フォーラム - neorail.jp R16
2023年11月の話題
更新:2024/2/29

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【DQ3】「村」を「ワンダ・ランドフスカ」で読み解く【黄色いレモンあり】


(約20000字)

 [5113],[5115],[5117],[5118]の続きです。


・(♪〜)「村」
 https://youtu.be/JRYLDMS11UM




 いわゆる「ドラクエ3」の「村」の音楽。これはいったいどういう音楽なのか。あるいは、どういうつもりの音楽だったのか。

・(♪〜)すぎやまこういち「交響組曲」バージョンで聞く「村」
 https://youtu.be/zzAYseBifpE?t=249




 「交響組曲」だから、ということはあるけれど、最初はホルンっぽく、途中からはトランペット(もしくはトロンボーン)っぽくなる。それはなにか。あれか。谷あいの何の変哲もない「村」を装っている村だけど、その実、通るひとの人相を検めてる「関所」なのか。前述のように、ホルンは狩猟のシンボル、トランペットは権威のシンボルである。何の変哲もない「村」だけどトランペットが響きわたる、それは直轄の何かで王の使いが常駐しているといった気配を漂わせるものである。(※個人の感想です。)

[5115]
 > 「ドラクエ」では最新作でも、ゲーム内の音楽は何かゲームっぽい音源で鳴らすべしという『鉄の掟!』を死守しているようで(※そうしておかないと「すぎやまこういち先生」のコンサートのありがたみがないから!)

[5118]
 > 「すぎやまこういち先生」のコンサートでは「オーケストラ」だからどんな演奏でもできちゃうけれど

 そういう事情があるので、「交響組曲」バージョンでの楽器の編成が唯一の『正解』であるかのように受け止める必要はまったくない(と思う)。オリジナルのファミコンでの音色がどうなっていて、ゲームとしてプレーする中でプレーヤーがどのように感じるのかということが大きな基準となる(と思う)。

[5117]
 > 「ドラクエ3」はテレビゲームなので、ゲームの中でBGMがどういう意味を持つのかを考えることになります。このこと自体は、オペラの曲だろうが映画の曲だろうが、同じことです。わあぃ登場人物の気持ちを考えてみよー。(棒読み)

 > ここで「ドラクエ」は「RPG」というジャンルのゲームなので、登場人物とは、まずもってプレーヤーである。プレーヤーがゲームを進めるときにどういう気持ちなのかを丹念に追いながらBGMの意味を理解してほしい。

 当然ながら、ROMの容量に厳しい制約があり表現を削りに削った「ドラクエ3」に出てくる「村」は、ストーリーを進める重要な何かを持った、ものすごく重要な「村」なのである。容量に余裕がまったくないファミコンの「ドラクエ3」に『何の変哲もない』ものなど出しようがない。出てくるからには、すごく重要なのだ。(※トートロジー)

[5117]
 > 「ドラクエ3」というゲームの中で「船」はプレーヤーの行動範囲を広げる(ゲームの中での)『新時代』の乗り物という位置づけであるから、BGMとしても音色をがらっと変えて「変化」「新しさ」を強調している(と思う)。それまでのシーンで聞かされてきたバロック調の音楽とは違う曲を聴かせるという演出だ(と思う)。

 > いかんせんファミコンなので、この音色が何の楽器のつもりなのかは、さっぱりわからない。

 「村」のBGMでは、どうか。ファミコン版では、笛っぽい音色によるメロディーと、鍵盤っぽい音色による伴奏といった感じではある。バロック調の音楽と比べれば、右手と左手(※ピアノみたいな言いかた)がはっきり分かれている。ループの直前では、伴奏の左手(※ピアノみたいな言いかた)が「花畑」を連想させる動きをする。途中で一瞬、足が滑るというか、スキップでもしたかのように伴奏が跳ぶ。

[5064]
 > > 「靴下を裏返す」:ある曲の「Bメロ」が気に入ったら、そこだけを最初から出てくるようにした別の曲を作って遊ぶような、の意。

[5065]
 > 「Bメロ」で「ドラム」が『半分!』で「ゆっくり」と感じさせる感じ(※トートロジー)は「みよしあきら」(※ひらがな)みたいな合唱曲でも多用されていそうだが具体的にどの曲でというのは知らない。

 まさに「ポップス」の「Bメロ」のような感じでループにつなげていくのが「ドラクエ3」の「村」である。「ポップス」とは何か。(棒読み)

・「ポップスとは」とはにわほっぷ
 https://kotobank.jp/word/%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B9-630821

 > クラシックでも伝統音楽でもない、大衆音楽のこと。

 さっすがヤマハミュージックメディア「音楽用語ダス」。ヤマハの教室のコースの分け方に即した、ヤマハの目線での決めつけである。安定のヤマハであった。ある音楽を、ヤマハの教室でいうクラシックでもポピュラーでも、どちらで取り上げることもありうるのだといった、音楽の側に視点を置いた解説にはなっていないのである。何がなんでも2つに分けようとしてしまう。ひとことでどちらともいえないような音楽は無視される。嗚呼。(※ジト目)

 > いわゆるクラシック音楽以外のポピュラー・ミュージック、あるいはポピュラー・ソングを意味する略語であり、通称でもある。

 > 俗語では「おやじさん」の意味だが、ジャズ界やポピュラー音楽界では、とくに勢力のあるリーダーや大人物に対する愛称として使われる。

 > クラシック音楽界では、一般に親しまれている名曲とセミ・クラシック曲、あるいは映画音楽など肩の凝らないメロディを主とした番組による軽い音楽会を、1850年代からポップス・コンサートと称している。

[5118]
 > 「すぎやまこういち先生」の中身って、半分以上は『ポップス・歌謡曲』(※中黒)ですからね。

 …おやっさん!(げふ)

[4457]
 > 出ました「たちばなのおやっさん」…じゃなくて、「寝太郎のお父ッつぁん」。

[4078]
 > 食べ終わると橘吉さんが出てくる。

 https://img.fril.jp/img/588082313/l/1835862959.jpg

[4991]
 > 昔のことを知らない現代っ子にとっては(略)「な・・・なんだってー!!」という感じ