・「はかせのくせにー ひきょーだぞー」を「100円朝食」で読み解く ・Wikipediaで「EQF」を読む ・「EQF」日本での動向は? ・「EQF」を読み解く(超訳版) ・「EQF」の「Level 8」とは ・表1 超「EQF」行列のココロミ(仮)
(約18000字)
「CEFR」([3061])の続き、かつ「研究ホワイトボックス」([3213])の続きにあたる話題です。しかし、もっぱら翻訳の話題ですから「実例に見る日英対訳」(「ビバ! クールなジャパンの「お・も・て・な・し」(Omotenashi)。日本語とニッポンのフシギを堪能します。」とのこと)に位置づけます。(恐縮です。)
・[3061]
> > CEFRはヨーロッパで作成された外国語学習者の習熟度レベルを示すガイドラインとして、欧米で幅広く導入されてきています。A1〜C2までの6段階の言語力レベルのうち、TOEICプログラムでは、おおよそA1〜C1程度の英語力を測定できます。
・[3213]
> 「普通の社会人課程博士」
> 「普通の法務博士(専門職)」(修士相当)
> 「普通の博士」
> ※明治時代の「近代的法学教育を経ていない裁判官」([3125])と同じ構図が展開されていると理解されましょう。
> アンジェラ689番!
> ※「CEFR」の応用編として、そのあたりの「技能や専門性の分類」を読み解く予定が近日ございます。
※いま明確に「技能や専門性の分類」を規定する「いわゆるガイドライン」があって、現に広く普及して「名状しがたい流動化のようなもの!」がもたらされた結果が「あまねく『アンジェラ689番』!」だと曲解してみます。(あくまで曲解です。)
…といって、その実、…はひ?([3283]) あらかじめ「論点整理のほう!」など試みておこうかと思われました。(もっと恐縮です。)
・「CEFR」「EQF」を読み解くことそのものは目的ではなく、「CEFR的な考えかた」「EQF的な考えかた」を理解しよう、できれば自分(たち)でもハンドリングできるようになりたいなぁ、というモチベーションでございます
・「CEFR」や「EQF」を翻訳したり利用したり採用したりしようというときに、表層的な翻訳では不十分で、文章や図表の基礎にある「考えかた」そのものを的確に訳しきる(情報やニュアンスの取りこぼしや改変が起きないようにする)ことが求められるということを再認識しようというモチベーションでございます
このような「2大」モチベーション(…えっ! モチベーションは「1つ」に絞りましょうよぉ、の意[3094],[3102])のもと、さらに「邪ねん!」的なものがわらわらと付随してまいります。
・(じゃ念その1):「長年、勤めあげればわかる」という一般的な認識から「16歳のくせにー 何がわかるー」というソレを、いやいやいや違うでしょ、16歳のうちに先にわかっておかないと手遅れでしょ、などと、「近代的法学教育を経ていない裁判官」([3125])のほうなどシノビながら(略)
※「68年目の学習指導要領」([3046])とも関連しますが、いえ、「大センパイがた」([3077],[3110]など)には最大限の敬意を払いつつ、安心して次代に託されたい、というような話でございます。(マコトに恐縮です。)
・(じゃ念その2):「道徳おじいちゃんは残念系!」などと決めつけるわけではゴザイマセンが…ゲフンゲフン。「EQF」に出てくる「integrity」を、簡潔な1語に訳すのは無謀で、その都度「integrityとは何か」という長ったらしい注釈を付随させるのがベストではなかろうか、などと…(略)
※注釈だらけで「滝クリ!」…いえいえいえ、「なんとなく、*****!!」などと…(もっと略)。おお! この注釈をもって「実例に見る日英対訳」の「お・も・て・な・し」要件をクリアーだぜっ☆、などと(略)。<ひきょーだぞー
・「わらわらと」のイメージです
http://thesaurus.weblio.jp/content/%E3%82%8F%E3%82%89%E3%82%8F%E3%82%89%E3%81%A8
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%E1%A4%AC%A4%C3%A4%B5
※ついでにクールなジャパンのほうもおつけしてこのお値段! …違いますってばぁ。もう☆(※10年前の作品です。)
☆「はかせのくせにー ひきょーだぞー」を「100円朝食」で読み解く
・[3101]
> おっと、なになに? おお、みんなよろこべ! 「ヒントが書かれた紙」が出てきたぞ!!
> (ワー! ワー! はかせのくせにー、ひきょーだぞー、と呼ぶ者あり。)
・末弘厳太郎「嘘の効用」(1922年)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000922/files/45642_28592.html
> 私は**家です。ですから、専門たる「**」以外の事柄については――座談でならばとにかく――公けに、さも先覚者ないし専門家らしい顔をして、意見を述べる気にはなれません。**家は「**」の範囲内にとどまるかぎりにおいてのみ「専門家」です。ひとたびその範囲を越えるとただちに「素人」になるのです。むろん「専門家」だからといって絶対に「素人考え」を述べてはならぬという法はないでしょう。けれども、その際述べられた「素人考え」は特に「専門」のない普通の「素人」の意見となんら択ぶところはない。否「専門」という色眼鏡を通して、物事を見がちであるだけ、その意見はとかく一方に偏しやすい。したがって普通の「素人」の意見よりかえって実質は悪いかもしれないくらいのものです。しかも世の中の人々は、ふしぎにも「専門家」の「素人考え」に向かって不当な敬意を表します。普通の「素人」の「素人考え」よりは大いにプレスティージュをもつわけです。例えば、世の中には無名の八公、熊公にして、演劇に関する立派な批評眼を具えているものがいくらもいます。ところが、何々侯爵とか、何々博士とかが少し演劇に関して「素人考え」を述べると、世の中はただちにやれ劇通だとか芝居通だとかいって変に敬意を表し、本人もいい気になって堂々と意見を公表などします。侯爵や博士のくせに芝居のことも人並みにわかる珍しい男だというくらいならばともかく、その男がさも「専門家」らしい顔をして「素人考え」を憶面もなく述べるのをきくとき、また、世の中の人々がこれに特別の敬意を表するのをみるとき、私は全く不愉快になります。かくのごときは実に一種の「不当利得」にほかならないと私は考えています。しかし世の中の「専門家」はとかくこの点を間違えやすい。世の中の人々も、普通にその同じ間違いを繰り返して「専門家」の「素人考え」を不当に尊敬します。私は全く変だと思います。
※prestige(フランス語から):威信、名声、信望。
・個人のページ「doctorの語源」(2009年6月13日)
http://www.kitashirakawa.jp/taro/eigo33.html
・同「小学校で英語を教えて大丈夫?で考えたこと」(2008年5月18日)
http://www.kitashirakawa.jp/taro/english16.html
つまるところ、「センセイ!」という敬称(自ら名乗ることを許される方向からいえば「称号」)でしかなかった「doctor(Dr.)」に、「博士」などという訳語をアテたのはどなたでしょうねぇ、といって、******のほうなど眺めてみます。
・ウィキペディア「大学寮」「陰陽寮」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%AF%AE
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E9%99%BD%E5%AF%AE
> **57年(**元年)には大学寮***(後の***)が設定されて学生に対する給食が行われるなど、制度の充実が図られた。
> 上級**の反発に加えて、入学年齢を17歳から引き下げたこと、更に学令で定められた9年間よりも短い4年間の就学を経た上での事実上の中退を認めたことから大学寮側からの反発もあり、**12年(**3年)に撤回された。
> **時代前期に相当する**世紀から**世紀初頭にかけてが大学寮の全盛期にあたった。
えっ、年号を伏せたら現代のことのようですって? 気のせいですよぉ。レッツ大学で「100円朝食」という名の「給食」をサービスサービスぅ! 17歳から9年間で「標準26歳」だっ!(22歳では若すぎる!)歴史は繰り返す…繰り返すッ! 歴史は繰り返すッ!!<
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