フォーラム - neorail.jp R16
発行:2020/5/7
更新:2024/2/29

[4064]

【縦書きディープなラーニング(※表示は横書きです。)】

縦書きディープなラーニング(2020)


「数値計算ソフト」と「統計解析環境」の違い
…GIS! GIS!【ひとつひとつていねいにやきあげました】
【ワンクッション】架空の題材に針路を取れ【基礎代謝基準値あり】
夏目漱石「創作家の態度」(1908年2月)をひも解く(紐)
SPSSの「因子分析」における「方法(因子抽出法)」

(約13000字)

 [4046]の補足ですが、大部分は[3565]で先述しています。最初から[3565]をご覧いただいたほうが…(てんてんてん)。

 http://net.tospa-flags.com/01products/11/01.jpg

※画像はイメージです。


☆「数値計算ソフト」と「統計解析環境」の違い


・(再掲)千葉県高等学校教育研究会数学部会「平成21年度見学研修会報告」(2009年8月7日)
 http://math.sakura.ne.jp/index.php?key=joqdzy63x-81

 > 「4次元を見る」
 > 講師:東邦大学理学部教養科数学教室講師 エヌ田 ** 先生
 > この講座は,「Dimensions(次元)」のDVDを視聴しながら,途中その内容についてエヌ田先生に解説していただくという形式ですすめられました。「Dimensions」は,数学の啓蒙のためのビデオです。まず,2次元の世界からはじまります。地球上の点を2つの数字で表す方法(世界地図作成の方法)やステレオグラフ射影についての説明がありました。次に,3次元の図形を理解しようとする2次元生物の冒険が語られます。そして,数学者ルートヴィヒ・シュレフリによって4次元の図形が語られ,4次元の正多面体が紹介されますが,それらは24個,120個,600個もの面をもつという不思議な図形で,ここでは幾何学的な直感と想像力が必要になります。美しい映像とともに数学の豊かさやおもしろさに触れることができました。

 > 「数値計算ソフトScilabの使い方とKETpicの基本」
 > 講師:千葉県立**高等学校教諭 オー橋 ** 先生
 > Scilab(サイラボ)は,数値計算ソフトで,前半は,まず基本操作とヘルプの使い方についての説明の後,基本的な計算を行いました。特殊な記号や関数がたくさんありましたが,どれも電卓的な関数で数値計算を目的としたものであることがわかりました。次に,ベクトル・行列の表し方と演算についての説明がありました。行列の積,ベクトルの内積はもちろん,行列式や固有値,さらには行列の対角化や固有ベクトルまで簡単なコマンドで計算できることに驚かされました。

[3565]
 > 大学でMATLAB®を触らずとも数学の教諭にはなれてしまうという時代や地域があったということです。遅ればせながら「数値計算ソフト」に素朴に感心の声を上げるのは大切なことですよ。

 > (高等学校の数学の教諭が)じぶんが教職(課程そして免許)を取ったときには知らなかったことを、きちんと「アップツーデート」で学べる機会が確保されることがきわめて重要であると再認識されましょう。そして、最も大事なのは「ヘルプの使い方」。これだね。職場に「VBAを256倍使うための本」みたいなのを置いてあるようじゃだめだね。プラチナだめだね。(※一部の表現は演出です。)1昔前のWindowsなどでいう「オンラインヘルプ」(※紙ではなく画面上に表示される説明文、の意)、UNIXでいう「man」もしくは「--help」、いまならPHPでもMySQLでも、本ではなく公式のリファレンス(Webで公開された、開発元の公式のリファレンスマニュアル)を使いながら使っていくという習慣を最初に間違いなく身につける。これだね。(※見解です。)ごく初歩のチュートリアルは(じぶんと相性のよさそうな)本や身近な人や研修などに頼るけれども、すぐにじぶんだけで先へ進めるようにならないと、そもそもあまり遠くまでは進んでいけないよね。

 ScilabはMATLAB®…げふ…商用製品たるMATLAB®の、わざと高尚そうに見せてベンダーのテキストやセミナーを買わせようとする…げふ…そういう動機のもと作られた仕様と似せたScilabの無理筋よ。あくまで正式にはMATLAB®にすごい金を払う(=教育を外部化する)という前提のもとでScilabもあるよ…げふ…なんでもございません!

 「R」はもう少しマシなので、おすすめしようと思いました。(※過去形)高等学校で、生徒の理系と文系がはっきりしていなくても、あるいは混成であっても取り組んでいける、BASICやVBAくらいにはニュートラルな環境だと思ったんです。内容が「数学C」だけど1年生の5月からじゃんじゃん遊んでほしい。(※音声を変えています。)高等学校の数学の教諭になるような人はOctaveとかやらないでしょうけれど(?)「固有値,さらには行列の対角化や固有ベクトルまで簡単なコマンドで計算できる」くらいは、ふつうなんですよ。むしろ「行列式」という筆記上の表現形式に固執すると難しい。えー…(てんてんてん)。

・Octaveやるかもしれぬが数学ちっくすぎる(先に数学で習った単元だけをOctaveでやってみる、という趣き)
 http://www.struct.t.u-tokyo.ac.jp/katsu/lectures/optimization/octave-digest.pdf

 いきなり実用的に使って工業的なアプリケーションを実装するなんてしないでしょ、の意。しつれいしました。

 http://www.struct.t.u-tokyo.ac.jp/

 ちょっと研究テーマとOctaveごっこのPDFの落差が激しすぎて…(てんてんてん)。そして力学の人(センセイ)なので、(ここに配属になっても)あまりふつうの多変量解析には入門させてもらえない感じですか。えー…(てんてんてん)。

 Python(が誇る豊富なライブラリ)を使ってなんでもやってしまえ、というのも違う。(※音声を変えています。)

[3636]
 > Pythonでぜんぶ済ませるひととRを対話的に使うひととMathWorksなどの製品をヘルプを読みながら使うひとの間で何か優劣があると決めつけるわけにはいかず、あえていえば『御社!』の現場と同じならすぐに仕事していただけるよねくらいのことでしかないわけですよ。

[3583]
 > > サポートベクターマシンはLIBSVMをラップするCythonで実装されておりロジスティック回帰や線型サポートベクターマシンはLIBLINEARの同様なラッパーで実装されている。

 > ミーハーとはこのことだよ。おぬしPythonと呼ばれるこたつから出ずにミカンを引き寄せる方法ばかり考えておるじゃろ。

 「Pythonでなになにする」という実装のイメージしか涵養されず、多変量解析の全般について見通しを得るという高等教育に期待される何か的なものを全うできない感じであるとでも言えばよいか。

・(参考)「RとFDA」
 http://www.okadajp.org/RWiki/?R%E3%81%A8FDA

 > FDAが使っている統計言語はSASですが、FDAの性格上固有の会社の統計言語に依存することには問題があるため、パブリックなRが注目されるようになりました。
 > FDAの薬事申請はCDISCと呼ばれ標準化されています

[3567]
 > 「MDS」や「PCA」といえば、どのソフトを使っても同じ結果が得られることが(国内ではJISで)保証されるようになったりしませんかねぇ。…ギクッ。さあさあ統計ソフトや表計算ソフトは「JISマーク認証を受けた製品」かどうかを確かめて導入する時代ですよぉみたいなの、迎えたいですよね、わかります。…グリーン? いまどき外箱とか分厚いマニュアルとかはないんでぇ…もっとギクッ。

[3528]
 > 「分割表」はJIS(日本工業規格)で定められた用語で、英語では「contingency table(s)」と呼びますが、総務省統計局なるほど統計学園では「クロス集計表」と表記されています。なんと、総務省統計局なるほど統計学園では「クロス集計表」と表記されています。(※2回いいました。)

 総務省統計局なるほど統計学園がJISを無視する。(※音声を変えて…変わってないよ!? あひゃー!!)

[3567]
 > 「分割表」がJISで定められたころには、プログラミング言語もJISであってだなぁ(中略)それより新しい時代の計算やプロットの手法は提案した者のいうがままに呼ばれ…なんだかなぁ。

[3587]
 > > 国際標準コードライブラリのLAPACKでは,2種類の実用的な特異値分解コードが公開されています.

 うーん。「R」の(すでに広く使われているライブラリの)実装に不安がないといえばうそになる。(※音声を変えています。…よっし、こんどはちゃんと音声が変わってる。)

■SPSSの「因子分析」における「方法(因子抽出法)」

主成分分析行列計算
重み付けのない最小二乗法相関行列の差の平方和を最小化
一般化最小二乗法相関行列の差の平方和を最小化(一意性の逆数で重み)
最尤法コンピュータによる反復法(一意性の逆数で重み)
主因子法手計算のための簡便法(重相関係数の2乗)
アルファ正準相関分析(アルファ信頼性を最大化)
イメージ因子法線形回帰


[3587]
 > さすがSPSSなんですよ。上ほどモダンで一般化された(抽象度の高い・不用意に仮定を置かない)方法で、下ほど古典的で手計算っぽい(ナイーブすぎる・仮定が多すぎる)方法になるよう、1次元的に並べられているとわかります。ここでデフォルトの「主成分分析」ではだめだというのは、あなたのデータや考察のしかたがモダンじゃないということなんですよ。(※仮の見解です。)実務では「最尤法」より下の方法を使ってはいけないと思われましょう。いちばん上から順に、それが採用できないということはじぶんの調査や研究に何らかの不備があるんだといって『1がびーん』、例えば「一般化最小二乗法」まで下がらないと採用できなかったとあらば、『2がびーん!』なんですよ。同様に、「最尤法」は『4がびーん!』、「主因子法」は『1アチャー!』、「アルファ」は『2アチャー!』、「イメージ因子法」は『4アチャー!』だと思えばいいんですよ。(※表現は演出です。1アチャーは8がびーんです。)

 …うーん! きょうは何も言わないでおこう。(※「きょうは」に傍点。)


☆…GIS! GIS!【ひとつひとつていねいにやきあげました】


[4046]
 > 「A列車で理数探究」でいいやと思っていたけど「地理探究」もカヴァーしないといけないみたいで…(てんてんてん)。

[4036]
 > 「地理探究」というのが曲者でね(げふ)「GISだいすきっこ」(違)を高校で量産しようというのですか。あまりにも目先の職業と直結しすぎていて「探究」という感じがぜんぜんしない。「きょうは中目黒で小松菜。」みたいなのをもっとひどくしかねない。

 もちろん職業に直結するかたちでGISに習熟いただくときに、単なる受け身でないかたちでげふげふしていただいて、よりよく習熟していただくというげふーな「地理探究」の意義は大いにげふするところでございます。(げふ)

※言いにくいことは「げふ」と書いてある。

 GISをまったく職業的に使っていくというストレートな入門の邪魔をしてはいけないんですけれど、しかし、「地理探究」というからには、GISに用意されたデータと機能を使って適当なことをしておしまいというのでなく、▼じぶんでGISをつくるぞ、▼データをじぶんでとるぞ、▼そのデータ(モノや条件など)はどうしてそのようなデータ(値やふるまい)になっているのか解き明かしてみせるぞ、というところをやってほしいのですよ。そのとき「地球の丸み」は忘れていいと思うんです。そこの正確な計算をするというのは別の単元なんですよ。

[3343]
 > 「ミープラン」と称する『超技術!』
 > 『ミープランと呼ばれる超技術の使用が許された特別なじぶん!』的なソレは、まったく幻想です。

 > データや分析手法と冷たくつきあう基本的な態度が醸成されないまま、一種「振り回して」いる

 そういう態度に陥る者を出さぬために、(これから高校を卒業してくる世代の)全員がもれなくGISくらいはふつうのツールだと理解することが極めて重要であるのは論を待ちません。そして、実際の北総線の運賃がどうのこうのというテーマをそのまま学校で取り上げてよいはずがありません。わずかばかりの、しかも自分の努力で得たのでないいわば「他人のふんどし」たる(すでに構築済みの)GISのデータを「肴!」に適当なディスカッションをして『留飲を下げる!』ようなことではいけないのです。

 https://mainichi-kotoba.jp/blog-20180915

 > 「新聞で『留飲を下げる』と書いてあったが、『溜飲』の間違いではないのか」。読者から、しばしばいただく問い合わせです。

 かように、わたしたちは「じぶんが知らないだけ」という可能性をまったく考えないまま、相手を問いただそうとするきらいが強い。めったなことでは新聞に誤字はない。あなたの勉強不足か、あなたの知らないルールが新聞にはあるというだけのことだ。違いますか。(ぴしゃり

[3543]
 > 装置やプログラムを自慢しながら我々「ここに置いてください」と書かれた投入口みたいなところに(中略)とっておきの試料やデータをもったいぶって(さらに略)わざわざ費用・労力・時間などを費やすのだから、これはもうすばらしい結果が出ないといけないんだ&むしろ出るんだと言い聞かせながら「OKぐーごー?」などと言葉による働きかけを(以下略)からの「途中であわてて止めてみせる」ところまでが「かける」です!

 iPadにむかって「OKぐーごー?」などと言葉による働きかけをして「Yahoo!」で動画検索して「このフォーラム」に来た人がいるんですけど…(てんてんてん)。クエリに「OKぐーごー?」まで入っちゃってるの。やふー。これははずかしい。

[3640]
 > 現実のデータがないから研究できないやいみたいな発想が最初のうちはあると思うんですけど、次第に、模擬データでも研究だけできるじゃないかみたいなことが見えてくれば「御の字!」ではなかろうか

 > 模擬データでも研究だけできるじゃないか
 > 模擬データでも研究だけできるじゃないか

 > 研究だけ
 > 研究だけ

 そこを「探究」というのですよ。研究成果(※現実に何か役立つということ=現実のデータを使った研究であること)を求められることなく、そういうアクティビティを着実にこなす能力を育てていただく。これを「なんとか探究」という科目にしたのではなかったのですか。(※ジト目)

 題材は架空のものを設定し、具体的な方法への習熟と考えかたの理解を促さなければいけないのです。架空の題材なら、先入観の持ちようがない。まっさらな状態から中立に取り組める。事前知識に頼れないから数理的な手法を“自力で”(単なる操作でなく直観をともなって)使わないと太刀打ちできない。…本当でしょうか。

 http://www.aichi-gakuin.ac.jp/~kyuma/math.html

 > 直観主義論理というのは、普通に数学を展開する論理から「背理法」に相当する部分を除いたものである。
 > このようにすると、数学の中で存在を証明する定理は本当に具体的に存在するものを作ってやらなければならなくなる。このようなものを「構成的数学」という。構成的数学はコンピュータなどの上に数学を展開するのにはたいへん適しているので、現在では広く研究されている。
 > 論理を普通の論理から直観主義論理に変更すると「背理法」が使えないわけであるから随分と弱い体系になるように思われるが、普通の公理的集合論において論理だけ直観主義論理にしたものは、普通の公理的集合論と相対的無矛盾性(つまり片一方が無矛盾ならもう片一方も無矛盾)がいえることがわかっている。しかしながら普通の公理的集合論の公理の中には「構成的」とはいえないものもあるので、それらを構成的な公理に変えてやると相対的無矛盾性はいえなくなる。このような集合論を「構成的集合論」という。

 いいぞもっと高校生しょくんを煙に巻いてやれ兄弟!(※誤訳)

※高校生って、こういうのが好きでしょ、の意。(※ジト目)

 > 計算量の理論というのは、コンピュータで何か計算するときに、単にアルゴリズムがあれば計算できるとはせずに、その計算時間やメモリーの量も考慮に入れて計算できるとはどういうことかを考える理論である。

 > 計算できるとはどういうことか
 > 計算できるとはどういうことか

 いいぞ兄弟。(※誤訳)地理や理科の教員こそ「計算できるとはどういうことか」という問いかけを投げかけるべき。(キリッ


☆【ワンクッション】架空の題材に針路を取れ【基礎代謝基準値あり】


・平塚からアクティーに乗るのと何が違おうか。
 https://youtu.be/9HovtqVD1Q4?t=3714




 …丸太ハムでも丸犬ハムでもないよ丸大ハムだよ。南仙台でホームに草が生えてるけど…気にしな〜い!(棒読み)

[4012]
 > ※「ブッシュドノエル」は丸太を表現したケーキです。

 せまりくるノエル。ノエルならそれでいい。(違)

 > > 買出しに行っていた1人が新発売の『ブラックニッカ ハイボール』をたくさん抱え、「缶モ、デタヨ!」と興奮した様子で戻ってきます。

 > 1人で行くから買い出しというんです。

[3687]
 > 「ワンマン」って書いてあるのに2人いてはるよ&あるよなぁ。

 2人のノエル。波乱の予感。(違)

[3733]
 > 「ブルーは英語で青の意味」

 えー…(てんてんてん)。

[3689]
 > 「英語で森の意味」

 > > 「MERRY」は、英語で「楽しい」という意味の形容詞であり、「WOOD」は、英語で、「森、木材」という観念の名詞であり、
 > > 「MERRY」は、英語で、「楽しい、陽気な、愉快な、おもしろい、快活な、浮かれる」という意味であり、引用商標の一部を構成する「LUCKY」は、英語で、「幸運な、えんぎのよい、めでたい」という意味で、いずれも、明るく、良い意味の言葉であり、外国人が好んで使い、

 > > ブチギレ
 > > マジギレ
 > > 激おこ
 > > 激おこぷんぷん丸

 …じゃなくて。

 > > 古英語で「木」の意味

 > 「古英語」ならむべなるかな。

 古英語ならいい。…ノエルだもん!(違)

閉そくY現示
チ ャ イ ム
25


 …「閉そくY現示 チ ャ イ ム 25」!! アタックじゃないよチャイムだよ…じゃなくて、地下鉄が1社局しかなければ「地下鉄線」と呼ぶ。ふつうは1社局しかないよというか「社」はないよ!!(※本当です。)

 https://youtu.be/_bUZ8flu63g?t=4296




 超望遠で、もういちど。えー…(てんてんてん)。

※映像はイメージです。

 高校生は苦手なんです。…はひ!?

※文意が通じないほど極端に短くしています。必要な情報が入っていないから、何を言いたいのかわからない。これだね。(違)

 https://pbs.twimg.com/media/DAG4KNwVYAAyNEq.png

 もはやどこにも物理パネルは存在しない。地味にモニターには「ひさし」が必要なほど照明がキツい。▼『MVひさし』については[3907]を参照。(※ソコジャナイ。)

[3662]
 > > 「話をしていて気付いたこと」「自分が話して気を付けたこと」「話を聞いていて気付いたこと」を書き出す。自分の考えをまとめて言葉にすること、相手の名前を知ること、ブロック作業やメモなど、手を動かすことで徐々に緊張がほぐれる仕組みだ。

 > > 「自分の意見を伝える」「他人の話をしっかり聞く」「自分と他人の意見をコラボレートし、新しい考えを導き出す」という三つのポイントがあるが、これらは中学受験世代の男子にとって苦手な領分なのだという。しかし、レゴブロックの作業を入れて、いわばワンクッション置くことで、驚くほど自分の考えを表現したり、他者と対話したりすることがスムーズになるという。

 > 発想や言動が即物的すぎるきらいがあるのをさらに助長するきらいがあるとはこのことだよ。

 「中学受験世代の男子」は「自分の意見を伝える」「他人の話をしっかり聞く」「自分と他人の意見をコラボレートし、新しい考えを導き出す」が苦手という、とても決めつけじみた見解が示されていますが、そのような見解が示されるに至るにはそれだけの経験がある、そこは事実なのでしょう、の意。

・「A列車で理数探究:DATT-A9D 〜これは攻略ですか〜」より「はじめに」「やってみよう」
 https://arx.neorail.jp/introduction/
 https://arx.neorail.jp/hints/

 > ゲームのマップは架空の都市だから何をしてもよいのでは?:いいえ、列車は実在のものを使うゲームです。実物(本物の建築物や列車およびそれらの権利者、地域の歴史やひとびとの暮らし)に対してリスペクトを持つ態度を養わなければなりません。

 > 時事的なテーマを採り入れたほうがいい?:いいえ。問題などの渦中にある当事者から見て思慮に欠けると映る態度をとってはなりません。

 > 名前をつけるならちゃんとした考え方と方法で正しく清くつけよう

 (乱暴に要約すれば)まじめにやれといいながら題材は架空にせよという指南を、高校生は納得しないであろう、の意。架空というのはふまじめだとか、ひとごとみたいで冷たいとか、さんざん言われると覚悟せねばなるまい。ニュースでやってる社会問題とか、きょうあすのじぶんの問題(通学に利用する列車の減便など!)を取り上げたがるだろう。しょくんは体温が高くて脈拍が速いんだよ。えー…(てんてんてん)。

・(再掲)
 https://img.kango-roo.com/upload/images/scio/kiso-kangogijyutsu/34-53/ch2-t1.png
 https://img.kango-roo.com/upload/images/scio/kiso-kangogijyutsu/34-53/ch2-f3.png

[3723]
 > 「幼児」「学童」「成人」では区間が飛びすぎると思うんですけれど、「基礎代謝基準値」のほうを見ればいいかな。(※恐縮です。)さっきの「大阪環状線みたいなささやかな複線の環状線をつくってオレンジ色のにくいやつ(※仮名)を6両編成で詰めこんである」というところで「ホームから電車が出たと思ったらすぐに入ってくるのが環状線だよね。ま、“ひと呼吸”置いて、だけどね。」みたいに書こうとしてやめた(…やめたんですかっ!!)、その「ひと呼吸」といって思い浮かべる時間の長さが年齢によって違うんですよ。…その発想はなかった!(棒読み)「基礎代謝基準値」でいえば、50歳以上の男性が「ひと呼吸」だと思って(=じぶんにとってちょうどよい=)つくったゲームのオープニングムービーとかガイド付きマップとか「ニューゲーム」でのダイヤ設定などでの時間のとりかた(「間」の長さ)が、8〜9歳の子どもにとっては(189.8%つまり「9割増し」で)じれったくてしかたがない、そういうことがたぶん起きるんですよ。本当でしょうか。

 > じゃあ(※)どこに合わせるべきかといって16歳、うーん、「14〜17歳」というのは区間が広すぎてあてにならんですばい。14歳と17歳では、これはもうかなり違う、16歳や17歳といえばむしろ、もうじき迎える18歳らへんの「基礎代謝基準値」を意識しておらねばなるまいて。食事の量と運動量だけでなく年齢に応じた「基礎代謝基準値」をよく考えないといけませんぜ。じぶんスポーティーでかっこいいと思って「大盛」と印字された食券をだなぁ(大巾に中略)何らかの検診にお呼びがかかる(略)こんなはずじゃなかったけどこんなはずだった!! はい次のかた〜。(※見解です。)

 うーん。

 > > いわばワンクッション置くことで、驚くほど自分の考えを表現したり、他者と対話したりすることがスムーズになるという。

 そこは高校生も同じだよね、の意か。

 https://www.dnp.co.jp/media/detail/1191271_1563.html

 > 経済産業省と日本健康会議による「健康経営優良法人2017」に認定

※社員食堂はこういうふうにしなさいみたいなJISにできないんですか。…やらないんですよ! 「優良」なところだけ「認定」するんじゃなくて、認可を受けられないものを許してはならぬ(できもしないならじぶんでやってはならぬ=認定済みのやつを買え!)という「厳しいやさしさ」が必要だ。えー…(てんてんてん)。ISOを重視するあまり、ISOにしようがないような(ローカルな事情に左右される&一概に決めつけにくい)ことでもJISではちゃんと規格化する(ローカルではあるが日本は広い! ちゃんと規格があってほしい)という考えが衰退している。○か×か。これを数学の集合で説明してください。えー!! JISがISOの完全なサブセットになるのではJISの意味がないということだ。違いますか。(ぴしゃり


☆夏目漱石「創作家の態度」(1908年2月)をひも解く(紐)


[3639]
 > このシナリオマップを「ニューゲーム」から開始して遊びながら、いろいろなことを学んでいければと思いますみたいながんばるぞいがあるんですよ。(違)誰が何をしても「ニューゲーム」に戻りさえすれば同じ状態から再開できるんです。シミュレーションはこうでなくちゃ。シミュレーションはこうでなくちゃ。(※2回いいました。)

・同「データで遊ぶ」
 https://arx.neorail.jp/experiment/

 > シミュレーションに使う推定値を得るための回帰分析をしよう
 > シミュレーションしよう:同じマップに対して何通りものプランを自動で提案するアルゴリズムをつくろう
 > バリデーションしよう:「地形の自動生成」で用意したマップに対してじぶんのアルゴリズムを適用し、妥当性を検証(バリデーション)しよう

 「シミュレーションとは何か」といって「広辞苑によれば」しながら20分…とんでもない! いきなりシミュレーションしちゃおう。そのあと青空文庫で夏目漱石の講演録を読ませよう。(※「読ませ」に傍点。)

・夏目漱石「創作家の態度」(1908年2月)
 https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/1102_14956.html

 > こう複雑に発展した世界を、出来上ったものとして、一々御紹介する事は、とてもできませんから、分りやすいため、極めて単純な経験で一般の人に共通なものを取って、経験者の態度がいかに分岐して行くかと云う事を御話して、その態度の変化がすなわち創作家の態度の変化にも応用ができるものだと云う意味を説明しようと思います。

 これだね。1908年は明治41年です。(※恐縮です。)▼「大村はま」と「単元」からの「数量化I類」については[3494]を参照。

[3494]
 > > CIEが強調したのは単元(ユニット)であった。実践的な、目的意識をもった、まとまりのある授業である。はまは、「やさしい言葉で」という題で行った学習の例を、通訳を通じて話したら、責任者のオズボーンは「そうだ、それがユニットというものだ」と認めた。

 > > はまの支援者であり、助言者でもある東京都指導主事・東京教育大学教授の倉澤栄吉もその一人で、定期的に参観にきた。

 > エピソードがつらつらと述べられてはいますけど、重要なのは上記の2点ですよね。「数量化I類」と呼ばれるソレがつくられながらの「日本人の読み書き能力調査」には倉澤栄吉もアレしてますよね。(敬称略)

 数学の教諭が「数値計算ソフト」と思っているだけでは「大村はま」あまつさえ「夏目漱石」につながらない。えー…(てんてんてん)。

・「数列」
 https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71brioUtg2L.jpg
 https://shizuoka.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_action_common_download&item_id=7190&item_no=1&attribute_id=31&file_no=1&page_id=13&block_id=21

 > 数列は,数学の研究分野のうち,解析学に含まれることが多い.
 > 特に,無限数列の極限は微分法につながり,無限級数は積分法(区分求積法)につながる.
 > すなわち,無限数列の内容は,微分・積分の基礎としての意義があるといえよう.

 要はヒストグラムじゃないかと思っていた。(※過去形)

 > また,漸化式による表現は,再帰的(帰納的)なプログラミングの記述としても意義がある.下瀬も,「有限数列はコンピュータのための教材として,数学IIBで扱われるようになり(1990,p.317)と分析している.

 えー…(てんてんてん)。「数列」といって、そこだけを切り出して、よくもまあ入試に出題したりするもんだ。ただのFOR文やWHILE文じゃないか。「有限数列はコンピュータのための教材として」なんて言う前にあっけなくFOR文やWHILE文を使っているよ。えーっ!!(※悲鳴)

・(再掲)
 https://www.youtube.com/watch?v=P_2espW34ng




 うーん。もっと、こう、…が・つ・ん!!

・こうですか? わかりませ〜ん!(棒読み)
 https://www.youtube.com/watch?v=xXDFRel4Sg4




 > 35年間調律していないピアノで****を弾くとこうなる

[3661]
 > ぬふっ!! えいんしゃんとだよっ。古楽の楽しみだよっ。(現代的な意味で)きれいに「半音低い」ってもんじゃないよっ!! …むしろそこがいいっ。

 ニュートンとかケプラーって、音楽でいうとどのくらいの時代の人なんですか。えー…(てんてんてん)。

・(再掲)「総合学習の一教材「ケプラーの法則の数学的証明」」広島大学附属中・高等学校研究紀要(2001年)
 https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/0/433/20141219135040675095/KJ00000049252.pdf
 http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/list/HU_journals/AA11466015/--/48/item/433

 > ニュートン自身は,ケプラーの法則から万有引力の法則に導かれたが,ここではその逆を行った訳である。

 > 微分方程式は高校では扱われていないが,数学の自然科学への応用を含めて高校で扱って欲しい教材である。ただ,線形微分方程式の議論は難しく,今回の講義でも扱うかどうかで苦慮したところである。多くの先生方による改良の努力を経て,高等学校でも扱いうる教材となることを期待したい。

 「対数」を習う前からExcelのグラフに「対数軸」がある。○か×か。…いやいやいや「○」でしょ。ゼッタイそこは「○」を選ぶとこでしょ。(棒読み)

[3560]
 > 高校の数学II・B「数列と対数」からの(工学的な数学もしくは物理学でいう)「遠近感」については[3400]を参照。しかし、(高校での)興味から必ず物理学(自然科学)に向かうとは限らないことにも留意いただき、「工学部で学ぶということ」については[2948]、京都大学「高大連携の行方について」については[3137]を参照。

 そんなことを思っていました。(※音声を変えています。)


この記事のURL https://neorail.jp/forum/4064/


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