・「東急ハンズ」を読み解く(仮) ・東京都立図書館「111枚のアイディアカード」を読み解く ・表110 「それなりに学研さんのようなテイストを出しながらタミヤさんも取り揃えておりマス」のイメージです(東急ハンズのページより作成) ・表111 「111枚」の内訳です(東京都立図書館のページより作成)
(約15000字)
[3324],[3325]の続きです。以下の検索問合せをいただいております。
・「夏休み 工作 モーター スイッチ タミヤ」
・「電鈴 キット」
・「リモコン電球の作り方自由研究」(空白なし)
・「電気の発明自由研究」
・「中学2年 ロボット 自由研究」
・「小学生 自由研究 間違えやすい言葉」
・「小学生 自由研究 ブザー モーター」
・「歯車モーター自由研究」
100Vの工作はさせないでくださいオネガイシマス。歯車はかなりむずかしいはずです。
※自分で設計したり遊んだりすることを許されるのは、9歳までは1.5V、12歳までは3V、14歳までは5V以下、16歳までは12V以下、工業高校と高専で100Vそして24Vと48Vのセカイが開かれる、との早合点でございます。本当でしょうか。詳しい大人(ただし有資格者に限る)がつきっきりで「かん督!」する場合、中学校でやっと100Vを触らせてもらえます。隣の部屋で涼んでいるのではだめですよぉ、の意。ここまでの状況を「コンパクトに圧縮してお伝え!」すれば「100Vの工作はさせないでくださいオネガイシマス。」になるというものです。…なんだかなぁ。
「中学校における理科の自由研究」は、家庭で担うのはきわめて困難であると認識いたしております。そもそも、いまだ学校のせんせいがた(教員養成課程のセンセイを含む)が指導方法を模索している段階であります。
・「実験を工夫させる事前指導が自由研究に与える効果」日本理科教育学会 理科教育学研究 Vol.56 No.2(2015年9月30日)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjst/56/2/56_14025/_article/-char/ja/
大学や研究所みたいな実験をしさえすればいいんだ、というものでもなく、ましてや、白衣をはおりさえすれば…ぎゃふんだっ。…なんだかなぁ。
「研究方法に関する研究」([3125])があまり脚光を浴びていないのと似た状況と見受けられ、指導方法の研究の方法論を研究するのが先でしょ&やみくもに試しさえすれば「うまくいった」などと、エレガントとはいえないでしょ、といってみたいですが無理ですやめておきます…。
・(参考)「中学校における理科の自由研究の現状」平成20年度日本科学教育学会第2回研究会(2008年11月15日)
http://www.jsse.jp/jsse/modules/note7/index.php?id=15
http://www.jsse.jp/jsse/kenkyu/080219.pdf#search=%27%E7%90%86%E7%A7%91%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E8%87%AA%E7%94%B1%E7%A0%94%E7%A9%B6%27
> 2007年10月下旬に福岡県のH中学校で,理科の自由研究について生徒の意識調査を行った。
> 自由研究に費やした金額は0〜5000円までの幅があったが,全体の約4分の1が0円であった。
とはいいましてもですね、▼10月下旬にもなって金額をおぼえているものかッ(けっ!)、▼質問の意味がわからないんですけどぉ(ぜんぶ親に出してもらったしぃ、0円にしとこ)、それに▼「家の材料だけで買わないで作れ」といって、その実、電子部品など使い放題で、なぜか測定器もあるよーん、など、いろいろな状況が想像されます。あくまで参考です。
●「東急ハンズ」を読み解く(仮)
買いさえすれば&組み立てさえすれば、というのは守備範囲でないのでアレですが、ここで東急ハンズさんのほうなどのぞいてみます。
・東急ハンズ「夏休みの宿題にオススメ!楽しく学べる自由研究・工作キット」
https://hands.net/event/researchproject/
> 分かりやすい解説書なども付いているので、楽しみながら学ぶことができます。
> 科学の不思議から生物の驚きの生態まで、様々なテーマを取り揃えています。
おお、それなりに学研さん([3094],[3306])のようなテイストを出しながらタミヤさんも取り揃えておりマス(濃い緑色のエプロンで両手を前に揃えて30度くらい頭を下げつつ)的なソレだとお見受けしました。それなりに(30度くらい?)さすがです。
・一昔前の「濃い緑色のエプロンで両手を前に揃えて」のイメージです
https://job.tsite.jp/img/job-offer/phph68pAd_56554bf18fb03.JPG
・「「45度」を『日常使い!』してはなりませぬぞ!」のイメージです
https://www.proseek.co.jp/contents/knowhow/manners_society/images/society_30.gif
・「普段使い」
http://ejje.weblio.jp/content/%E6%99%AE%E6%AE%B5%E4%BD%BF%E3%81%84
■表110 「それなりに学研さんのようなテイストを出しながらタミヤさんも取り揃えておりマス」のイメージです(東急ハンズのページより作成) 順位 | 価格(税込) | | | 1 | 12290 | 2 | 10080 | 3 | 9180 | 4 | 4104 | 5 | 3780 | 6 | 3780 | 7 | 3780 | 8 | 3780 | 9 | 3600 | 10 | 3600 | 11 | 3456 | 12 | 3456 | 13 | 3240 | 14 | 3024 | 15 | 3024 | 16 | 2700 | 17 | 2678 | 18 | 2571 | 19 | 2570 | 20 | 2484 | 21 | 2484 | 22 | 2376 | 23 | 2376 | 24 | 2376 | 25 | 2124 | 26 | 2052 | 27 | 1944 | 28 | 1944 | 29 | 1944 | 30 | 1944 | 31 | 1933 | 32 | 1922 | 33 | 1900 | 34 | 1890 | 35 | 1836 | 36 | 1728 | 37 | 1728 | 38 | 1728 | 39 | 1680 | 40 | 1674 | 41 | 1620 | 42 | 1620 | 43 | 1620 | 44 | 1620 | 45 | 1620 | 46 | 1620 | 47 | 1620 | 48 | 1620 | 49 | 1522 | 50 | 1512 | 51 | 1512 | 52 | 1512 | 53 | 1512 | 54 | 1404 | 55 | 1296 | 56 | 1296 | 57 | 1296 | 58 | 1296 | 59 | 1296 | 60 | 1296 | 61 | 1296 | 62 | 1296 | 63 | 1296 | 64 | 1296 | 65 | 1296 | 66 | 1296 | 67 | 1164 | 68 | 1080 | 69 | 1080 | 70 | 1080 | 71 | 1080 | 72 | 1037 | 73 | 972 | 74 | 972 | 75 | 972 | 76 | 950 | 77 | 918 | 78 | 864 | 79 | 864 | 80 | 864 | 81 | 864 | 82 | 810 | 83 | 734 | 84 | 648 | 85 | 648 | 86 | 648 | 87 | 594 | 88 | 594 | 89 | 572 | 90 | 565 | 91 | 540 | 92 | 540 | 93 | 540 | 94 | 540 | 95 | 540 | 96 | 498 | 97 | 486 | 98 | 486 | 99 | 474 | 100 | 437 | 101 | 302 | 102 | 216 | 103 | 216 | 104 | 194 | 105 | 194 | 106 | 162 | 107 | 162 | 108 | 140 | 109 | 97 | 110 | 97 |
…がびーん。よく見ると、この中にタミヤさんはいませんでした。
97円から12,290円まで、平均で1,743円、中央値は1,296円ですね、わかります! そして、散布図の縦軸を対数軸にしつつ、おお、437円から3,780円までが標準的なゾーンといえ、それより安い&高いのは『変な商品!(外れ値!)』ですね、わかります! もしも「ここにあるの、ぜんぶいただけるかしら」などしますと(中略)以上、110点のお買い上げで191,681円になりまーす。
「外れ値」を除いての平均は1,607円、中央値は1,512円だと…通販のページや店頭で即座に見抜けるというアナタ! きっと、その道のプロですねっ!! 頭の中に『仮想化算盤!』が「内臓!」されているにチガイナイっ。(我々『かわいい顔』で「表計算ソフトと呼ばれるエクセル!」のほうなど使っていいんですよ、の意。)
※OpenOfficeのCalc、それにGoogle スプレッドシートでいいんですよぉ。いっけなーい! エクセル買ってこなくちゃ。エクセルみなみで買えるのかしら…などと(略)。
…いえいえいえ、物理、化学、生物、地学から図工まで、ということで、水質のパックテストなども同じ並びに並んでいるところに絶妙なバランス感覚がにじみます。思わず『2点お買い上げで3千円からお預かり!』しそうになります。
しかし、数学、情報、国語、社会、英語にかかる題材は、まるで考えられていません。それは、モノを買わなくていい、あるいは、買うと高い書籍などが必要になる(と一般に認識されている)からですね、わかります!
・よりリアルで正確な「ぜんぶいただけるかしら」事案(2012年6月29日)
http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20120629
> その一言に一瞬でテンパるスタッフ。ど、どうしましょう!ってあわてて僕のところに走ってきたのだが、(略)揃えられたのは68冊だけだった。残りは在庫していなかったのだ。
> 本当に、あのときほどお客様にうちの店の品揃えが不甲斐なくて申し訳ないと思ったことはない。翌年以降、どんなにランクが低くても100冊に選ばれた文庫は夏が終わっても在庫するようにしたものである。
> ちなみに100冊全部買ったらどれくらいのお値段になるかと言えば、今年は税込で65188円になるそう。
> 100冊セットといいながら、ひそかに117冊もあるのは、よいこのみんなには内緒だ。
100冊(117冊!)の重さも知りたいですね、わかります!
・Google ストリートビュー 「「エクセルみなみ」の入口はここですか? わかりませーん!」付近(推定)
https://goo.gl/maps/iUELmgRKZMz
・(参考)「表計算ツールCalcを使いこなす」(2006年6月8日)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060608/240398/
・OpenOffice(日本語)
http://www.openoffice.org/ja/
http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/openoffice/
・Google スプレッドシート
https://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/
・「表計算入門」
https://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/frp7an/60c558315b66i-ii/pdf/information_science13.pdf
> 最近では、素データがインターネット等で公開されていることも多く、そのようなデータを入手して活用することもできる(適当に検索して探してみると良いだろう)。
> ここでは、課題のデータをあらかじめ CSV 形式 (コンマ区切り形式, Comma Separated Values) で用意してあるので、それをエクセルに 読み込むところからはじめる。
ぬおー。「素」で『素データ』へのビスケットが足りないのではないかねキミぃ(などと…略)。そこんとこ、どーなんだいキミぃ(もっと略)。√もっかい100回どーなんだい! こーなんだいの駅の前、でっかいバーズでエクセルは買・え・な・い・ぞ♪
・「イエローハット横浜港南店さん2F」のイメージです
http://www.pcdepot.co.jp/shop/smartlife/01015.html
PCなんて自動車と同じようなものだと、仕事で必要な人だけ買うんでしょ&お高いんでしょ…などと(略)。生活圏に家電量販店(ただしPCを豊富に取り扱う店に限る)があるかないか(子どもの時からあったかなかったか)が、かなり先まで(仮には子や孫の代まで)響くのですよ@(自分では)避けられません。
・Google ストリートビュー 「…こっ、ここでエクセルが買えるって、本当でしょうか」付近
https://goo.gl/maps/DC1uHG2Ax9o
・「ワード、エクセル、それにパワーポイント、それから、えーと…」付近(25,000円)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00AENEZEK
・(参考)(2014年12月)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11139986521
スマホのテザリングでOfficeのインストールをするのは…ちょっとねぇ。OpenOfficeは128.0MBとのこと。うちにはPCはあるけど古いしエクセルなんて入ってないから…とはおっしゃらず、OpenOfficeで表計算しましょうよぉ。エクセルが使いたいんじゃないやい、表計算がしたいだけなんだいっ。(でっかいお世話で恐縮でーす。)
・(参考)「よくあるご質問 OpenOfficeの利用」
http://www.waseda.jp/navi/faq/opoffice.html
・(参考)「無料の「OpenOffice」よりも有料の「Office 365」を使う方がコストを節約できることを示す事例」(2015年8月19日)
http://gigazine.net/news/20150819-office-365-save-cost/
> Microsoft AccessやExcelの機能の一部
それはサーバーサイドに移すのが望まれませんか、そうですか。
> 「職員がMicrosoft Officeの作業環境に慣れていたこと」
これは大きいです。しかし、慣れの問題でしかありません。
※どちらかというと、OpenOfficeのほうが「古き良き難しさ(わかりにくさ)」をそのまま持ち続けており、Microsoft Officeはこれでもかこれでもかと「でっかいお世話」してくれるようになってきています。先にOpenOfficeが使えてしまえば、もはや何でもこい、というソレだと思われそうです。エクセルは使えているけれども表計算はできていない、といったケースを防ぐには、Calcのとっつきにくさは、なかなかちょうどよいんではないでしょうかねぇ。子どもはどっちでも、すぐに使いこなしますよ。ええ。慣れたものしか使えないなんて、それはオトナだけがいうことです。
●東京都立図書館「111枚のアイディアカード」を読み解く
というわけで、「家の材料だけで買わないで作れ」([3102])などとおっしゃらず(≒理科や図工の指導は自信がないので文献調査のほうがいいかなぁ、という潜在的なニーズだとお見受けします、の意)、図書館や科学館などのガイドを参照すればいいのですよ。
・東京都立図書館「これならできる!自由研究 111枚のアイディアカードから選ぼう」
http://www.library.metro.tokyo.jp/recommend/ideacard/tabid/3018/Default.aspx
> カードをつかった感想(かんそう)や、研究の結果(けっか)などを図書館におしえてください。
まさに「研究テーマはカタログから選ぼう!」([3100])の実践例ですね、わかります! 社会、国語、英語、せいかつ・家庭まで揃っていて、さすがです。そして、おおー。…おおー。にょほほほっ…真っ先にクリックしてみますは「おまけ」のページであります!
・同「おまけ」
http://www.library.metro.tokyo.jp/recommend/ideacard/omake/card111/tabid/3374/Default.aspx
> 図書館のひみつ探検隊
※「いい感じにゼロゼロしてますねぇ」([3213])など参照。レッツ「ゼロから図書館」っ!
・東京学芸大学附属大泉小学校「これは自由研究のヒントに!」(2011年7月13日)
http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/index.php?key=joopv8bi1-118#_118
※意味を成していないタイトルだと思ったのですが原文ママ。
> 先日、都立多摩図書館から小包が届きました。
> 子どもたちの興味を引き出す多様なテーマの例と参考になる本の紹介がされているので、このアイディアカードを見た子どもたちが、その本を借りて行きます。
> 残念ながら図書室で所蔵していないときには、近所の公共図書館にあるかを調べて、そちらで借りるように案内をしています。
こうしたところからのフィードバックも得ながら数年かけて「PDCA!」されてきたんですね。さすが、それだけの厚みがあります。
※中学校向けには「225枚!」([3125])になるんではないかと6時間ほど…ゲフンゲフン。
さて、実際にカードを見てみます。
・「サインや標識を読む」
http://www.library.metro.tokyo.jp/recommend/ideacard/searchsociety/card056/tabid/3319/Default.aspx
> 町を歩いていると、いろいろな標識に出会う。家の中でも電気製品やシャンプーの入れ物、服のタグやみぢかな品物にも、マークやサインがついている。それぞれにどんな意味があるのだろう。
子どもに「サイン」といって、同じ言葉に複数の意味があるということを学ぶ前であれば、アレですよ、色紙やボールのソレですよ…などと(略)。文章の上での配慮が、もうちょっと、あとちょっと、足りていないようにも見受けられました&草々かしこかしこ。
・「「いま」を調べる」
http://www.library.metro.tokyo.jp/recommend/ideacard/searchsociety/card058/tabid/3321/Default.aspx
> 町を歩いて、おもしろそうなものをさがしてみよう。気になるものがあったら、同じものをたくさんさがして、比べてみる。食堂のショーウィンドーのメニュー。同じラーメンでも店によってちがう。外灯の形、店のかんばんの文字や色、コンビニやスーパーの品物の並べ方、買い物客の人数などテーマはたくさんある。それをきちんと記録して、「いま」を調べよう。
なるほど、あくまで紹介しようとする本(物理的な冊子体!)に対してカードが付与されているという形式で、テーマの全体集合を111系統に分類してから該当する本を持ってきました(=「同じ本が複数のカードで紹介される場合があります」の意)、ということではないんですね、と早合点しました。…うーん。
・「考えていることをポスターに」
http://www.library.metro.tokyo.jp/recommend/ideacard/searchsociety/card049/tabid/3312/Default.aspx
うーん! できればやめていただければ&オネガイシマス的であります! 教科としての図工(美術)でいう「ポスター」という意味でのポスターと、研究の発表方法としてのポスター([3102])とを、子ども(や保護者)が混同しかねません。自由研究に取り組むということは、既に研究なんです。このセカイでは「ポスター」といったら、研究の発表方法のことを指すんだと、図工のソレは忘れてくださいと、そういう配慮が要るんではないでしょおか???
・「国語」
http://www.library.metro.tokyo.jp/tabid/3175/Default.aspx
> 70 国語 ゆかいな手紙大作戦
> 71 国語 わたしは新聞記者
> 72 国語 自分で漢字を作っちゃおう
> 73 国語 目指せ芭蕉!俳句を作る
> 74 国語 名字のひみつ
> 75 国語 ことばあそび辞典
・「英語」
http://www.library.metro.tokyo.jp/tabid/3176/Default.aspx
> 76 英語 AはAPPLEのA ABCの本
うーん、少なすぎやしませんか? そして、わたしまけましたわ…いえ、じゅげむじゅげむのちゃんりんしゃんであんきんた〜ん!([3313])
伝統芸能だといって社会に入れてしまうのか、いやいやいや現代の生活に根付くソレだといって国語に入れるか、はたまた英語で説明しようと試みるのかといって、こう、「素」で教科ごとに分けるのは無理があるとわかります。だからこそ『自由研究』(=教科ごとの「課題研究」でない、の意)なんですよぉ。やだなぁ。
わたし、たわしになります! …いえいえいえ、「トンカツの生きたの!」(※)に代表される翻訳文学のソレ(「名訳!」の工夫)を調べるのも自由研究ですよ&国語とも英語とも社会ともいいがたい、の意。
・「「おまえうまそうだな」を**ラートで包みましてですね」のイメージです(じゅるるー)
http://www.ehonnavi.net/ehon/3735/%E3%81%8A%E3%81%BE%E3%81%88%E3%81%86%E3%81%BE%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%A0%E3%81%AA/
http://www.ehonnavi.net/img/cover/350/350_Ehon_3735.jpg
近年「新訳!」が相次いだソレなど、読み比べてみる、「新訳」がどうして出せるのか、法制度や条約なども調べてみるといって、おおー、もはや「そうごう」ですよ。そういうことをまとめた子ども向けの本が出るまでは図書館としては「カード」をつくれないと、子どもの前でのうのうと言っちゃいますか、言っちゃいますかっ…たわし、カナシイです!
・「完全無欠のおべんとうを作ろう」
http://www.library.metro.tokyo.jp/recommend/ideacard/kateika/card082/tabid/3345/Default.aspx
いっけなーい! わたしロボット。完全無欠の(略)。おっといけない時間どろぼうの時間だっ(もっと略)。
・「完全無欠の**ガール」
http://www.chikumashobo.co.jp/kyoukasho/tsuushin/rensai/jugyou/004-03-05.html
> 町の人たちから時間を奪うことをモモに邪魔されたと思った「時間泥棒」(灰色の紳士)が、モモを自分たちの側に取り込もうとして、「完全無欠の『ビビガール』」という、いくつかの会話が仕込まれている人形を使ってモモを籠絡する場面です。「完全無欠」というのは、人間そっくりで、オプションが何でも豊富にそろっているということですが、ここにも現代の子どものおもちゃ事情の風刺を感じさせられます。
※たいへん恐縮ではございますが、「(灰色の紳士)」⇒「(『灰色の男たち』)」ではないでしょおか???(メッソウでーす。)いえ、原作の翻訳でなく、既に翻案された台本のほうなどのソレなんでしょおか??? 名前がなく区別がつかない(はず)の「男たち」というところこそが本質なのですよ@たぶん。「たち」を省略するなんて、『事前の読み込み!』が足りませぬぞ! …などと(略)。
・(参考)よりリアルで正確な「事前の読み込みが足りませぬぞ」のイメージですPro
http://taronoko.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-1636.html
わあぃ「おべんとう」! 池のほとりまでおつかいだっ(中略)モシャスっ!! …違いますってば、もう。
・「おべんとう」のイメージです
http://blog-imgs-44.fc2.com/q/o/o/qoodq/110124_222043.jpg
さて、ほんとうに111枚あるのか(!)、ちゃんと数えてみましょう。そして表でございます。
※必ず数えて電卓で足し算して「合計」の欄が間違っていないか確かめるのは必須ですよね、の意。疑っているんじゃあ、ありません。確かめているんですよぉ。やだなぁ。
■表111 「111枚」の内訳です(東京都立図書館のページより作成)教科 | 実験 | 観察 | 調べる | 集める | つくる | (計) |
---|
| | | | | | | 理科 | 17 | 22 | 1 | 7 | | 47 | 社会 | 2 | 9 | 12 | 7 | 4 | 22 | 国語 | 1 | | 2 | 1 | 3 | 6 | 英語 | | | 1 | | 1 | 1 | せいかつ・家庭 | 3 | 1 | 6 | 1 | 7 | 14 | 工作 | 5 | 2 | 3 | 1 | 16 | 20 | おまけ | | 1 | 1 | | | 1 | | | | | | | | (計) | 28 | 35 | 26 | 17 | 31 | 111 |
※理科を除く教科については、カードの内容をそれらしく分類(重複計上あり)。
・街道:観察
・社会のポスター:実験&つくる
・ユニフォーム:調べる&集める
・「昭和時代」:観察&集める
・点字:調べる&集める
・多摩川:観察&つくる
・マンホール:観察&集める
・社会の野菜:調べる
・サイン:調べる&集める
・防災:調べる
・「いま」:観察&集める
・江戸東京博物館:調べる
・「仕事調査隊」:観察
・「省エネ隊長」:実験
・家紋:調べる&つくる
・バリアフリー:観察
・家族年表:調べる
・こだわりマップ:観察
・ゴミチェック:観察&調べる
・結び方:調べる
・社会の「はし」:調べる&つくる
・アンテナショップ:調べる&集める
・てがみ:つくる
・新聞記者:集める&つくる
・自分で漢字:調べる
・芭蕉:つくる
・名字:調べる
・ことばあそび:実験
・英語:調べる&つくる
・パン:調べる&集める
・はたおり:つくる
・ふろしき:調べる
・アイス:観察&つくる
・赤ちゃん:実験(※)
・おべんとう:調べる&つくる
・なっとう:つくる
・炊飯:調べる
・染色:つくる
・トマト:調べる&つくる
・せいかつ・家庭の「節電隊」:実験
・せいかつ・家庭の「おやつ」:調べる
・「せっけん」:実験
・楽器:実験&つくる
・「めいろ」:実験
・「わゴム」:実験
・工作の野菜のおなか:観察
・かるた:調べる&つくる
・絵巻物:調べる&つくる
・コマ:実験&つくる
・紙芝居:調べる&つくる
・「森の工作」:集める&つくる
・工作の「顔」:観察
・工作のタコ:実験&つくる
・おまけの図書館:観察&調べる
※人間が相手なので「観察」ではなく「(被験者)実験」([3147])ですね、の意。
※「観察」と「調べる」の違いが、理科ほどには明確でないものもありますが、それとなく分けました。(動かせないものや触れないもの、こちらの操作によって性質が変わることのないものなど)あるものをあるがまま「観察」⇔文献や聞き取りで「調べる」(ただし現物は「集め」ない)、といった感じでしょうか。「調べる」については、かなり能動的かつ複雑なことを調べるものだけを「調べる」とし、「つくりかたを調べてその通りにつくる」は「調べる」には含めませんでした&バリエーション探しをするものは「集める」に含めました。(あくまでわたしの分類です。)
以下の分類が「該当なし!」だとわかります。
・国語の観察
・英語の実験
・英語の観察
・英語の集める
・おまけの実験
・おまけの集める
・おまけのつくる
「電子マネーをいかに定義すれば通貨偽造罪に問えるか」…じゃなくて、「いかなる職業が出てくれば「変な分類」のマスが埋まるか本気で考える」([3099])を参照しながら、ちょっと考えてみましょうか。
・「思わず発してしまう方言っぽい表現やアクセント」で、ご両親のご実家の方角(大まかな地方)をいいあてる「診断メーカー」をつくる!(このクチかぁ〜!):なるべく少ない質問でピタリと言い当てたいですね
・英語の歌詞に出てくる単語とメロディーの関係を調べる
・アルファベットがデザインされた商品パッケージや広告、ロゴマークなどを集め、単語や文字と色の関係を調べる(Coolは青い、Hotは赤い、など)
・電車の英語アナウンスは英語風の発音で「Bubaigawara」がいいのか、日本語の発音そのままで「分倍河原」がいいのか実験する(「『The next station is』、ぶばいがわら。」&「『After』、ぶばいがわら、『*** will stop at』、ふちゅう。(へくちゅん!)」[3302])
・図書館で使われているバーコードについて調べるとともに、カード目録の歴史を調べながら、歴史的MARCをつくる([3304])
・博物館、美術館、図書館、それに科学館などが発行している出版物を集め、内容や紙の質などにおける共通点と違いをまとめる。発行のねらいや工夫について質問できると最高だ!
・体験型展示の工夫を探ろう! 臨場感や没入感の感じかたのコツや個人差を実験で調べよう(スマホVRや、イヤホンの片耳モニターなど:安全に留意のこと。)
こう、なんといいましょうか、かなり『む謀!』っぽいんで、「あんまし」真に受けないよう「たのんます」([3302])。
・(参考にしてはならない)学研キッズネット「性格診断チャート」
https://kids.gakken.co.jp/jiyuu/chart/
・国立国語研究所「『方言文法全国地図』地図画像」「方言文法全国地図PDF版ダウンロード」
https://www.ninjal.ac.jp/publication/catalogue/gaj_map/
http://www2.ninjal.ac.jp/hogen/dp/gaj-pdf/gaj-pdf_index.html
・(あくまで参考)「グラフ・ネットワーク問題に対する理論研究」「詰め込み問題に対する実用的なアルゴリズムの開発」「化学グラフの推定問題に対するアルゴリズムの研究」
http://www-or.amp.i.kyoto-u.ac.jp/res-graph.html
http://www-or.amp.i.kyoto-u.ac.jp/img/graph1.jpg
http://www-or.amp.i.kyoto-u.ac.jp/packing/
http://www-or.amp.i.kyoto-u.ac.jp/img/packing3.png
http://www-or.amp.i.kyoto-u.ac.jp/res-chemical.html
http://www-or.amp.i.kyoto-u.ac.jp/img/chem2.gif
こう、(1)国語研の『素データ!』など活用して方言の地理的分布をぜんぶ知っている『小さなワトソン君!(知ってることだけ知っている!)』を作っておいてですよ、(2)グラフ(ネットワーク)上で特徴となる語をあらかじめ選んでおいてですよ、(3)いくつかの質問に答えれば検索用のベクトルが用意できてですよ、(4)検索のF値が云々…ちゃんとやれば必ずちゃんとできます。…たぶん。
・YouTube 長岡技術科学大学 自然言語処理研究室「再現率、適合率、F値、MAP、ページランク」(2016年2月29日)
https://www.youtube.com/watch?v=qNEeT3RJ6BQ
おおー!
> 視聴回数 15 回
> 研究室の研究内容や雰囲気を知っていただくために様々な動画を公開しています。研究に興味のある方、配属希望の高専生・大学生などにご覧いただけるとうれしいです。また、こんな動画も公開してほしいというリクエストも歓迎します。
とのことで、(研究室として)公式の配信のようです。
・「英語の「色」のイメージと、色名を使った慣用句【9色】」
https://eikaiwa.weblio.jp/column/phrases/natural_english/9-color-impression
・「バーコードのしくみ」「バーコードの種類」
http://www.keyence.co.jp/barcode/special/codereader/lecture/basic/mechanism/
・「CODE39とNW-7」
http://www.keyence.co.jp/barcode/special/codereader/lecture/basic/code39/
図書館のバーコードはシンプルですから、しくみがわかりやすいと思います。モールス符号(その後のテレタイプ)や点字との共通点や歴史など調べながらまとめるのもよさそうです。
・日立ソリューションズ「図書管理システム りいぶるシリーズ(学校版・企業版・公民版)」
http://www.hitachi-solutions.co.jp/lvr/
バーコードだけあってもだめなんです。データベースとはなんぞや…というのは単独で別の自由研究にできるくらいボリュームがあるかなぁ、とは思いつつ。
・「「体験型展示はもう古い」――日本科学未来館、開館以来初の大幅リニューアルがすごかった」(2016年4月20日)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1604/20/news128.html
・任天堂「ニンテンドー3DSの3D映像(立体視)についてお伝えしたいこと」
https://www.nintendo.co.jp/support/3ds/info.html
視覚、聴覚のそれぞれ、片方だけとか両側で異なるとかいうのがよくなさそうだ、というはなしです。3D酔い、あるいは逆さまにした鏡を見ながら「天井を歩く!」など、じぶんでじぶんの感覚をだましてみて、だましきれるかどうかなど、実験できるかも、しれませんね。(安全に十分、留意ください。)
別の探しかたも試してみましょう。
・「よみたい本からさがす」
http://www.library.metro.tokyo.jp/tabid/3181/Default.aspx
> 『色はいろいろ』 重原淳孝文 矢崎芳則絵 岩波書店 1997
> 『カルタ』 宮本貴美子、木村浩司文 大牟田市立三池カルタ記念館監修 文溪堂 2006
> 『きみもお天気博士』 地学団体研究会編 大月書店 2005
> 『こども文様ずかん』 下中菜穂著 平凡社 2010
> 『これだけ点字』 田中ひろし著・編 同友館 1997
> 『双六』 吉田修、山本正勝文 築地双六館、翔奉庵監修 文溪堂 2004
> 『身の回りの地図を作ってみよう』 田代博監修 学習研究社 2008
> 『結び方の絵事典』 小暮幹雄監修 PHP研究所 2008
> 『めいろをつくろう』 井出圭祐著・イラスト 草土文化 1994
> 『わゴムのふしぎ工作』 立花愛子、佐々木伸著 偕成社 2013
少しでも数学や情報っぽいのを探してみると、本のタイトルだけで選べば、結構ありますねぇ。ゲームに潜む確率のソレ、色の区別のしかた(ある範囲の連続的な色の違いを、個々の種の生物がどのように認識するのか&生息環境や食物との関係など)、迷路の複雑性=地図=結び方(ぜんぶネットワークのせいだ!)、輪ゴムは関数だっ(たぶん)…などと(あえて略)。
・「輪ゴム」のイメージです
http://www.tomakomai-ct.ac.jp/department/gene/am/gallery/complex/complex_function.html
http://www.tomakomai-ct.ac.jp/department/gene/am/gallery/complex/Anim-sqrt_z.gif
> 輪ゴムを交差しないようにして少しだけねじるとある方向から見て8の字にみえるようにできます。蟻はこの輪ゴムのコースをもちろん交差点を経験することなくぐるっと回れますが、2次元の世界しか知らない生物にはそれを想像できない、あるいは想像しにくい。私たち4次元空間の見方になれていない生物に4次元時空での曲面のすり抜けが想像しにくいのは同じような理由からでしょう。
[3328]に続きます。
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