・個人の撮影機材と技量 ・今すぐ使える! 確実に「使える」映像素材を確保する方法
(約6000字)
映像の話題もまとめようと昨夏に準備していたのですが、労力を自由研究の話に絞った結果、昨夏は見送りました。ことしはできるかなぁ、という『きょうこのごろ』です。<それある〜!!
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> ・YouTube 蘇我駅(1989年8月20日)
> > 当時、8mmビデオで撮影したものです。
> ・YouTube 東京駅ほか(1990年3月10日)
> > (映像の10:01)
> > 総武線には強いインパクトが必要な時期なんですよ
> > へー…
(当時)駅でビデオ撮影なんぞしていたり、それをまた、いいなーいいなーといって寄ってきて眺めたりしている人というのは、それなりにアレだと…ゲフンゲフン。『強いインパクトが必要な時期』は、ちょっと(当時の)出典までは追えませんが、限りなくホワイトな…いえ、当時の固有名詞っぽいキャッチフレーズのようなものであったような気がしてきます。最近でいえば「京葉線には『骨太の方針』が必要なんですよ」などとのたまうようなものだと…もっとゲフンゲフン。新聞やニュースをほとんどぜんぶチェックしている系の人だとうかがわれます。
・(参考)「ぐぬぬな今こそ共感が必要な時期だよね…うん…中日ドラゴンズあるある3」(2015年10月20日)
http://blog.toppy.net/?eid=1077535
> こういう時期だからこそ、ファンの一体感といいますか、ガス抜き、慰め、鬱憤晴らし、そして来季への期待に気持ちを切り替える
『○○が必要な時期』といって、充電だの貯金だの息抜きとしての海外旅行でパスポートサイズのハンディカムだの、というのが、バブル経済ちょっと前の空気ではなかったですか。えー、覚えてませんってばぁ。(イラッ☆)
・(参考)「勘違いゴルフしていませんか? 理想のフォームで強いインパクトを!」(2011年10月20日)
http://www.zakzak.co.jp/sports/etc_sports/news/20111020/spo1110200832000-n1.htm
> 今回のテーマは力強いインパクトについてです。
> 左足に体重がしっかり乗り、左腕とシャフトを一直線にした状態でボールを捕らえる。これが理想的なインパクトフォーム(写真〔1〕)です。
> つま先寄りに体重を乗せ過ぎたアドレス姿勢(同〔3〕)では、ダウンスイングで体が突っ込んでしまいやすく、体のバランスが崩れる。これもまた力強いインパクトはとても期待できません。
おお、『強いインパクト』はゴルフ用語でありましたか。納得です。そして、聞き慣れた言葉たちがとっさに合成されて、あろうことか「総武線」に対して「『『強いインパクト』が必要な時期』」などとする発話が実現されるんですよぉ。(もっとイラッ☆)
へー…
○個人の撮影機材と技量
・個人のページ
http://marumasa2001.com/video/video_top.html
http://marumasa2001.com/video/CCDV900.jpg
> ソニー8mmビデオカメラCCD-V900
> 1989年4月
> もっと画質が良いビデオが欲しくなって購入したのがV900です。
> Hi8の威力を実感しました。
> モノクロビューファインダーが見やすかったですね。
YouTubeで当時の映像をいろいろ拝見してすぐに気づかれると思いますが、みなさま、本当に「まともな音」が記録されているのです。画面上での被写体の歪みもほとんどなく、レンズがまともであることも一目瞭然です。
媒体が磁気テープだといういかんともしがたい事情からの劣化や、民生用の規格上のソレ(あえて放送用ほどではない、と説明される)はありこそすれ、こう、『近年スマホ!』のほうが(撮影者の技量ではなく、機材の絶対の性能として)ひどい映像しか撮れない(フォーマットだけいっちょまえに「FullHD!」ながら、撮像系や光学系がまるでみあっていない、音はもっとひどい)という印象がありましょう。
早くから(1980年代から)映像を扱っているかたの技量の高さに目を見張ってください。前掲の映像も、▼三脚を使わず、▼手ブレ補正などついてなく、しかし、とっても安定して見える「絵」が撮れております。
> ビデオ撮影は8mmフィルムによる撮影からの流れで、ベータムービーから8mmビデオになるころにフィルムとテープが入れ替わったと思います。
> 私はソニーF1シリーズからビデオに転向して、重い機材を抱えつつビデオ撮りをしていました。
> 父は機材の大きさ、重さが嫌で、8mmビデオが出るまで8mmフィルムで撮影していましたね。
このかたの場合は、きっとお父さまからの一種『直伝!』で「(楽しみながら)たたきこまれた」のでしょう。そういう人が身近にいなかった人は、なかなかビデオカメラを買おうなどとは決断されず(アコガレはするが難しそうといって敬遠し)、そして、(うっかり)買ってしまったとあらば、書籍を買いあさって「猛勉強!」して、技量を身につけていったはずです。
▼脇を締める、▼肩幅で立つ、…あたりが、もしかするとビデオカメラのマニュアルや、撮影ガイドなどと称する簡易な「名状しがたい撮影読本のようなもの」(製品に付属、あるいは資料請求するともらえる)に書いてあっただろうとシノバレます。おお、ゴルフっぽいですね、わかります! レッツキツネ狩り! ビデオカメラはデキる**のたしなみだっ!!(…と受け止められていた面も、まったくなかったわけではあるまい、ということです。たぶん。)
・NHK…といって、その実、NHK交響楽団「英国人とキツネ狩り」
http://www.nhkso.or.jp/library/kaleidoscope/12597/
> 意見を投じたのはイングランド中部に住む男性。自分は長年にわたってキツネ狩りに不可欠な狩猟犬を育て、それで生計を立ててきたという。だからキツネ狩りにも加わったことがあるが、その醍醐(だいご)味は筆舌に尽くしがたいという。野山を駆けまわり、獲物を見つけて喜ぶ犬の吠え声、そしてその後を追いかけてきた人が吹き鳴らす角笛(ビューグル)の音、こうしたものこそキツネ狩りの魅力に他ならないと言うのである。
> イギリス人の友人に(この人物は貴族ではないが、上流の下あたりに属し、キツネ狩りに参加した経験がある)、この投書についてどう思うか尋ねてみた。
> 困るのは、あのビューグルの音を聞くと、妙に腹が減ってくることだという。しかしキツネは食べられないから、狩りが終わったあとで肉料理をたらふく食べることになる。
> 「キツネ狩り」で吹き鳴らされるビューグルはホルンの原型。このコンサートではホルンが大活躍します。
…逆に、それより難しいことはまるっと(使う側に)「投げ」られていたともいえそうです。
・本来の「撮影読本」(1980年)
http://hamapro.blog.so-net.ne.jp/2007-09-18-1
> 初心者向けのビデオ撮影の基本についての解説本はほとんどないといってもいい。あるにはあっても、具体的ではなく役に立たないモノが多い。プロカメラマンは、書く代わりに撮っているのだ!というタイプが多いせいもある。
> ”テレビ番組の撮影現場で活躍するNHKカメラマンが、豊富な体験を結集して魅力ある映像作りのコツを紹介”と帯にあるこの本が、昭和55年発行の「NHK撮影読本。
いやー、よい「読本」は近年にもありますよ。それを「よい読本」かどうか、そこをわかるのが難しいということなんですよぉ。(きわめてイラッ☆)
・「本物の表現をそだてる 映像撮影術」玄光社(2004年5月1日)
http://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=1603
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4768301932
> NHKで長年ドキュメンタリー作品の撮影にあたり、多数の受賞歴を持つ著者が語った「ビデオ撮影・作品づくりの核心」を知る撮影講座。月刊ビデオサロンで人気の連載記事にシューティングの奥義と三脚の使い方を加え、クリエイター必読の一冊にまとめました。
・益子広司「映像カメラマンのための 構図完全マスター」玄光社(2005年7月)
http://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=1614
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4768302122
> 本書はショットのサイズやアングル、被写体配置といった表層的な問題のほかに、構図によって伝えられる表現内容、また見る人の理解への意識なども含め、「映像の構図」について深い造詣を得られるような一冊にまとめました。
しかし、若いひとに敬遠されそうな香りが(全体的に、雰囲気として:例えば「時代劇」を例に説明するなど、また、ドキュメンタリー取材がハードすぎるなど)漂うのが難点です。
※このサイトに動画をば、というときに、参考にした書籍です。なるほど、参考にしてもこの程度か、といって…ゲフンゲフン。精進するのは『今後の課題』だと思いまーす。(…あっ、イラッ☆の在庫が底をついたようですよっ。)
○今すぐ使える! 確実に「使える」映像素材を確保する方法
「使える」のは「方法」で、「使える方法」を「使える」んですよ、わかりますわかります。…念のため。
・ぎずもーど!の広告記事「プロの映像クリエイターに聞く「惹かれる」ムービー制作のコツ」(2014年11月4日)
http://www.gizmodo.jp/2014/11/mojo.html
※わかりやすく広告記事ですが、念のため、広告記事です。これだけをもって、いまギズモードにしてギズモードにあらず「ぎずもーど!」と勝手に呼んでみます。
※「色味の調節」だけでスバラシイ「作品」ができるだなんて、そんなことはありえず、また記事で紹介されているプラグインなんぞなくとも、普通にビデオ編集のソフトウェアがあれば何でもできます。およそプラグインや「ActiveXのようなもの」は、「忙しい人」のためにあるんです!(キリッ あるいは、最新の演出手法をいち早く試して「インスピレーションのようなもの」を得たいがためにプラグインの新製品を次々に買うものの、その実、自分の作品(ただし仕事に限る)ではプラグインは使いませんでした的なことにもなりましょう。本当でしょうか。
> カトウさん:基本中の基本なんですが、まずはカメラを動かさないということですね。最低10秒は動かさない。それが基本です。初心者の方が動画撮影をすると、あれもこれも撮りたいと思ってあちこちせわしなくカメラを動かしてしまうことがあります。それをあとで見ると、酔っちゃいますよ(笑)。それは何も撮れていないのと一緒ですからね。
> カトウさん:僕がおすすめしたいのは、撮りながら編集していくというやり方なんです。僕、うまいですよ。使う分しか撮らない。例えば観光地などに行って、ここに来ましたってことで最初に引きの画をばーーっとパンして撮って止める。次に看板を数秒撮って止める。次に人の顔を撮る、というように、これをやっていって、最後に撮ったものを最初から見たら1本の作品として完成しているという(笑)。
> カトウさん:僕は専門学校で講師をしていたこともあるんですが、学生の中にはサブリミナル的に、短いカットを挿入したがる人もいます。しかし、意味もなく入れているだけだとまったく伝わらないこともあります。短い尺で一瞬だけ入れる場合は、入れる理由のあるカットじゃないとダメですね。短い映像の場合、画面内の情報量が増えると認識できなくなるんです。なので、入れる理由のあるカットじゃないとダメだよと教えていました。
> カトウさん:色と映っている内容です。たとえば、短いカットで重要な人物が喋っているのに、背景がごちゃごちゃしていると視点が散漫になって喋っているのが伝わらないんです。そういうときは色を整理して背景をシンプルにしたり、暗く落とすことで人物が際立つようにします。
カトウさんって、どんなかたですか?
・カトウカズヤ(KANKI)
http://co-lab.jp/creator_info/501
> 東北新社の学校 映像テクノアカデミア 講師(’09〜’11)
おお、講師として過不足ないかたとわかって安心です!
そして、レッツ10秒動かさずFIX! 京葉線の駅で10秒! じっと耐えて10秒! 1カット10秒! パンやチルトはあきらめろッ!! 走り抜ける列車を追いかけるなッ!! 10秒も我慢できないなんて***だよねぇ(キャハハ)とすら言ってよいと錯覚されます。(キャハハと言われないように10秒我慢しさえすればオトナになれるっ!!)
・我慢…できて2秒
http://akaneko.sblo.jp/article/4167879.html
http://akaneko.sakura.ne.jp/sblo_files/akaneko/neko_img/200705270062.jpg
※「おもしろいもの発見!」から3秒後までに「スーと手が出る!」(「タカラ」創業者・佐藤安太さん[3103])確率を実測値で求めてみましょう。小さな子どもと動物は、とっても正直です。
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> ・東京海上日動「十分な車間距離を保とう」
> http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/world/guide/drive/201402.html
> > 焦って数えないために「ゼロイチ・ゼロニ」と、“ゼロ”を付けてゆっくり確認するとよいでしょう。
レッツ「ゼロジュウ」まで数えるまでが1カットだっ! つづくっ!!
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