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・1稿:動機とサーベイを「素直そして正直」に書き下す・2稿:「調査」と「考察」の枠組みを仮組みする・3稿:「成果物の表現形式」を定義する・4稿:導入部(イントロ)に旬のダイオウイカを仕込む・5稿:表1ならびに表2・6稿:表2を年代順に並べ替え、表3、表4.1、表4.2を追加・7稿:わが名はブーメランと呼ばれる考察、泣きっ面にもバチッと容赦ないのが考察と呼ばれるブーメランである(定義が循環しています)・8稿:お探しのお忘れ物はこちらですか??・9稿(暫定0版):マージそして4節から2節へ・10稿:冷たく、冷た〜く・表1 自由研究における成果物の順序関係・表2 自由研究に関する指示の例・表1 自由研究における成果物の順序関係・表2 自由研究に関する指示の例(抜粋)・表3 一般化した論文の目次と評価の観点の対応関係・表4.1 自由研究に関する指示の例と一般化した論文の目次の対照・表4.2 自由研究に関する指示の例と論文が備えるべき具体的な性質の対照・表4.3 自由研究における成果物の表現形式への言及・表1 自由研究における成果物の種類とその順序関係・表2 自由研究に関する指示の例(抜粋)・表3 一般化した論文の目次と論文が備えるべき具体的な性質との対応関係・表4 自由研究に関する指示の例と一般化した論文の目次の対照・表5 自由研究に関する指示の例と論文が備えるべき具体的な性質の対照・表6 自由研究における成果物の種類への言及・表1 自由研究における成果物の種類とその順序関係・表2 自由研究に関する指示の例(抜粋)・表3 一般化した論文の目次と論文が備えるべき具体的な性質との対応関係・表4 自由研究に関する指示の例と一般化した論文の目次の対照・表5 自由研究に関する指示の例と論文が備えるべき具体的な性質の対照・表6 自由研究における成果物の種類への言及
[3339]が「約5000字」とのことで(=このフォーラムの表示による)、きちんと書けば「3,600字くらい」かなぁ、と思われました。試しに書きなおしてみようではありませんか。
・1.はじめに ・2.背景 ・3.調査 ・4.考察 ・5.まとめ さすがに「科学実験」ではなく「社会科の調べ学習」の系統のまとめ方にさせていただきます。(実験しないで調査します、の意。)
・1.はじめに 本稿では、自由研究を日常の学習指導の発展と位置づけ、自由研究における成果物の表現形式が有する学習指導上の機能についてまとめる。 ・2.背景 近年、高大連携による先進的な理科教育を目的として「SSH」が実施されている[3094]が、大学からは、工学との連携の不足[3137]、数学教育の絶対的な不足[3094]、実社会の諸課題と真摯に向き合う姿勢の欠如[3126]などが指摘されている。 野島は、化学分野における実験ノートの運用に関する注意点を、学部1年生向けにまとめている[3339]。実験ノートは、研究が実際に行なわれたことや、適切な方法で進められたことを保証する唯一の証拠であり、記録漏れおよび改ざんを防ぐことのできる形式や形態で運用される必要があるとしている。 新井は、大学の法学部に合格するやいなや、高校の数学の教科書を庭で焼いたとしている[3099]。文系の研究者の多くが、断片的な数学的知識または個別の統計手法などを、十分に検討することなく採用せざるを得ない状況にあることが知られている[3097]。また、理系の研究者の中には、英語でのディスカッション能力に課題がある者が少なくないことが知られている[3152]。 大西らは、企業で発明に従事する博士の特許出願件数および被引用件数を、課程博士と論文博士の間で比較している[3126]。修士了で論文博士を取得した者と比べ、課程博士の生産性がライフサイクル全体で約63%高いとしている。基礎研究に取り組む企業では、修士了の人材に数年の経験を積ませた上で博士後期課程に進学させ、課程博士を取得させるというキャリアパスが一般的になってきていることが知られている[3126]。 筆者は、論文の目次を一般化する「メタ目次」の研究指導への導入について検討している[3093]。 ・3.調査 ・4.考察 ・5.まとめ 本稿では、自由研究を日常の学習指導の発展と位置づけ、自由研究における成果物の表現形式が有する学習指導上の機能について検討した。 具体的には、自由研究に関する指示の例をインターネットを用いて収集し、一般化した論文の目次と対照し、自由研究に関する指示に不備がないか検討した。その結果、
・3.調査 本節では、自由研究に関する指示の例をインターネットを用いて収集し、一般化した論文の目次と対照し、自由研究に関する指示に不備がないか検討する。また、実際の学習指導に即して、自由研究における成果物の表現形式ごとに対照する。 ・4.考察 調査結果より、自由研究における成果物の表現形式が有する学習指導上の機能についてまとめる。
・3.調査 本節では、自由研究に関する指示の例をインターネットを用いて収集し、一般化した論文の目次と対照し、自由研究に関する指示に不備がないか検討する。また、実際の学習指導に即して、自由研究における成果物の表現形式ごとに対照する。 自由研究における成果物には、「主論文」「野帳」「掲示物」「実物」がある。本稿では、「実物」を除く3種類を、自由研究における成果物の表現形式とする。
・1.はじめに 本稿では、自由研究を日常の学習指導の発展と位置づけ、自由研究における成果物の表現形式が有する学習指導上の機能についてまとめる。 自由研究の目的と方法について、広く一般に共通の認識が確立しているとはいえず、特に初等教育の現場や家庭での理解には混乱がみられる。目的と方法は不可分のものとして一体的に検討される必要があるにもかかわらず、目的だけを示して方法の指導がなかったり、目的が定かでないまま方法だけが指導されたりすることが背景になっているとみられる。 自由研究の指導例として慣習的に「昆虫の採集(標本作り)」や「植物の観察(栽培の記録または標本作り)」が挙げられることや、一般に「自由研究お助けセット(キット)」として工作(教科としての図工、美術、技術に属する内容)のキットが販売されていることから、「実物」や「作品」の提出を受け付ける学校やコンクールが多い。 実際の研究で、「実物」そのものが研究成果とみなされる例はきわめて限定される。例えば、深海に生息するダイオウイカの捕獲について、捕獲されたダイオウイカ(実物)を成果物とみなすのは誤りであり、いつでも誰でも(別の海洋学者が、同規模の予算や人員で、同等の資機材を用いて)ダイオウイカを捕獲できるための「捕獲の方法」が論文にまとめられて初めて成果物とみなすことができる。また、ダイオウイカの形質や生態について、ダイオウイカの標本がありさえすればいいというものではなく、ほかの種類のイカとの違いが分析され、また、予想されていた違いを生体や標本で確かめたということがあって初めて研究成果とみなすことができる。 以下、2節で自由研究を含む研究の指導における課題や研究の実施に関する状況についてまとめ、3節で調査方法および調査結果を示し、4節で考察し、5節でまとめる。
・3.調査 本節では、自由研究に関する指示の例をインターネットを用いて収集し、一般化した論文の目次と対照し、自由研究に関する指示に不備がないか検討する。また、実際の学習指導に即して、自由研究における成果物の表現形式ごとに対照する。 ・3.1 成果物の表現形式 自由研究における成果物には、「主論文」「野帳」「掲示物」「実物」がある。本稿では、「実物」を除く3種類を、自由研究における成果物の表現形式とする。研究の実施におけるこれらの順序関係を表1に示す。