・次々に深まる『謎』。我々はさっそく…どこへ飛べばいいのであろうか(談) ・「ATOS導入済み線区」を読み解きたかったんです(談)
(約16000字)
[3248],[3443]に続いて、ATOSの話題です。
・[3248]
> 時間がかかろうともサイトに反映させるつもりでございます。
・[3443]
> かかりすぎなんですよ(略)…ゲフンゲフン。
わからないことを1つずつ確かめていく過程にあるとの認識でございます。
・このサイト「導入済み線区」
http://atos.neorail.jp/atos2/state/
JR東日本のホームページで使われている用語に沿っての用語でありますので、よくわからずとも、ましてやギモンがあろうとも、「導入済み線区」と記すというシヤクシヂヤウギなタニンギヤウギにございます。
いま「ATOS整備拡大・更新」などという用語が使われますならば、じゃあ「導入済み線区」というのはどういうことをいっているのか、より詳しくカワサキしようではございませんかと、こういうわけです。
いやいやいや! そういうことではなくってですね(長いので略)このサイト(atos.neorail.jp)としては「非連動駅にCTC直結の旅客案内装置が整備されること」に主眼を置いてきているのです。そうでない部分についての理解をほとんどしてこなかったということについては、まあ、そういうサイトですからね、といってあきらめていただくしかございません。(たいへん恐縮でした。)
この「非連動駅にCTC直結の旅客案内装置が整備されること」が、単に「お客さまサービス!」ではなく、輸送計画上の重要な要素であろうということは、なかなか理解できずにいたことを***は***はしょーじきに***してみます。
埼京線それに京葉線のPRCに、原形がございます。
・このサイト「通知合図器」のイメージです(2001年3月)
http://atos.neorail.jp/photos/images/atos0166.jpg
・1. 駅間停車の防止のため通知運転をしやすくしたいが駅の無人化も進めなければならない(※民営化直前です)
・2. 「通知合図器みたいなの!(⇒できあがってみれば「通知合図器」と呼ばれることになるソレ)」を設置したい!
・3. (法令上?)乗務員に対して信号機や列車無線や伝令(の人!)以外の方法で何かを伝達する方法としては、CTCしか許されていなかった?(=開発当時)
埼京線や京葉線ではここまでなのですが(※発車標は快速停車駅のみに設置)、じゃあ(※)といって、(東京の国電へのCTC導入として)埼京線から数えれば3件目にあたる「中央線のATOS」にあっては、さらに検討されたのかなぁというのがこちらでございます。
※「通知合図器」は非連動駅にも設置されていたのかどうか、未確認であったと気づきます。全駅というのは京葉線からなのかなぁ。
・4. 全駅に出発時機表示器を設置するためには、非連動駅であろうともCTC駅装置(の簡易版)を置く必要がある
・5. 非連動駅にCTC駅装置(※通信装置です)を置く必要があるならば、旅客案内装置もおつけして「ペイ」しようではないか(※あくまで推察です)
急にJRっぽくなったという、これが三井造船氏の何か([2929])であるのか、運行管理システムのメーカーが北九州モノレール([3019])を通じて得た知見(※)の反映なのか、そこまではわかりかねました。
※「発車標は全駅に設置すべきである!」といえる何がしかの根拠(データ)を見出されたのではないかとか、そのための低コスト化も実現できたのではないか、など。LED発車標と呼ばれる具体的な表示装置のコストの話ではございませんので、あしからず。相鉄線([3056])も参照。
※発車標などというカワサキな文字情報表示装置を設置するということは、これを読むために立ち止まる人が出るということで、その影響が「大豆と小豆!」([3416])のシミュレーションにも(パラメータとして)組み込まれる必要がありましょう&組み込んでのシミュレーションなしでは設置できないでしょう、の意。(一般的な推測です。)わたしたち、ナイーブにも「安くなったから普及した!」などと(略)とんでもない!
1990年に開業した、京葉都心線とも呼ばれる区間の各駅(潮見駅を含む)では、(運転上の)駅の無人化という面からなのかはわかりませんが、開業時からLED式の発車標が備えられていました。
・Google ストリートビュー 「潮見駅」のイメージです
https://goo.gl/maps/SPdCKfdwKoM2
・YouTube 潮見駅(2012年6月29日)
https://www.youtube.com/watch?v=wVnnawUKf4s
同じく、京葉線のCTC(1988年・1990年)、新宿駅や成田空港駅のPRC(1991年)、さらには「中央線のATOS」でもなかったものとして、山手線・京浜東北線・総武線(各駅停車)での「1行タイプ!」のLED発車標というものがございます。
・このサイト「1行タイプ(旧型)」のイメージです
http://atos.neorail.jp/photos/led/led00261.jpg
(山手線にもたくさんありますけど、屋根の低い駅で「掲出高さ」([2926],[3162])を厳守して設置するための※)「低背型」という意味での「1行タイプ」の開発であったのかとも推察できますが『謎』でございます。
※南武線([3248])ほどではないですけれど、の意。
本当に1行でもええのんだろうかというのを実地に試してみたとか、そういうことでしょうか。(東京支社から見て?)大井町駅って、(本社から見ての?)恵比寿駅にも並ぶ「テストベッド!」なんでしょうか。『謎』です。
・発車ベル使用状況「大井町」
http://hassya.net/bell/eki.php?oimachi
> この駅は1992年にメロディー化しました。大井町1番はバッハの平均律クラヴィア曲集第2巻5番、大井町2番はベートーベンの交響曲第8番第1楽章それぞれの冒頭部の編曲です。
発車標も1992年かなぁ。…かなぁ!(なぜに2回いうしみた |