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【自由研究】の話題

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【研究ホワイトボックス】

研究を楽しく「追体験」! 真っ白のキャンバスに虹色の未来を描く方法、教えます。
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発行:2018/9/1
更新:2022/7/20

[3675]

【研究ホワイトボックス】

研究ホワイトボックス(34) 行列と行列の差を検定するには


「QAP検定」「CUG検定」「ピー・スター」「ERGM」(仮)

(約19000字)

 [3674]の続きです。

 「研究ホワイトボックス」としては[3469]に続き「グラフ理論」の話題でございます。

・わあぃ電卓。***電卓だいすき。(※本当です)
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/49596

 > 「では、学校教育でレベルの高い数学はどのように教えればいいのでしょうか?」
 > 「不要ですね」

 「レベルの高い数学」とも思わないうちに道具として使ってしまへ〜ということですよね。あなたがたのブラックベリーがその例ではありませんか。(棒読み)研究ホワイトボックス「自由研究総合(自由形)にクラスター分析を」については[3524]を参照。

[3524]
 > クラスタリングは分類の手法です。コンピューターを使わなくてもクラスタリングを行なうことは可能です。しかし、コンピューターの発展あってこそ高度化しえた手法でもあります。

 > 算数の▼「長さ」(2年)、▼「立体」(4年)、▼「度数分布」(6年)、▼「二次元表」(4年)、それに▼「小数倍・分数・面積・体積」(5年)、▼「ともなって変わる量」(4年)、▼「平均・ちらばり」(6年)などの単元は、これらを学ぶ期間が5年間にもおよぶことから、総合的な知識として定着させることが課題といえます。「非階層的クラスタリング」は、これらの単元を幾何学的、手続き的の両面から総合させて理解を促す、発展的な教材に仕立てていくことが可能な題材であると考えられます。

 > 自由研究で厳密な実験が行なえないテーマに取り組む場合、「自由とはいわれるが実質、クラスター分析」というような共通認識を持っていければ、将来の文系の研究に資する「よい導入」になるのではないかという考えでございます。

 まさに電卓です。

[3525]
 > クラスタリングを行なうにあたって、コンピューターが威力を発揮するのは、変量が多い(データの種類が多い)場合です。

 > 数学の授業やペーパーテストでは、わたしたち自身が手作業で扱える範囲の計算もしくは計算式を用いた議論しかできません

 > コンピューターの威力の一端を垣間見るには、手作業での計算が非現実的となってくる程度の、じゅうぶんに多変量なデータを例題に用いることが望まれます。

 > 6変量、625個のデータを持つデータセットがあるとします。
 > 単純には19.5万対のペア(組合せ)を1つずつ比較していくことになり、手作業での比較はじゅうぶんに非現実的といえる件数でしょう。さらに、変量は6つです。3つまでであれば、ジャングルジムのような立体のマス目を持つ収納家具にものを整理していくようなイメージをともなって考えることも可能で、4つの場合も、▼そのような部屋がもう1つある、▼マス目の中に箱が2つある、▼マス目の中で上から吊るすものと下に置くものとがある、といった、さまざまなイメージに仮託して考えることが可能ではあります。しかし、6つとなると、直感的にはどのようにイメージしてよいのか、見当もつかなくなります。

 それでも道具の使い勝手(=『押したら手ごたえがある』、あるいは『動かない』のような=)としてイメージすることはそれなりにできると思われないでしょうか。先に道具とその使用結果という形で多変量データというものをイメージできてから、道具のしくみ(理論)を詳しく学んでいけばよいのではないでしょうか。

[3657]
 > …あんちょこ!! そういうものがあるのを知ってなお使わない。これだね。仕事のために勉強しないといけないひとが使うものであって、学校にいる間には使ってはならないよ(=学校にいる意味がなくなってしまうよ)。

 そして再び電卓であります。

 > 米国の学校教育は、でこぼこの野原での運転術ばかり指導し、ハイウェイの走り方を教えないようなものだという。最大の原因は暗記重視の教育にある。本当に必要なのは、数学という道具の使い方を教えることだ。

 > 電卓を使用する学生は、そうでない学生と比べて数学に対する意識が高い。さらに、科学、技術、エンジニアリング、数学(それぞれの英語の頭文字を取って「STEM」と呼ばれる)の分野で高度な計算処理能力が求められる職業を志望する可能性も高いという。

 手計算や記憶というものがどれだけミスの温床であるかわかれば電卓だ計算機だ実験ノートはボールペンだジャーナルには訂正印だっ(違)みたいな考えかたに落ち着いていきます。うん。しかし、どこまでが誰の言ったことなのかはっきりしない記事を書いてはいけないよ。これゼッタイ。

 > 仕事の中でイノベーターとしての役割を担ううえで、深い専門知識が必要になったときに初めて高いレベルの思考法やプラットフォームの応用力が求められるのだ。

 必要もないのに勉強だけするなんて、そんなつまらないことがありますかっ。(※見解です。)

 > 「こうした道具の利用を低年齢のうちに教えないと、青年期になって必要な作業能力が身に付かない」と警告する。

 道具の使いかたというのはかなり身体的というか習慣的でもあるので、自転車やオートバイくらいのものだ(=自動車よりも難しい⇔だからといって習得が難しいとは限らない)みたいな&しつれいしました。

 > 小中高を問わず、修士号が教員採用基準のため、フィランドの教師は非常に権威ある職業だ。

 これだね。「フィランド」は原文ママだけどね。(棒読み)ま、「権威ある」と訳すまでに遅疑逡巡のあった感じがない薄っぺらな訳だとは思うんだがね。(※見解です。)▼「EQF」については[3387],[3386]、▼「CEFR」については[3061]、▼PISA 2015「DRAFT MATHEMATICS FRAMEWORK」(2013年3月)については[3529]を参照。

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