フォーラム - neorail.jp R16

【自由研究】の話題

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【研究ホワイトボックス】

研究を楽しく「追体験」! 真っ白のキャンバスに虹色の未来を描く方法、教えます。
R with Excel prcomp | kmeans・hclust | rpart | ggvoronoi | spantree | lm NEW!


発行:2015/8/3
更新:2016/7/24

[3091]

【研究ホワイトボックス】

研究ホワイトボックス(3) 研究者を目指して「自由研究」するには(前編)


自由研究「百景」そして「一計」
比べるなら、(できるだけ)ぜんぶ比べる
工作キットで「研究」する
「研究」につながるように実験する

(約11000字)

 [3051],[3052]に続いて、しかし基本に立ち返って、「研究ホワイトボックス」を試みてみましょう。世は夏休み、いまならたいへん便利でおトクな自由研究ですね、わかります。

 「自由研究」というのは、音楽コンクール(なぜかフランス語)でいう「課題曲」に対する「自由曲」のような、たいへん教育現場だけで通じる理屈で呼び方が決まっている(自然に定まった、あるいは誰も疑問に思わない、の意)もので、「自由」とは何か、考えさせられます…いえいえ、あくまで「自由研究」の話です。

 ものの名前は短いほどプリミティブ(基本的、原始的、最小単位で原理的な、の意)で、頭にゴテゴテと「盛」れば「盛」るほど「盛りナントカ」([2908])…いえ、何か限定的な、より狭い界隈でのみ通じるものになっていきます。

・「本格研究」
 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-063353-6.html
 http://www.jihyo.co.jp/sansouken.html
 http://www.ieice.org/~swim/jpn/presentations/swim2011-11.pdf

 「本格研究」やら「産業論文」やら、といったものもあるにはありますが、うーん、とうなります。そう呼んで、「自分たちにもできる!」という気になっていただかないと、まったく取り組まれもしないので、あえてそう呼んでいる、という、実に「上から目線」な実情もありましょうが(※)、しかし、「本格中華!」は中華なんでしょうか。「本格イタリヤン!」と称しながら「当店イチオシ!」が「昔ながらのナポリタン!」であったりしては、限りなくイタリアンでないように感じます。(感想は個人です。)ナポリタンの大盛り…いえ、いくら「盛」っても、研究は研究であり、論文は論文であります。

・「本格中華【受注生産】」(2,800円)
 http://www.noboriya-kobo.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000020328&search=%CB%DC%B3%CA&sort=

・「本格イタリヤン!」
 http://www.noboriya-kobo.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000019361&search=%CB%DC%B3%CA&sort=