・「ポスターのススメ」再び
(約2000字)
[3315]より後にいただきました検索問合せより、新出のものを抜粋して示します。[3324]の続きです。
☆「ポスターのススメ」再び
・「美しい ノート 自由研究」
他人には読めない(本人も読めない!?)という意味での『美しくないノート』はだめですが、「美しさ」を極めようだとか、そういう方向に「がんばる」のは筋違いというものです、たぶん。十分な美しさがあればいいんですよ。
・色の使い方には意味を持たせる
・色と意味の対応を1対1にする(複数の別々の意味で同じ色を使わない、同じ意味に複数の色を使わない)
・意味を1次元にする
「重要」「至急」「注意」などで色を分けるのは、かなり上級編です。最初は、「1次元の重要度のようなもの」を、仮には0,1,2の3値で表わして、「2=だいじ」を赤で、「1=さんこう」を青で、「0=ふつう」を黒で、というくらいになされば〜よいの〜では〜ないでしょ〜おか〜。(棒読み)
※色の使い方なんて、大人でもできませんてば@勉強しない限り。
・情報を整理する
・同じことを何度も書かない(同じことを何種類もの言葉で言い換えてはいけない)
・種類の違う情報は分けて書く(同じ種類の情報はまとめて書く)
「メタ目次」([3093])に沿って…といって、これはオトナの視点なのでアレです。
・図表のつくりかたやポスターへのまとめかたはお手本のとおりにしよう(どんな工夫がされているのかを読み取って、工夫をまねしよう=中身は自分でつくるのだぞ☆)
ちゃんとつくれば、ちゃんと「十分に美しい」成果物ができることでしょう。そして、ノートは自分のためのもので、提出するのはポスターがいいですよぉ。ポスターにしましょうよぉ([3102])。
・図表の中で、見る人に注目してもらいたい値は太字や色つきの線などで示す
・枠や記号などの飾りは不要。(枠をつけるのは、引用部分を示す場合。)
…ぎくっ。タイトルのまわりに「キラキラ」とか「♡」とか、いりませんから、の意。作ったものや調べたことの「図解」や「写真」は入れるとしましても、単なる「行ってきたよー写真(ピースだぜっ☆)」や「挿絵としてのイラスト」など、いりませんですよぉ。
・Google ワールドワイド「poster session」のイメージです
https://www.google.co.jp/search?safe=active&tbs=itp:photo&tbm=isch&q=poster+session
https://csc.alaska.edu/sites/default/files/AGU_posters.jpg
http://intlpagasia.org/2014/images/stories/abstracts/pag2013-2986.jpg
http://www.bio.brandeis.edu/undergrad/summerResearch/poster_images/poster_session_1.jpg
・(意訳)「ポスター発表の歩きかた」
http://libguides.stthom.edu/posters
> (意訳)
> いいポスターにするには
> 重要な情報は10フィートくらい離れて読める大きさで示すべし
> タイトルは短く興味を引くように!
※…ぎくっ。
> 300〜800語くらいで(※英文の場合です)
> 文章は明快に! 要点を絞って!
※…ぎくぎくっ。
> 箇条書きを使おう! 見出しをつけるとわかりやすいぞ!
> 図表や色、フォントは効果的に使おう!
> レイアウトはしっかり構成して、しかもすっきりと!
> 謝辞、あなたの名前、所属を必ず書いてね(書かないとだ・め・だ・ぞ☆)
ワールドワイドに同じことが言われます。
・再びイメージです
http://www.scienceteacherprogram.org/PIS2012/DSC_0912.JPG
わあぃおしゃれな物理ネクタイ! …ではなくてですね。
ポスターがどうやってできあがるのかといって、先にスライドがあり、スライドの前にはペーパー(論文)があり、その前には実験ノートがあり、と、それぞれのステップで少しずつ洗練されていった、その最も上澄みがポスターになるわけです。
それこそ「10フィート!」と呼ばれる「パワぽ」をつくってからポスターに再構成するのは、よくあるソレで、そして、おお、スライドをそのまま並べてしまへ〜、という一種『名状してはならない最終手段!』がないこともなく…ゲフンゲフン。
・「物理ネクタイ」
http://homepage2.nifty.com/s-uchiyama/magatama/56necktie.html
http://homepage2.nifty.com/s-uchiyama/magatama/56fig/56necktie-017physics.jpg
> これはイギリスに旅行した方からいただいた「グリニッジ天文台」のお土産なのです。とてもお気に入りの1本です。
・近年「物理ネクタイ」のイメージです(げんだいばーん)
http://image.slidesharecdn.com/innovativetechnologies-131022190622-phpapp02/95/innovative-technologies-2013-dc-expo-3-638.jpg
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