(約8000字)
neorail.jpは28日、「The Neorail Reports From Tokyo」と題する実験的なオープンジャーナルの第2号(※)として「A Survey of Recent ‘JIYUU-KENKYU’ in Japan; from Museum Learning in 1950s to the Digital Age」を掲載しました。クリエイティブコモンズライセンス(表示・改変禁止)で提供され、商用利用が可能ということです。
※ただし、同誌では巻号を付番しておらず、出版日とタイトルを識別子とする方針であるということです。
・neorail.jp「A Survey of Recent ‘JIYUU-KENKYU’ in Japan; from Museum Learning in 1950s to the Digital Age」(2016年1月28日)
https://neorail.jp/reports/?20170128_A_Survey_of_Recent_JIYUU-KENKYU_in_Japan
同誌は、▼スポンサーを持たず、▼教育目的で、▼いっさいの保証をせず、▼いかなる連絡も受け付けないとしています。また、▼いかなる査読も受けていないこと、▼『むしろ』ドラフトであることを明示しており、利用する側のリテラシーが問われるといえそうです。なお、同報告により発生する不定形の知的財産に関する権利を放棄するということです。
・(再掲)
http://orgchemical.seesaa.net/article/372097234.html
いえ、まあ、その、「neorail.jp」といって「rail=鉄道でしょ」と決めつけなくてもいいですよね、ということかもですよ。仮には『馬に乗馬!』して飛び越える「横木<おうぼく>」も「rail」なのですぞ。さあさあ「neorail.jp」なんて軽く飛び越えて先へ進んでくださいね、と念が押されます(『誰によって?』)。
※「ゲージ=軌間」からの「古期フランス語『計量ざお』から」([3107])も参照。
このフォーラムでは、2015年度から2年かけ、自由研究について述べてきていることが知られています。…いや、2年かけさえすれば***ですって? とんでもない。ええ、とんでもないですとも。(※あくまで素人です。何年かけようとも素人なのです。末弘厳太郎「嘘の効用」について[3387]を参照。)
・このフォーラム「自由研究」を含む記事
https://neorail.jp/forum/nph-forum_4.cgi?word=%8E%A9%97R%8C%A4%8B%86&cond=and&field=&sort=desc&prev=200
・[3046] 1947年の自由研究(2015年5月)
> 実際の教育現場でどのくらい意欲的な授業がされたかは千差万別であった(昔ほど差が大きかった)と推定されるほか、成績が個人でバラバラであるように、個人差があります。
> (当時の児童・生徒から見て)難しくて、取り組む意義がわからない、テーマによってはおもしろく、興味がなければおもしろくもない、それでいて成績を付けられるという、えらくナンギな「科目」であったらしいということがうかがえます。確かに難しいとは思いますが、結果的には、難しくても取り組むというところや、そもそも教員自身が四苦八苦しながら試行錯誤しているところを間近で見てきたといったことが、例えば萩本氏が今年から大学1年生になったといった部分で、とても大きな基礎的な学力(年をとっても失われない=必要に応じて新しいことを自力で学べるという学力)を得ることに役立っていたのではないかとみることもできるのではないでしょうか。
1947年(から1951年まで)の教科としての『自由研究』には、いまでいう自由研究に加え、「委員会活動」と「クラブ活動」が見境なく盛り込まれていたといって、ゾッとしましょう。…もっとも、理科や算数のクラブ活動や、動物の飼育や草花の栽培、それに『壁新聞!』をつくる委員会活動のほうなど、それはそれで確かに「自由研究」の周辺に必要と思われる活動(の時間や場所)ではありますが、それ自体は研究ではないといって区別することは、きっと必要ですよね。
・[3091] 研究ホワイトボックス(2015年8月)
> 「自由研究」というのは、音楽コンクール(なぜかフランス語)でいう「課題曲」に対する「自由曲」のような、たいへん教育現場だけで通じる理屈で呼び方が決まっている(自然に定まった、あるいは誰も疑問に思わない、の意)もので、「自由」とは何か、考えさせられます…いえいえ、あくまで「自由研究」の話です。
> 自由研究(の指導)を考えますとわかるように(わからなくてもわかった気になっていただいて大丈夫ではないでしょうか:現場でもわかられてはいないような気がしますから=当時。近年の事情はわかりかねます)(※)教員自身が系統だてて研究に取り組んだことがなく、ましてや研究を指導するとなれば博士課程で見習い(アルバイトでRAする)、助教でお手伝い(院生の指導は任されず)、准教授になって初めて、きちんと指導できる(指導することを許可される)という話ですから、いくら「自由研究」と狭めても、やはり指導は難しいといえます。
1947年のソレ(試案)では「課題学習(通常の教科)」に対する「自由学習」との位置づけっぽいことが述べられています。そして「自由学習」は「学習」にあらず、といって、代わりのことばを探せば「研究」もしくは「活動」で、しかし、「活動」では教科らしからぬと…いかにもいわれそうだとの想像にございます。(1947年より前の私学での取り組みについては調べてございません。そして、どこでいかなる取り組みがあろうとも、それらと、「試案」に盛りこまれるのとではまったく意味が異なります。)
・[3129] 仙台市科学館「科学工作の進め方」(2015年11月)
> いいたいことぜんぶいわれてます。そうですよねぇ
科学館というものは、学校に理科室が普及するまでに一種『共同理科室!』とも「教員養成ギ○ス!」ともつかないソレとして始められながら、途中から「科学技術教育というものをだなぁ」的なアレのほうなど、別の省庁のほうから…ゲフンゲフン…という経緯で、妙に「工作」(機械分野)だけ詳しい展示になっていったりしたようでございます。…なんだかなぁ。それを受けて、「科学工作の進め方」の記述はバッチリだと見受けられるのですが、「自由研究」については、いまいちであるとの見かたに至ったことをここに報告するものであります。
※同じようなことがパソコン教室、そしてインターネット(図書館利用教育、いわゆる「調べ学習」)へと続いてまいります! …もっとなんだかなぁ。類題としての「家庭科」については[3384]を参照。
・(よそから)いわれてからいっている感じのしないでもない「科学技術教育の振興方策について(答申)」付近(1957年11月11日)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/old_chukyo/old_chukyo_index/toushin/1309464.htm
> しかして、****の成否は一にその研究と教育のいかんにかかっているので(略)これが**向上をはかってきているが(略)。
> ここにおいて、(略)。
※「しかして」キターっ! 「一に〜にかかっている」キターっ! 「これが」「ここにおいて」キターっ!!(メッソウでございました。)
・「技術科教育のカリキュラムの改善に関する研究」国立教育政策研究所(2001年3月)
https://www.nier.go.jp/kiso/kyouka/PDF/report_06.pdf
・現代版「共同理科室」のイメージです
https://www.kek.jp/ja/NewsRoom/Highlights/20121211120000/
・鳥取市教育委員会「委員会活動のアイデア」(2015年6月6日)
http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1434089447467/activesqr/common/other/557a8507003.pdf
そして2016年があけた!
・[3294] 「磁石と電気の発明発見物語」(1983年)
> いっけなーい! 見逃さないように「うまふわ食パン」を買ってこなくちゃ!!
> …こう、図書館の奥のほうでこっそり、この本を開きさえすれば誰でも「*ー***ーコンパスが激しく回転」し、「あふれた出たゆらぎ」に包まれ「眼前から消えて」しまうんでしょうねぇ。貸出数の上位に躍り出そうです。
> 大学図書館で所蔵しているのは、教員養成系のソレですね。
※しかして、土曜日早朝の視聴の成否は一に朝食にかかる時間の短縮にかかっているので…ゲフンゲフン。「うまふわ食パン」を焼きもせずにもしゃっと食べることをもって、これが大いに時間短縮を図れるというものであってだなぁ(略)。ここにおいて、マーガリンはバター風味に限るなどと(略)。
・[3308] (2016年7月)
> …まっ、まぶしいぜっ☆。
> わあぃ自由研究だいすき。***自由研究だいすき***。どれにしようか迷っちゃう。あとは選ぶだけっ。ダイジョーブだモンダイない。たぶんゼッタイ。
・[3315]から[3346]まで 自由研究ジャストインアップデイツ
> …えぶりばーでぇレッツ分倍Edy([3302])。ぱーっざつぇん地場どぉーサブウェイ茅ヶ崎店([3214])。
> まるで内容がわかりません DE ARIMASU。…みんなで呼んでみよう! SUBTITLEっ。あなたの*ー*を**っ*です!
[3346]の目次からご覧ください。
※「分倍Edy」については「ウエストケンシントン」からの「「分倍河原」に対応する『上杉謙信!』みたいなの」のほうなど参照ください。
・[3340] 「自由研究あり検」にかかる検討につきまして(2016年8月24日)
> 新訂版「自由研究あり検」ができるまで(仮)
> 10稿:冷たく、冷た〜く
[3340]の公開後、現在までのユニークユーザー数は29(※たわしことわたし含むです)となってございます。うち、8月末までに7件(「主論文 用紙」2件と「目次 例」1件と、その他4件)、9月に6件(「主論文」「主論文 野帳 違い」「茨城県 理科 自由研究 パソコン」と、その他3件)の検索問合せがございました。このうち、わかるだけで4件は茨城県内からの接続にございます。
※いや〜、きょうび(漢字で)「主論文」「野帳」なんて、茨城県以外ではとんと見聞きしないんではないでしょおか???
・ウィキペディア「実験ノート」より「学校教育における指導」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9F%E9%A8%93%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88#.E5.AD.A6.E6.A0.A1.E6.95.99.E8.82.B2.E3.81.AB.E3.81.8A.E3.81.91.E3.82.8B.E6.8C.87.E5.B0.8E
※『要出典!』だらけです。…まあ、ねぇ。「だいたい知ってはいるけれども、参考文献がほしいなぁ。そして、参考文献や学生時代の教科書に書いてあった内容をホームページに転記して…それはちょっとだめっぽいかなぁ。」からの「そこまで遡るのもまた大げさな。」([3378])も参照。ウィキペディアも、やがてはウィキペディアの責任において、(直接の)出典のない事象を直接(⇒1文単位や1段落単位で出典を求めるのでなく)、解説していかなければならない局面に入っていくのかもですよ。そこまでの責任、ウィキペディアが負えるのでしょうか。『謎』です。
・(参考)ツイッター「主論文 野帳」の検索結果です
https://twitter.com/search?f=tweets&q=%E4%B8%BB%E8%AB%96%E6%96%87%20%E9%87%8E%E5%B8%B3&src=typd
> 2013年7月29日
> 外でやる試験じゃないから野帳じゃなくても…、主論文って、なににどの規模でまとめるかにも寄るんだけど…、なぜラシャ紙……画用紙ってこと?模造紙じゃなくて?
「野帳ってなに?」といって国語辞典を引くとひどい目に遭うことがわかるですよぉ&ワカッテクダサイ。「考察ってなに?」も同様です。よーく考えよう!(違)
> 2013年8月29日
> 午後から主論文に取り掛かります。多分グラフも野帳も同時進行になりそうなヨカーン!!
野帳のないまま主論文に取りかかっちゃダメじゃーん!!(いまさら&メッソウですが、ダメじゃーん!)
※2016年度に、(公開の)ツイッターで「主論文 野帳」を(同時に)つぶやかれたかたは、いなかったようです。
・ツイッター「自由研究 野帳」の検索結果です
https://twitter.com/search?f=tweets&q=%E8%87%AA%E7%94%B1%E7%A0%94%E7%A9%B6%20%E9%87%8E%E5%B8%B3&src=typd
> 自由研究の野帳制作でバタバタ。 甘く見てたよ。野帳
えーっ!
> 自由研究の野帳ってのを書いたんだけどデコったりするものじゃない、よね??
えーっ!
> ポスターみたいなのにかいてるんだけど 野帳ってやっぱりやらないとダメなんですかね?
えーっ!
> 娘の自由研究が完成する間際に思い出した学校から配られた理科の自由研究の仕方のプリント。一応見てみたら『野帳』という見慣れない単語が。それ専用のノートも出ていて防水加工されているらしい。娘のは私が昔使っていたルーズリーフだけど、観察が好きなら今度文房具やさんに見に行ってもいいな。
そうじゃない、そうじゃないんだッ…。
> 自由研究もなんだけど先生が21までに野帳?持ってこいって
せんせいが何のために途中で野帳を仮提出させるのか、よーく考えよう!(違)
> 長女次女と自由研究の計画してたんですけど、学校のプリントには私たちが考えていたゆるふわな自由研究のカテゴリはなくて、一番近いやつは、「論文(問題方法結果考察文献)」「野帳(研究ノート)」「パネル(ポスター的なやつ)」の三点セットが必須、というやつで悪いけど無理だわ…てなりました。
(学校の)説明に不備があるから『無理!』と感じられるのであってですね(略)本来は「あたりまえのこと」するだけなんですよ&ぜんぶ、ふだんの学習に通じることなんですよ。…などと(略)。テーマがゆるふわなのはぜんぜんオッケーだと思いまーす。きちんとした手順と注意点さえ守れば必ず「3点セット」できるはずですよ&本当でしょうか。
> 市の展覧会?みたいのに出すことになったんだけど、記録ノート(野帳)の母のコメントなど、消すように言われて…
えーっ! えーっ!
というわけで、その後、…忘れていましてですね(略)10月にはまとめようと思いながら1月…冷えきってございます。「締切を守れない人は締切を設定することすらできない」([3092])って、こうですか! わかりませーん!
「10稿」のあと、印刷できるバージョンで改めて推こうに取りかかり、紙に印刷した版だけを数えて「11版」〜「24版」となり、その「24版」を今般、公開したところでございます。
「10稿」と「24版」の間では、いつ(=どのような順番で)、何を修正しているのでしょうか。
・英文タイトルおよび英文アブストラクト、参考文献を追加(「11版」)
・「4ページ」に収まるよう冗長な表現を削除(「12版」)
・「表5」およびその説明の誤りを修正(「13版」)
・3節と4節の時制を修正、「表2」に英訳を追加(「14版」)
・「表1」を修正(「15版」)
・3節の構成を修正(「16版」)
・「表4」「表5」の説明が抜けていた箇所を追加(「16版」、「17版」)
・「表6」の説明が抜けていた箇所を追加(「18版」)
・1節を修正(「19版」)
・3節を修正、全体を通じて用語を統一(「20版」、「21版」、「22版」)
・1節、2節、5節を修正(「23版」、「24版」)
もう少し印刷の回数を減らせないものかといって、その実、単純な誤字脱字やスペルのミスは画面上でほぼ根絶できますが、文章として続けて読んだときに違和感がないかなど、紙に印刷しないとよくわからないのです。
※電気を使ってあかあかと([3160])画面を表示させたまま大電流のほうなど流して印刷されたあたたかい紙であたたまりながらですね(中略)プリンターからやきいもみたいなにおいがするぞう。わあぃド△○△のコーヒーっ。
・[3169]
> 同じ文章を画面ではなく紙で読むと頭がはたらいた気がするのは、その実、頭が(ココチヨク)疲れたということなんだと曲解されます。(あくまで曲解です。)
なお、「上書き保存」した回数は約400回だということです。
・「焼き芋のような」の用例です
http://toyokeizai.net/articles/-/51509?page=2
> ヒーターの上にポットを長時間置いていることで、焼き芋のような異臭が店内に漂ってしまったのだ。
『異臭』とまで決めつけるかどうかは業態にもよるのではあるまいか&じゃまいかッ。×ムドムでは、そんなものだと思っていたような気もしますよ。…たぶん。
・オレンジフードコート「ドムドム」(1970年)
http://www.orangefoodcourt.co.jp/domdom/history.html
・Google ストリートビュー 「標準ドムドム」のイメージです
https://goo.gl/maps/s9VEK8AVwPT2
https://goo.gl/maps/q65Kv2qkq7v
ダイエーにはドムドムとお好み焼きと焼きそば(のにおい)がないと、だめなんです。それがダイエーというものですよ。(※ダイエーのにおいをストレートに表現しています。)わあぃポッポで今川焼(のにおい)っ…ゲフンゲフン。洗剤やせっけんの売場ではそれらの香料が漂い、ふとん売り場ではふとんのにおいが漂い、…自然なにおいは「異臭」とは呼ばないのです。傘の濡れたにおい(≒水彩絵の具箱のにおい!)くらいまではオッケーではないかなぁ。うん。(※個人差がございます!)
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