・ケーブルの太さで読み解く「RS-485またはLANケーブル(光)」(仮) ・往年の「デジタルRGB」を思い出してみる ・「別売のデジタルRGBディスプレイ用接続アダプタ(FC-9816)」
(約8000字)
「自動放送(ただし発車メロディーを含む)」については、〔フレッシュおはよう東日本〕などと称する一連の記事でまとめかけています。(タイトルや付番は仮のもので、後から変更する可能性がございます。)
・[3208]
> ここで、一種「見取り図」とも「登場人物相関図」ともいいがたい「年表」をまとめてみます。(本稿の時点では未掲載の内容も含みます。あとから参照を追加する予定です。そして、ダイジェストをつくれば「このサイト」の「自動放送」のセクションが大幅に刷新されるという寸法です。…うまくまとまるといいなぁ、の意。)
そして、その「年表」ともいいがたいソレに、踏切から発車標までいっさいコミコミでワイドde Sky…などと(略)。おお、『もはやダイヤルアップするしかない』の境地ですね、わかりますわかります!
・JAL「うどんですかい(UDON de Sky)」
https://www.jal.co.jp/inflight/inter/premium_y/yp_meal/
・「『もはやダイヤルアップするしかない』」(2006年3月31日)
http://tht.sblo.jp/article/514833.html
http://www.forest.impress.co.jp/yashiro/2005/ten_11.gif
> この記事は最終更新日から10年が経過しようとしています。
※11年前のエイプリルフールについて10年前のエイプリルフールの前日に述べた記事なんて、いまとなっては貴重ですぞ! …などと「素」でいってみようではありませんか…なんだかなぁ。エイプリルフールを外側から楽しむはなし([3174])も参照。これからは『アンインターラプティッド・メタ・エイプリルフール』の時代だっ!([3138]) 連絡シャトルバスに乗り遅れるなッ! カバンに入りきらない****は置いていけッ! はしごを外されるぞッ! メトロの通風孔はモーレツで毎日がエイプリルフールだっ!! …あっ、そっちは都営ですよぉ!
・「道化と笏杖」白水社(2016年1月18日)
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b214122.html
> 中世の愚者文学、シェイクスピア劇から20世紀の映画まで、秩序と混沌の間に立つ〈道化〉の正体を解き明かす。
> 山口昌男「道化と幻想絵画」他(単行本初収録)を併録。
> 秩序と混沌、賢と愚、正気と狂気のはざまに立ち、愚行によって世界を転倒させ、祝祭化する存在。ある時はお調子者のトリックスターとして、ある時は賢なる愚者として、あるいはスケープゴート(犠牲)として、〈道化〉は大きな役割を果たしてきた。
> 元型的存在としての〈道化〉の系譜を辿り、境界を侵犯・超越するその機能を脱領域的に解き明かす、1960年代〈知性の夏〉が生んだ道化論の決定版である。
> 「1960年代後半、「魂の心理学」に人文科学全体が総力戦で当たった人文学栄光の刹那の、アプローチの自在、選ばれる対象の脱領域ぶり……両面における極致である」(高山宏)
> 「愉しい知的遊戯に満ち満ちている本」(山口昌男)
> フールの恒久性
「メトロ」も「都営」も英訳したらあまり違わないのに、なんでしょう、この日本語でのイメージの違いは。そして、「お客さま」はイメージに支配されて交通の選好にまで影響するのです。「営団」や「都営」といってさえおれば「みんなの地下鉄」で「誰でも乗せてくれる」と理解される一方、「メトロ」などと名前が変わっただけで、ほら、「会員制のスーパーがあるじゃない」(※1)とか、「場外×券売り場が増えて便利」(※2)だとか、こう、突拍子もないことを思いこむ人も出そうだと心配されてまいります。名前(ネーミング)を考える人の責任は、当事者が思っているよりはるかに重大ではないかと心配されます…などと、「バスタ新宿」や「JR新宿ミライナタワー」のほうなど見ないように見ながらのたもうてみます。マコトに恐縮ですが、「バスタ」はないですってばよ。あらあら、まあまあ。([3136])…どうぞ!! みなさま、「トレン太くん」改め「バス太くん」が出発いたしました。([3124])…伏せろッ!! …もうダイジョーブだ、みなさま。***退治はミライナバスターズにまかせろッ! きょうのめんまはあるでんてですぅ〜! ★◎※Σ☆シ*ー〜ッ!!
※1 (デパートやスーパーの入口でのクレジットカードのアレとそっくりなソレで売り出されることもある)「記名式PASMO」を会員カードのようなものだと思いこんで、PASMOを忘れたので地下鉄に乗れないワ(うちに戻って取ってくるから待ってて)、などと…ありえそうです。安心してください、現金できっぷを買う方法も残っていますよ。
※2 カタカナの看板がかかって窓口や券売機、LED表示盤がありさえすれば、そしてワーストのケースとして、空間の構成要素をうまく統合できないままバラバラに認知されたなら、その手の売り場と混同してもおかしくありません。そのような混乱もありうるという前提で接客なさらないと、「場外×券売り場のくせに×券を売らないとはケシカラン」などと、(接客や警備の側からは)「意味不明な」といって片付けられる、しかし当人にとってはしごくストレートな怒りをもって、トラブルになりうるというわけです。
・「★◎※Σ☆シ*ー〜ッ!!」
http://kashisearch.jp/lyrics/221192
> うだるぞ!ぬっしゃ〜
※聞き取れませんですってばよ。おほほほほほほほほほほ。あはははははははははは。
・博士論文(要約)「日本の笑いの文化−道化を中心に−」(2013年11月26日)
https://icu.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_action_common_download&item_id=2485&item_no=1&attribute_id=20&file_no=2&page_id=13&block_id=17
・大阪府立図書館「ウソのほん」
http://www.library.pref.osaka.jp/lib/sennari0904.html
いまのところは、まだ、文学の研究に留まっているんだと思いますが、もっと、こう、未確認…いえ、現在進行形で切実な経済や社会の問題であると認識いたしております。しかし傍題でした。
・読売新聞「これからは楽に乗れそう…「バスタ新宿」完成」(2016年3月28日)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160328-OYT1T50053.html
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20160328/20160328-OYT1I50012-L.jpg
> この日は、公募で選ばれた「バスタ新宿」の命名者を表彰する記念式典や、高速バスの車内見学会が開かれ、多くの人でにぎわった。11人の命名者の一人で、4年前に都内から長野県佐久市へ移住した男性(69)は「覚えやすいようにバス、タクシー、ターミナルをぎゅっと縮めて付けた。選ばれて光栄です」と話した。
※「あん易」に公募するということは、応募作を審査する体制の巧拙がシビアに問われるということです。(公募や審査については[3171],[3181],[3183]なども参照。)わずか11人しか応募していない作品に決まるとは、どういうことでしょうか。こう、ほとんど迷わず、どれになっても問題ない候補から選ぶ形式での『公募』で、「256人くらい!」を「命名者!」といってご招待するくらいでないと、(数字だけの上で)心配です…ちょっとだけ。しかし、もっと傍題でした。
●ケーブルの太さで読み解く「RS-485またはLANケーブル(光)」(仮)
発車標について、それとなく参照してみます。(恐縮です。)
・新陽社「03_フルカラーパンフレット」
http://www.shin-yosha.co.jp/whats/image/select/03_%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88.pdf
この発車標では、RS-485またはLANケーブル(光)を使うとのことで、どんなに機器が増えようとも「一定の太さ」までのケーブルでやりくりされている感がそこはかとなく漂うような気がしてまいります。
そして、これはあくまで、最新のフルカラーの発車標の場合で、仮にも、東京駅の総武地下ホームにかかる制御で、発車標を交換しないままATOSに対応できるだなんて、よほど汎用性の高いつくりになっていなければできないことだといって、いまさらながら感動してみます。千葉駅に関して、ノイズが問題にならない箇所や、古いものでは、アナログの映像信号を使っているのではないかと勝手に想像してみました([3070])。
・[3070]
> いかにもアナログの映像信号で、外来ノイズなり接触不良なりで同期信号が乱れました、と見える
> 「ホーム系」のLED発車標(ホーム上や、ホームにつながる階段の至近に設置されたもの)では、先頭から8文字分だけの表示が乱れており、いかにもデジタルなデータ(の先頭の何ビットか)が化けました、と見えます。
このような化け方からは、いかにもRS-485のようなソレで「1画面」ごとのビットマップを送っていそうな気配がしますが、なるほど、そういえば、千葉駅のホームの(古い)電光掲示板でスクロール表示はなかったはずですね。スクロール表示に対応できなくてよければ、遅い通信で1画面ごと(交互表示のため2画面分をセットで?)に送ればいいんだと、そして、表示が書き換わるときには、「うんしょっ」といって、たいへん時間がかかるんだといって、たいへん立体的に読み解かれそうに思えます。
では、耐ノイズ性を得るためにデジタルにしたいという要求があれば、すなわちRS-485かといえば、いいえ、『デジタル映像信号』でもいいんではないかと思えてきそうです。レッツトランジスタ技術!
・「わかる! ディジタル・ビデオ信号入門」CQ出版
http://toragi.cqpub.co.jp/Portals/0/backnumber/2004/07/p131-132.pdf
> HD-SDI
> 50倍
いや、それは本来のビデオ信号の場合の話で、それを端折って、自社の装置内で完結する限りは「お好きな信号!」を『自ら策定!』すればいいわけです。
●往年の「デジタルRGB」を思い出してみる
[3070]ではすっかり忘れていたのが「デジタルRGB」です。ぬおー! …といって、その実、「デジタルRGB」を(いま『レトロPC』としてではなく、当時)まともに使ったことのある人というのはほとんどあられないのではないか(モノクロのグリーンディスプレイか、カラーテレビにRFで2chのソレか、もう少し後にはあたりまえのように「アナログRGB」で)と推定します。本当でしょうか。
・個人のページ「SHARP X1のデジタルRGBをFRAMEMEISTERにつないでみる」
http://www.retropc.net/mm/x1/rgb21/index.html
> X1の背面にあるRGB出力端子は、デジタルRGB出力です。こんなページを見に来る人なら説明するまでもないですが、DVI-DとかHDMIではなく、昔のマイコン時代のデジタルRGB出力です。
> マイコンソフト
をを。デジタルRGBでも、やはり同様に『市販の分配器!』や「市販の延長ケーブルやブースター!」を使えそうな気配がしてまいります。
※「マイコンソフト」の製品を「市販の製品」といいきるのは語弊があるような&業務用に使うには信頼性がちょっと心配なような、という「偏けん」を拭えません、の意。
・同
http://www.retropc.net/mm/x1/rgb21/xanadu02.png
> 魔法の影響で画面が乱れてしまいます、何という魔力!
(同期信号を持たず、というより、ブラウン管を一種『ダイレクトドライヴ!』しているようなソレとしての)デジタルRGBとあらば端から端までデジタルRGBでないと、(アナログRGBを前提とした機器や回路が)『ありもしない同期信号』を求めた結果、こうなるということだと仮に理解しました。
・個人のページ
http://cba.sakura.ne.jp/sub04/jisaku14.htm
> 当時はビデオ入力付きのTVは少なく、TVの1CHを使ってTVに写すためRFモジュレータ回路に74S00を使って構成しています。
> 「簡易テレビ・ディスプレイ」の記事が見つかりました。オシロスコープなんて個人で所有することができない時代に、音声波形をTV画面で見ることができるということで一生懸命製作したものです。
うをー! うをぉー!! このあたりについては「LGP-30」([3178])も参照ください。なんでもかんでも、最初からシリアルポート、ましてやUSBなどついていては勉強にならないと痛感されましょう。(便利なのはいいことですが勉強にはならなくなってしまいます、の意。)
●「別売のデジタルRGBディスプレイ用接続アダプタ(FC-9816)」
・「FC-9801」「FC-9821」の例
http://jpn.nec.com/fc/fcpro_series/end/9801u.html
http://jpn.nec.com/fc/fcpro_series/end/9821x.html
> カラー4096色中8色(アナログRGBディスプレイ使用時)
> 8色(デジタルRGBディスプレイ使用時)
> デジタルRGBディスプレイ接続時には別売のデジタルRGBディスプレイ用接続アダプタ(FC-9816)が必要
(映像信号の上で)階調をつぶして耐ノイズ性を得る(※)という「デジタルRGB」の用途や特徴が「8色」というところに表れているとわかります。(デジタルだからECCしましょ、とか、そういうことではないんですよ、の意。)…いえいえいえ、歴史的には順序が逆で、まずモノクロ(黒色のRCA端子!)、そしてデジタルRGBによるカラー、その後、アナログRGBで高階調(中間色4096色! その前に、まずは16色!)の表示に対応したという流れであったと思い返されます。
※「FC-9816」という型番からも想像されるように、工場などでFC98の映像信号をたくさん引き延ばしたり、多分岐で分配したり(生産ラインの各所にモニタを設けるなど)というときに、周囲がノイジーでもダイジョーブ、ダイジョーブ、という用途が想像されます。これ、そのまま駅にもあてはまることですよねぇ。保証付きで「FC-9816」を買ってきて取り付けられるなら、自社でわざわざおかしな映像信号に変換する回路を内製したりなんて、しないですよねぇ…たぶん。(あくまで推測です。)
・個人のページ「PC98標準の表示機構 (ディスプレイ出力)」
http://island.geocities.jp/cklouch/column/pc98bas/pc98dispout2.htm
1982年からあたりまえのように「モノクロ」と「デジタルRGB(8色)」が備えられていたと説明されています。
・「デジタルRGBディスプレイ用接続アダプタ FC-9816」
http://www.svtechparts.com/index.php/nec-fc-9821-ke-main-controller-fc-9816-rgb-controller-from-tel-mark8-system.html
http://www.svtechparts.com/media/catalog/product/cache/1/image/9df78eab33525d08d6e5fb8d27136e95/i/m/img_8262.jpg
・NEC
http://jpn.nec.com/fc/fcpro_series/end_98.html
> FC-9816 デジタルRGBディスプレイ用 変換アダプタ 2000.12集約 2006.12終了 代替後継機 なし
・「JR東日本 新宿駅 フルカラーLED発車標 LFKPM218ST」
https://www.g-mark.org/award/describe/31692
> 開始日 2004年10月
なるほど、きわめて具体的には「FC-9816」が2006年12月で「終了」となるのを控え、2年の余裕をもって「後継の仕様を策定!(これからはRS-485でフルカラーの時代だっ!)」(JRが?)されたのかなぁ、とも推測したくなってきますが、どうなのでしょうか。
すると、2003〜2004年ごろに各線で(ATOS導入を待たずに)「ホーム系」の電光掲示板が、従来の仕様で急ピッチで整備されたのも、最後の「駆けこみ!」での整備だったのかなぁ、ともシノバレてきそうです。本当でしょうか。このころの発車標(制御装置)が2018〜2019年にはこぞって15年目を迎えていきます。そのころまでには、こう、あまねくRS-485に置き換わっていく(そしてフルカラーになっていく?)ようなことに、なるのでしょうか。ちょっと期待してみたくなりました。
※あえて「JR」と記すのは、北海道も四国も含めて、仮に「FC-9816」に頼っている発車標とあらば、同じようにRS-485に移行されたいですよねぇ(という「ご検討」や「ご提案」がなされますよねぇ)、という気持ちを込めてのソレでございます。(恐縮です。)
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