・「軸重」をイメージするには ・「簡単な割り算」を避けることなかれ ・「ポンポン船のプロパルジョン」で「鉄道」を読み解く(仮)
(約18000字)
DE10って、スゴイですよね。
・ウィキペディア「国鉄DE10形ディーゼル機関車」(1966年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84DE10%E5%BD%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%AB%E6%A9%9F%E9%96%A2%E8%BB%8A#.E6.A7.8B.E9.80.A0
> 線路規格の低い「丙線」での使用を考慮し軸重を13t以下に抑え、かつ、重量のある列車の入換作業にも使用可能な粘着力を得るため軸数を5軸に増加し、すべてを動軸とする。台車は推進軸の関係で無心皿となっており、3軸 + 2軸の構成で、3軸台車は曲線区間での横圧を低減するため各軸箱がリンクで連結され各1軸が独立して左右動できる連接構造である。このため、UIC式などの軸配置表記は3軸台車の各軸を独立軸と見なし「AAA-B」となる。軸受を車輪の内側に配し、台車枠は減速機と一体化したインサイドフレーム方式で、軸箱支持装置は外側からは見えない。
日比谷線で曲がれるとか銀座線で静かになるとか、アレと同じですよ。…その発想はなかった!(棒読み)
※機構としての「リンク」「カム」「シャフト」などについては、よくわかるアライエンジニアリング「機構のアニメーション」([3129])を参照。わあぃシャフト。大量の道路標識とか望遠で圧縮しちゃいそうな制作会社にありそうだよね。
> 運転整備重量は65.0t
あくまで65トンのクルマがごろごろしますよというのを基準にして軌道(路盤を含む)を整備しますよ、ということですね。
> 1962年(昭和37年)に本線用ディーゼル機関車DD51形でDML61系1,000PS級V型12気筒ディーゼル機関の実用化がなされると、同系統の機関を1基搭載とした中型機の構想が具体化した。
> 1963年(昭和38年)と1965年(昭和40年)の2回に分けてDD20形として試作されたが、軸重過大や粘着性能不足に起因する空転多発などの問題点が顕在化し、量産化は断念された。
> DD20形の試用結果を受け、軸重・牽引性能と汎用性の両立を実現するため開発されたのが本形式である。
DE10形として結実したのは1966年ですが、1963年の試作からが実質的な「DE10形の開発」とみなされましょう。1962年の「DD51形」の開発段階で具体的な「中型機」の設計が先取りされていたというようなことが資料で確かめられれば、さらに長い期間がかかっていることになります。
そのような学習の教材にできるかといって、うーん。Nゲージですと無理があって、ほら、3軸のほうって「AAA」にはなってないじゃないですかぁ。やだなぁ。(※葛飾区立石のほうなど遠目に見やりながら恐縮です。)
・葛飾区立石のイメージです
http://www.tomytec.co.jp/company/access.html
T社の「HO」に「DE10形」はラインアップされていません。K社の「HO」ではラインアップされていますが、特に記述がないのでNゲージと同様、「AAA」にはなっていないと見受けます。なるほどT社は「HO」で「DE10形」をつくるからには「AAA」にしたいといって、製造技術の進展(※)を待っていると、このような理解でございます。…期待のしすぎかなぁ。
※材として金属を使える3Dプリンターといいますか、MEMSのでっかい大きくなったの! 極小のNCナントカといいましょうか、精密で頑丈できちんと駆動できる機構を、金属で作れさえすれば、「HO」ならなんとか強度が確保できて「AAA」も再現できませんこと? あらあら、まあまあ!(※表現は演出です。)
そして、しくみを学ぶための模型と、動きを学ぶための模型は、別々でもいいんですよ。…その発想はなかった!
アオシマさんのクオリティ([3454])で「HOもしくはもっと大きい」な「DE10形!(ただし動かない)」を、外装は塗装バージョンと透明バージョンが選べて、うまい具合に透明になっておれば、これ、もはや博物館で展示に使えるレヴェルで教材なんです。さすが青島文化教材社ですね。…その発想はなかった!(棒読み)
・(再掲)青島文化教材社「台車とエンジン(機関)」のイメージです
http://rensai.jp/wp-content/uploads/2015/05/4756ab2f9c6650da624d01b349cfc801.jpg
http://getnews.jp/archives/956975
「DD51形」なんです。「DE10形」をいきなり起こすのは、国鉄と同じようにアオシマとしても無謀なことだとわかります。先に「DD51形」をつくってからでないと、差分である「DE10形」の特徴を理解するには至れないと、このような認識でございます。(恐縮ではございます。)
・青島文化教材社「DD51形」(14,800円)
http://www.aoshima-bk.co.jp/product/4905083009994/
> 1/45 トレインミュージアムOJ No.2
> 2016年7月発売中
> 大好評1/45スケール
> 各カバーは着脱式で、完成後も内部の機関の鑑賞が可能
実車だって点検のため、そうなっていますよね。それ以上にがばっと開きますよというのは模型ならではの利点です。…これは学習がはかどるぞう。(棒読み)
博物館としては、『実物大の実物!』を置きさえすれば…とんでもない! 「DD51形とDE10形の違い」を学習するためには、実に丹念に両者を(学習者がじぶんで)見比べなければいけないわけですが、それを実物大でやっていると、大きすぎてよくわからないんですよ。模型として縮小されて並べられるということが、どれだけ学習の上で効果的なことであるかといってですね(略)ですのう。『習字の練習!』は、書いたものを離れて見る、並べて見るところからっ! …そっちですかっ。
・P社「習字の練習」の用例です
http://www.pilot.co.jp/products/stationary/personal/suihitsu_mizukaki/suihitsu_mizukaki/
> 水書き お習字練習シート
> 水かきれんしゅうシート ひらがな・カタカナ
> 水かきれんしゅうシート 九九かけざん
> 水かきれんしゅうシート ABCアルファベット
> 水かきれんしゅうシート 日本地図
> 水かきれんしゅうシート とけい
> 水かきれんしゅうシート 漢字
ざっぶーん! わあぃ塩素のにおいでわらび餅は現金払いっ。…水かきって、そっちじゃないんですかっ。これにはさすがのカピバラさんもびっくりです!
・中解像度の長崎バイオパーク「水かき」のイメージです
http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/30/99/43/src_30994323.jpg
・とばすい「スナドリネコ」のイメージです
http://www.aquarium.co.jp/topics/index.php?id=364
http://www.aquarium.co.jp/img_cms/info/info_image2_1430382276.jpg
> 水族館では日本初となるスナドリネコ2頭の名前を4月19日〜26日まで募集し、館内応募用紙(688)とハガキ(162)の合計850通という多くのご応募を頂きました。この中から飼育員と館長が検討した結果、オスは「サニー」メスは「パール」に決定しました。
> 「サニー」あるいは「パール」でご応募いただいたのは5名様で、名付け親になられた方には鳥羽水族館オリジナルのスナドリネコTシャツをプレゼントいたします。
> 「サニー」と「パール」は展示開始から1ヶ月余りが過ぎ、今は環境にも馴れ展示水槽内を元気に動き回ったり、体を伸ばして寝ている様子も見られます。また普段はエサとして鶏肉などを中心に与えていますが、週に1度エサとして小川に離す魚を水に飛び込んでしっかり捕って食べるなど順調に成長しています。
> 水に飛び込んでしっかり捕って食べる
> 水に飛び込んでしっかり捕って食べる
にょほほほっ。展示水槽の前のサインが「らくがき」もしくは『らくけし!』されて「*ミー」とか「バー*」とか「ワニー」とか「ワエー」とかされない限りは安心です。(…えーっ。)
★「軸重」をイメージするには
さて、65トンを5軸に均等に分散させて、軸重は13トンです! えーっ。
「平たん」な車庫で静止している状態はともかく、「勾ばい」や「曲せん」のある「せん路」を走行中にも均等なのか(⇒どのくらい均等なのか⇒どのくらい均等でないのか⇒どのくらい偏るのか)というのは、かなりむずかしそうですよ。それでも、5軸もあれば確かに、かなり均等なまま走れそうですよね。
2軸しかなければ、うおっと、前のめりだぜっ★…といって、片方に偏るようすが身体的な感覚としてイメージできましょう。
※ワーストとしては1軸に全重量がかかるという「運転整備重量」でありつつ、いえいえいえ、25mの2本のレールの上に65トンのクルマが載った状態で、2本のレールが枕木に固定されて路盤に埋まって(というか、浮かんで※※)いるんです。25mの長さの線路全体として、65トンを受け止めているんですよといって、ここを考えるときは軸重でなく「運転整備重量」を考えるべきであるとわかります。軸重というのは、車輪とレールの間の直接の何かを考えるための指標ですよね。…たぶん!(メッソウです!)
※※そういう意味では、鉄道車両の推進(どうやって推進力を得て、どうやって曲がるのかなど)というのは、固い『地面の上の地表!』を一種『這って』進む自動車よりは、はるかに船舶に近いとイメージされましょう。水を切って進む、その、あらかじめ切られた水がレールみたいなものなんですよ。…その発想はなかった!(棒読み)
・[3076]
> トルク(そのものは目に見えない)や加速度(時間経過を伴う)を直接(計算方法の説明でなく、トルクというもの自体、加速度というもの自体を)直感的に図解することはできず、それだけの事実をもって初等教育の範囲外とされることは、それはそれで合理的です。
> 単に「速度」といったとき、「はじき」と地球の自転(回転の速度≒移動しているかどうかよくわからなくても速度である)とが同一の物差しであると理解していない人もいるのではないかと心配されます。本当でしょうか。
※そういう意味で、「てっぱく」の『科学ステーション』に新設されたという『粘着自転車』というのも、意欲的だとは思いました。…おぬしちゃれんじゃーですのう@うりうり! 学習効果を得る方向ではなく、単にわっせわっせと、そちらに気が散る(かも知れない)というのが難点かもですよ。(恐縮です。)
そういうあたりで学習に使えるレヴェルを期待して買ってみたら、そこまでの質は備えていないとわかったのが、こちらの新書のほうになります!(※個人のお客さまの感想です!)
・「「超」図説講義 鉄道のひみつ」学研新書(2010年3月)
http://hon.gakken.jp/book/1340451200
詳細な紹介は致しません。
> (192ページ)
> まるでジェットコースターのような地下鉄の線路
これはスバラシイ! …参考文献がスバラシイってことですね@ぎゃふん。
> (205ページ)
> 2007年に「IEEEマイルストーン」
これにはどのような重みがあって、同時に、どこまでの重みしかないことなのか、中高生に理解いただけるほどの説明はなされていないので、かなり不用意な言及であるとも思いました。取材できるのであれば、関係者はどんなふうに喜んでいるのかとか、お祝いに空けた(≒ビンが空になった)のはビールなのかワインなのかシャンパンなのか…いえいえいえ! そういう雑談もほしいんですよ。受賞式の会場で外国の人とどんな雑談をしてきたのか…そっちですかっ。広い会場でさびしそうに日本人だけで固まって我々「固まったような顔!」で…ゲフンゲフン。(※京都の立石さんちのほうなど遠目に見やりながら恐縮です。)
> (168ページ)
> ネットワークの構築に不可欠な「分岐」
> 「プラレール」
> さて、プラレールの楽しみは、
> さて、
> さて、
…うわぁ「さて」キターっ! (事実です。)
> さて、プラレールの楽しみは、自分で好きなようにルートをつくれることですが、コースを広げたりルートのパターンを増やす上で不可欠なのが、線路の分岐点、つまり一般に「ポイント」と呼ばれる部分で、鉄道用語では「分岐器」と言います。
コレハヒドイ。…実にコレハヒドイ。参考文献なしで著者が自分で書いたと見受けますが、これが著者(39)の「素」なんですよ(=2009年ごろ当時※)。ルートって鉄道用語でしょ、コースってなんですか週末わたしをドライブに連れてってくれますか忙しくても覚えててもらっちゃっていいですか黒たまごオネガイシマス…じゃなくて、幅ですか面積ですか最高高さですかッ(「GLはどこだっ&ここかーっ(ずさー)☆がっしゃーん」からの「お手を触れないでください」キターっ)、パターンって信号通信用語なんじゃないんですかっ、ポイントは計画用語で分岐器は軌道用語なんじゃ(以下略)無防備すぎます。「はぐらかし」するなら、いかなる本物の専門用語とも「バッティング!」しないようにという配慮を尽くさなければなりません。(※一般に著者は素人です! とりあえず思う存分書いていただいてから、容赦なく「朱っ★」していけばいいだけのことですけど、編集者としての学研のひとが、これをチェックできていないんだということに尽きます。)
※そういう意味で、交通新聞社新書では編集者にたいへん鍛えられていますよね。さすがです。これまたそういう意味で、いま明確に、▼著者のいいぶんそのまま掲載される「鉄道ピクトリアル(仮名)」は紀要論文と同じくらいに質が低い(=質が編集部によって保証されるということがないので読者がじぶんで見抜く必要があり、読者側でやたら労力がかかる=読者を選びすぎる)、▼同人誌は公の場では完全に無視するのが礼儀である(≒それこそが同人誌の存在理由であり価値であるッ)と、このような理解をいたしております。じゃあ(※)「鉄道ピクトリアル(仮名)」は何歳から読めばいいのか(=内容を吟味するというレヴェルで読む、の意)といって、まずは自力で卒業論文と呼ばれる論文を1編仕上げてからだ(※卒論の参考文献では紀要論文や白書の類はダメですぞといわれながら、の意)といって、最も早くてもM1からだと思いました。しかし、M1で「鉄道ピクトリアル(仮名)」漬けな生活になっていたりすると将来が危ぶまれるかなぁ。…ギクッ。
> 1970年生まれ。東北大学大学院工学研究科修了。化学メーカー勤務後ライター・イラストレーターとして活動。
専攻が書かれていないですが、きっと化学でありつつ、基礎科目としては物理もオッケーだと自認されているので本書を著すに至ったと見受けます。博士と書いていないので修士だといって、ストレートには1994年3月(※1993年度は平成5年度です)までに修士課程を出られたと読めます。すなわち、1988年までの高校の教科書で理科や国語を学び、1988〜1990年に学部の基礎科目を修めているということです。「法学B」の成績が知りたいな…じゃなくて、専攻された化学以外は、学部の基礎科目のレヴェルで学習が終わっているとともに、じぶんが学生だったころの内容で終わっている、ということが疑われます。「学部の基礎科目のレヴェル」というものは時代を経ても一定の範囲でマネージされるわけではありますが、その具体的な内容は刻々と変わってまいります。
> 講義
まえがき(「講義を始めるにあたって」)とあとがき(「講義を終えて」)でも謙虚に書かれていらっしゃいますが、修士了では本来、専門外のことを講義する資格はありません。講義するとしても、大学院で専攻した分野と、実務経験のある分野に限定した講義しか許されないのです。まえがきとあとがきは表層的には謙虚ではありますけれども、その実、きわめておこがましい(⇒著者ではなく、本書を企画した者がおこがましい@やーい学研っ!)という印象を受けることは免れません。(※事実です。)
※書いてないですけど、一般に、中学の理科と高校の化学の教員免許をお持ちではないか(予備校や家庭教師のバイトをしながら大学院!=当時)と想像するところではございます(※1990年代の一般的な修士学生のイメージです)。しかし、学校の教員というのもOJTで育つ部分が大きいので、免許だけあってもなかなか…ねぇ。(きわめて恐縮です!)
※なお、かように「普通の人」というのは潜在的にスバラシイ「インタープリター」になりえると考えますから、でっかい大きなエールのほうなど勝手に贈るしだいであります。やーい金曜日のプレミヤムなエールの押し売りっ。(メッソウでした。)
・[3238]
> カトウさんって、どんなかたですか?
> > 東北新社の学校 映像テクノアカデミア 講師(’09〜’11)
> おお、講師として過不足ないかたとわかって安心です!
修士じゃないから××だもん! などとシヤクシヂヤウギにいうのでなく、そこは分野によって違うということはあるのですけれども、化学を専攻した(=「しちゃった」ともいえる=化学以外は専攻しなかったという扱いを自動的に受ける)ひとが鉄道の何かを講義するとすれば、材料(強度や劣化を含む)や燃料(効率を含む)などの話題くらいしかないのではないかとも思えそうです。…うーん。
・(再掲)国立科学博物館「貨車の技術発達系統化調査」(2009年5月29日)
http://sts.kahaku.go.jp/diversity/document/system/pdf/049.pdf
・[3350]
> 国立科学博物館「貨車の技術発達系統化調査」([3158])は、このことがよくわかる好例だと思います。内容そのものではなく、調べ方とまとめ方の参考にしたいですね、の意。稚拙ながらこれをまねてみたのが[3108]でございます。
・(再掲)国立科学博物館「露光装置技術発展の系統化調査」(2006年3月31日)
http://sts.kahaku.go.jp/diversity/document/system/pdf/022.pdf
> 主な半導体プロセス装置についての若干の説明を加えておく。
> エピタキシャル成長装置
> Rapid Thermal Process
> エッチング装置
> Chemical Vapor Deposition
> Physical Vapor Deposition
> イオン注入装置(Ion Implanter)
> 化学機械研磨(CMP;Chemical Mechanical Polishing)
> 幾多の改良を重ねながらも、基本的な部分はRCA洗浄法という呼び名で、現在でも半導体洗浄の主流となっている。
・(先述)
> おお、逆に、これぜんぶ頭に入れずに「PVD」だけを云々するなんて素人ですぞ、といわれているように読めてきます。わあぃピュアーな薄膜。しかし、わあぃ「**装置と**装置は**法のひとつで**装置の総称である」??? ***「**装置と**装置は**法のひとつで**装置の総称である」わかりませーん。(恐縮です。)「装置が2つ」あって「方法のひとつ」で「装置の総称」ですと? (意味の)構造が破たんしていませんかねぇ。
学芸員の資格を取得するための学部レベルの専門科目を型通りに修めただけでは、まだ何かが足りない(※本件系統化調査を担当された研究員にあっても、国立科学博物館への就職後の勉強(研究能力の「涵よう」)のほうがはるかに大きいと見受けられる)との感触でございました。(あくまで外部からの推察です。)
・(同じく先述)
> さて(※)、このフォーラムいったいどうなっちゃうの? 『今後も目が離せません。』(←イラッ★)
> 『さて』キターっ。エラそー。実にエラそー。そのためふだんは使いません。こう、話の流れを「機嫌次第!」で強制的に変えるような響きが(発話上)あるので『さて』はエラそーなんです。本当でしょうか。
> わあぃはじけるWelcomeスマイルすまいるぅ([3093])。わあぃ小町的に「不機嫌な顔はしない」高ーい([3377])。「(じぶんの)機嫌次第!」で表情が変わるのは卒業と同時に卒業だっ。(見解です。)
★「簡単な割り算」を避けることなかれ
・NHK群馬ー「車両の重みでレールずれ脱線か」(2017年5月25日 18時13分)
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1063695221.html
> 鉄道会社では、これまでの調べで、重量がおよそ50トンある脱線した2両目の車両が普段運行している車両よりも1.5倍ほど重く、事故が起きた手前のカーブ付近のレールが点検車両の重みでずれて、脱線した可能性もあるとみています。
これ、あくまで線路保有会社ならびに運行事業者(=車両の重量と運転したい距離から時間や燃料を計画した運行計画書をじぶんでつくって、じぶんでじぶんに提出して、じぶんでじぶんに運行許可を出すカイシャ、の意)として、「当社」に許された専門性の範囲で無理やり何か言えといわれたらこのように述べるしかないというソレであろうと…推察って、こうですか? わかりませーん!(棒読み)
・[2702]
> 「反応器(D-V1)運転条件:396℃、7.4メガパスカル」など、普通の人が見てもわからない情報が目白押しです。専門家でない人がいきなり読んでわからなくても、例えば記者が専門家に質問しに行く時の材料にはなるでしょう。それによって、第三者によるしっかりとした検証がその日のうちに可能になるわけです。さらには、記者が尋ねてくるような有名な専門家でなくても、必要に応じて自分で情報を得て検証することもできます。変な記事が出ていたら他の専門家の間から反論が出ることもあるでしょうから、記者の質も問われるようになってきます。やや楽観的に表現すれば、情報を徹底的にオープンにすることは、螺旋階段的に透明性を高める仕組みになるといえそうです。
※悲観的には、その階段は対数螺旋だと、こういうわけです。
そして、地味に「2両目の車両」の重量が「およそ50トン」というのも、測定の内容によって変わるようなあやふやな数字ではないかと邪推しながら…ゲフンゲフン。(※邪推はイメージであり、あくまで素人です。)
「運転整備重量」としては、「DE10形」の65トンが考慮されているのですから、「およそ50トン」という指標はまったく問題がないという理屈でございます。言及するなら軸重ではないのかなぁ。…かなぁ!(なぜに2回いうし。…なぜに2回いうしっ!!)
4軸では、仮に52トンまでなら「13トン」に収まると電卓されますけど、「5軸での軸あたり13トン」に比べれば、偏りがふらふらしてくると想像されましょう。そういう境目で、明らかに「DE10形」を超えるとあらば、確かに原因の1つにあがってくるかもですが、そこまで厳密な話をしようというときに「およそ50トン」という概数では意味をなさないことがわかります。
このような、ある数字(軸の数)と別の数字(全体の重さ)の割り算で示された一種の「関数」を、ああ、これは関数なんだといって理解することを促すようなニュースであってほしく、また、それを受容できるべく、算数や数学の初等教育がアップデートされていってほしいと期待するところでございます。
・(再掲)ウィキペディア「関数」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E6%95%B0_%28%E6%95%B0%E5%AD%A6%29
・[3089]
> 時隔曲線が運転曲線よりも難しいのは、設備や列車の動きに連動する、いわばダイナミックな部分があって、もろもろの入力によって書き下せば、一種のスナップショットとしての「図」にはなるでしょうが、もともとのソレは関数のようなもので、具体的な入力がない限りは何も出力されないようなもの=一種つかみどころのないものと、素人からは見えるものだといえそうです。
・(再掲)ウィキペディア「ガウシアンフィルタ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%A6%E3%82%B9%E9%96%A2%E6%95%B0
・[3119]
> 電気に近いほうの電子な方(どちらかといえば古いかたや、趣味の電子工作から入門されたかたなど=教科書が古いということです)にあっては、ローパスやハイパスのフィルタを使って(組み合わせてBPFとして)信号を分離する回路を、まるっとソフトウェア処理にして、フィルタの部分をガウス関数で実現する、すなわち、関数のパラメータを変えながら通せば、パラメータの数だけ信号を重ねたり取り出したりできる、たいへん「便利でおトク」なフィルタなんだと早合点すれば、「わしゃあ、ディジタル(回路)はよくわからんでのぅ」などといわずともダイジョーブ、ダイジョーブ…などと、本当でしょうか。電子が専門の方に一種「監修」(「第1種監修」などと…略)されたくあります。
・[3125]
> 数学っぽい説明に置き換えるなら、(0があるとすれば計数・知覚、)1は平面、2は立体、3は時間軸、4は手続き、5は信号・波形、6は離散、(1〜3は空間・座標、4〜6は関数)ということなのかともうかがわれますが、うーん(略)
・[3479]
> ▼「絶対零度」近傍の目盛りは対数でないとアレでしょとか、▼「1ケルビン」の定めかたがエレガントでないなぁとか、…気になります!(※気のせいです!)粒々な何か的なものが整数倍もしくは『素数進数!』([3197])で桁が増えていくような目盛りを巻き貝のようならせん状にして、1周すると360°(ある温度とある温度の差は角度で、ある温度における絶対の量のようなものは面積で?)というようなとりかたもあるのかもですよ。えー、どれどれ?
> ・ウィキペディア「モル」「無次元数」からの「対数螺旋」のイメージです
そういうのは「5」の「信号・波形」ではおなじみかもですよ。えー、どれどれ?(略)人工衛星や惑星探査機の軌道とかいうのもですね(もっと略)わあぃパスファインダーっ。へい、こちらボイジャー1号2号スペシャルお待ちィ。
・(参考)「すずやスペシャルお待たせ〜!」のイメージです
https://lohas.nicoseiga.jp/thumb/4722815i
・ウィキペディア「ボイジャー1号2号スペシャル」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E8%A8%88%E7%94%BB
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/5c/Outersolarsystem-probes-4407b.svg
> 現在も1号・2号ともに稼働しており、ボイジャー1号は2015年1月現在で太陽から約195億km(約130AU)離れたところを太陽との相対速度・秒速約17.027kmで飛行中であり、地球から最も遠くにある人工物体となっている。
> 2004年12月16日、ボイジャー1号は末端衝撃波面に到達した最初の惑星探査機となった。その後のボイジャー2号の観測によって末端衝撃波面が、南北対称ではなく歪んでいることがわかった。
> 稼動を完全に停止するのは2025年頃の予定である。
> この機会を逃した場合、次に並ぶのは175年後まで待たねばならなかった。
> ドイツのアマチュア無線家がアマチュアとしては初めて2006年3月31日にボイジャー1号の電波受信に成功。NASAに受信周波数などを確認申請したところ「ボイジャー1号の電波で間違いない」と確認された。そのときのボイジャー1号の位置は98.7AUで147.6億kmと推測されている。
ぬおー!(略)『1号2号!』のペアで観測するからこそできる観測があるんですね。これを指して「1号2号スペシャル」などと…(略)。
※ひいては固定局と呼ばれる地球も含めた『3者通話!』…じゃなくて、三角測量ですね、の意。
・[3360]
> このゲーム、道路の引きかたにクセがあると感じられるかもしれませんが、いえいえいえ。道路(網)というものはですね、そもそもお絵かきソフトで線を引くのとは意味が違うんですよ。「Mobility」での道路の引きかたこそ、道路の引きかたを考えるプロの発想を愚直に実装しているのだといって疑いません。あたかも先に「ノードと呼ばれる交差点!(信号機などない!)」を置いてから、ノード間に「エッジと呼ばれる道路!」を張っていく(=板に釘を打ってから糸や輪ゴムを張る、の意)ようなモデルを思い浮かべながら操作すると、しっくりくるでしょう。本当でしょうか。
そういう部分の丁寧なガイダンス(導入的な講義)なしに教材だけあっても、まったく学習できないばかりか、かえって妨げにもなりかねないと心配されましょう。そういう意味ではDE10形といって、いきなり日立評論を参照するのも、かなりむずかしいことだと思えてきそうです。
・「DE10形ディーゼル機関車用自動操縦装置」日立評論(1969年5月)
http://www.hitachihyoron.com/jp/pdf/1969/05/1969_05_04.pdf
DE10形そのものではなく、入換運転を自動化・無人化(無線化)するために、国鉄の人が日立の人のもとで(指導を受けながら)開発なさった装置に関する技報です。そういう位置付けを正確に読み取ることが先決だと思いました。(感想です。)
> 参考文献
> 鉄道におけるサイバネティクス利用シンポジウム第4回予稿集
> 鉄道におけるサイバネティクス利用シンポジウム第5回予稿集
じぶんたちの発表したのだけを挙げておられます。しかもじぶんたちでつくったシンポジウムでの講演です。おのずから限界が出てくるといって…うーん。(別途まとめる予定がございます。)
★「ポンポン船のプロパルジョン」で「鉄道」を読み解く(仮)
そして、まさにそういう、ともすれば「教具の工夫!(わたしはこう教える!)」とまで矮小化されるソレが、実はたいへん重要で、そちらこそ先に一般化されてあってほしい(⇒教員が個々に工夫しきれるレヴェルではないし、委ねられすぎて質がばらつくなんてとんでもない!)と思われてまいりましょう。
・その他の研修会「小学校理科研修会のもち方 〜教材教具の工夫について〜」(2004年2月19日)
http://www.edu-c.pref.miyagi.jp/longres/H15_A/pdf/gkgb66.pdf
> 100円ショップの活用・その1・小学校4年「超簡単浮沈子」
ネーミングがひどい、ひどすぎですっ。ぷかぷか☆(しずみきらない&うきあがりきらない)というソレの理解を促すことが目的であるということを、児童に隠しておいて、あたかも授業中に「発見!」できたかのように演出することだけを是としている限り(=内容によって使い分けることがなくシヤクシヂヤウギに過ぎる、の意)、ずばりなネーミングは意図的に避けられるわけですが、それは「素直そして正直」かなぁ。両手を頭の後ろにあてて、よーく考えよう!(…なんか違)
※塾や科学教室、あるいはテレビで知っていて「知ってるもん!」といって窓際でふんぞり…いえ、ほかの児童やせんせいを見下すというソレにつながります。「知っている人もいると思うけど、ちゃんと説明できるかな?」という、そっちですよっ。さあさあせんせいというものは、これでもかこれでもかといぢわるになってゆくのですよぉ。(えーっ。)
当然ながら、この「超簡単浮沈子」に続いては、いつかどこかで「ポンポン船」と呼ばれた有名な教材のほうにつながっていくのであって、プールの中で底に足をつけて歩きながら我々『あわよくばやせたそうな顔!』で、船舶の推進力って、素朴に思い浮かべるほど「莫だい」ではないのですよ的なアレのほうなどしてもらっちゃっていいっすか?(※演出です。)
・[3182]
> 古い教科書ほど、仮には「馬」や「人」、それに「スッチーム!」から、(当時)遠くは「リニアモーターカー」や「ジェットエンジン!!」までを「まるっと」含めて(一般化して)「推進力」と呼んで、その対訳である「プロパルジョン」をそのまま使おう運動などといって「当面のプロパルジョンとしては交流電化が云々」などと、いかにも書かれていそうだと想像されてくるような気がいたします。(あくまで想像です。)
・[3363]
> > 19世紀の初期,スコットランドのJ.S.ラッセルという工学者は,運河に沿って大きなボートを引いていき,急にボートを止めると,平均水面より高い1つの波が発生し,それは非常に長い距離にわたって運河を進み続けることを発見した。
リニアモーターカーの周りの磁界が、船でいえば運河に満たされた水のようなものだと思えてくれば、とりあえずじゅうぶんなのではないでしょうか。本当でしょうか。
・[3175]
> 「仰角10度」については[2926]を参照。「自作!」したものを見て、「何か足りないなぁ」とは感じないのでしょうか。「わあぃLED発車標! ***LED発車標だーい好き!」の一種『重力圏』を脱するには、それなりの『宇宙速度!!』みたいなのが必要だけれども、その速度を得るために必要なエネルギーは素朴に考えられるよりははるかに小さいんだ…などと(略)。
・[3076]
> 「はじき」も、直接には図解できない「はやさ」を、「きょり/じかん」という目に見えるものを使って表現することで、初めて定量的に把握することができるという(=実はたいへん難しい)ことを、(それなりに)わかりやすく示しているともいえます。「臓器」と呼ばずに「からだの中をみてみよう!」とする([3061])のと同じことで、(エネルギーなどという何かモヤモヤしたカタマリを)積分すれば移動量(変位)が、微分すれば瞬間の速度が求まります(※)、と明示的には説明せずとも、それなりにそういう感覚をもっていけるような教え方ができるのであれば、それがベストだと思いますが、難しそうです。
・「大型ポンポン船」(2004年3月12日 16時15分)
http://www.asahi-net.or.jp/~uu9m-hrt/lponpon/lponpon.htm
> JUSTSYSTEM Ichitaro12
えーっ…じゃなくてですね(略)恐縮です。
> このポンポン船をモデルに作られた図1のような、おもちゃのポンポン船が夜店の屋台やおもちゃ屋さんで売っていた。 このポンポン船もポコポコという音を出して、水面を走り、かわいく、夢のあるおもちゃだ。
「イントロの書きかたがへた」([3102])って、こうですのん!(※感想です。)やーいリコーダーの授業のすぐ後にポンポン船っ。「リコーダーみたい!」との感想を児童から引き出せれば、ココロの中でガッツポーズだっぜ★。ほらほら、せんせいが「リコーダーみたい!」といってほしそうな顔でみんなを眺めていますよ。さあ「リコーダーみたい!」といってあげないと次に進みませんよ。ほら、あなたとか、どうです?(…えーっ。)
「ポンポン船」と呼ばれる模型や教材の目的は原理を学ぶことであって、大型化を図るというのは学校でいう工作、大学でいう工学の範囲に進出することにほかならず、もはや(学校でいう)理科にはございません。もっとも、小学校のせんせいとしては「ぜんぶやる」しないといけないので、たいへんさは想像してみますけど、そういう実施上の都合より先に、体系化されたカリキュラムを台無しにすることはアッテハナラナイという自覚が必要であると申し添えます&草々。
・[3129]
> 「機構」ということばも「第1種はぐらかし」([3095])といいますか、初等教育では出てこないことばですね。一般には「メカ!(mechanism)」と総称され、「変形!」したり「合体!」したりするのかもしれません。きちんと勉強するのはむずかしく感じますが、機構の動作のアニメーションを見て概要(機構によって実現したい動作の内容と、そのための具体的なリンクの方法)をわかる、というレベルでなら、それなりに容易に、しかも楽しく勉強することができそうです。
だからといって、授業との連携がまったくないまま科学技術館の館内を走り回りさえすればオッケーでぇすというのは…きわめてなんだかなぁ。
・「イッパイアッテナ」より「本物の猫以上に猫らしい毛並みと動きに挑戦!」のイメージです
http://www.rudolf-ippaiattena.com/about/point.html
http://www.rudolf-ippaiattena.com/about/images_point/parts_rudomv.gif
しっぽがぜんぜんうそっぽいですし、顔の左右が静電気でぼわっとなるのも再現できておらず、ぜんぜんですよ!(見解です。)
> CGスーパーバイザーの****は、「猫の毛に光が当たった時の色の見え方、透け具合など、家の猫をずいぶん観察しました。また、リアルな猫の仕草、感情の変化や可愛く感じる動きなども考慮しながら、実際の猫よりもアニメのキャラクターとしての動きも大事にしました。(略)」
オトナになってしまってから(CGの知識にじゃまされながら)「ずいぶん観察」といって、たかが知れているんです。そういう意味からは、わからなくても科学技術館で走り回るというのは確かに重要で、後からは取り返しがつかないことであると実感できそうです。
(15時ごろ追記)
こういうところにこそ「インタープリター」がほしいと思いました。
・NHK(2017年5月26日 13時49分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170526/k10010995721000.html
> 調べに対し、「岡山駅に着きそうだったので火をつけた」などと供述しているということです。
> 岡山駅で撮影された写真には、ベンチに座った容疑者と見られる男が警察官に事情を聞かれている様子が写っています。
> 撮影した視聴者によりますと、男は警察官とともに新幹線から降りてきて、「何で火をつけたのか」「どこから来たのか」などと聞かれていたということです。それに対して男は、「殺されると思った。火をつけたら止まると思った」などと答えていて、警察官との会話が成り立っていないようだったということです。
本人は自然に受け答えしていると思っているのだろうと思いたいと思いました。
・車内でよくわからん英語のアナウンスが流れた(乗ってすぐのアナウンスは、車内で歩いていたので聞こえていない=脈拍や血流の関係で、実際に聴こえない):(英語だから)外国の映画のようだ:映画の主人公になったつもりで何かしなきゃ!:ハリウッド=イコール=ふぁいやー
・血相を変えて止めにかかる乗客がコワい!
・警察官に話を聞かれている:もうダイジョーブだ(安心だ):いや〜、さっきは**かと思ったよ(=たいへんな思いをしたときに口をついて出る、本人にとっての口癖みたいなの)
・(順番が逆転したりつながりが失われたりしてはいるんですけれども)ほかの乗客の態度や言動が怖かったという訴えなんですよ
・[3209]
> 「メトロ」も「都営」も英訳したらあまり違わないのに、なんでしょう、この日本語でのイメージの違いは。そして、「お客さま」はイメージに支配されて交通の選好にまで影響するのです。「営団」や「都営」といってさえおれば「みんなの地下鉄」で「誰でも乗せてくれる」と理解される一方、「メトロ」などと名前が変わっただけで、ほら、「会員制のスーパーがあるじゃない」(※1)とか、「場外×券売り場が増えて便利」(※2)だとか、こう、突拍子もないことを思いこむ人も出そうだと心配されてまいります。
> ※1 (デパートやスーパーの入口でのクレジットカードのアレとそっくりなソレで売り出されることもある)「記名式PASMO」を会員カードのようなものだと思いこんで、PASMOを忘れたので地下鉄に乗れないワ(うちに戻って取ってくるから待ってて)、などと…ありえそうです。
> ※2 カタカナの看板がかかって窓口や券売機、LED表示盤がありさえすれば、そしてワーストのケースとして、空間の構成要素をうまく統合できないままバラバラに認知されたなら、その手の売り場と混同してもおかしくありません。そのような混乱もありうるという前提で接客なさらないと、「場外×券売り場のくせに×券を売らないとはケシカラン」などと、(接客や警備の側からは)「意味不明な」といって片付けられる、しかし当人にとってはしごくストレートな怒りをもって、トラブルになりうるというわけです。
そうしたことは無数に起き得るという前提で対応いただいて、むやみに事件化されないでほしいとも願われましょう。子どもが座席を汚しちゃいました、と同じくらいに扱われたいのです。もっとも、警察のかたはすでによく研修を受けておられるようで、ベンチに座らせて安心させ、話しかける人は1人に限り、その人は相手より低くしゃがんで、目を見て話しかけ、…スバラシイですのう。(きわめてメッソウではございました。)
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