):我孫子支線の部分複線化工事開始(用地買収段階で凍結)。
> 2000年(平成12年)3月12日:成田駅 - 我孫子駅間で ATS-P 使用開始。
なるほどATS-Pの導入に際して「手戻り」のないよう、(国鉄時代の)貨物線としての従前の計画を事実上『失効』させながら、新たに旅客鉄道殿としての「複線化」として、「部分複線化」されようとした気配が漂いますが、しかし、単線のままでのATS-Pの整備となったわけです。すると、(「JRのタイムライン」において)次の「複線化」着手の契機となりうるのはATACSかなぁ、と、こういうわけです。(※あくまで外形的な推測です。)
★道路網の『熟度』を示す“バロメーター”としての都市ガス【穴川十字路バス停あり】
ところで(※)、都市ガスというものは、なぜ『都市ガス』と呼ばれるのかといって、ガス管などという扱いのたいへんな管路を恒久的に敷設できるためには、道路網が完成していないといけないという、このような前後関係があるというわけです。
※この一連の記事、とても多くの側面を同時に扱う関係上、話題を細切れにしつつ、その並び順を決めかねました。「ところで」「さて」などと称して、細切れになってしまった話題を無理やり並べます。きわめて恐縮でございました。
・東日本ガス「供給ネットワーク」のイメージです
http://www.hngas.co.jp/corporate/cor-img/img_tg_map.jpg
http://www.hngas.co.jp/corporate/company_5.html
http://www.hngas.co.jp/corporate/company_2.html
> 我孫子ガス
> 昭和38年 我孫子町へ都市ガスを供給するため会社設立
> 昭和44年 取手ガス株式会社よりガスを購入し、製造ガス供給から購入ガス供給に切り替える
> 取手ガス
> 昭和44年 住宅公団井野団地(2,200戸)・取手町市街地(810戸)の供給戸数3,010戸へ日産10,000m3の低圧製造プラント2基にてガスの供給を開始 我孫子ガス株式会社(千葉県我孫子市)へ、大利根橋に架管してガスの卸供給を開始
> 昭和60年 東急ストアに冷暖房用ガスの供給開始 日産150,000m3の中圧連続式製造プラント1基完成
> 昭和63年 JR取手駅ビルに冷暖房用ガスの供給開始
※昭和44年は1969年、昭和63年は1988年です。
なるほどなるほど! 市町村ごとの「わがまちン周年!」などの出版物を見るより、(地場の)ガス会社の沿革を見るほうがよくわかるとわかります。(※恐縮ですが事実です。)
> 栄都市ガス
> 平成8年6月 栄都市ガス株式会社設立
> 平成18年2月 東京瓦斯株式会社の竜ヶ崎〜藤代ラインからの導管接続(供給用ガス調達の二重化(安定化)達成)
おおー!(略)平成8年は1996年、平成18年は2006年です。
・「安食駅の都市ガス利用可の賃貸特集の賃貸物件一覧」の一例です
http://www.able.co.jp/chiba/ensen/101023016/list/tosigas/
うーん。道路網や区画が「完成形」に近づかないと(「簡易ガス団地」[3434]を除く恒久的な管路としての)都市ガスも引かれえないと、このような理解にございます。
・Google ストリートビュー 「東日本ガス坂下」からの「東日本ガス坂上(天神社入口前)」「浄水場」バス停付近(推定)
https://goo.gl/maps/cDGdjY2tFD52
https://goo.gl/maps/8j1oSJFJP5S2
https://goo.gl/maps/9SVPtSTYRJN2
https://goo.gl/maps/vjLYHM2GZ2r
https://goo.gl/maps/Udent9EdCzp
…あ、いえ、ま、そん(その)、ちょっ(と)、バス停なのは「浄水場」だけですから、あしからず。そして、現状の「国道356号線」を見てしまうと、いくら「急行バス!」といえども、安食台に流入して何度も交差点で停まりながら…うーん。やーい穴川十字路っ。(棒読み)
・Google ストリートビュー 心象風景としての「穴川十字路」交差点(栄町)付近(あくまで心象風景です)
https://goo.gl/maps/9SNgAMhQbyn
https://goo.gl/maps/iZy8ARgJA7N2
https://goo.gl/maps/AD8sgiUkxb62
https://goo.gl/maps/9fDN72v9yko
https://goo.gl/maps/kGa2q1DH5wo
・Google ストリートビュー 「穴川十字路」バス停(県道72号線・国道126号線)付近
https://goo.gl/maps/mpru7GMLLuk
https://goo.gl/maps/Ksanu9nBzyC2
https://goo.gl/maps/iswe37CHwAD2
https://goo.gl/maps/72eLP66xhcT2
https://goo.gl/maps/AFNy5QmsCuv
https://goo.gl/maps/bSGaXW1XzQw
https://goo.gl/maps/Haprp1gVuuC2
> 歩行者は横断歩道橋を渡ってください
> 歩行者 自転車 専用
…シヤクシヂヤウギって、こうですね。右折レーンを造りさえすればだなぁ(中略)わあぃターャジス。(棒読み)
・Google ストリートビュー 「湖北野鳥センター」付近
https://goo.gl/maps/nt7EjhRDATq
https://goo.gl/maps/heGVujCKKMn
こう、比ゆ的にですね(略)穴川十字路という先行事例が現にあるんです。わたしたち、何かにつけて『ゼロベースで白紙から検討!』などといってよろこびますけど、それではいけないんです。先行事例をよく研究せずゼロベースで取り組めば、先行事例と同じ不都合が必ず起きてくるんです。これからは『ゼロベースで白紙!』などといいだすひとがいたら、そうじゃないんですよ、よく勉強しましょう(これから勉強すればいいんです)といってさしあげる時代ではないでしょうか。(※見解ですが個人です。)
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