・まったく歩かずに「成田線(我孫子−成田間)」を眺める(談) ・『幻』の「成田空港(タ)」を探して(談) ・「高速化された成田線」のおもかげを探して西へ東へ(談) ・「快速列車」とは(再)
(約17000字)
えっ!? 成田線が貨物線ですって? …そうなんです!(棒読み)…本当でしょうか。
いま、我孫子駅ならびに「成田線(我孫子−成田間)」について、「貨物線のいま(12)」([3449])と「新しい広域流動(6)」([3450])の2つの視点から読み解くことを試みます。
なお、保安装置の動向については[3444]にまとめてございます。さらに、広報あびこ「成田線輸送改善計画の概要」(1997年7月)については[3451]に続いてまいります。
成田線の我孫子−成田間は、現状では単線です。しかし、『単線=イコール=遅いんでしょ』との素朴な先入観は持たないようにしようではありませんか。いま、市販の時刻表では、我孫子−成田間の旅客の電車は32.9kmを42分かけて走り、表定速度は47.0km/hであると概算されます([3075])。
ウィキペディアによれば、我孫子−成田間の最高速度は95km/hとのことではございますが、この制限が▼「単線であること」から来るのか、単線のため▼警戒信号での駅進入となることから▼運転曲線上、最高速度はこのくらいになるんだという従属的なことなのか、▼線形がアレな区間もあるとか、▼見通しのよくない踏切が多いからとか、そういうようなもろもろの条件のほうが支配的であるのかなど、素人にはまったく想像もつきません。(※あくまで素人です。)
それでも、我孫子−成田間の47.0km/hという表定速度は、水戸線の小山−友部間とほぼ同じ表定速度であり、単線区間としてベストを尽くすと、このくらいであろうとの感触、つまり、現行の設備にあって、水戸線と同じくらいがんばって所要時間の短縮に努められていることがうかがえるといえそうです。しかし、その代わりに、▼成田駅での接続がよろしくない、▼「上野までの直通電車」であっても我孫子駅で待たされるなどの(広域でのダイヤ上)一種『しわ寄せ』が生じているようだとうかがえます(=後述)。
★まったく歩かずに「成田線(我孫子−成田間)」を眺める(談)
・「のっけから」「のけぞらせる」
http://thesaurus.weblio.jp/content/%E3%81%AE%E3%81%A3%E3%81%91%E3%81%8B%E3%82%89
http://thesaurus.weblio.jp/content/%E4%BD%93%E3%82%92%E3%81%AE%E3%81%91%E3%81%9E%E3%82%89%E3%81%9B%E3%82%8B
のっけからのけぞらせるようなスタンスで恐縮ではございますが、▼あえて現地は見ない、▼地元の人の声を直接には聞かない、▼利害関係者の言い分を参照するのは後回しで、▼線路(鉄道施設)や地域(都市計画など)の特徴を先入観なしで見ようと、こういうスタンスにございます。
※我々『久米さんみたいな顔!』([3393])で大きく目を見開き「えーっ!」と発声しながらのけぞるとGOOD!! …えーっ!!
・Google ストリートビュー 「成田線」(我孫子市)付近
https://goo.gl/maps/zB99GUjJ9fR2
https://goo.gl/maps/KBPeUG2oJfG2
・(個人のブログ)『円筒分水』のイメージです
http://doushigawa.blog.fc2.com/blog-entry-311.html
・千葉県(東葛飾農業事務所)「排水機場」「円筒分水工」の説明です(公式です)
https://www.pref.chiba.lg.jp/ap-toukatsu/toukatsu/shisetsu.html
高低差を克服されながら水道のほうなど…先人はすごいぞ。そして、「コンクリートのかためたやつ!」という意味での構造物としては「円筒分水工」、水道上の機能としては「円筒分水」と呼び分けられていることに留意いただくと、我々もっと正確な表現をしていけるのではないでしょうか。『百名山!(考えもせずに登るよ! どんどん登るよ!)』がごとく「円筒分水めぐり!」に旅立たれるひともいらっしゃるようですが…そっちはアレですよぅ。水道の勉強をするなら、円筒分水という機能を理解することが第1であって、実物としての「円筒分水工」は、専門家の解説を聞き流しながら(…失礼!)1箇所をじっくり見学すれば、それでじゅうぶんなのですよ。(※見解です。)
このフォーラムとしては、いますぐGoogleのストリートビューを参照して、これから注目しようとする沿線地域を(点ではなく)面的にとらえることを目指します。直接には我孫子−成田間に関心があるのであっても、我孫子駅より先や成田駅より先、それに、まったく異なる地域にも目を向け、広く課題や類似事例などを見つけていこうではありませんか。この一連の記事では、なんと我々、『我々はさっそくフランスへ飛んだ!』のほうなど、仮想的に体験できちゃいますよ。…えーっ!
・「フランクな」⇒「ざっくばらん」
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/195360/meaning/m0u/
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/88337/meaning/m0u/
http://thesaurus.weblio.jp/content/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%81%AA
> 気どったところがないさま。ざっくばらん。率直。
> 遠慮がなく率直なさま。もったいぶったところがなく、素直に心情を表すさま。
※類語辞典を見ると、かえってよくわからなくなるかもですよ。本当でしょうか。
> 他人に対する接し方に遠慮が見られないさま
> 隠そうとする意図がないさま
※…という『キャラ!』をつくると、こういうわけです。「ゴキゲンでWelcome!」([3093])も参照。
・「久米さんは言葉が足りない」とのこと
https://tv-dmenu.jp/latest_news_rss/35505/
> 「久米さんは通りすがりに“ニュースを読んでるんだけど、読まないでくれる?”みたいなことを言って去るんですよ。“え?”ってなって、それから一週間か10日ぐらい、ひとりで考えたこともあります」
※ニュースを読んでるんだけど、読まないでくれる?:我々はニュースをお伝えするのがお役目ではあるのだけれど、この番組はニュースショーなんだから、いかにもアナウンサーです的な読みかた、しないでくれる?
・[3269]
> 最近の「次の電車を、ご利用ください。」は、録音にあたってどのような指示がなされたのかがわからない、音声を聞いてもニュアンスのよくわからない(ナレーターも納得いかないまま原稿を読んでいるのではないかという)音声になっていると感じます。ナレーターの声質や機器の音質などがよくなる(全体的に整って、そのレベルでは不満がなくなる)と、こんどはかえって、繊細なニュアンスが1つ1つ、大きく注目されることになってくるわけです。
※まったく同じことですよね。久米さんというのは『役者と呼ばれるキャスト!(おもてなし!)』なので、その横で原稿を棒読み…いえ、あまりにストレートに読むと違和感が生じるというわけです。しかし、のっけから傍題でした。
★『幻』の「成田空港(タ)」を探して(談)
東成田線それに「土屋新駅」についておさらいです。
※成田新幹線としての「土屋新駅」については[3446]に続きます。
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