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工事中というのは、図らずもいろいろなものが見えてくる好機だと実感されます。そして溶接で、なんということでしょう、という気分になってみます。
・ツイッター(2012年2月17日PST)
https://twitter.com/ue021020/status/170541824518270976
・ツイッター(2013年4月2日PST)
https://twitter.com/moyo1101/status/319324881844056064
「東京方面快速 停車駅ご案内」というタイトルで「※快速電車は3〜10番線からランダムに発車します。→青く囲まれた専用のLED表示をご確認ください。」という貼り紙(2012年2月)がありつつ、その「青く囲まれた」LED発車標(電光掲示板)の表示が乱れ、「快速」の「快」の文字だけが斜めにずれながらバババと表示されている写真(2013年)がございます。
これを見ると、いかにもアナログの映像信号で、外来ノイズなり接触不良なりで同期信号が乱れました、と見えるのですが、LED発車標の表示はアナログの映像信号で伝送されているんでしょうか。
・ツイッター(2013年10月15日PST)
https://twitter.com/ku_ma_kazu/status/390328131875119104
・ツイッター(2014年2月10日PST)
https://twitter.com/tome05812/status/432819459342860289
他方で、上掲の「改札系」とは異なる「ホーム系」のLED発車標(ホーム上や、ホームにつながる階段の至近に設置されたもの)では、先頭から8文字分だけの表示が乱れており、いかにもデジタルなデータ(の先頭の何ビットか)が化けました、と見えます。いま、「ホーム系」と「改札系」で、LED発車標の制御方式(表示内容の伝送方式)がまったく異なるのではないか、「ホーム系」では車両などからのノイズへの対策のため、デジタル化されていた一方、「改札系」では、伝送距離も短くノイズも少ないとしてアナログの映像信号で表示していたのではないか、などと想像することができます。本当でしょうか。
1台のFC-98で、CUI画面上に駅全体の表示内容(千葉駅でいえば、改札の発車標の全部)をびっしりと描画の上、単一の映像信号(アナログRGB:RGBの映像信号と同期信号が出てくる)を、市販(当時)の分配器なり中継器なりを駆使して発車標まで伝送し、個々の発車標の側で同期信号をいじって表示内容を上下左右にずらして必要な範囲のみを表示(所望の情報の原点座標が発車標の画面上での原点となるよう同期信号をずらして表示)するようなことでもしていたのかなぁ、と推測されます。(仮にそういう仕様だったとすると)デイジーチェーンもできて=発車標の数だけの配線が制御装置に集結して事務室の片隅で「とぐろ」を巻くこともなく、かなり安上がりで、当時とても合理的な仕様だっただろうとも推測されます。
※LEDによる3色表示は、R(赤)とG(緑)の2色のLEDの駆動で実現されるもので、このLEDのドライバ(駆動回路)に直接、RとGの信号を入れることで実現できましょう。なんとも簡単です。本当でしょうか。
・「アナログRGB(D-Sub15ピン)」
http://buffalo.jp/products/connect/d-sub/
・NEC用のケーブルの例
http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=KB-D151K
http://www.sanwa.co.jp/product/syohin_img/K/KB-D151K_MA.jpg
ピンの配置が異なっても、周波数さえ揃えればNEC(PC-98、FC-98)でもDOS/Vでも同じ信号が出てきますから(※)、FC-98より後の時代にLinuxの動くDOS/V機に替わったとしても、同じ方式で対応できたはずです。
※逆に、98用の「マルチシンクディスプレイ」をDOS/V機に転用したりもしました。懐かしいですねぇ。
このあたりで、LED発車標がある時期以降、ほぼ1社独占(※)となっている背景に、表示内容の伝送のデジタル化があったのかなぁ、とも想像されます。(限りなく想像です。)アナログであれば、あまりにも単純ですので「こういう仕様でオネガイシマス」と発注すれば、どこの社でも同じものを作れたでしょうが、デジタルとなるとそれなりにメーカー側の立場が強くなり、プロトコルは非公開、制御装置とセットでないと売りませんといったこともしやすくなるのではないかともみられます。(もっと想像です。そして、これは悪いことではありません。)
※いえ、1社で全国を独占ということでなく、ある鉄道会社において複数のメーカーから発車標を調達するということが少なくなり、特に運行管理システムにあわせて、一括で調達・設置となるケースがほとんどになった、という意味です。
このことで、逆に発車標の設計(伝送方式から電気や放熱の設計、システム上の制御方式やプロトコル、外観のデザインまで含みます)に鉄道会社側が関与できる部分がほとんどなくなり、いっさいおまかせで発注するしかなくなった、ということもあるのかもしれません。私鉄、特に関西では液晶画面(古くはブラウン管モニタの時代から)など多様なデバイスの採用が早期からみられたのと対照的に、JRでは3色のLED表示がこれでもかとあまねく展開され続けてきました。
それはそれとしまして、千葉駅です。
・ツイッター(2014年2月8日PST)
https://twitter.com/Perden373/status/432408322814115840
・ツイッター(2014年9月21日PST)
https://twitter.com/UrbanFlyer0type/status/513851390192414720
全部消えると、アリガタミのようなものが実感されます。そして、あの大きさの発車標は、これだけの太さの鉄骨(角型鋼管)で支持(天吊り)されていたんですね。
※「鉄工所」で溶接して、わざと逆さまに置いたりして「これはなんでしょう?」…的な何かを連想させられます。可動式のテーブルやら、洗濯物を2階へ上げるリフトやら…いえ、発車標が可動式になったら、ちょっとおもしろいかもです。(あくまで、ちょっと。)東神奈川の3・4番線ホームで、「こんどの横浜線」というプレート(昔から特急の乗車口にぶらさがっているアレくらいの小型で軽量なもの)が左右に動いて(枕木方向に3番線と4番線の間を行き来して)「直感的」に発車番線を示すというのも、おもしろいかもしれません。もっとも、そのくらいなら「鉄工所」でなくても、DIYな滑車とロープで十分、実現できましょう。ダイヤにあわせて、右へ引っ張ったり、左へ引っ張ったりする「装置」をつくればいいんです。がんばるなら、カーテンレールに、千葉都市モノレールもびっくりな「懸垂式」で自走する吊り金具(なんかこう、うまいことカーテンレールを2極にして、流す直流の極性を切り替えれば、所望の向きに自走してくれる:そして最も単純には555なICで、ボタンをワンショットしてから一定時間で電流が切れればいいんです。リモコンで前進と後退ができるおもちゃの車などの「転用」でも、できるかも。)…といったところでしょうか。我こそはという電気電子な駅員さん、作ってみませんか?
※(デバイスとしての)LED発車標は見やすいとは思っていますが、進化が止まってしまうのは(長期的には)困ることです。また、(技術的に)高度で高価なものを作ることだけが開発というわけでもありません。
※もっとも、こんな装置をJRとして「おおまじめ」に考えるとなると、ドアエンジンのメーカーに頼んで、似たような機構をホームの幅にまで大きくしたものを(試作で)作ってもらう→割高すぎて採用できない、などとなりかねません。
・Google ストリートビュー 「千葉駅」付近
https://goo.gl/maps/H6tqyXSQAqL2
https://goo.gl/maps/niv9JjzP2dr
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