フォーラム - neorail.jp R16
発行:2015/11/2
更新:2017/8/19

[3124]

NHK-FM「音の風景」で聴く東海道新幹線のATC


2014年の出発式のようす

(約9000字)

 ここしばらくATCの話題が続いておりますが(いえ、話題にしているのは私だけなんですが=恐縮です)、ちょうど、東海道新幹線のATCに関する貴重な音源が放送されました。

・NHK-FM「音の風景」(2015年11月1日放送)
 http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2015-11-01&ch=07&eid=72402&f=442

 > 音の風景「新幹線開業50年〜東京〜」
 > 中川緑

 ご担当が代わってから、どうもまだ聞き慣れないのですが(ますますもって恐縮です)、お、と思う内容ですと耳がとまります。

※このフォーラムで「音の風景」に言及するのは[1448]以来、14年ぶり2回目でございます。いえ、聴き続けてはいるんですが言及する機会はなかった、ということです。

 以下、文字に起こします。

 > 音の風景
 > 「それではまもなく、のぞみ、1号、出発の時間となります。」
 > (カメラのシャッター音)
 > 平成26年、10月1日。
 > (カメラのシャッター音)
 > 東京駅19番ホームの、朝6時です。
 > (カメラのシャッター音)
 > この日、新幹線は、開業50周年を迎えました。
 > 「シモヤマダ駅長は、出発合図の位置へ、お願いいたします」
 > (拍手と歓声)
 > (ワッショーイ、お待ちしてました!、などと呼ぶ者あり)
 > 50年前、同じ19番ホームで、ひかり1号・新大阪ゆきが出発してから、東海道新幹線だけでも、延べ56億人の乗客を運んできました。
 > (拍手と歓声)
 > 「それでは、のぞみ、1号の、出発です。」
 > (警笛)
 > 「みなさま、どうぞ!」
 > (ファンファーレ)
 > 今回の「音の風景」は、NHKが保有する音のライブラリーから、新幹線の歴史を振り返っていきます。
 > (ファンファーレ)(番組演出上の残響効果)

 > (長い警笛)「…入りました」
 > 「62キロ通過」
 > まずはこちら。
 > (と呼ぶ者あり)
 > 開業2年前の、昭和37年に収録された、新幹線開発中のテスト走行音です。
 > 「62.5キロ通過ぁ?」
 > (警笛)「…入りました」
 > 「63キロ通過ぁ」
 > (警笛)
 > 警笛を繰り返し鳴らし、慎重に走るようすがうかがえます。
 > 「…入ります」
 > (警笛)「63.5キロ通過ぁ」
 > (警笛)(番組演出上の残響効果)

 > 「プー〜〜〜〜」
 > 「ジリリリ…ン」(ガタン)
 > 「50」
 > 「90」
 > 「135」
 > 次は、新幹線の安全を守る、
 > 「プー〜〜〜〜」
 > 自動列車制御装置、ATCの
 > 「ジリリリ…」
 > 開発のようすです。
 > 「…リン」(ガタン)
 > 「…ゼロ」
 > 「15きろ」
 > 「50キロ」(ガタッ、ガタン)
 > 「ゼロ」
 > 「15きろ」
 > 地道なテストの繰り返しにより、
 > 「ジリリリン」
 > 「ゼロ」
 > 安全性の高い車両はつくられました。
 > 「15きろ」
 > 「ジリン」(ガタッ)
 > 「50キロ」
 > 「ジリリリ…ン」(ガタッ)
 > 「だめだな」(ガタッ)
 > 「常用ブレーキの非常ブレーキが、区別がちょっと」
 > 「135」
 > そして、ついに、昭和39年。
 > 「195キロ」
 > 「ジリン」
 > 新幹線は開通します。
 > 「ジリリリ…」
 > 「240…常用が…だ」(番組演出上の残響効果)

 > 「東海道線と完全に離れまして、理想の」
 > (え、オザワさんに、オザワさん、と呼ぶ者あり)
 > 「直線コースを、走る、ことになりますので」
 > (もしあれだったら、席、と呼ぶ者あり)
 > 「新幹線の速度感を味わってください」
 > この録音は、開業直前に行なわれた、報道陣に向けての試乗会です。
 > 「えー、ご試乗のみなさんに、新幹線の、ご案内を、申し上げたいと存じますが、」
 > (談笑する者あり)
 > 「このクルマは、10月1ニチから、」
 > (警笛)
 > 「営業車として、シヨウするクルマですから、汚さないようにお願いします」
 > (走行音)
 > 「195キロでゴザイマス」
 > 「ェ、ノーズが上がりまして、まもなく、200キロでゴザイマス」(※「ノッチ」の言い間違えか)
 > (警笛)
 > 「ただいま、200キロでゴザイマス」
 > 「ェ、東京起点、38キロでゴザイマス」
 > (走行音)(走行音の変化)
 > 「ェ、ただいま、待望の210キロでゴザイマッス」
 > (走行音)
 > 最高時速210キロは、当時の最高スピードで、『夢の超特急』と呼ばれました。
 > (沿線での列車通過音)
 > そして、新幹線は「0系」から「700系」「E7系」へと進化し続け、
 > (現在の新幹線の列車通過音)
 > 最高時速は300キロを超えるまでになりました。
 > (現在の新幹線の列車通過音)
 > 「きょうも、新幹線を、ご利用くださいまして、ありがとうございます。この電車は、のぞみ号、博多ゆき…」
 > 東京と新大阪を結ぶ515キロから始まった新幹線。
 > (車内のアナウンス)「途中の停車駅は、品川、新横浜、名古屋、京都、」
 > 現在では、総延長、2663キロまで延びています。
 > (車内アナウンス)「新大阪、新神戸、岡山、福山、」
 > 半世紀を経て、新たな時代に向かって、走り続けます。
 > (車内アナウンス)「…小倉に」
 > (警笛)(番組演出上の残響効果)

 ということで、5分の番組ですが、▼2014年の「出発式」、▼昭和37年(1962年)の「テスト走行音」、▼昭和39年(1964年)の「ATCの開発のようす」、▼開業直前(1964年)の試乗会、▼現在のようす、と、5つのシーンで構成されていることがわかります。「スライド1枚につき1分」といわれる時間配分に近いですね、わかります。

 1962年の試運転では、ATCに関する音が聞こえてきません。代わりに、ほぼ500メートル間隔で警笛を鳴らしているようすがわかります。

 1964年の試運転では、ATCの音がにぎやかです。ただ、録音(あるいは録音テープの保管)の状態がよくないようで、たぶん、実際にはもう少しシャッキリした音で「プーーーー」と鳴っていたのかなぁ、と想像されます。(あくまで想像です。)

※それとも、「電源同期式」であるため、架線電圧の変動で鳴動音まで揺らぐんでしょうか。本当でしょうか。

 そして、NHKに録音いただきながら「だめだな」「区別がちょっと」などと、え゛ー、と、ちょっと驚かれます。本当に関発段階で見せていたんですね。

・河辺一「自動列車制御」電気学会雑誌 Vol.84-10, No.913(1964年10月)
 http://www.jstage.jst.go.jp/article/ieejjournal1888/84/913/84_913_1501/_pdf

※この文献を丸ごと転載なさっている個人のページが見つかりますが、いえいえ、いまや遡ってPDFでオリジナル(権利処理された正式なオープンアクセスのPDF)が参照できるようになりました。いい時代になったものです。

 NHKの音源にある「240」がどういうことか、ちょっとわからなかったのですが、この文献でブレーキに関して「260」という数字が出てきますから、速度超過でATCを作動させるテストで240キロ、というのがあったのかな、と推測されます。

・ウィキペディア「新幹線の歴史」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9A#.E6.96.B0.E5.B9.B9.E7.B7.9A.E3.81.AE.E6.AD.B4.E5.8F.B2

 > 1962年(昭和37年)には神奈川県綾瀬付近 - 小田原付近の区間がモデル線として先行整備され、小田原市鴨宮(かものみや)に鴨宮基地とそれを統括するモデル線管理区が置かれた。
 > 国立にある鉄道技術研究所からも近く、問題が発生した時も対処が容易である。
 > ここで2編成の試作電車「1000形」を用いて車両と設備のテストを繰り返し、問題点をあぶり出しては改良を重ねていった。1963年(昭和38年)3月30日の速度向上試験では、1000形B編成が256km/hの国内速度記録を達成している。モデル線での研究は、初代量産形新幹線電車となる0系や、線路設備の開発に生かされることになった。また、ここに中央鉄道学園小田原分所を設けて、新幹線のための乗務員と保線要員の養成も同時に行った。
 > このモデル線区は、設備が無駄にならないよう、建設中の路線の一部を先行完成させて利用する手法が採られ、東海道新幹線開業後は新横浜 - 小田原間の一部に組み込まれている。
 > 現在、鴨宮基地のあった場所は保線車輌の基地となっており、その一角には新幹線モデル線を示すモニュメントが設置されている。
 > またテストに使われた試作電車は、東海道新幹線開業後に改造を受けた。A編成は救援車941形に、B編成は電気軌道総合試験車922-0形となり、それぞれ役立てられることになる。941形はまったく活躍することなく廃車となったが、922-0はその後0系を元とした「ドクターイエロー」が登場するまで生き永らえた。

 とのことで、1962年の音源は、このモデル線での、「1000形」の試運転だとわかります。

・JR東海「モデル線と走行試験(1962年)」(2014年4月16日)
 http://shinkansen50.jp/history/history_05.html

・個人のページ
 http://www.isok.jp/rail/former/shin04.htm

 > 1962年6月16日(土)
 > 今日は新幹線車両の試運転がおこなわれると聞いていたので,6時すぎに鴨宮基地へ行ったみた.しかし様子がおかしいので関係者に尋ねたところ,送電テストをした瞬間に50サイクルを60サイクルに変換する機械が壊れてしまったとのことだった.

 > 1962年6月26日(火)
 > B編成の車両を用いて公開試運転がおこなわれた。写真は鴨宮基地を発車してまもなくのところで,運転台から体を乗り出して手を振っているのは十河国鉄総裁。新幹線の線路近くには国鉄関係者や報道陣に混じって,一般の人々も大勢集まって来ていた。
 > 公開試運転は鴨宮基地と大磯町の仮設変電所がある付近までの間でおこなわれた。

※「壊れてしまった」といって、その実、わずか数日で復旧できる、そのくらいの壊れかたしかしていなかったということですね。「壊れた」と言ったのは、担当が電気ではない人だった(その人も人づてに聞いた:自分のわかる範囲では「機械が壊れた」と理解された)とか、あるいは、「機械が壊れた」というのは、見学に来た人に向けての平易な表現(「棒がポキッと」「バネがビヨヨーン」[2539]も参照)であって、厳密な意味では壊れていなかった、ということかもしれない、などと想像されます。(あくまで想像です。)表面的な言葉や、第三者による記述をうのみにすることはできません。

※いま、「信号故障のため」といって、いまだに、それ以上の解説はなされませんから、一般には「3灯式信号機からバネがビヨヨーン(そこにはバネなんてないですってば)」「何かの操作レバーが根元からポキッと(信号機の現示をレバーで切り換えているかのようなイメージをともなって)」といったビジュアル(絵)が思い浮かべられていると思ってよいのではないかと思われます。

・朝日新聞「転てつリバー」鉄道技術展2010(2010年11月10日)
 http://www.asahi.com/travel/gallery/101110mtij/images/mtij30.jpg
 http://www.asahi.com/travel/gallery/101110mtij/mtij30.html

 東京起点40kmの「綾瀬(藤沢市)」から37kmの区間が「モデル線」であったという説明パネルの写真が見られます。

・「1000形」(9,800円ほか)
 http://www.microace-arii.co.jp/release/pdf/A1150.pdf

・Googleマップ「綾瀬(藤沢市)」
 https://goo.gl/maps/9U1VHD6kLXy

・Googleマップ「鴨宮基地のあった場所」
 https://goo.gl/maps/yVNr1sfPjVU2

 ほかに、試乗会で説明なさっている国鉄のかたが「速度感」という言葉を使っているのが注目されます。

・「ドライバーが抱く視覚的な距離感と速度感に関する知覚構造モデルの提案」国際交通安全学会誌 Vol.34, No.3(2009年12月)
 http://www.iatss.or.jp/common/pdf/publication/iatss-review/34-3-10.pdf

 > 参考文献
 > Denton, G. G.:A Subjective Scale of Speed when Driving a Motor Vehicle, Ergonomics, Vol.9, No.3, pp.203-210, 1966
 > Gibson, J. J.:The Visual System; Environmental Information, In The Senses Considered as Perceptual Systems, pp.186-223, Houghton Mifflin, 1966

 説明員が何となく使っているのでなく、運転者(運転士)の研究(人間工学:Ergonomics)における専門用語であるところの「速度感(Subjective Scale of Speed)」を意図して、あるいは、所内で、研究において使われる用語が、ほかの職員にも広まって、結果として説明員が「速度感」と言ったとすれば、たいへんすばらしい好循環のようなものが渦巻いていたのではないかと錯覚されます。(錯覚でないことを祈りつつ、いかなる資料を探せば、それを裏付けられるかを考えてみます。)


●2014年の出発式のようす


・毎日新聞「シモヤマダ駅長」(2014年10月1日)
 http://mainichi.jp/graph/2014/10/01/20141001k0000e040177000c/002.html

・YouTube 東京駅での出発式のようす(2014年10月1日)
 https://www.youtube.com/watch?v=G_kTQBfWszs




 > (映像より)
 > 式典開始にあたり、代表取締役社長・****より、ご挨拶を申し上げます。
 > **社長、よろしくお願いいたします。
 > (0:15〜)
 > …1日400本を超える日も少なくございません。(世界に誇る東海道新幹線は…)
 > じゅう、9番線の、電車は、6時|ちょうど発、のぞみ、1号、博多ゆきです。電車は、前から、1号車・2号車の順で、いちばん後ろが、16号車です。グリーン車は、8号車、9号車、10号車、自由席は、1号車から、3号車です。この電車は、全席禁煙となっております。おタバコを吸われるお客さまは、喫煙ルームをご利用ください。普通車の喫煙ルームは、3号車、7号車、15号車、グリーン車の喫煙ルームは、10号車にあります。この電車は、途中、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪、新神戸、岡山、福山、広島、小倉に、とまります。
 > (心より御礼申し上げ、また、ご利用いただきました、本当にたくさんのかたに、改めて心より御礼申し上げまして、挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。)
 > **社長、ありがとうございました。(〜4:02)
 > (拍手)

 > (花束贈呈)

 > お待たせいたしました。これより、テープカットと、『くすだま開花』を行ないます。
 > お名前を申し上げましたら、前に、お進みください。まず、『くすだま開花』を執り行います。参式者をご紹介いたします。ご来賓、****様。
 > じゅう、9番線の、電車は、6時|ちょうど発、のぞみ、1号、博多ゆきです(ご来賓、)
 > (****様。)電車は、前から、1号車・2号車の順で、いちばん後ろが、16号車です。グリーン車は、8号車、9号車、10号車、(ご来賓、)
 > (****様。)自由席は、1号車から、3号車です。この電車は、全席禁煙となっております。おタバコを吸われるお客さまは、喫煙ルームをご利用ください。普通車の喫煙ルームは、3号車、7号車、15号車、グリーン車の喫煙ルームは、(続きまして、)
 > (テープカットを執り行います。)10号車にあります。
 > (参式者をご紹介いたします。)この電車は、途中、品川、
 > 新横浜、名古屋、京都、新大阪、(ご来賓、)
 > (****様。)新神戸、岡山、福山、広島、小倉に、とまります。
 > ご来賓、****様。
 > ご来賓、****様。
 > (足元の段差注意喚起アナウンス)
 > (カメラのシャッター音)
 > 代表取締役社長・****。
 > (足元の段差注意喚起アナウンス)駆けこみ乗車は…お子さまの手を引いて…
 > 新幹線・鉄道事業本部長・****。
 > 以上でございます。
 > (足元の段差注意喚起アナウンス)みなさま、テープカットのかたがたは、テープに、ハサミをお当てください。くすだまのかたがたは、ヒモを、手に、お持ちください。
 > (足元の段差注意喚起アナウンス)…足元にご注意ください。小さなお子さまを…駆けこみ乗車は…列車とホームの間が…小さなお子さまを…
 > それではまもなく、
 > (出発ヨシ、と呼ぶ者あり)
 > のぞみ、1号、出発の時間となります。
 > (まもなく19番線から6時ちょうど発の、のぞみ1号、博多行きが発車します、と呼ぶ者あり)
 > シモヤマダ駅長は、出発合図の位置へお願いいたします。(ご利用のお客さまァ、お近くのドアからご乗車ください、と呼ぶ者あり)
 > (まもなく、19番線から6時ちょうど発の、のぞみ1号、と呼ぶ者あり)参式のみなさまは、わたくしの「どうぞ」の合図で、テープにハサミを入れていただき、同時に、くすだまのヒモをお引きください。(博多行きが発車します、ご利用のお客さまは、と呼ぶ者あり)
 > (まもなく19番線から6時ちょうど発のぞみ1号、博多行きが発車します、ご利用のお客さま、お近くのドアからご乗車ください、出発、ヨシ、と呼ぶ者あり)
 > ♪(発車メロディー)
 > (列車とホームの間が…)
 > それでは、のぞみ、1号の、出発です。(…ITVヨシ、出発、ヨシ、安全、ヨシ、ェ、ドアを閉めまぁす、と呼ぶ者あり)
 > (列車とホームの間が…)
 > ブーーー
 > (シモヤマダ駅長、手を挙げる)
 > (カメラのシャッター音)
 > (はい了解、と呼ぶ者あり)
 > (列車とホームの間が…)
 > (警笛)みなさま、どうぞ!
 > ♪(ファンファーレ)
 > (列車が動き出す)
 > ありがとうございました。(拍手)ただいま、のぞみ、1号が、出発いたしました。(ハサミとテープが回収される)
 > (シモヤマダ駅長、手を下げる)(列車がすべてホームを出る)
 > (シモヤマダ駅長、安全確認)
 > (列車とホームの間が…)それでは、参列のみなさまは、写真撮影を行いますので、撮影場所…

・JR東海「【社長会見】東海道新幹線開業50周年出発式について」(2014年8月28日)
 http://jr-central.co.jp/news/release/nws001496.html

 > ○来賓
 > 各駅とも雑誌「サライ」との共同企画「『私と新幹線』写真とエッセイコンテスト」に応募いただいた方、及び1964年生まれのエクスプレス予約会員、プラスEX会員から抽選でご招待します。

・サライ(2014年8月29日)
 http://serai.jp/news/entertainment/10751

 なるほど、一般から抽選(ただし小論文による選考あり?)での「ご来賓」だったんですね、と了解されます。

・毎日ことば「くす玉の「開花」」毎日新聞・校閲グループ
 http://www.mainichi-kotoba.jp/2015/02/blog-post_7.html
 
 > 「くす玉開花」との表現に出合ったのは昨秋のことです。東海道新幹線が開業して50年の節目の日で、東京、新大阪など各駅で記念式典が行われました。東京駅での式典の写真には「テープカットとくす玉開花も行われた」という説明が付いていたのです。くす玉割りではなく開花?と、やや引っかかりました。

 この手の、主催者の理屈で使う言葉が決まる部分は別としまして、プロの司会者の日本語は、全体としてホレボレする日本語だなぁ、といって堪能されます。また、音響(PA)もバッチリで、日ごろから、ホームのアナウンスがすべてこのクオリティで完徹され、その他にはいかなる音声も発せられない、お客さまが発する音は適切に拡散・消音される、という「音環境」が実現したらいいのになぁ、と痛感されます。([3010]も参照。)


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