・「名古屋市の騒音」(2011年度)を読み解く ・「金城ふ頭駅第二BL」「メキシコ大通」「ささしまライブ24東交差点」を眺める ・「西名古屋港線」として読み解く(仮) ・「ATSでTASCありワンマン運転の可動式ホーム柵」を読み解く(仮)
(約17000字)
関連するニュースが報じられると、おお、先日の「マイ宿題!」が思い出されることって、ありますあります。実にあります。
・NHK「シビックテックは広がるか?」(2016年11月27日)
http://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/2016_1127.html
> 「共助」を進める原動力になるか
むにゃーっと「きょーすけ」と誤読のほうなどしながら…ゲフンゲフン([3383])。
・NHK「パナマ文書 名前記載の日本人 700人余に」(2016年11月27日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161127/k10010785751000.html
おお、「パナマ文書をぜんぶ見るだけの**なお仕事です」のほう([3309])、1巡目を終えられたんですね。わあぃ2巡目([3288])で掘り下げだっ。…ガフン! 7cmほど沈下したですって?
・朝日新聞「来春誕生「レゴランド」、8割完成 600人以上雇用へ」(2016年11月26日)
http://www.asahi.com/articles/ASJCT55TNJCTOIPE016.html
> 市は210億円を投じ、駐車場や歩行者デッキを整備。市出資の第三セクターが運営する鉄道「あおなみ線」に急行を新設し、名古屋駅から最寄りの金城ふ頭駅までノンストップで運転する計画もある。実現すれば24分かかっている所要時間が7分短縮される。
ほぉお!(略)
・[3298]
> 「あおなみ線」で「エビフライ定食」が運ばれてくるですと?
・[3223]
> こう、東京のことしか頭に入っていないので恐縮なんですが、「あおなみ線」という興味深い事例もあるんですねぇ。こんど勉強したく思います。
というわけで、「あおなみ線」について勉強せねばなるまいて、というわけでございます。
・YouTube あおなみ線(2012年10月26日)
https://youtu.be/WWCdTZ5zGag?t=48s
溶岩焼き([3376])…じゃなくて、各種のグリル料理やグラタン([3350],[3384])のほうなどつくりたくなる「熱したオーブンのにおい!」([3158],[3178])が漂ってきそうですね、わかります! そして、「急行を新設」といって、従来の信号システムではいかに難しいか&きっと「無線式ATSのようなもの!」で「移動閉そく」になる具体的な見通しがあるのではないかと(いい意味で)疑ってみます。
・東京ガス「意外なグリルの活用法」より「喫茶店のこんがりトーストを2〜3分で」のイメージです外一式
http://home.tokyo-gas.co.jp/living/kitchen/conro/grill/
http://home.tokyo-gas.co.jp/living/kitchen/conro/grill/img/conrogrill_img_toast_01.jpg
> 魚のニオイはつかないの?
> グリル加熱では熱くなった食材の表面から水蒸気が放出。この蒸気の流れにより、加熱している間は食べ物のニオイがつきません。
へー…
いよいよ「ヘルシオってなんだったの??会議」のほうなど「じぶんの中!」で開催してですね(略)ガッテンいただけましたでしょうか…などと(略)。
・(個人のブログ)「一日中モーニングサービス付」のイメージです(2007年6月10日)
http://pds.exblog.jp/pds/1/200706/10/38/a0003138_22304577.jpg
http://icecandy.exblog.jp/5718425/
・名古屋で「喫茶店のこんがりトースト」のイメージです
http://livedoor.blogimg.jp/iwasakiyasushi/imgs/b/f/bf6882f2ee16e6c2a23c.JPG
http://blog.livedoor.jp/iwasakiyasushi/archives/51593034.html
これが魚焼きグリルで焼けるですとぉ!?
・「移動閉そく導入時の遅延減少による時間信頼性改善便益」(2014年6月)
http://www.db.shibaura-it.ac.jp/~iwakura/ronbun/gakkai/20140607_harutai_tsunoda.pdf
・電気技術開発「CBTC」
http://www.jec-info.co.jp/business/railway/communications-based_train_control.html
・同「あおなみ線ATS装置取替プロジェクト」
http://www.jec-info.co.jp/business/railway/post_16.html
> 従来のATS-ST形からより保安度の高いATS装置への更新にあたり、技術基準改正で求められる「線路条件に応じた速度制限機能」をもったATS-PT形(あおなみ線仕様)を導入するプロジェクトです。
> 2011年12月に全線で使用開始されました。
おお、既にそれなりに新しくなっているようでした。急行運転は既に実現可能ながら、営業上、時機を見極めていたと見たほうがよさそうですね。もっと本当でしょうか。
・日本車輌製造「名古屋臨海高速鉄道(株)殿向け 1000形電車」(2004年6月)
http://www.n-sharyo.co.jp/business/tetsudo/topics/tp040609.html
http://www.n-sharyo.co.jp/business/tetsudo/pages/aonami.htm
> 全ての駅には、可動式ホーム柵が設置され、ホームからの転落防止、バリアフリーに配慮しています。地上側のホーム柵と連動させて車両側のドアを開閉させる必要があるため、決められた位置に確実に車両を停止させなくてはなりません。運転士の微妙なブレーキ扱いが要求されますので、運転操作の負荷を軽減させるためTASC(駅定位置停止支援)装置を搭載しています。
> 営業最高運転速度は100km/hとし、加減速度を高くした高性能車両を実現させています。車両制御装置にはデュアルモードシステムを採用して冗長性を確保しています。
・ウィキペディア「名古屋臨海高速鉄道1000形電車」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E8%87%A8%E6%B5%B7%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%89%84%E9%81%931000%E5%BD%A2%E9%9B%BB%E8%BB%8A
> ワンマン運転仕様であり、運転台にホーム監視用モニタを備える。
> 当線ではTASCを使用しているため、ノッチオフの後は停車するまでマスコンハンドル操作がないことに加え、JR各社の車両に搭載されているEB装置の警報鳴動までの時間が60秒であるのに対して当車両は30秒に設定されている。そのためEB装置の警報が頻繁に鳴る。
> ATS-PTの車上装置の取付けは2012年までに完了している。
・名古屋臨海高速鉄道「安全報告書 2016」(2016年)
http://www.aonamiline.co.jp/pc/pdf/anzen.pdf
> 運転指令では、駅の信号、分岐器の制御をコンピューターでプログラムされたダイヤ情報をもとに自動制御を行うPRC(自動進路制御装置)により列車運行を集中的に管理しています。異常時には、指令と運転士との間で列車無線を使用して通告や情報伝達を行い、迅速な対応に取り組んでいます。
> 電気指令では、電力・信号通信設備の状態を監視し、変電所の送電管理を行っています。
スチール製のキャビネット、緑色のデスクマット、プロッターのようなものなど見比べまして、おお、同じ部屋に運転指令と電気指令が並んでいて、うまく協調されていそうだといって、もっと安心できるというものです&草々。
> 平成16年10月の開業より、プラットホームからの転落などの事故を未然に防ぐため、全駅に可動式ホーム柵(金城ふ頭では防風機能を備えたホームドア)を設置しております。
開業時のホームドアの動作方法と、ATS取替後のそれとでいかなる違いがあるのかないのか(技術的にはあるのだけれど営業上、ないように見せている?)など…気になります!
・コクヨの「スチール製のキャビネット」のイメージです
http://www.kagukau.com/shop/upload/save_image/04251133_517896024d774.jpg
・ライオン事務器の「緑色のデスクマット」のイメージです
http://image.rakuten.co.jp/takeken/cabinet/02057313/14/img57534764.jpg
・コクヨの「電話台」のイメージです
http://www.forest.co.jp/forest/goods/images/p/613192.jpg
※プロジェクターやプリンターを載せても載せなくてもとりあえず会議室の中央の床にコンセントがある場所に置いてある電話台! もはや電話など載せなくても電話台っ。…ソウイウコトモアラアナ。
・パナソニックの「コンセントボックス 標準型角2型金属プレートボックス」のイメージです
https://jp.images-monotaro.com/Monotaro3/pi/full/mono38263093-111208-02.jpg
https://www.monotaro.com/p/3826/3093/
☆「名古屋市の騒音」(2011年度)を読み解く
「急行の新設」といって、騒音が気になるかたもおられましょう。もっとも、最高速度は変わらず通過駅を設けるだけ(通過駅1つで約1分短縮!)、極端には貨物列車のスジに準じた「これでも急行なのよっ」的な急行に留まる限り、騒音が大きくなることはないとわかります。
鉄道の騒音は沿線の自治体が測定して公表しています。さっそく名古屋市の資料を参照してみましょう。
・名古屋市環境局「名古屋市の騒音」(2011年度)
http://www.city.nagoya.jp/kankyo/cmsfiles/contents/0000076/76581/nagoyasinosouonnzairaitetudouhenn.pdf
> 各調査地点における評価列車速度は、12.5m 地点での騒音レベル(ピークレベル)を求めるために抽出した上位半数の列車の速度を算術平均して求めた。
> 貨物列車を除く一般の列車については、ある目印点(任意の1 点)を1列車全体が通過するのに要する時間をストップウォッチで計測し、次式により速度に換算した。また、貨物列車については、距離を把握している一定区間を通過するのに要する時間から速度を算出した。
機材や方法が「自由研究」並み(学研キッズネット「道路の交通調べ」[3094])だといって、ゲフンゲフン。
※騒音を測る地点の選ばれかたなどについては[3195],[3194]を参照。VVVFと呼ばれる『新型騒音!(騒音の大きさが速度と単純には対応しない)』については[3256]を参照。「上位半数の列車の速度を算術平均」していては見逃されることがわかります。自然の「波の音!」くらいに規則的に、きれいに10分間隔で電車が発着するならまだしも、不規則と感じるような間隔でまばらに発車したり、上下線の発着が重なったりすると、かなり気になりそうです。本当でしょうか。
あおなみ線では3地点で測定しているとのこと。
> 名古屋臨海高速鉄道 あおなみ線 中川区小本一丁目
> 名古屋臨海高速鉄道 あおなみ線 港区泰明町3丁目
> 名古屋臨海高速鉄道 あおなみ線 港区稲永一丁目
・Google ストリートビュー 「中川区小本一丁目」付近
https://goo.gl/maps/PtAqoWAbwqP2
・Google ストリートビュー 「港区泰明町3丁目」付近
https://goo.gl/maps/VKio3GMY23k
・Google ストリートビュー 「港区稲永一丁目」付近
https://goo.gl/maps/dkSdvxsfZxL2
おおー(略)。順に、▼「きしり音と呼ばれる曲線通過!」付近(さらに貨物列車が一時停止するかもしれない地点?)、▼駅間の中間地点で団地が林立する地点(反響音が大きい?)、▼学校の近く(学校の立地をおびやかさないか確かめたい)、と、とっても好適っぽい地点の抽出がなされているっぽく思えそうですよ&草々かしこかしこ。
そして、「あおなみ線」の沿線の概況をまったく知らないワタクシとしても、おお、「あおなみ線」の沿線を代表する典型的な地点が選ばれているに違いないと思いこんで、この3地点だけを通して「あおなみ線」を理解しようというコンタンであります。
※やーいコンダーラ。されどコンダーラ。
・YouTube 「中川区小本一丁目」付近(2015年1月13日)
https://www.youtube.com/watch?v=xMMBrqDcu2g
・YouTube 高加速!「港区稲永一丁目」付近(2015年7月10日)
https://www.youtube.com/watch?v=LVpatL9Jbzg
電気機関車が起動(始動)できるほどの変電所や架線が(もともと)必要だといって、おお、『じゃあ』(※)旅客も高加速だっ。…外形的には本当ですが、本当でしょうか。そして、「あおなみ線」の車両は、京成の車両を20m化したような車両ですね、わかります! 音も走りかたも、「素」で京成線じゃないですかぁ。
・(参考)ウィキペディア「小田急新3000形」のイメージです
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%94%B0%E6%80%A53000%E5%BD%A2%E9%9B%BB%E8%BB%8A_(2%E4%BB%A3)
> 3.3km/h/s(単独運用時)
・高加速ツイッター!(2016年9月26日PST)
https://twitter.com/ammeter_master/status/780452430194446337
(電流計に詳しい方は別格としまして、通常の我々『詳しく知らなくても訳知り顔!』で)京成や近鉄だけが特殊だとか、「あおなみ線」とJR東海が特殊だとか、というみかたをしがちではありますが、都営新宿線と京王線(の地上区間)や東西線(の同)では現に、地下鉄の車両の加速度を活かして、地下鉄並みの駅間距離を実現できていることがわかります。建設の年代でいかんとも、という部分が大きいのだと理解しようではありませんか。
※技術的な優劣でも経営上の巧拙でもないんだという理解でございます。東急線だって、かなりのものですぞ([3168])。
☆「金城ふ頭駅第二BL」「メキシコ大通」「ささしまライブ24東交差点」を眺める
恥ずかしながらワタクシ、「あおなみ線」がわからないだけでなく、名古屋で新幹線を降りたことすらなく、名古屋とはいかなる地域であるのか、全然ちっともまったく知らないことに気づいて慌てます。…あたふた。
・Google ストリートビュー 「金城ふ頭駅第二BL」「メキシコ大通」「ささしまライブ24東交差点」付近
https://goo.gl/maps/46MHMDpdbuK2
https://goo.gl/maps/XoRyEQHEPau
https://goo.gl/maps/jXp6CUCpV2Q2
https://goo.gl/maps/UXScoyTVF572
・「名古屋らしさ」とは
http://toppy.net/nagoya/minato19.html
> 名港トリトンは一般公募で決まったものです。名古屋らしさを追求していたら「グレイトビックナゴヤブリッジ」のような変な横文字になるか、「しゃちほこ橋」とかになっていたでしょうね。
> ファーニチャードーム。もちろん名古屋の嫁入り対応可。
> 「名古屋市港区ロサンゼルス大通り」
> と聞いても、オシャレなショップやギャラリーが並ぶストリートを想像してはいけません。
わあぃオシャレなショップやギャラリーが並ぶストリート、人呼んで『名古屋銀座』っ!! 戸越銀座の蒲鉾店で「おでんコロッケ」だっ。…むしろ「戸越浅草!」とでも呼んだほうがしっくりきそうなのは気のせいでしょうか。やーい「当店のコロッケは当店の前で完食ください&他店の品物を触る前に手を拭くのですよ」を多言語で表示してだなぁ(略)そこまで含めて浅草だっ。
・(参考)「戸越銀座」のイメージです
https://tabelog.com/matome/2486/
・県営名古屋空港「なごぴょん」のイメージです(公式)
http://www.pref.aichi.jp/uploaded/image/486.jpg
・「ささしまライブ24東交差点」
http://blog.sai-chan.net/729.html
> その英語表記は「Sasashima-raibu Sta.」。
> 24時間活動するエリアとして名づけられた「ささしまライブ24」なので、「ライブ」という言葉に本来の英語としての役目を持たせず、あえて日本語扱いとして、ローマ字表記で書いた、というわけです。
> これを踏まえて交差点名の写真を改めて見てみると。。。
> 「Sasashima Live 24 E.」。。。(汗)
うーん。24時間ニュース専門チャンネルですがなにか…じゃなくて、24時間ニュース専門チャンネルかなにかですか??的ですね、わかります!
・NHK放送文化研究所「国内の「24時間ニュース」はどのように編成されているか 〜NNN24とJNNニュースバードの比較分析〜」(2004年10月)
http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/bangumi/002.html
「グレイトビックナゴヤブリッジ」のほうが「橋の名前」だとわかりつつ、「ささしまライブ24」は「何の名前か」すらもわからない(手がかりとなる語が抜けている)ことが、(命名や広報の)当事者にはわからなくなっているのですよ@たぶん。
※「MM21地区」といって、必ず「地区」と呼ぶ限りは、地区に対してつけられた名前だとわかりましょう。
・「みなとみらい21中央地区8号交差点デッキ基本設計」ならびに「みなとみらい21中央地区8号交差点デッキ整備工事監督業務」のイメージです
http://www.ejec.ej-hds.co.jp/traffic_cnst001.html
・名古屋市「ささしまライブ24」
http://www.city.nagoya.jp/shisei/category/53-10-6-0-0-0-0-0-0-0.html
http://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/page/0000012723.html
> 名古屋駅の南に広がる大規模再開発エリア「ささしまライブ24」。旧国鉄笹島貨物駅跡地の約12.4ヘクタールと中川運河船だまり周辺を含むこの地区(略)
> 民間活力
わあぃ民活っ。
> 明治19年、笹島停車場が誕生しました。旅客駅の機能が現在の名古屋駅に移るまでの間、名古屋の玄関口として多くの人でにぎわいました。
> 昭和61年の貨物駅廃止後は、都心に残された貴重な大規模未利用地として、その有効活用が期待されてきました。
東京とも大阪とも異なる状況であるようだと仮の理解をしておこうと思いました。これを早合点と呼びます。…えっ。
※梅田のように貨物ターミナルが都心に立地、そして都市博が開催された場合の東京、のような状況ですかねぇ。じぶんが(たまたま、きまぐれに、先に)知っているものになぞらえて理解を試みることを曲解と呼びます。…えーっ。
※川崎、横浜、それに市原から富津までの臨海部など、同じ目で見ますと、きっと「あおなみ線」を成功事例とみなして「上下分離」しながら「インフラを刷新(電化・複線化・立体交差化)」して「世界的な大型イベントを誘致!」しさえすれば…と鼻息の荒い方が続出するのでありましょうが、それでいいんでしょうか。最終的には空港への延伸をもくろむところまでもれなくついてくる…うーん、地域の実情はもっと個別にさまざまではないんですかねぇ。
☆「西名古屋港線」として読み解く(仮)
さて(※)、公表された「安全報告書 2016」の写真で見える「プロッターのようなもの」といって、その実、PRCがうまく動かない時に「人間PRCと呼ばれる(呼ばないけど)指令員!」がつきっきりで操作するためのCTCの「卓」ではないでしょうか。
・(個人のページ)「西臨港線」
http://tsushima-keibendo.a.la9.jp/rinkou/rinkou3.html
1969年の時点で既に使われていないと見られるという木造の「信号所」が目を引きます。伊勢湾台風(1959年)で被害がないとはスバラシイ([3127])。本当でしょうか。(名古屋市の臨海部での伊勢湾台風の被害の様相を理解していません。恐縮です。海沿いではもとから頑丈であったかも、の意。)
・ウィキペディア「南方貨物線」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%96%B9%E8%B2%A8%E7%89%A9%E7%B7%9A
> あおなみ線に流用された中島駅付近の単線並列高架橋。
> 右の高架は2004年、左の高架は1974年竣工。
おおー。
・Google ストリートビュー 「中島駅」付近
https://goo.gl/maps/UFGqCeoEq2A2
なるほど、独立の高架橋がぴったりくっついて並んでいるというコワい形でありつつ、しかし強度も質量も(≒地震時の揺れかたを)だいたい同じに揃えてありそうな気配が漂います。本当でしょうか。いまどき、7cmほど沈むことすら正確に計算できるのですから、そのくらいはバッチリですよねぇ、と早合点してみます。(あくまで早合点ですが、何がスゴイかといって、その実、既設の構造物を壊さないと計算できませんなどと言い放つことなく、きちんと面倒そうな計算を「完すい!」されているとみられることです。…実は緩衝材を挟んであるので計算も施工もそれなりですとか、そういうことがあれば話は別ですので、あくまで早合点です。)
・ウィキペディア「西名古屋港線」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E8%87%A8%E6%B5%B7%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%89%84%E9%81%93%E8%A5%BF%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E6%B8%AF%E7%B7%9A
> 1950年(昭和25年)6月1日 - 国鉄の東海道本線貨物支線(西名古屋港線)として(貨)笹島 - 西名古屋港間 (12.6 km) が開業。
> 1998年(平成10年)3月30日 - 名古屋 - 名古屋貨物ターミナル間 (3.9 km) 電化。
> 2004年(平成16年)10月6日 - 名古屋臨海高速鉄道の西名古屋港線(愛称:あおなみ線)として名古屋 - 金城ふ頭間 (15.2 km) が開業。東海旅客鉄道の名古屋 - 名古屋貨物ターミナル間 (7.0 km) の第一種鉄道事業廃止。
「あおなみ線」としての開業直前まで、あくまでJR東海によってCTCやPRCが整備され、あたかも並行在来線のそれのように3セクの会社にいっさいまるごと引き継がれたかのような気配が漂います。信号通信の設備上は2004年には特に何の区切りもなく、「あおなみ線」としての開業から7年にあたる2011年にATS取替というのも納得できましょう。
※東海の管内では、まだ「並行在来線」は生じていないわけですが、うーん。
・東洋経済オンライン「中央リニア新幹線は法律上の「鉄道」なのか」(2016年2月15日)
http://toyokeizai.net/articles/-/105007?page=3
※ものすごく総延長が長く速度も高いけれども、あくまで遊園地や動物園の中だけを走るモノレールであるかのような錯覚がしてきそうです。「馬車を286台つなげるような」([2999])も参照。しかし傍題でした。「野中御殿場馬車鉄道」([3258])は「1万円!」…もっと傍題でした。JR東海と呼ばれる会社が(これから)保有する長大な直線状の土地の一端「品川口ゲート!」で入場させてもらってから、JR東海と呼ばれる会社の私有地の中で何が起きようと(どうやって運ばれようと)それは鉄道ではなく、気がついたら「名古屋口ゲート!」から出場させてもらえる、それは何なのか、といって、必ずしも鉄道だと最初から決まっているわけでもない、というくらいのところまで遡ってからですね(略)…えーっ。リニアが運休したときに「振替輸送」などと…(もっと略)。
・JR東海「平成16年3月期決算 補足資料」
http://company.jr-central.co.jp/ir/brief-announcement/detail/_pdf/000001474.pdf
> 旅客案内情報設備のリニューアル
> 在来線駅構内電子連動化、CTC・PRC装置の更新
> 平成16年度 電子連動化 2箇所 CTC・PRC装置更新(御殿場線)
> 「西名古屋港線(あおなみ線)」の開業(H16.10)に伴い、名古屋駅の改良を実施
駅の改良というのは、改札口など建築だけを指しているようでした。
「あおなみ線」に際して、JRになってからどうのこうのというより、国鉄のうちにかなり(比ゆ的に)「レールが敷かれていた!」という感じがしてきそうでした。なるほど、名古屋臨海高速鉄道に国鉄っぽい「卓」があっても不思議ではありません。
☆「ATSでTASCありワンマン運転の可動式ホーム柵」を読み解く(仮)
さて(※)、そもそも「あおなみ線」を知らねばなるまいて、というのは、「貨物列車でATSでホームドアでTASC」という、(ATACSや「無線式ATC」を除いて)JR在来線そのものといえる要素が一種『ぜんぶ載せ!』([3350]、「『具の骨頂!』のイメージです」については[3225])だというところによるものです。
※3セクといってもいろいろある中で、きわめて「みなしJR線」っぽい性格を持つのが「あおなみ線」だという曲解でございます。「りんかい線」もそういう路線だと思っていたところ、近年「みなし地下鉄」ではないかとの感触([3172])が出てきて、戸惑っているところであります。
・ウィキペディア「ホームドア」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%89%E3%82%A2
こう、(広い意味で)JRグループにおける在来線の可動式ホーム柵のテストケースやパイロット事例でもあったかもしれない2004年「あおなみ線」と2005年「つくばエクスプレス」についても、特記してもいいのかもしれませんよ、と申し添えてみようと思いましたが、あくまで私見です。JR(グループ)は2010年まで何もしなかったかのように見えて、まさか、そんなことがあるはずはない(「あおなみ線」「つくばエクスプレス」で通過列車の風圧など試していたに違いない)と想像してみようと思いました。(あくまで想像です。少なくとも山手線で設置が完了するまでは、そういう「回顧的! 魅惑の開発ストーリー」的な読み物は出てこないのだろうと思います。)
※そのような裏付け(JRでもできる!)がないままでは「バリアフリー新法」も施行(2006年)には至らないですよね、の意。
TASCというものは車上で走行位置を計算し続けることが必須で、ならばATCだろうと、すなわち車上装置(のCPUやソフトウェア)がきわめて豪勢なんだという早合点(⇒テスト工程やログの容量も爆発的に増える⇒コスト増)からは、ATSでTASCというものは(=保安装置としてはパッシブで愚直な動作をしながら車上装置でTASCのためだけにリッチな計算をし続けるというのは釣り合わないように思われ)想像しがたいのですが、その実、しかるべきタイミングで「ATS-P」が必須となるという(社会的な)背景のもと、(会社や路線単位での事情として)車上装置だけは先に「P」なものを載せておくのだという一種「幸運なタイムライン」に恵まれれば、さほど割高なことではないのだろうとも思えてきそうです。本当でしょうか。
> JR西日本や東武鉄道など、全体の駅数に比べてホームドア設置数が極端に少ない事業者(路線)は、TASCやATOを車両に設置するよりも運転士の技量で停車位置を合わせる方が遥かにコストがかからないため、これらの補助装置無しで使用する場合も多く、その場合、運転士の技量、体調、天候などの環境条件によって停止位置がずれることがあるので可動部の幅がTASCやATOを採用している路線よりもやや広めに設けていることが多い。
東武鉄道や、私鉄の都心のターミナル駅は終端のATSが元からあるので、と早合点していました([3104],[3123])が、西日本のホームドア(可動式ホーム柵)というのは、そういう状況だったのですね。今般、初めて知りました。(恐縮です!)
・JR西日本「「可動式ホーム柵」を京橋駅に設置します」(2014年3月12日)
https://www.westjr.co.jp/press/article/2014/03/page_5329.html
> 弊社は、ホームの安全性向上においてホーム柵は効果的な対策であるとの認識のもと、JR東西線北新地駅、大阪天満宮駅に「可動式ホーム柵」を整備してきました。
遡って、北新地駅と山手線はどういう前後関係でしたでしょうか。
・「北新地駅に可動式ホーム柵を導入 JR西」(2010年6月1日)
https://www.tetsudo.com/news/552/
> JR西日本は5月の定例社長会見で、大阪の北新地駅に可動式ホーム柵を設置することを明らかにした。
> 東京では、JR東日本が山手線への可動式ホーム柵の導入を進めており、恵比寿駅で今月26日から、目黒駅で8月28日から使用する予定となっている。
おお、大阪はまだか、まだなのかっ、といわれないよう、しかし、どことなく東京と歩調を合わせるかのようなタイミングで発表なさる、まさにJRグループですね、わかります。そのような会社の成り立ちや根拠法など挙げもせずに『東京が先行する形となった!(山手線を見て西日本も追随したッ!)』などと述べてはいけないと思いました。…ギクッ。
新技術を新線や新幹線に導入するほうについては、真っ白な雪の中で『ぜんぶ機構(公団)のせい』…ゲフンゲフン(研究開発部門としての「公団」[3352])…といえますが、既設線での対応については各社ばらばらになりそうなところ、どことなく協調されている感があるのは頼もしいのではないでしょうか。たぶん。
・Google ストリートビュー 「名古屋(タ)」付近
https://goo.gl/maps/f9kiXRH86dw
・YouTube 同(2015年1月13日)
https://youtu.be/zcbTqqOizSE?t=2m52s
・おおらかな気持ち的に「『テストケース』はこちらですか??」付近(推定)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9
※「あおなみ線」「つくばエクスプレス」で動いた! →JR在来線ぜんぶイケる! …わあぃ早合点。***早合点***。早合点って、こうですね! わかります!
・ですか「ですかの種類」はこちらですか??
http://www.desuca.co.jp/kind.php
・「前後関係」
http://thesaurus.weblio.jp/content/%E5%89%8D%E5%BE%8C%E9%96%A2%E4%BF%82
> 状況または出来事を包括する事実または状況のあつまり
> 環境
> コンテクスト
> 状況
> 背景
> コンテキスト
> 周囲の状況
わあぃ環境づくり! わあぃコンテクストが重要だっ&状況の理解が欠かせないぞ。背景を知らずには(略)新しいコンテキストであるッ! ***周囲の状況***。うすしおというものをだなぁ(略)。わあぃ***明かり区間だいすき。
・日立製作所「明かり区間」「トンネル区間」のイメージです(特開2016-007868)
http://astamuse.com/ja/drawing/JP/2016/007/868/A/000003.png
http://astamuse.com/ja/published/JP/No/2016007868
> 信号を入力して鉄道車両の車内を音響加振
わずかでも制御がずれるとかえって気持ちわるくなりそうなアレですね。(計測できる=そこそこのウィンドウで積分っぽく扱われる)騒音の数字が小さくなっても(官能評価として)気持ちわるくなるのなら意味がないなぁ。たぶん。
・(参考)小野測器「そこそこのウィンドウで積分っぽく」のイメージです
https://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/newreport/analyzer/FFT4/fft_10.htm
・「アクティブノイズコントロール」のイメージです
https://www.noe.co.jp/technology/27/27news6.html
> 航空機の操縦席や車内の座席の頭部位置での消音に利用されているようです。このように、アクティブノイズコントロールは、適した音場を選択すれば非常に有効な騒音制御の手段となっています。
> 対象騒音が球面波伝播している音場では、場所によって対象騒音と制御音が同位相で干渉してしまい、音が増幅してしまうという難点もあります。
> 私が大学時代に行ったアクティブノイズコントロールの実験結果をご紹介致します。制御した音場は大学の講義室で、制御手法はフィードフォワード制御を採用しました。室中央の座席頭部を制御点とし、制御点近傍の壁際に制御音源を設けました。また、室前方にスピーカを設置し、騒音源として500Hz以下のノイズを発生させました。
> 図3を見ると、特に100〜500Hzで制御効果が出ており、十分にSNが取れている帯域ほど制御量が多いことがわかります。しかしながら、制御点で制御効果が得られても、制御点以外ではノイズが増幅されているポイントも確認出来、実験を通してアクティブノイズコントロールを空間に適用する難しさを痛感しました。
おおー(略)。わざわざ言及されているので研究室のホームページも訪れてみます。(恐縮です!)
・「尾本研究室」
http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~omotoken/control/
http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K002321/research.html
※「あおなみ線」を読み解きながら騒音の話題に触れつつも、ここでは本題ではなく恐縮でございました。
総武緩行線それに新小岩駅での可動式ホーム柵の導入が、▼「あおなみ線」と同等(線路としてはATS-Pのまま、車両側がTASCを搭載する)になるのか、▼ATACS(のうち「無線式ATC」に相当する部分)の導入も速やかに行なわれるのか、▼北新地駅のようにTASCなしで運用され運転士に新たな負担をかけるのか、気になってまいります。「あおなみ線」を見た上では、おお、ATACSは後回しでよいのでまずはTASCだっ&本当でしょうか。総武緩行線はともかく、(新小岩駅での設置までに車両の置き換えが完了する見込みのない)新小岩駅の総武快速線では当面は北新地駅に準じた扱い(TASCなし)になるのでしょうか。…うーん。
※(いつぞやの東京地下駅の手前のATCのごとく)乗り心地を再び非常に悪化させながらE217系にTASCを…というのも考えられなくはないとも思われますが、おお、TASCされたなら(乗降の多い)千葉駅にも東京駅にも(ホームの狭い箇所のある)船橋駅にもホームドアを設置しないのはおかしいといって前倒しを求める声が大きくなるとわかります。そして、このため、それぞれの市町村と個別に協議ですと? 個別協議を不要とする共通ルールのようなもの、できないんでしょうかねぇ。そのような手続き面での大幅な時短がなければ、ホームドアの設置完了まで30年以上かかっても驚かれません。
・京成電鉄「日暮里駅にホームドアを設置します」(2016年11月15日)
https://www.keisei.co.jp/keisei/kouhou/news/161115_01.pdf
設置される駅が極めて少ないうちはTASCは割に合わないといわれるのか、「C-ATS」([3117])といって、既にTASC搭載済みですよとかなんとか、続報が待たれそうです。本当でしょうか。
※「C-ATS」の車上装置のインジケーターがアレ(汎用のLEDマトリックスにグラフィックとして表示するソレ)でありますから、小田急のように「TASCと書かれた表示灯が準備されている!」または「いかにもTASCと書かれそうな空白の表示灯がある!」といったソレがないわけです。現にTASCが使用されてLEDマトリックスで「TASC」に関する表示が出るのが(客室側からそれとなく)目撃されるまで、「C-ATS」の車上装置がTASCを含んでいるかどうかわからないことがわかります。
・(個人のブログ)「東京モノレール羽田空港線の地上子」(2012年9月13日)
http://nsaccess.blog.fc2.com/blog-entry-41.html
http://blog-imgs-53.fc2.com/n/s/a/nsaccess/P1550005.jpg
> 東京モノレール羽田空港線では近年ホームドアを設置した軽量交通機関としては珍しくTASCによる自動停車を行っておりませんが、それでもワンマン運転による車両とのホームドア開閉連動のため、軌道脇に地上子が設置されています。
> 東京モノレールではTASCを導入していませんが、上記のトランスポンダ地上子以外にも、ドア開閉連動には無関係と思われる無電源地上子が設置されています。将来のTASC導入に対する布石でしょうか?
うーん。(線路・車両とも)TASCは導入されずとも、開閉の連動はシステム化される(乗務員の注意力に頼らない)という事例があるんですね。なるほどです。パッシブなTASCのようなもの(ブレーキの制御は行なわず、定位置に停止したかどうかだけがわかる!)とでも早合点すればいいんでしょうか&本稿いったい何度目の早合点でしょうか。(マコトに恐縮でございました。)
※そして、千葉都市モノレールや湘南モノレールでは、これを天地さかさまにして設置するんでしょうかねぇ。もっと本当でしょうか。
・(参考)京三製作所「可動式ホーム柵システム」「Digital/SINPL-ATC」
http://www.kyosan.co.jp/product/product02-01.html
http://www.kyosan.co.jp/product/product02-06.html
> 車上装置は、新交通に対してはATC受電器を車上アンテナに変更することで対応できます。
同社の「C-ATS装置」については、そんなの、そんなものっ(※)、納入先の都合でそういう名称で中身もカスタマイズしはするのだけれど、実質、同じものですよ的な空気が漂います。ブレーキパターンの演算ができてTASCができないわけがないっ。かなりの部分がソフトウェアになったのだから当然だと思いましたが、あくまで想像の域を出ませんので、あしからず。
※既設の保安装置と併存する期間や区間があっても大丈夫というところを保証することのほうが『でっかい意味ありげ重たい仕事!』だろうとの理解でございます。
・(もっと参考)「鉄道信号用CDMA-QAM伝送のビット誤り率評価」(2013年3月5日)
https://ieej.ixsq.nii.ac.jp/ej/?active_action=repository_view_main_item_detail&page_id=13&block_id=18&item_id=72630&item_no=1
> CDMA-QAM伝送方式を提案し、DSP及びFPGAにより開発した。また、開発した伝送装置について白色雑音を付加した時のビット誤り率(BER)特性を評価したのでその報告を行う。
うーん。「GSM-R」を買ってきて取り付けというレヴェル([3119])では済まないとの判断は妥当なんでしょうか。わかりかねました。
※「編集部より電気通信に詳しい方!」教えてくださいオネガイシマス。
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