・新千葉駅を読み解く(仮) ・「コリドー館」「千葉ショッピングセンター」を「地域冷暖房千葉」で読み解く【弁天プラザ名店街中央入口あり】 ・乗降人員だけで「京成千葉駅」「東千葉駅」「奥沢駅」を見比べる(謀) ・曲線ホームでのホームドア
(約15000字)
みなさま、[3351]に続いて、京成千葉駅の話題でございます。こう、その、なんといいましょうか、『新しい千葉駅にご期待ください!』的なアナウンス(=意訳です!)が電車内でなされているのを聞かされますと、あえて京成電鉄やそごうの話題をしてみたくなるというものです。
※『新しい最新式の千葉駅!』に関する記事は、似たようなものがいくらでも出てくるでしょうから、そうではない記事を書いてみたいなぁ、ということです。
…とはいいましても、一応は『新しい最新式の千葉駅!』の話から。
・「卵の割れ方の研究―どうして卵同士をぶつけると片方の卵しか割れないのか―」
https://www.shizecon.net/award/detail.html?id=378
> 本研究の最大の発見は、同じパックに入っている卵1つ1つは一見同じようなものに見えても、その形状や殻の厚みに個体差があり、このほんのわずかな個体差が、卵の強度に大きく関係している、ということです。生徒たちは、最新の設備などない中学校の理科室で、この卵の殻の強度の違いを自由な発想と地道な努力で緻密に調べ上げました。
> 秋山仁特別賞
わあぃ秋山センセイっ。
> 「2つの卵をぶつけると片方の卵しか割れない」という何の変哲も無い事実に遭遇した時、「これは不思議だ!」と感じる人と何も感じない人がいると思います。彼ら6人はとても不思議だと感じた人々で、“不思議感知アンテナ”をつねに心に設置している中学生です。
つねに設置されている秋山センセイのバンダナのほうがよほど不思議だとかなんとか…ぎゃふん。
・JA東京スマイル「カリフラワーとブロッコリーのサラダ」
http://ja-tokyosmile.or.jp/recipe/recipe06.html
> オニオンドレッシングと オーロラソースで味にWアクセント
・日本経済新聞「駅ナカに生鮮食品店 千葉駅新駅舎来月開業 周辺の回遊性向上」(2016年10月29日)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB28HD2_Y6A021C1L71000/
> 肉・魚・野菜の生鮮3品を扱う店
おお、肉・魚・野菜が置かれても生卵は置かれないとあらば、きっとそういうことですよ、といってナットクです。『イメージ図!』では、こう、既にみそ漬けなどになった肉や魚が密封されて陳列される売り場のイメージで、焼くだけで食べられるけれども焼いていない、しかしまったく非加熱でもない半調理品が売られるかのような(=改札外のエキナカと同じ)イメージでございます。本当でしょうか。ドライアイスを3時間分…そういうことはしないんではないですかねぇ。(※実際に開店してみないと何ともです。)
・朝日新聞「エキナカに生鮮品店 JR千葉駅で11月開業」(2016年8月27日)
http://www.asahi.com/articles/ASJ8V4V8ZJ8VUDCB00S.html
> 生鮮食品店舗はバックヤードが広く必要で、スペースが限られる改札内には不向きだった。広くなる新駅舎では、肉、魚、野菜の専門店をそれぞれ1店舗ずつオープン。
生卵や牛乳が置かれない不自然さを打ち消すためには、「スーパーマーケット」に見える売り場ではダメで、あくまで「肉、魚、野菜の専門店をそれぞれ1店舗ずつ」という構成にしないといけない、とも想像できそうです。(あくまで想像ですので、あしからず。)そして、1パック450円から950円ほどの品が並ぶ中で何かがマヒして、2切れ入りのパックが550円もする肉や魚がお安く見えるぞう。たぶん。(まったく想像ですので、念のため。)
※ある売り場に置かれる商品すべてにおける価格の分布(ネット通販での事例ですので実店舗とは異なります[3326])も参照。
・農畜産業振興機構「スーパーマーケット精肉部門の現状と課題、 傾向から食肉業界を見る」畜産の情報(1996年8月)
http://lin.alic.go.jp/alic/month/dome/1996/aug/tayori.htm
> 表中に各1品単価(平均1パック価格)も示してあるが、平均すると、400円弱となっている。
> プロセスセンター(加工パックセンター)又はメーカー委託により、店で肉をカットしていない企業も多いが、基本的に精肉部門は、製造小売業である。
※百貨店の地下1階にスーパーという一昔前から見れば『謎』な業態における精肉部門を、まるごと○○ハムさんが受託というケースなどありますよね。
> 加工は、肉温を2℃以上に上昇させないといった温度管理・鮮度管理を徹底しながら行われる。最近では、技術不足・知識不足の傾向にあり、商品化が単純化してきているといった問題点を抱えている。
※立派そうな売り場ながら、アクセントとなる商品としては「みそ漬け」しかないようなのも、そういう傾向の行き着く先だったのかもしれませんね…などと我々『訳知り顔!』で商品を物色しながら、ラベルに印字された精肉売り場の受託業者の名称のほうなどチェックして…ぎゃふん。わあぃ○○ハム。
> 柔らかい豚肉に商品づくりの的を絞っているスーパーもある。ステーキ、カツ等の豚テキ物に「ミートマスター」(表面に薄い切れ目を入れ柔らかくする機械)を使用し、定着させ、他社と差別化している。
> 消費者の料理知識がそれに伴っていない。
> 「今日はこのお肉でこんな料理をどうぞ」といった料理提案まで売場で行うことが、精肉部門の役割となってきている。
> 精肉部門で、5分以上足を止められるお客様はほとんどいない。
> 牛・豚・鶏、畜種を問わず、毎日でも食べられる(購入できる)価格帯になってきた。100g100円前後で牛肉のモモ肉も、豚肉のモモ肉も、鶏肉のモモ肉も買えるようになってきたのである。
あくまで1996年の話ですので、あしからず。
・ウィキペディア「デパ地下」
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