・【京葉線】『長野』で何らかの改造か ・【無線式ATS・連動装置】小海線に導入、2019年めど
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いくつかの話題をまとめて1つに。(※恐縮です。)
●【京葉線】『長野』で何らかの改造か
先月30日、京葉線のE233系車両1編成が『長野』に入場したということです。railf.jpが写真を掲載しました。
・railf.jp「E233系ケヨ520編成が長野総合車両センターへ」(2017年7月4日)
http://railf.jp/news/2017/07/04/163000.html
http://cdn3img.railf.com/sq400/2017/06/sq170630_e233_1615.jpg
▼CBTCの導入が予定されている常磐線、▼いまのところ今秋にもATACSが使用開始になるとされている埼京線に続き、▼京葉線でも何らかの信号・保安システムの刷新が行なわれるのか注目されますが、これらの線区は概ね、この順(※)に、保安装置(※地上側)の設計がなされてきているとみられます。
※千代田線との直通運転は1971年4月、埼京線の開業は1985年9月、常磐快速線の15両化([3447])は1986〜1987年、京葉線での「全面P」と呼ばれる新形ATSの使用開始は1988年12月([3103])です。
・(再掲)ウィキペディア「松戸車両センター」ならびに同「我孫子派出所」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%88%B8%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC
> 1971年2月、常磐線複々線化に伴い増備された車両を収容するため、我孫子電留線(のちに松戸電車区我孫子派出所)として開設された。 電留線の工事は1968年9月に工事計画書が認可されると、直ちに用地買収を開始し同年12月に路盤工事から着手したが、当地は妻子原遺跡があったため、1969年2月から6月まで埋蔵文化財の発掘調査が行われた。
> 洗浄線 - 1線10両分、機械洗浄台 - 1基の規模
> 1987年、快速電車15両化と緩行電車の車両数増加に対応するため、有効長延伸するとともに不足する電留線を増設などの改良を行った。
傍題ですが、「電車区」というのは電車をじゃぶじゃぶ洗うための場所なんですよ(⇒「JR給水塔」[3439],[3434],[3253]、七光台温泉[3271],[3384])。しかして水(⇒工業用水[3224]もしくは「水利権」)を求めて立地すれば、高い確率で遺跡にも当たると、たぶんこういうわけです。…水って、時代や産業を問わず貴重ですよね。
※大きな開発をきちんとした体制で行なってこそ遺跡がきち
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