|
(約10000字)
[2751]に続いて空港の話題、そして[3183]の補足です。
・[2751]
> 構内の空間が広いということは、「美・用・強」(快適・便利・安全)のすべてを強化する重要な要素のように思えます。例えば大船や赤羽のような駅でも、さいたま新都心ほどの大空間が用意されれば…と思ったりもします。(品川はなかなかいい線を行っていると思っているのですが。私のお気に入りの駅の一つです。でもこれは例外的で、ほとんどの乗換駅は掘っ立て小屋か穴倉のようです。)
> ※著名な建築家がデザインした駅でないと天井が高くならないのは、きっとコストのせいなのでしょう。ただ、そのコストが単に「シンボル」のためのコストなのか「美・用・強」という「ユーザビリティ」に対するコストなのかを考えてみたいところです。ケチればケチっただけ不便な駅になってしまいます。ぜいたくとしてではなく、機能として巨大空間というのは役に立つものだという認識をしてもいいのではないでしょうか。
このあたり「東京圏あり方」のソレで何か具体的に盛り込まれるのか、注目されます。建築や路線網がシンプルになれば案内もシンプルにすることができて、複雑怪奇であったときにはなしえない「わかりやすさ」が達成されると見込まれます。そして、わかりやすければ利用しやすく、利用しやすければ利用が増えると…いえいえいえ、そこまで短絡的に「ドミノ!」することははばかられますが、ドミノの入口くらいにはなりそうだと素朴には感じられてきそうです。(あくまで素朴です。)
・[3183]
> 「東成田駅」がほとんど建設当時のまま供用されている一方で、LCCの利用者が「陸上トラックを歩行!」することを強いられているなど、なかなかちぐはぐでパッチワークな寄木造などと…(略)。鉄道の駅としての「成田空港駅」は、後にも先にも「1つ!」でいいのではないか、空港駅で列車を降りたあと、所望の便はナニかね、どのターミナルかね、といって、空港側の負担によって手厚い多言語での案内を受け、そして、所望のターミナルまでの移動手段も、空港側の負担によってサービスされるのが理想形でありましょう。(鉄道の駅がターミナルビルごとに、などと、とんでもない! 、の意。)
> 仮に、そうした面での複雑さも解消しようということであれば、「東成田駅」の改修そして「オール成田空港駅!」としての「ワン成田空港駅!」…いえ、後にも先にも「成田空港駅は1つ」といっての『シングルボイス』ともなんともいうようなもの(私が勝手に「unified boarding」などと呼んでいるソレ[2968])に向けて、集約なり一本化なりということに取り組まれていくのかなぁ、と期待されます。(たいへん期待されます。)
> ※広大な国際空港における空港内の交通の事例については別途まとめます。
(施設としての)『成田空港線を複々線化』だなんてとんでもない! …といって、「ワン成田空港駅!」を「1つ!」所望してみたのでした。同じことは羽田空港でもいえると思います。東京モノレールの全線でインフラ部を「大更新!」…などという計画があるのかないのかも定かでなく、これから議論されるのでしょうか。
・「Arrival-departure board」(イメージです。)
http://www.gettyimages.co.jp/detail/%E5%86%99%E7%9C%9F/arrival-departure-board-%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8/154930937
・「Waiting Room」(イメージです。)
http://www.gettyimages.co.jp/detail/%E5%86%99%E7%9C%9F/waiting-room-%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8/170437332
・「Modern Airport Tram and Gate Sign」(イメージです。)
http://www.gettyimages.co.jp/detail/%E5%86%99%E7%9C%9F/modern-airport-tram-and-gate-sign-%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8/168505187
いま端的に『画像はイメージです。』のソレなんですが、写っているのが具体的にどこの何なのか気になることって、ありますよねぇ。
そして見つけました。
・デトロイト・メトロポリタン国際空港
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E7%A9%BA%E6%B8%AF
https://goo.gl/maps/pcgZJmzSaoC2
https://goo.gl/maps/4V5GAoH79aB2
https://goo.gl/maps/nLncDraCE8N2
https://goo.gl/maps/jLSHrD6mEHm
https://goo.gl/maps/7bnXwazA1vo
・WCAA「McNamara Terminal Map」
http://www.metroairport.com/TravelerInfo/EatShopServices/McNamaraterminal.aspx
http://www.metroairport.com/Portals/0/PDF/McNamara_Concession_Map_web_2-2-16.pdf
> Automated Teller Machine (ATM)
※「そして銀行のテラーマシン。」([3177])ですねっ! わかりますわかります(わかりませーん)! 翻って、訪日客が「(この近くに)テラーマシンってありますぅ?」の旨、仮には浅草や高尾山、鎌倉などの市中(マチナカ)でお問い合わせになられたとしますと、なかなか厳しいのではないかと思われてこないでしょうか。
デトロイト・メトロポリタン国際空港のターミナルビル内を直線で結ぶ乗り物だということです。
・「次の連絡モノレールのターミナルステーション出発時間は 88:88 分後です。」「サウスステーション」「ターミナルステーション」「ノースステーション」
http://smg.photobucket.com/user/Tupolev-TU144/media/Trip%20Report%20CPS/TR2_TrainStation.jpg.html
http://img.photobucket.com/albums/v506/Tupolev-TU144/Trip%20Report%20CPS/TR2_TrainStation.jpg
・YouTube 「Detroit Airport Express Tram (DTW) 」(2014年1月31日)
https://www.youtube.com/watch?v=_yv83pbcMEg
動き続けるコンプレッサー(空気圧縮機)の音がかなりのものです。映像では、アナウンスが聞き取りづらくあります。屋内を走っていることから、「窓の外のシャソウ」([3101])としては「山手線の御徒町あたり」を走っているくらいの「速度感」([3124])かなぁ、と思われました。実際の速度より速く感じられそうです。このことが、利用者にとって「速く移動できた」という錯覚となり、満足度を高めるのではないかと推定されます。
・YouTube 「次の連絡モノレールのターミナルステーション出発時間は 03:25 分後です。」(2012年2月28日)
https://youtu.be/kLasGxiBU8E?t=1m49s
「秒」の表示が刻々とカウントダウンされるのが小気味よく(この映像はかなり早回しではありますが)、おおー、いまどき、たいていのエレベーターでは(表示がないだけで)制御装置としては当然のように到着までの秒数がわかって制御しているんだろうと想像されましょう。
・デトロイト・メトロポリタン国際空港「ExpressTram」
http://www.metroairport.com/TravelerInfo/GeneralInfo/CoolStuff/ExpressTram.aspx
> Detroit Metropolitan Airport's (DTW) McNamara Terminal, Concourse A, is the world’s second-longest airport concourse spanning nearly a mile from end-to-end. Running indoors above the majority of the length of this concourse is the airport’s ExpressTram(TM). The ExpressTram(TM) system consists of two trains running in a single lane with a bypass in the center. The ExpressTram(TM) whisks travelers across the length of the concourse in just three minutes including the dwell time at the center (Terminal) station.
> The ExpressTram(TM) system was developed and specially-built for DTW by Otis Elevator Company of Farmington, Conn. Each of the system’s two, two-car molded fiberglass trains can hold 210 people standing and eight seated, and with this capacity, is capable of moving 4,000 passengers per hour per direction.
> With a cruising speed of 30 mph (48.3 kph) for the East Train and 26 mph (41.9 kph) for the West Train, the trams levitate on a half-inch of air created by 72 air pads on the bottom of each train. Borrowing from elevator technology, cables pull the trams along the elevated beds. The trams have no internal motors--the system is powered by two, 700-horsepower motors at the concourse's north end. As a result, a ride on DTW’s ExpressTram(TM) is as quiet as taking a high-speed elevator. This cable-pulled, air-levitated technology also minimizes vibration transfer to the building, which allowed the ExpressTram(TM) to be elevated and contained within the building structure (first of its kind at an airport).
端から端まで「nearly a mile」(1マイル=1609.344メートル)とのことで、Google Map上で測ってみますと、確かに1,480メートルほどありました。駅間距離が0.7kmということで、十分に「鉄道」が成り立つ距離だとわかります。
https://goo.gl/maps/ZHzG69w38Qy
https://goo.gl/maps/pNhjBxVa3ZR2
時速48.3kmですから、一般道の路線バス(時速40km以下)より高速です。車体を含むシステム一式がオーチスさん(Otis Elevator Company)の製品だということで、さすが、エレベーターですね。路線の北端に「機械室」があり、そこに「700馬力のモータ」があるということで一種「ケーブルカー」、いえ、まさにエレベーターです。
・ウィキペディア「オーチス・ホバー」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%B9_%E3%83%9B%E3%83%90%E3%83%BC
・同「成田空港第2ターミナルシャトルシステム」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%90%E7%94%B0%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E7%AC%AC2%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0
> 1992年12月6日の第2ターミナル開業に際し導入された。ターミナルのメインビルと279m離れたサテライトビルを結ぶ。移動時間は1分で無料である。
> 同種のシステムとしては日本初、かつ空港への導入も初であった。
> 2013年9月27日にメインビルとサテライトビルの間の新しい通路が開設されたことにより、運行を終了した。
とのことで、おお、設備(主に機械室)の寿命まで使い切って更新せず終了ということかなぁ、と想像されました。わずか279mでは、なかなか難しいのではないでしょうか。やはり『駅間距離』が700mほど、そして『3駅くらい』ないと、乗り物としてアテにされないといいましょうか、もっと遠くから直通のバスで乗り付け、あるいは『陸上トラック!』を走らずに歩きましょう(レッツナリタニスト! 空港の風を感じていれば気配がっ!!)などと…(略)。屋外では、ゆりかもめやシーサイドラインもそうですけれども、「窓の外のシャソウ」がほとんど変化しない(「いちめんの空港」や「いちめんの海」で、の意)ため、実際の速度よりも遅く感じられ、たいへん不満が募りそうです。本当でしょうか。
・日本経済新聞「成田空港に新連絡通路が完成」(2013年9月21日)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2004H_Q3A920C1CC1000/
> これまでサテライトの利用客は連絡シャトルで移動していたが、待ち時間が長いなどの不便さが指摘されていた。通路には動く歩道も設置され、供用開始は27日。シャトルは廃止される。
> 成田国際空港会社によると、通路の全長は約220メートルで、動く歩道を使えば約2分で移動できる。サテライトに向かう出発客用と本館への到着客用に分かれている。
成田空港についても同様にGoogleマップ上で距離を測ってみますと、南の端の「第4サテライト」にある「乗り継ぎカウンター」から、北の端の第3ターミナルの「ローソン」まで、途中はJR成田線の線路をなぞる形で、そして第3ターミナルの端も成田線の上で示しますと、「2,430メートル」あり、およそ「1.5マイル」、デトロイトの1.5倍(ただし成田では建物は分かれているので「コンコース」として長いわけではありません)にもおよぶことがわかります。
・個人のブログ(2014年7月15日)
http://blogs.yahoo.co.jp/tres0177/39257815.html
> 今回のニュージーランド航空のゲートは第4サテライトの一番端っこ。
> 国内線エリアからだと、相当歩くなぁ〜と思っていたところ、
> ちょうどインフォメーション看板があり、国内エリアの第5サテライトから第四サテライトまでの地下通路を発見!いままで気がつかなかった〜〜〜
> 第5サテライト→中央ビル→第3サテライト→第4サテライトという歩き方で行かなきゃいけないと思っていましたが、
> 第5→第4の直結の地下通路があったとは〜
> あまり知られていないようで、人は全くいません。。。
> 長い通路でしたが、すれ違ったのは空港職員の方2名のみ。
> これからはこの地下通路を知ってしまったので便利になります。(^0^)
・個人のページ(2007年10月10日)
http://www14.plala.or.jp/enjoy-_-/20071010-01.html
> -8:34-
> 再び成田。
> 第一旅客ターミナル 南ウイングに到着。
> チェックインカウンターへ。
> 11:25発パリ行きにはANAを利用します。
> ANAのエコノミークラス、チェックインカウンターを調べると、FまたはHカウンターのようです。
> Fのチェックインカウンターへ。
> チェックイン中。
> チェックイン後セキュリティーチェックを経て、出国審査場へ。
> 出国審査場は長蛇の列。
> -10:10-
> 出国審査完了!
> 免税ショップが立ち並ぶ通路を横目に…
> 第4サテライト44番ゲートに移動です。
> また遠い…
> 一番奥かよ!!
> -10:30-
> 44番ゲートに到着です。
・成田空港「成田国際空港フロアガイド -第1ターミナル-」
http://www.narita-airport.jp/jp/travel/panf/official_guide/official_guide_t1_02.pdf
「第1ターミナル」の「中央ビル」にある「南ウイング4階」で「チェックインカウンターF」を通り、3階の「出国審査場」を通過した時点から、「第4サテライト」の「44番ゲート」へ着くまでに20分かかった(ただし免税店も「横目」で見つつ)、ということですね。「第3サテライト」を経由されたと見受けられます。
これが、まず「第5サテライト」へ行き、エレベーターで「1階」(※)に降りると、「第4サテライト」へ直行できる「通路」があるということです。
※「1階」とはいいながら地下っぽい、トンネルですねぇ。成田空港駅があるレベルを「地下1階」と表示されてあり、実は同じレベル=地下にあるのかもしれませんが、フロアマップで記述するうえで駅と同じページに記載すると、駅から第4サテライトへ直行できるかのような曖昧さが出ます。あるいは、中央ビルでの階層にあわせ、しかしサテライトでは1フロアの高さが高く、中央ビルでいう「3階」から2階層しか降りなくても地下でありつつ、あくまで降りた階層(エレベーターの停止階の数)を数えれば「1階」だという、そういうことなんでしょうか&本当でしょうか。
・個人のページ「空港第2ビル」(2015年7月3日)
http://island.geocities.jp/minamikazesetsuna/airport-terminal2.html
こう、『寄木造』([3183])が許されるのは「暫定整備」のうちだけだよねぇ、とでもいいましょうか、いえ、成田空港の事業は、土屋新駅を造るまでは終わらないんだという説明も見られますが([3183])、こう、「TOTALなDESIGN」([3060])とでもいうようなソレが、いまからでもほしいと思われてきそうです。
・本来の「寄木造」
https://kotobank.jp/word/%E5%AF%84%E6%9C%A8%E9%80%A0-146261
> 一木造には大木が必要であるが,寄木造では小木で巨像を造ることができ,また仏像の需要が増したことにより,1体の像を同時に多数の仏師で能率的に制作するため,平安時代中期頃から始った。
成田空港の段階的なソレを指して『寄木造』と(比ゆ的に)呼んでみたくなります。ただし比ゆですのであしからず。(建築の様式を指す言葉ではありません。)
・「寝殿造」←「書院造」→「数寄屋造り」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%9D%E6%AE%BF%E9%80%A0
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%B8%E9%99%A2%E9%80%A0
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E5%AF%84%E5%B1%8B%E9%80%A0%E3%82%8A
「書院造」というのは「(こだわるべくしてこだわった)こだわり」だとかなんとか。武士にとっての「スタバでMac!」([3142])みたいなものですね。(あくまで曲解です。)そして、武士が出世すると実用性から「寝殿造」に『回帰!』したんだとかなんとか。誰が言ったか「近年スマホ」([2996]ほか)といいながら『レトロPC!』が売れるんだというソレも似たようなものですね。…いえ、『レトロPC』をいまから実用なさるのは難しく、**のためなら*ねる! …いえ、『CPUの創りかた』([2286],[2937])のほうがよほど、いま入手が容易な材料で誰でも安価に勉強ができて、しかも「レトロPC」よりもっと古くておもしろい時代を「追体験」できるといっておすすめされましょう。(勝手におすすめします、の意。)
・「数寄屋普請」
http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN4-7615-4032-X.htm
※「新国立」のソレ(木材タツプリ! カロリーたつぷり!)は、まさに数寄屋普請と称されましょう。
渋谷駅などの『巨大迷宮!』が解消される一方、横浜駅や成田空港が「迷宮化!」していく…これがニッポンですぞ!
・「ナリタニスト」
http://naritanist.net/
・「Orange株式会社、成田国際空港株式会社、航空科学博物館が共同で「ナリタニスト」を発足」(2015年3月24日)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000013163.html
| |