・試しに「ベンダーの提案すら理解できない素人だった」を斬ってみる(仮) ・「左折レーン」から「くずし字」まで(談) ・「ある程度は考えられる人たち」ふたたび(再) ・ノエルがいっぱい(2019年版)
(約22000字)
よくわからないかたちで続報が出ていますです。([3583],[3636]の続きです。)
前回のおさらいです。
・[3583]
> 「データ分析コンテスト」の目的は、応募要項のあちこちに断片的に書かれている通り、「再現性」「汎用性」のある方法を(模擬)提案してほしい(=そういう提案ができるような人材が育ってほしい)ということにある…と読めました。今回のデータでたまたま評価関数がわずかによかったといって、この(評価関数でいう)1位のかたのような方法を(応募者に対する総合評価として)1位とみなしてしまうことは、きわめてアレだと…思うんですよ。(※思うだけです&恐縮です。1位そのものはおめでとうございますです。ええ。)
> 翻って、▼「評価関数」を絶対視する(リニアに応募者の評価とする)のはアレだと、▼「評価関数」のランク分けみたいなの(「不合格」とする線引きなど=ベースラインそのものでない)をしたうえで、▼「くふう」をきちんと採点していただきたいのだと、たぶんこういうわけです。いわば、ほぼ明治大学「5つの評価項目」([3564])みたいなのそのまま、「小論文」が「データ分析」に代わっても同じように「採点」してほしいと、そういうわけです。
> 「Cross-validation」って、(この並びでいう)「解析手法!」なんですかっ!!(棒読み)ふーん。ほー。へー…
> 「Cross-validation」って、(この並びでいう)「解析手法!」なんですかっ!!(棒読み)ふーん。ほー。へー…
> > 本研究では,着雪量を精度よく予測するために
> じゃあ「精度」の定義が出てくるかといって…ギクッ。
> > 二乗平均誤差が小さい方が予測精度は高いため
> うーん。(明示的に)クロスバリデーションはしていない(※)ということです。「精度」というからには、着雪量の推定値はしかじか、そこを「雪落とし作業」が「必要」「不要」の「2水準!」みたいにして、そのあたりはずれで「TP」「FP」「TN」「FN」を見ていくんだというイメージが浮かびますけど、そうではなくて「比例関係」で「相関係数」だということなんですよ。ふーん。ほー。へー…
そういう見かたをしていました。(※過去形)
見て思ったことを隠さずに列挙して、あとから「そういうことではないな」「このときはあれが見えていなかったからそう見えたんだな」みたいに『吟味!』できればと思いますが、たぶん書いたきりほったらかしになるだろうということをあらかじめご了承ください。このフォーラムに何か書いてあっても何も気にする必要はないということです。
★試しに「ベンダーの提案すら理解できない素人だった」を斬ってみる(仮)
・「JR西日本「ベンダーの提案すら理解できない素人だった」新幹線の“着雪量予測”データサイエンスコンペ開催までの「奮闘」」(2019年11月28日)
https://ledge.ai/jr-west-data-science-competition/
ほぅ。このフォーラムで鉄道工学を教養として学ぼうというときにリファレンスとしている「図説 鉄道工学」の天野センセイのほうなど思い浮かべながら(大巾に中略)なんとなく京都のほうで土木システム工学の(略)じぶんを「素人」と言い切ってみせるのはとんでもない態度だ。そんなレヴェルでは入れない大学の研究室にいたと思しき人が何をおっしゃる。いえね、標準語と方言のハザマで何か誤訳が起きているんですよ。あなたのいう「素人」に、東京の人が受け取るニュアンスはないのでしょう。本当でしょうか。
※そういう研究室なのでゼネラリストを養成しているんですよ。じぶんはスペシャリストじゃないし、ましてやエンジニアじゃないから、いきなりAIの実装のキーテクノロジーみたいなのをぽんぽん出されても興味ない…いえ、ゼネラリストとして判断する材料がほしいのだが…(てんてんてん)見たいのはそこ(AIにまつわるきらきらエトセトラのフレンズ!)じゃない、つまり話が通じない(使っている言葉が違う!)、というきわめて実務的なことだけを言いたかったのだろうと推定。
> 「前部署に在籍していたときから車両の着雪量を調べたりしていたため、AIプロジェクトを開始するために必要なデータがあるのは分かっていました。コンペが開催できるギリギリのデータ量でしたね」
※学位が不明で、鉄道総研に行ってから戻ってきたとかそういうことも記事中で明らかでない。なんともいえない。
データの質は考えていないと公言したことになる(=入試でいえば「正解がない」という出題ミスをしていないかをチェックしていない(するわけないじゃん、めんどくさい)と開き直るような、ありえない態度である=)けれど、そういうことでよかったのでしょうか。(※見解です。)まさか本気でそのまま現場で使うつもりのものをコンペで出題していたとは思わなかった。あんなのは例題で、例題としてもできのわるいものだと思っていた。わるぎはなかった。(※恐縮です。)▼全国大学入学者選抜研究連絡協議会ほか「合否入替り率」については[3542]を参照。
> 「ベンダーの提案すら理解できない素人だった」
コンペで出題する立場になるには博士号が必須だと理解しています。大学入試でもTOEIC®でも当然の態勢です。▼「各テストに数人のPh.Dが専属」については[3345]、それに▼「ビデオリサーチ@東芝さん納めの電子計算機」については[3395]、▼「東芝の事実上のAI」については[3676]を参照。
> そもそもデータ戦略・CBM専任グループ発足時、グループ内にデータサイエンス分野の知見・経験はまったくなかった。そのため、ブレーンとしての社外の分析ベンダーの選定を開始した**さん。
> しかし、ベンダー各社のプレゼンを聞いただけでは、選定が難しかったという。
「AI」とは言っていなくても東芝なら大丈夫。「AI」と呼ぶことにこだわると変なベンダーがわいてくる。これだね。昔から冷蔵庫か住宅をつくっていて結露に詳しいメーカーをグループに持つベンダーがいい。プラントに詳しいベンダーでもいい。そして、ある程度の範囲ならどのベンダーでもいい。「いちばんいいのをたのむ(きらっ」みたいな恥ずかしいことは言わないに限る。…なるほどねぇ。(※見解です。)▼「茨城県に立地しさえすれば井戸水くみホーダイ」については[3224]を参照。
> そのほか、共同研究という名目で大学教授などにアプローチするも、スピード感が折り合わなかった。
> **さんの大学時代の研究室の同級生が
うわぁエンタープライズ検索とも呼ばれる事実上の人見知り。例えば統数研に「助言をもらう」というかたちで情報収集することもできるところ(※統数研ではそういうのを受け付けています&鉄道総研も統数研から助言を受けています)、統数研かどうかはわかりませんけれどどこかアカデミックなところでいきなり共同研究を持ちかけて警戒された(それ、警戒されてるんですよ)こともわからず「相手のスピード感が足りない」とけなしてみせる。…なんだかなぁ。
> 「ベンダーには、匿名アカウントを作ってもらいコンペに参加してもらいました。社内にも参加募集の告知を行い、結果的に社内外含め400人ほどが参加してくれましたね」
そういうことになっていたんですね。(棒読み)
> コンペに参加したベンダーはモデルの精度が低かったわけではなく、実際に上位入賞もしていた。
コンペがちゃんとできていたかどうか(参加者の能力を測る能力)をじぶんたちではまったく疑っていないところが落とし穴なんですよ。そのうち落ちますよ。(※個人の感想です。)
https://signate.jp/competitions/58/leaderboard
「確定順位」が出ているけれど、スコアだけ見れば2位だったひとは何らかの不備で失格にされておられる。しかし、そのような不備のあるような参加者ですら(スコアでは)2位になれてしまうスコアは、スコアとしていかがなものかね。ほとんど“占い”のレヴェルではないのかね。…ギクッ。
https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/ledge-assets/media/wp-content/uploads/2019/11/26123413/image12.jpg
そういうフォーマットを埋めてみせるだけではいけない。▼「フォーマットを埋めればよいと、かえって考えなくなってしまう」については[3125]を参照。どんなにスピード感が違うと感じても、大学の教員や鉄道総研の人や博士号を持つ人を監督役に据える(誰が監督役なのか常に明示する)ことなく勝手なことをしてはいけません。監督役が同席せず1人でインタビューに応じてはなりません。…JRなんですから!
※スピード感が違うのは、見ているスパンが違うからで、あなたがたとは違うものを見ているということです。それが教員や上司というものです。
★「左折レーン」から「くずし字」まで(談)
・[3399]
> 「ちょっと左折レーンを増やしてみよっか」
> 「ちょっと左折レーンを増やしてみよっか」
秋山センセイとも金八先生ともつかない風貌でオネガイシマス。(違)
・[3583]
> たとえば、きみが北陸先端大へ行くとする。いろんな乗りものや道すじがある。
> 偏見かもですけど、北陸先端大で3年目くらいのひとみたいなひとに「地の利!」みたいなのがありそうな分析課題に思えてきそうです。さあさあ金沢駅にマイカーを乗り付けて入場券を2時間おきに1枚お求めになって&駅員さん駅員さんいぶかしげ! 上から下までジロリ(中略)実物を1度も見ずに予測モデルだけいじるというのも、なんだかなぁ。
https://www.jaist.ac.jp/areas/ee/
北陸先端大だけ名指し…げふ! 開催地が大阪でもテーマは金沢にあるんですから名指しするなら北陸先端大をおいてほかにないと思った。わるぎはなかった。(※見解です。)そこらの大学をじぶんたちより『下』に見ながら共同研究を持ちかけてやんわり出直してまいれ(あなたがたは虫が良すぎる)と追い返されるのは当然で、じぶんたちより『上』と認める鉄道総研や統数研に助言を仰ぐという態度(や、それが実際にできるワークフローや手続きの様式)が必要な時期なんですよ!(どやぁ
※ただし、鉄道総研の人ならだれでもいいわけでなく、ヒューマンエラーの研究など心理学の人は大丈夫だけれど純粋に工学しか修めていない人ですと、つくったものができたもの(げふ)実験計画法を知識として知っているだけでなかなかじぶんの研究では貫徹できない(そんなことより見てくれよゆうべつくったのが動くんだよすごいだろ)みたいな(げふ)しつれいしました。(※あくまで偏見です。)
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2014/pr20141211/pr20141211.html
https://www.aist.go.jp/Portals/0/resource_images/aist_j/press_release/pr2014/pr20141211/fig1.jpg
> 今回開発した表面処理技術により、さまざまな粘性液体の付着の抑制や氷の付着力を低減できるため、包装容器、金型、船底、取水口、建材など、粘性液体や氷が付着しやすい固体表面への使用が期待できる。
> 氷雪の付着力を大幅に低減できるため、積雪によるビニールハウスの倒壊防止、豪雪地域での家屋保全や落氷雪による危険性の低減、列車や航空機の安全運行や雪害対策への応用が期待できる。
> 氷が付着しやすい固体表面
> 氷が付着しやすい固体表面
「着雪」とは書いてなくても本件リリースを発見できないといけない。これを本来のエンタープライズ検索という。(キリッ
https://youtu.be/Gs42v3wYf2s
すごいぞ産総研。はためく産総研。ウスターソースです!(違)着雪に着雪して着雪が着雪で(略)カタマリが大きくなっていくのはゲル的な現象があるからじゃないんですか。それならそれで、ゲルごとつるんと落としてしまへ〜。な・・・なんだってー!!(※見解です。)
・(再掲)東芝です(※リンク切れ)
https://www.toshiba.co.jp/iot/spinex/ai.htm
> 東芝では、長年にわたり、社会インフラなどの分野でミッションクリティカルな課題に取り組み、多様なAI技術を開発してきた経験とポテンシャルを活かした、2つのAIサービス(以下略)
> ディープラーニングの活用により、
> 「識別」、「予測/推定」、「制御」の3つ
・[3676]
> これを簡潔に&真っ先に&真っ向から(略)言えるだけの積み上げがあるんですよ。(※見解です。)お客さまの業界に合わせて「制御」と呼んでいるけれど(略)
> AIで何かしたいという企業や役所が最初に門をたたくべきはAI専業の会社じゃなくて大学でもなくて東芝。こちらの目的と予算がはっきりしていれば的確に“問診”してくれますぞ。たぶんこれだね。(※感じかたには個人差があります。)
> とりたてて『AI!』とは言って(=宣伝して=)きていなくても東芝の事実上のAIって、歴史が長くないですか。
> とりたてて『AI!』とは言って(=宣伝して=)きていなくても東芝の事実上のAIって、歴史が長くないですか。
…東芝の事実上のAI!!(※見解です。)
・東芝です
https://www.toshiba.co.jp/iot/cps/index_j.htm
> 高い評価を得ているAI技術を強みとし、デジタルの先端領域を切り拓く実績のある多数のAI技術群をコアに、デジタルの先端領域で新たなサービスを展開します。
なんでもできそう。…東芝ですから!(※個人の感想です。)
https://www.toshiba.co.jp/iot/assets/img/about/about_secimg05.png
https://www.toshiba.co.jp/rdc/detail/1706_04.htm
https://www.toshiba.co.jp/rdc/img/jp2014/detail/1706_04_1.jpg
> 四日市工場では、従来、製造装置や検査装置から収集したデータを熟練の技術者が解析し、品質改善や生産コスト削減、生産規模の拡大を図ってきました。一方、メモリの急速な大容量化と、製造プロセスの複雑化や大規模化に伴い、人手によるデータ解析が困難になりつつあります。そこで当社は、近年著しい発展を遂げている人工知能と機械学習を用いて、これまで熟練の技術者が担ってきたデータ解析の一部を自動化する技術を開発しました。
むやみに「AI」と言わず、面倒なデータマイニングをきちんとやる。…東芝ですから!(※恐縮です。)「着雪量」という言葉尻にとらわれて「量」だから「需要予測の類だ(線形だ)」と短絡してはいけない。「製品不良解析」と同じように「着雪(という一種の「不良」状態の発生)」の「発生傾向の自動分類」なんですよ!(どやぁ
・NHK「文系の私は当初ほとんど理解できないものでした」の用例です(12月2日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191202/k10012198561000.html
それでも理解している(割とすぐにできる)のが「文系」としてちゃんとしているということだ。(キリッ
> そのシステムは、文系の私は当初ほとんど理解できないものでしたが、担当者に何度も話を聞くうちに、次の2点が特徴だということに気がつきました。
> (1)「解読」ではなく「画像認識」
ここではアプリケーション(用途)に応じて「画像認識」という言葉になるけれど、「発生傾向の自動分類」になぞらえて理解してもよい。特定の「くずし字」と1対1にまで対応する分類ができれば理想的だけれど、そこまでできなくてもおおかたの「くずし字」を別の「くずし字」と区別できる自動分類ができれば“御の字”だ。(※しーん…。)
> (2)最初から順番に読まない
それは説明されたから挙げているのであって「気がつきました。」ではないでっしゃろ。…ギクッ!!(※勝手に推定。)現代のわれわれだから「くずし字」をパッと読めないだけであって、書かれた時代にはパッと読める人がいるから書かれたのである。しかし、だからといって筆跡の全部が全部、きちんとした文字を成しているとは限らず、ここはついつながっただけだとか、いやいやいやそう見えてこれも1つの文字だとか、そういうのがきっとあるんですね。しかし、それを読んでいた時代にはパッと見て読んでいたはずなのだから、パッと見て見えてくるはっきりしたのだけを読めばいいんである。現代のわれわれはいままで、実にどうでもいいところでうんうんうなって、必要以上に「解読」を難しくしていたのである。難しそうにしてみせればみせるほど科研費がとれるぞ。な・・・なんだってー!!(※暴論です。)
★「ある程度は考えられる人たち」ふたたび(再)
・[3125]
> > 技術部が年間で計画している客先訪問が予定通り進んでいない。人の割り当てを変えればうまく行くと言うのだが、「なぜ予定通りいかないのか?」と聞くと人の割り当て以外の理由が上がってくる。ではなぜ人の割り当てを変えるとうまくいくのかと聞くと、答えにつまる。
> > ある程度は考えられる人たちや、考えることの基礎を習って少し使うことにも慣れてきた段階からは、フォーマットの項目を自分で考えたりフォーマットのない状況で、「物事のメカニズムを捉えた上で考える」ことにトライします。これは考える力を上げるとともに、「フォーマットを埋めればよいと、かえって考えなくなってしまう」危険を避ける意味もあります。
・[3636]
> Pythonでぜんぶ済ませるひととRを対話的に使うひととMathWorksなどの製品をヘルプを読みながら使うひとの間で何か優劣があると決めつけるわけにはいかず、あえていえば『御社!』の現場と同じならすぐに仕事していただけるよねくらいのことでしかないわけですよ。
そういうところは割とどうでもよかった、完成品さえ納めてくれればどうでもいいよということである。(※恐縮です。)しかし、そういうことでよかったのでしょうか。長く伴走するパートナーになってもらって、ちょっと新しい種類のセンサーを追加してみようとか、センサーを置く場所を変えてみようとか、あのデータも買ってこようとか、そういうふうに広げていけなくていいんですか。そのたびにコンペするんですか。PDCAがぐるぐるまわってコンペ屋になっちゃうよ。…なんだかなぁ! ▼「OODA」については[3462],[3712]を参照。
・NHK「国際学力調査 日本 課題の読解力で15位 前回より下がる」(12月3日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191203/k10012200591000.html
> 今回公表された「読解力」の問題です。
> 試験はパソコンを使って行われました。モアイ像で知られるイースター島をテーマとした大学教授のブログと、本の書評、さらに、科学雑誌の記事の3つの異なる文章を読み比べてもらい、島から大木が消滅した原因について、資料から根拠を挙げて記述するよう求めています。
> どの学説を選ぶかは自由ですが、なぜそれを選んだのか、根拠を示しながら自分の考えをまとめる力が問われています。
このフォーラムみたいなことをせよとおっしゃる。うちは「モアイ像」じゃなくて「はにわ」ですけどね。(違)
> 「PISAで求められる読解力は単なる文章の読み解きではなく理科や社会、総合学習など教科全体の中で育てていく必要がありかなり高度な学力だ。(略)」
それはどういうことかというと…(てんてんてん)。
> 登校後に15分間読書をしたり、保護者らが参加して、本を読み聞かせたりする取り組みを続けています。
(児童が)書かないとダメ。これゼッタイ。短冊にひとこと書くだけでいいから書いてね。これゼッタイ。どの短冊をだれが書いたかもゼッタイにわかるようにしておくこと。まだ短冊がついてないところに1番のりだっ。…お、おぅ!(※その気にさせるには演出が大事です。)
> 児童の1人は「友達と話し合う中で答えが分かった時は『ああ、そうだ!』とうれしくなります」と話していました。
> 友達
> 友達
> 答えが分かった
> 答えが分かった
そこがダメ! なぜ大人にも聞かないのか。(※「も」に傍点。)大人だから答えを知ってる(いじわるして隠しておく)というようなしょうもない題材に時間をかけていたら時間のむだぽよん。何か1つ見つけて終わりにしちゃう(=問題を解くのは速ければ速いほどいいぞ!=な)きらいがあって、どれでもいいからどれか選んでねちねちと何か書けと言われても何も書けないということではありませんか。回答が拙いというのでなく、回答を放棄したという答案が多発したのではないかと疑う(=すごい高得点の群とゼロ点の群に分かれていそうと思う=)ところですが、そういうところを報じずにいていいんですか。いいわけがありません。(棒読み)
※パソコンを使って回答するときのIMEがー(げふ)しつれいしました。採点は日本語のまま行なわれるんですか。…ギクッ。そういうことが各国語の間で相互に起きていても、各国(ある同じ言語の言語圏)の国内での分布の形状を調べたり、各国間で分布を比較して順位という形式で示すときには問題ない。(※スケールに依存しない。)そういう意味では、分布の形状が順位に直結していませんか。正規分布に近いほど順位が高くなり、そうじゃないほど順位が低くなるというような傾向が全体として出てくることになりませんか。厳密に答案を翻訳して、例えば英語で採点したらかなり違うことになるかもしれない。もっと本当でしょうか。(※恐縮です。)
> 世界各国の15歳の学力を測る国際学力調査
> 日本の高校1年生
4月に年度が始まる日本で15歳の対象者を高校だけから集めるというバイアスよ。(※詠嘆)▼愛知県警察「星座から見た交通死亡事故の特徴」(2015年9月)からの「うお座」こと「3月生まれ」については[3543]を参照。
・[3543]
> 「うお座」の運転手を不採用にすればいいとでもいうのでしょうか…とんでもない!
> 他方で、遠因として「生まれ月」がありながら、身長など体格、学校の年間スケジュール(※教科書の「進度」が相対的に「早い」)、同期や先輩・後輩という人間関係上の立ち位置など、あらゆるものが広く薄く影響した結果、どうにも「うお座」のひとは不利であるということがあるのならば、運転免許の取得時において、そこを補うような座学や教習が追加されたいとも思われてゆくことになるのかもしれません。
・[3826]
> > 「英和辞典に書かれている日本語の意味が分からない」
> > 「英和辞典に書かれている日本語の意味が分からない」
> うーん。実はかなり難しいことをなぜか簡単に習得できる環境がこれまでは存在していて、それが無くなったんだと思いたい。環境を用意すれば簡単に伸びる部分だと信じたい。しかし、もし(本人の責任ではない)どうにもならない原因があるのだとしたら解明されたいので、▼生まれた時の体重や▼生まれ月([3543])、▼双子かどうか、▼住宅は気密構造かなどさまざまな要因との相関を調べてほしくもあります。…気密構造って、どういうことなんですかね。ま、それも調べてみないとわからないという姿勢を示すものです。あしからず。
https://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/index.html
https://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2018/01_point.pdf
> 日本は、高校1年相当学年が対象で、2018年調査は、同年6〜8月に実施。
6〜8月に16歳になってしまっていた者は除くということですよね。…うーん。4月生まれや5月生まれで成績のよさそうな(クラスで何をするにもリーダーになりそうな)生徒が除外されるという理解でよろしかったでしょうか&しつれいしました。
> 生徒のICTの活用状況については、日本は、学校の授業での利用時間が短い。また、学校外では多様な用途で利用しているものの、チャットやゲームに偏っている傾向がある。
> コンピュータを使って宿題をする頻度がOECD加盟国中最下位。
オフラインのLinuxマシンを使い放題させて「R」「Octave」「Scilab」くらい教えられる教員(あるいは大学生)が(月2回くらいでいいから=そういうクラブ活動でいいから=)いなさいよ(あるいは10歳から読める感じに書かれたガイドブックをつくって配りなさいよ=それを見ながらならたいていの教員あるいは保護者が教えられるというレヴェル=)ということである。全員に同じようにというものじゃない。ガイドブック(※リファレンスマニュアル=辞書の類)を取り上げて暗記で答えるテストを受けさせるというものでもない。知ってた。
> ※信頼区間は調査対象者となる生徒全員(母集団)の平均値が存在すると考えられる得点の幅を表す。PISA調査は標本調査であるため、一定の幅をもって平均値を考える必要がある。
> 一定の幅をもって平均値を考える必要
調査結果を見る者に留意させるべきは、そっちじゃない。
> 平均値が存在すると考え
> 平均値が存在すると考え
こっちです記者さん。(※表現は演出です。)これを丁寧に解説しながら報じてくださいオネガイシマス。『存在しない平均値』であっても(※平均値と一致する標本がほとんどないのにその値を平均値といって代表させることになっていても)お構いなしに平均値を使って各国を比較するのが「PISA(ピザ)」なんですよ。本当でしょうか。
> 【読解力の定義】
> 自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、社会に参加するために、テキストを理解し、利用し、評価し、熟考し、これに取り組むこと。
「天声人語の真似が上手いだけの者」(=後述)を「読解力がある」とは認められない、の意。「読解力」という字面に影響されて「読書がー」とばかり叫んで“思考停止”している大人も批判されるべき。じぶんは「読解力がある」という前提を疑うべき。(キリッ
※「読解力がある」:「読解力が高い」「読解力が低い」じゃなくて「読解力がある」の『尤度』を調べているんですよね。違うんですか。得点としては「高い」「低い」ということになるけれど、その「得点が高い」は「尤度が高い」ということ(同じ人が100人いたら何人が「読解力がある」と認められるかという確率)を表わしているんですよね。違うんですか。
> PISA調査結果を踏まえた文部科学省の施策
> 文章を正確に理解するために必要な語彙、情報の扱い方の確実な定着(辞書や事典の活用等)。
> 文章と図表の関係を踏まえて内容を理解すること
> グラフや図表を読む、実用的な文章(新聞や広報誌等)に触れる等の機会の充実や各教科等の学習を支える語彙の確実な習得(辞書や事典の活用等)のための各教科等の特質に応じた言語活動等の充実。
> 総合的な学習(探究)の時間や理数探究等における論文、レポート等を重視した言語活動の充実。
なぜかそこ(きわめて具体性のある施策)をぜんぶ無視して、それぞれの欄の最後の項目(≒いちばんポヤンとした項目)だけを紹介する記事が散見されませんか。「辞書や事典の活用等」と報じられて、「辞書や事典」の出版社の株価が上がるというくらいの反応があってもよい。(違)
> 2018年調査は、全小問245題のうち約7割の173題がコンピュータ使用型調査用に開発された新規問題。日本の生徒にとって、あまり馴染みのない多様な形式のデジタルテキスト(Webサイト、投稿文、電子メールなど)や文化的背景、概念・語彙などが使用された問題の数が増加したと考えられる。
15歳ならそのくらい読みなさいというメッセージでもある。「はにわ」とか「にょほほほっ」とか書いてあっても臆さず読みなさいということである。(違)
> 誤答には、自分の考えを他者に伝わるように記述できず、問題文からの語句の引用のみで説明が不十分な解答となるなどの傾向が見られる。
甘い! 「語句のレヴェルでの切り貼りしかしていない(文章の体を成していない)」「語句の引用すら不正確」などと断じてください。(キリッ
> 習熟度レベル5以上の高得点層の割合がOECD平均と同程度まで少なくなっている。
> ※習熟度レベルは、高いレベルほど高得点であり、その分野の能力を十分に身に付けていることを示す。
「習熟度レベル1」というのは「検出限界以下」を意味していて「「読解力がある」かどうか測れなかった」ということになるけれど、この調査がそんなに検出力がないわけがないので、「習熟度レベル1」は限りなく「「読解力がある」と認める材料が見つかりません」ということを強く警告するものだと受け止めるべき。「ちょっと読めるよ」とかいうことじゃあ、ないんですよ!(どやぁ
> 習熟度レベル1以下の低得点層が有意に増加
そこにはちゃんと書いてあった。それを言葉尻だけで引用するのでなく、分布の形状を意識した文章で書いて伝えてほしい。(キリッ
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/51/6/51_408/_pdf
> パラメトリック検定は母集団のデータが正規分布していると仮定する.平均値や分散などのパラメータを使うことからこの名称がある.
> パラメトリック検定は,母集団のデータが正規分布していることが前提で組み立てられていることはすでに述べてきた.ノンパラメトリック検定は,母集団の分布は正規分布する必要がなく,平均値や分散などのパラメータは使用しない(図29).等分散にならない場合や外れ値がある場合でも利用することができる.
> 前回図5で述べたが,データ数が少ない場合は,母集団が正規分布しているかどうかは判然としないため,パラメトリック検定にこだわる必要はない.ノンパラメトリック検定は応用範囲が広い.したがって,筆者は悩ましいデータが得られた場合にパラメトリック検定とノンパラメットリック検定を併用して,結果を考えることにしている.
★ノエルがいっぱい(2019年版)
・[3387]
> > こ、恐いよう!!ていうか、めっちゃ主観的じゃないですか。
> > 新解さん、あなた誰かを恨んでいますか?
> > 鎌倉時代に入ると、明法家の解釈も自説に基づいて律令格式の引用・解釈が行われ、明法勘文の内容が一定ではなくなったために混乱が生じ、北条泰時が『御成敗式目』制定時に弟の重時に充てた書状でも明法家の恣意的な解釈引用で“人皆迷惑”しているという不信感が広がっている状況について記している。このため、『御成敗式目』では権門の口入を禁じ、外部の理非判断(明法勘文を含む)を排除する方針を採用した。
> いま(2016年)は『鎌倉時代!』ですか、そうですか…そうなんですかっ。新聞記事が「署名入り」になって混乱が生じ、かえって不信感が広がった上で、新聞記事に書かれること自体、あるいは取材を受けること自体が忌避されていくプロセスと似ていませんか? …などと(略)。辞書・事典的なコンテンツ(事実を伝えるストレートなニュースを含む)に署名してはならないんですよぉ…たぶん。ダージリン派…いえ、大辞林派と新明解派が対立するですって? とんでもない。
・[3403]
> 現在も「密輸ダイヤル」は同じ電話番号にございます! とはいいましても、ポスターやパンフレットにあるような疑いかたができれば、既に税関職員になっていますってば@ふつーはむずかしいですよ。そして、この疑いかた、統計(や会計)に対して向けるものとも、だいたい同じだろうとの感触でございます。
> 常に変動するデータを見ながら、疑いかた自体を変え続けるのが(比ゆ的には)税関職員というものですぞ!
・[3751]
> 日経コンストラクションの読者氏は、会計検査の担当者(※「会計」に傍点)が過去の事例などからたまたま知っていた専門知識の断片でミスを指摘できたと思い込んでおられるかもしれないけれど、それはたぶん違うんです。会計検査の担当者はすべてを疑いながら整合性をチェックしていく、その作業は思い込みを排して機械的に行なわれる、だから専門知識の有無と関係なく、そこに現におかしなものや状態があれば発見しうるということなんです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%AA%E4%B9%97%E5%89%87
あえていえば「読解力」そのものに(グローバルに)何か絶対の基準があって各国のそれを比べているのではなくて、▼『各国において「読解力」を育てる教育が行なわれた結果』を測定している、▼教育としては『格差をなくす』=『成績を正規分布に近づける』ことが目標です。それをどのくらい達成したかというのが「PISA(ピザ)」で順位という形で出てくる。そういう解説って、だれもしてくれないんですか&そんなことでよかったんでしょうか。(棒読み)
※15歳の論述である。どのくらい直感的に(日常生活で使う言語と連続的だという実感をともなって)言語を使って論述できるかというのが言語によって違いすぎないか。日本語では論述が難しすぎるということはないか。15歳には15歳にちょうどよい語彙や構文が(話し言葉にはあるようなものが書き言葉にも)あってもよいが、それがなく天声人語みたいに書けということになっていないか。15歳なら、かなりのところまで天声人語(や教科書など)をテンプレート(お手本)として使っているのであって、天声人語が書かないような内容や構成では何も書けないのではないか。…ギクッ。(※見解です。)▼「大村はま」については[3494]を参照。
・[3676]
> 「しゅらしゅしゅしゅ」とはにわ
> ※はにわ:よくわからないもの、の意。
・[3653]
> 「いましろづかこふんつけたりしんちはにわせいさくいせき」については[3615]を参照。わあぃいましろづかこふんつけたりしんちはにわせいさくいせき。***いましろづかこふんつけたりしんちはにわせいさくいせきだいすき。(棒読み)
> 「はにわ」:結局のところ、それが何のためにあるのか、よくわからないもののこと。それでも、見ていると何がしかのおかしみのようなものがにじんでくるもの。
・[3636]
> [3583]の補足です。「[3583]」と書かれた青色の数字を『ぽちー』押して『ビー』…いえ、必ず先に[3583]をぜんぶ読むのですよ、の意。[3583]をぜんぶ読まずにこの記事だけを読んでも意味がわからないようになっています。いいですか、[3583]をぜんぶ読まずにこの記事を読もうだなんて、とんでもないことなのですよ。きっとですよ。この青色の数字「[3583]」を押すんですよ。
…5489! 5931! 8823!(違)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52905290T01C19A2CC1000/
> OECDのシュライヒャー教育・スキル局長は「日本の生徒はデジタル時代の複雑な文章を読むのに慣れていない」とみる。
このフォーラムを1ページしか読まないで帰っちゃう人が圧倒的に多いので大人もひどいと思っている。1ページだけでは何もわからないようにしてある(※「してある」に傍点)ので、つまり何もわからないまま帰ったか、このフォーラムは無意味なものだと思い込んで帰ったということである。このフォーラムから何かを読み取るのはあなた自身の責任だ。上げ膳据え膳の“わかりやすい”記事を書いてさしあげる義理などない。特許なんて、もっとだよね。…特許!!
・[3137]
> あくまで技報は技報で、たいへん「都合よく」、うまくいった部分だけにフォーカスして、あたかも「できた→動いた!」([3071])であるかのような、つまり、論文には必須の実験や評価([3034]も参照)の部分「やってみた→動かなかった→改良した→これだけよくなった!」(仙台市「科学工作の進め方」[3129])が全然すっぱりちっともまるっと抜け落ちているんです。
> 「全然すっぱりちっともまるっと」はいいすぎで、それなりには実験結果や評価が述べられる場合もありましょう。ただ、実験結果と評価こそが骨格となる論文とは構成が異なり、技報としては提案手法(発明)そのものを、いかなるものであるか説明するのが目的ですから、その目的に必要な範囲で補足的に実験結果が示される、という意味で(意味の上で)、論文とはかなり異なるものです。
> これは特許でも、なぜそのような発明に至ったのか(モチベーションといって「動機」)、この発明が(ニーズや課題に対して)ベストな答えであるのか(他の方法より、どのくらい性能がよいのか)、ということまでは問われませんから(単に新規性と有用性が示されればそれでよい、の意)、どうにも、企業では「できた→動いた!(ただし非公表)→すかさず特許」と、そこで終わってしまう、その結果、「なぜ」が問われにくくなり、やがては小手先の性能の改善ばかりに注力されやすくなっていく、という一種「構造的な何か」的なものがあるやのようにも思われて…きませんか、そうですか。
上掲のインタビューでの「完成したAIモデルを使った着雪量予測の精度が出た瞬間に、好意的に受け止めてもらいました。やっぱり動く現物を見てもらうのが説得には一番だと感じましたね」という発言に、同じ空気を感じたことを隠さずに申し添えようではありませんか!(棒読み)
(社内が)その段階の学びに留まっているのでは危うい。じぶんたちの取り組みが研究者の領域に踏み込んでいることを自覚して、もっと研究者然と振る舞わなくてはいけない。あらゆるガイドラインの類に従うべきであるし、品位を欠いてはいけないし、商売との線引きをしないといけないし、研究コミュニティに加わる義務が生じてくる。じぶんのつくりたいものができたからあとは知らんという態度では済まない、じぶんのがうまくいったら、ほかのひとのもうまくいくよう世話を焼く仕事までついてくるのが研究コミュニティというものではありませんか。じぶんだって研究コミュニティの世話になって現在があるのではありませんか。(※見解です。)
※「じぶんのがうまくいったら」:はいは1回…じゃなくて、新人賞は1回だけ! 「○○(お好きな研究テーマ)の人©」という代名詞のようなものを勝ち取ったら勝ち! あとは他人の世話を焼く。(げふ)
・[3673]
> 担税力があるのに免れる者を出してはならない。
・[3745]
> もっと学んでいける素養があるのに適当なところで楽をして学びをやめても稼げる(稼げるからこれでいいんだ)などという態度を取るのは、「担税力があるのに免れる者」と同じではあると思う、の意。しかし、それを決めるのは本人でなければいけない。本人に決めさせずそうだと決めつけるような社会にしてはいけない。うん。(※あくまで私見です。)
> > データに基づいて何かのメカニズムを研究する学問ならなんでも
> > データに基づいて何かのメカニズムを研究する学問ならなんでも
> この意味で、すべての博士はもれなく「データサイエンティスト」である。「データに基づいて何かのメカニズムを研究」しない限り博士号の授与はありえないからである。しかし、そういう意味ではたったそれだけのことではある。臆せず博士課程にふつうに進学してほしいし、博士号取得者がいてふつうという職場をつくっていきたいものである。(棒読み)
> そうじゃない、実務的な統計処理の方法を網羅的に知っていて仕事が速いということが保証される必要があるんだということなら、「データサイエンティスト」という呼びかたがいけない。「統計士」とか「データ解析士」みたいなうさんくさい民間の資格でもつくるほうが、うさんくさいけれどまともなことである。(※見解です。)
・[3688]
> 「統計職員」
> (歴史的に)統計学は農学と薬学それに労働災害や保険などから始まってだなぁ(略)…なんだかなぁ。入省してからも実質的な学校のある省庁は強いぞ。たぶんですけどね。データの収集&分析が『自動的』すぎて(※手法がマニュアル化されて勉強がいらないということも含む)統計学における「学問的エレガンス」と「実務的センス」の両方を備えた人材が継承されていかないのは困ったことですぞ。これ、ナントカ学者とも呼ばれる(どちらかといえば文系で、代わりのきかない少数の)センセイだけが備えていればいいのではなくて、(広く職員が、ひいては大学を出た者ならそれなりに誰でも)あまねく備えているべき基本的な態度なのですよ。
・(再掲)読売新聞「東大生よ、新聞を読もう…入学式で五神学長」(2016年4月12日)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160412-OYT1T50071.html
> ****学長は式辞で「うわべの知識をうのみにせず、情報の洪水にのみ込まれない『知のプロフェッショナル』になってほしい」と指摘。その上で、「(略)ヘッドラインだけでなく、記事の本文もきちんと読む習慣を身につけるべきです」と述べた。
・NHK「気象キャスター草分けのことば」(2019年10月30日)
https://www.nhk.or.jp/nagoya/websp/20191030_kisyou/
> 説明会の時間帯の空は晴れ。東海地方では、過去に大きな台風の被害が起きていませんでした。三重県には伊勢神宮あり、「台風はお伊勢さんを避けて通る」という迷信も人々の口にのぼっていました。参加した記者のひとりは「こんな良い天気なのに、ほんとに台風は来るのかよ」と、つぶやきながら気象台をあとにしました。
「記者」とはいっても、バイクで行って資料をもらってメモしてバイクで速やかに帰ってこい(※「速やかに」に傍点)みたいな雑用係くらいのひとかもしれないので、期待はすまい。当人はバイクを走らせるほうが仕事だと思っとるですヨ。(棒読み)
※長谷川町子先生のお宅に原稿を取りに来るバイクのおにいさんのイメージでオネガイシマス。同じひとが気象台に差し向けられるときは形ばかり「記者」と名乗らせるかもしれない。本当でしょうか。
> 台風情報はどれほど伝わっていたのか。島川さんは翌月、被災した地域の官公庁を訪ね歩いて聞き取りをしたところ、衝撃的な答えが待っていました。注意報や警報は、聞いていないか、聞いたが住民に伝えていなかった。あるいは「そんなもの聞いたことがない」と逆にどなられたのです。島川さんの警告は、現地の人々に届いていませんでした。
ヘッドラインだけでなく、記事の本文もきちんと読む習慣を身につけるべきです!
・日本経済新聞「「博士」生かせぬ日本企業」(2019年12月8日)
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO5300655005122019SHA000
> 博士には、優れた論文を提出した人に与えられる「論文博士」という仕組みもある。
それではだめだということをわかっていない記事である。
> 「学位取得より入社を優先してほしい」。結局、博士号は取らなかった。
とんでもないことを要求してくる日本の民間企業である。(院生が)そこまでにかけた学費を無駄にする愚行だとも気づかせず入社の確約をちらつかせて給与も地位も低いまま“果実”だけをもぎとろうとする態度である。「博士号=イコール=論文博士=イコール=50歳くらいで取らせて追い出すもの(早期退職に直結したレール!)」というスキームである。退職金すら値切られる格好だ。いかにも手厚く論文博士の取得をサポートするかのように装って、社内に博士号取得者は置かない(入れない&追い出す)ということである。民間企業だから何をしてもいいけれど、そんな態度で何ができる(※反語)とは言わせてもらいたいところだ。(※見解です。)
・[3836]
> > お酒の問題がある人は、自分のお酒には問題ないと考える傾向がある
> > お酒の問題がある人は、自分のお酒には問題ないと考える傾向がある
> > どの教科も問題が多く、記述式が中心。国語は新聞のコラムにタイトルを付けさせたり、「コンビニはなぜ『曲がり角』なのか」を121字以上で書かせたり。
> 中学校でその程度? 笑わせてくれる。(※笑っていない。)テストでも何でもないときにだって文章は書くだろうに、じぶんで書いた文章にタイトルを付けないのがいけない。な・・・なんだってー!!
・[3670]
> 絵を描くというアウトプットをしない限り、このひとどんな観察力を持っているんだろうみたいなことは他人からはわからないんですよ。
> (絵としてのお手本をなぞるのでない=じぶんの観察に基づいてじぶんで描く)絵のうまいへたははっきり出ます
「読解力がある」も同じことで、(自力で&自発的に)「書く」というアウトプットなしには測れないものであるから、ふだん何も書かず無口でむすーっとしたひとが「読解力ならある(キリッ」とつぶやいても「読解力がある」と認められないのは当然だ。他方、やたらしゃべるけれど書けと迫ると逃げ出す者あらば自動的に疑いをかけなければならぬ。(※見解です。)
・[3798]
> われわれは底なしに疑い抜くべきである。もちろん疑いをかける対象にじぶんも含めるのは当然のことだ。
・[3636]
> 大阪のひとに文字を書かせるとたいへんなことになってまいるとはこのことだよ。(棒読み)
https://goo.gl/maps/NuEZrawd5w72
https://goo.gl/maps/93hLQYWmZsr
> ローソンでアルバイト
> 空いた時間OK!
> バイトかけもちOK!
> 長期休みOK!
> ド短期OK!
> 未経験者OK!
> 【楽しくなければ
> バイトじゃない!】
> クルー大募集!!!
> まずはお電話下さい。
> 大阪に限りませんけど、生活上の(話し)ことばと国語の教科書に出てくることばが乖離したままでは、結局、書き言葉が身に着かぬまま卒業しちゃうんですよ。(※見解です。)それなのに大阪は都会なので、本来、仕事の中でも書き言葉が必要(⇔そのような小難しい仕事もある環境)なのに、書けていないんですよ。本当でしょうか。
・[3685]
> ▼「レスキュー」からの「まずはご連絡ください」、それに▼「楽しくなければバイトじゃない」からの「まずはお電話下さい」など、どこかで見た文言を『コピペ!』してるだけにしか見えない、の意。職務上の正式な文書でこれですぜ?(※「これ」に傍点。)
・[3712]
> 「店内入口」を英語で書いてみたまへよしょくん、の意。そこ(※「そこ」に傍点)に店の看板を掲げさえすれば「入口」であることが明らかとなるようにする(※「なるようにする」に傍点)のが建築というものであってだなぁ(大巾に中略)客とは別の搬入口を使うべき者への指導に苦慮した結果とみるべきか。「店内入口」なるケッタイな表記の源流は旧マイカル(本社・大阪市)ではなかろうか。
・[3779]
> > 損得にシビアな関西人の心つかむ手法
> なぜ情報を紙で「買う」のか? スマホの充電すら「高い!」とぼやき、紙で買った情報を「安い!」と言う。なぜ情報が必要か? 話し言葉と書き言葉の接続に難があるので書き言葉で書かないと表現できない複雑さの情報は暗記しにくいから紙に書いてあるのを読み上げたい!(げふ)▼「せっせと用意してきた『コピペのストック』を使い果たすとまったく黙ってしまうひと」については[3480]を参照。会議で資料をぜんぶ読み上げる人と酒を飲んで出身地を問いただそう。(違)
大阪ねぇ。(※ジト目)
> 少子化は関係ない。この間に4年制大学の入学者は一貫して増えている。学生が専門課程への進学をためらい、日本は世界の中で相対的な「低学歴化」に沈んでいるのが実情だ。
損得にシビアな関西人こそ博士後期課程に進学してまずは博士号を取るべき。(キリッ
※「損得にシビア」と「シビアな損得」は別物だ。…はひ!?
・[3676]
> ノエルかわいい? うちのノエルのほうがかわいいもん!! うわぁノエルがいっぱい。ノエルがいっぱい。ノエルがいっぱい…。
・[3695]
> > プレゼンは上手なのに文章を書く事は苦手な人がいます。
https://ybht.co.jp/restaurant/assets_c/2019/09/QA665_ChristmasDN2019_02-thumb-665x304-5112.jpg
https://www.yamazakipan.co.jp/christmas/img/cake18.png
…うちのノエルのほうがかわいいもん!! とにかくかわいいんだもん!!!(※語彙が乏しいまま語勢で勝ろうとするようすを模擬しています。)
・[3803]
> 「空中戦をやってはいけない」とは
> > ここで言う空中戦とは,お互いの意見を文字にすることなく,ただ口頭だけで会議を行うことを指す。参加者の頭の上をお互いの言葉が飛び交い議論(戦闘)している様子が,まるで戦闘機が空の上で戦っている様子に似ているところから作られた造語である。
> 文字であっても、そこに具体的なことやじぶんが着想したオリジナルなことなどが何もない場合には「空中戦」と呼ぼう。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/28/news032_2.html
> 大体は「おたくは何ができるの?」という上から目線で話しかけてくる。こちらが「何をやりたいのか」と開発の目的を尋ねると「そんなことは分からない。君たちはベンチャーでしょ?」と返されて会話になりませんでした。
> 大企業も中小企業もまだまだ人工知能を誤解していますね。データの本質をつかんでいないし、
「「着雪量」という言葉尻にとらわれて「量」だから「需要予測の類だ(線形だ)」と短絡し」というのはここですよ。(※実際にそのような誤解がJR西日本の社内にあったかどうかは知らないけれど、そういう感じの誤解がたくさんありうる、の意。)
> 普通のシステム開発のように作れば終わりだと思っている。AIはモデルを作ってからが始まりで、新たなデータが生まれる度にそれに合わせてモデルを作り直して精度を上げていくのです。
「長く伴走するパートナーに」&(データやモデルの)「疑いかた自体を変え続ける」というのはここですよ。
> ベンチャーが提案する金額なんて大企業からすれば大した物ではないですから、小さい金額で試してみたらいいんです。まずはここまで進めて、成功したら次に、ダメだったらやり直しという形で少しずつ進めていけばいい。
JRではだめだ。(キリッ
・[3583]
> > これ以外の列車は、金沢駅で折返し運転のため、金沢駅における着雪量は不明です。
> 「御社」としては東日本旅客鉄道殿のことは知らない(上越妙高駅で下り発車時の着雪量というデータは東日本の管轄だ)ということでよろしかったでしょうかみたいな(略)。実は「【長野県・群馬県の全域に大雪注意報】」みたいな、きわめて簡潔なカテゴリー変数みたいなのとの相関がいちばん高いかもしれ(略)おおっと。
上越妙高駅でバトンタッチする東日本旅客鉄道殿と濃密にデータをやりとりするのが先決です。北陸新幹線は1つ! 北陸新幹線は御社だけで走っているのではないー。▼「DIAPS」については[3701]、▼「オペラン-D」については[3466]を参照。(※恐縮です。)
|