・プログラミング言語 ・LISPからBASICまで『情報ドーナツ』! ・「超靴ひも理論!」
(約14000字)
[3165]の補足です。
・[3165]
> ワトソン博士
> 質問
> 8秒くらい
全体としてイメージではありますが、この、計算機部門(仮)がゴリゴリと計算([3099])して目を赤くします([3152])というのではなくて、人(権限が大きい人、の意)に近いところで、対話的に用いるソレという意味で、まあ8秒が限度でしょうということです。いろいろ変えながら繰り返し「トライ!」したいですよねぇ。
・ウィキペディア「エキスパートシステム」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0
> 人間の専門家(エキスパート)の意思決定能力をエミュレートするものである。専門家のように知識についての推論によって複雑な問題を解くよう設計されており、通常のプログラミングのようにソフトウェア開発者が設定した手続きに従うわけではない。1970年代に人工知能の研究者によって開発され、1980年代にわたって商業的に適用され、AIソフトウェアとして最初に成功を収めた形態である。
・JR East Technical Review「メンテナンスの革新に向けて」
https://www.jreast.co.jp/development/tech/pdf_42/Tech-42-40-70.pdf
2000年より後には「買ってきさえすれば使えるようになっていた」と読めます。それをこれから買ってくるということですね、と早合点されました。(あくまで早合点です。)
・栗原正仁「認知システム論 ガイダンス 人工知能への招待」北海道大学
http://kussharo.complex.eng.hokudai.ac.jp/~kurihara/classes/AI/intro.pptx
・知能ソフトウェア研究室「研究テーマ」北海道大学
http://kussharo.complex.eng.hokudai.ac.jp/theme.html
> キーワードプログラミングに関する研究
> 都市比喩モデルによる並行処理の可視化
> 汎用的なビデオゲームAIの自動生成に関する研究
> 不完全不確定情報ゲームに関するゲームAIの研究
> 検索結果の関係性や時間変化を予測する高度な検索エンジン
> Automated Sound Mastering with Scene Detection
> 人工生命における言語と記憶の進化のモデル化
・同「経歴」
http://kussharo.complex.eng.hokudai.ac.jp/~kurihara/keireki2.htm
> C言語がこのころ米国より伝来.聖徳太子の保護のもと,普及する.
> 結果的に,私は日本で最初にCでプログラムを書いた100人以内の中には入っていると思う.
> 数年前のパーティで,このジョークをいまだに鼻高々に披露したおじさんに遭遇したときには,口に含んでいた,まずいワインを吹き出してやろうかと思った.
> ともあれ,LISPを学んだあとでは,やはりCはつまらない.労多くして功少なしという感じ. じきにやめた.ついでながら,**教授の命でこのころ学んだプログラミング言語は他に Pascal, FORTH, APL, Modula-2, Smalltalk, Prolog がある.C++ からは,何とか逃げ切った.
> この年,LISPに関する講演会が東京であったので参加したが,そのときに聞いた1本の講演がプログラミング言語 Java を紹介するものだった.Java が生まれたのはこの前年の 1995 年とされているので,私は Java が生まれた翌年にはそれを学んだことになる.
> 話を聞いて,このプログラミング言語は必ず今後普及する優れたものと直観したので,大学に戻って,資料をそろえ,実際にプログラミングをしてみて,すぐに卒論の学生にも研究課題として,インターネット・アプリケーションであるアプレットを作らせてみた.その学生たちと私は,日本で最初にJavaプログラムを書いた101人の中には入るだろう.
> 私の学科の教授で,NTTから採用されていた通信専門の教授は,あんなもの(インターネット)はすぐにすたれる,と言っていた.
※キャプテンシステムなど「ニューメディア」の時代の、要は古い人ですね! 自由化や新電電に積年のうらみつらみがあるんではないかと疑ってみます…ちょっとだけ。
> 私は第4代目となるが,ソフトウェア工学と人工知能にまたがる専門なので,*A*先生と*B*先生の両方の特徴を兼ね備えた研究室となる.私は,もともと,
> 「ソフトウェアをきちんと作るというのは,きわめて知能的なことだ.
> したがって,ソフトウェア工学は,究極的には,人工知能と連携するしかない.」
> と考えており,実際,21世紀になってから,世界の動きはそのように進み始めている.
※21世紀になってから考えたことを、あたかも20世紀のうちから考えていたかのように、記憶が書き換えられた([3161])のではないと信じます。そして「4代目」「第4代」「『第4代目』」のいずれかにされたしといって「朱っ☆」([3041]ほか)します。恐縮です。
・広島大学「第4代目」
http://www.hiroshima-u.ac.jp/top/koho/news_info/p_d2a159.html
※見出しだけ校正もれ、もしくは入力(転記)のミスでしょうか。
・札幌市「第4代目」
http://www.city.sapporo.jp/shimin/kensho/work/pamphlet/greeting.html
※この用例では「第4代」一択(!)となります。
☆プログラミング言語
かたいものはやわらかく、やわらかいものはもっとやわらかく、ということで、「やわらか〜い!」プログラミング言語のはなしをば。
・Tech総研(リクナビ)「Java」「C++」「Python」「Ruby」「C#」「PHP」「JavaScript」(2015年10月22日)
http://next.rikunabi.com/tech_souken/entry/ct_s03600p002412
> Java
> 長距離走では好タイム
※午後3時にシャッターを閉めてからお金を数えて、合っていないと帰してもらえない系のソレですね! バッチ処理に時間がかかるなら営業時間を短くすればいいんです!!(小数の丸めと利息の計算について[3076]も参照。)
> C++
> 「あなた、闇の軍団に入りませんか?」
> 天真爛漫
> Python
> 父が家庭でも英語を使う
> 「きっとモンティだろう」
> Ruby
> まつもとパパ
> 島根県松江市出身
> 「ルビーとレールズ」
> PHP
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/p/pdc-ac01/20151022/20151022170344.jpg
> 体重は人間と比べると少し重い
> ファストファッションで安めに済ませて、余ったお金はマシンスペックを上げることにつぎ込んでいるとか
※ギク…。サーバーにフロントベゼルはつけないシュギとか、ただのウェブサーバーに割高なSSDのRAIDだとか、いろいろ流儀がありそうです。PHPで「回す」のをやめたり(減らしたり)、データベースサーバーと通信するのをやめたり(!?)するほうが先決でしょうに、ぜんぶPHPで済ませるというところが「し○むら」…いえ、「ファストリ9983!」ですね! わかります!!(自分たちのコードやシステム構成を全面的に見直して得られる利得のほうが、ピンポイントな「スペック!」につぎ込んで得られる利得より大幅に高くなることはよくあることだということが知られている…と思います、たぶん。)
> C#
> 次会う時にはどんな風に育っているのか、いつも楽しみになる
※後述です。
> JavaScript
> 常に無表情で、人と話している時でもどこか遠くを見ているような印象を与える
※後述しますが、確かに無表情だと感じられます。
・(続き)Tech総研(リクナビ)「Perl」「C」「VB」「R」「shell」(2015年11月6日)
http://next.rikunabi.com/tech_souken/entry/ct_s03600p002477
> Perl
> ガラクタ出力装置
※Pythonとともに前述しました([3072])。
> C
> この世界を支える
※LISPと関連して後述。
> VB
> 名前を呼んではいけないあの人
> 趣味の分野では持ち前の器用さ
※…ゲフンゲフン。そして、違うでしょ、単に『趣味のフリーソフト』をつくるような人(ゲフン)の世代が偏っているので、いまなら『アプリ』を「気の利いたSDKひとつ!」で(あるいはコードを1行たりとも書くことなく)ホイサッサ…するくらいのことにも、手近なVBを使っただけでしょ、と推察されます。(あくまで推察です。)
> R
> 大変ググりづらい名前
> さまざまな研究所にも出入り
※えー、世界的にはPythonのほうがよほど研究『で』使われているんではないですかぁ?(分野によります。Rで足りるというのはなかなかニッチで、RするまでもなければぜんぶPythonあるいはもっと平易な言語でまかなうと、そういう構図はないですかねぇ。Rで足りなければOctaveしたりCで起こしたりするんでしょう、たぶん。)
> shell
> 「あれをする | これをする > ここに置いておく」
※うーん。…うーん? bashからphpしたりぃ、phpからexecしたりするんですけどぉ、それにぃ、cronとかぁ、みたいなぁ?
・Google ストリートビュー 「『bashの人』の事務所が入居する建物」とみられる付近
https://goo.gl/maps/MpupWtaUcwk
・ウィキペディア「Python」
https://ja.wikipedia.org/wiki/Python
> Pythonは、汎用のプログラミング言語として設計されており、標準ライブラリやサードパーティ製のライブラリも充実している。そのためPythonはWebアプリケーションやデスクトップアプリケーションなどの開発はもとより、システム用のスクリプトや、各種の自動処理、理工学や統計解析のためのツールとしてなど、幅広い領域で使用されている。
・日経BP「三菱東京UFJ銀行,オープンソースのJava開発フレームワークSeasar2を大規模システムの構築に採用」(2006年7月19日)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060719/243685/?rt=nocnt
> Seasar2を採用したのは,三菱東京UFJ銀行の市場系取引のリスク計算を行うシステムの開発。
> 現行システムは,主にUNIXのシェルとC言語で構築されている。このシステムの中で,コアのデータ・マッピングを行うビジネス・ロジック部分を中心にJavaに置き換える。目的は「保守性の観点ですべての設計思想を統一する」ことだ。
> ISIDが「Seasar2商用サポートサービス」を提供しているのも,信頼性の観点で決め手になったという。
> Seasar2を採用することにより,Strutsを使っているWeb層以外はすべてPOJO(Plain Old Java Object,普通のJavaオブジェクト)を記述することで開発できる。複雑なAPIを覚える必要はない。このため,5日間程度の集中講義を行っただけで,初めてJavaを使う技術者でも問題なく開発を行っているという。
言語の仕様そのもののよしあしでなく「VBX(OCX)さまさま」「ライブラリさまさま」「フレームワークさまさま」「商用サポートさまさま」な面は、どの言語でもたいへん大きく、それを等しく勘案して「設定!」に活かすというのは、かなり「高度な知見」を要しそうに思えます(=「知っている人に聞く」というのでは不十分で、その人の思い込みも混ざっているかもしれません)。
・VB:ともだち100人!(サードパーティー製のVBX・OCXに恵まれる。学校では人気者! 卒業=Windowsがメジャーバージョンアップするとパッとせず、的な。Officeと同じで、Windowsの現行バージョンと「セットでおトク!」、の意。)ライバルはDelphi!
・Python:有能な秘書!(ライブラリが充実。しかも以心伝心!) 『永遠の17歳』!(VBのような「卒業」がない、の意。だからこそライブラリが充実し続けるという『相乗効果でシナジー(笑)』!)
C#が、言語の仕様というよりは開発環境(IDE)のできとして、VBを踏襲したソレになっているようで、これは、もしかして「くる!」のかなぁ、と予感されます。(あくまで予感です。)
・Google ストリートビュー 「Microsoft」バス停付近
https://goo.gl/maps/nxnoSWuPX892
・個人のページ「C#のイマドキな開発環境はこれなのですぞ。2015秋。」(2015年9月12日)
http://toach.click/2015/09/12/csharp-dev-2015/
> .Net Coreのオープンソース化やUnityによって、C#の活躍の場が広がっているのは素直に嬉しい。
> インテリセンスによるコード補完(テキストエディターのオートコンプリートとは違うのだよ)、豊富なデバッグ機能(他のデバッガーのなんと貧弱なことか)など、これ以上ないぐらいに至れり尽くせりかつ使いやすい。
> 機能の数でいえば、いくつかのソフトを組み合わせればVisual Studioと同じことはできるかもしれないけれど、それらがワンパッケージで使いやすくまとまっていることが取り柄。
> プロジェクトによってコードの書き方は違うし、最悪の場合は人によって違う(同じプロジェクトに我流の書き方がひしめきあってるの、見たことありますよね)。
> TABかスペースかはもちろん、メソッドの順番(Publicが先頭とか)、クラスや変数、メソッドなどの命名規約まで、書き方の種類は無数にある。
> 大抵の場合、そういう書き方の種類みたいなものはコード規約として整備されているだろうけれど、人間様がそれを気にしてコーディングするのは具の骨頂。マシーンにやらせたまえよ。
いっ、いさぎよしやいかにといって、ここちよくそのいさぎよさにのまれてみます。他の人のコードを「マイ規約」で見せてくれたらレビューがはかどりそうです。
・JavaScript:カタコトですか、カタコトですね。カタコトはいりまーす(単純化されて、かえって間違えやすくなったとも。タコス…いえ、表情の読めない顔で「水ぅ!」…いえ、「タダで飲み放題の水道水っ!」…いえ、けつまずいてコーヒーをこぼすのはPHPではなくてJavaScriptでしょ。習得する側にあっては、そもそもHTMLとJavaScriptの境目からしてよくわからないというソレもあって、初めて学ぶプログラミング言語として推奨したくない筆頭に挙げられましょう。このポジションにRubyが収まった「抹茶アイス」の件[3071]も参照。学習者(の興味)がプログラミングに向いていようがいまいが関係なく教えられる(そして成績をつけられる!)というソレがある限り、この種の「ほろ苦さ」は続くことでしょう。)
・Google ストリートビュー 「松江オープンソースラボ」
https://goo.gl/maps/GRnyLYWWuLv
ではPHPはどうなのかといいますと。
・PHP:あー、はいはい、そーですかー的な受け流し系の、センパイより器用で「有能」なコウハイっぽいソレ(PHPが重いんではなくて、あなたの書いたコードが重いんでしょ、などと)。メモリどっさりのバックエンドのサーバーでタイムアウトをなくして延々とバッチ処理させるにも、フロントエンドと同じ流れで開発できるPHPが意外と重宝していたりしませんか?
Perlから「鉄と油の味」「ゴムのにおい」それに「フラックスのにおい」が消えてサッパリ(あっさり)、といったところではないでしょうか。(PerlはPerlで重要な役割を果たし、いまも果たしているということです。)
・ニッタ
http://www.nitta.co.jp/?fnkey=product&cat=1
・千住金属工業
http://www.senju-m.co.jp/product/ecosolder/index.html
・双葉工業
http://www.futaba-inc.jp/product/arimoto_use.htm
http://www.futaba-inc.jp/technology/
https://goo.gl/maps/PrdRJHnxyv52
> 近年市場では、アルミ鋳物にフッ素樹脂加工を施すシルバーストーン加工が「こびりつかない」「お手入れがかんたん」と人気です。
> しかし、やはり鉄に比べると「味」の点では追いつきません。
> そこで、私たちは鉄鍋の味はそのままに、もっと手軽に使えるものをと考え、日新製鋼(株)と共同で研究を重ね、試行錯誤の末、究極の鉄加工を開発しました。
> それが、スーパーエンボスNF加工です。
※おおー、同じ三条市の「パール金属」さんとの間でスパーク…いえ、『火花』を飛ばしていますね。さすがです。
・Google ストリートビュー 「パール金属 第3流通ステーション」
https://goo.gl/maps/V7KVqtgrhr32
☆LISPからBASICまで『情報ドーナツ』!
・「そうか、JavaScriptはLispだったのか!」(2014年8月11日)
http://qiita.com/derui@github/items/6e8de68cc1b7295de3a6
> この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
※あのっ! 古くて…古くていいですからっ! 早く本文を読ませてくださいっ! …といってみたくなります。
> なんでcall/applyという二種類の実行形式があるのか、という答えはここにあります。要はLispにあるからだと。
> 結論:LispとJavaScriptは概念だけ似ている
> 当然の結論ではありますが、文法とかはLispとJavaScriptは似ても似つかないものです。ただ、JavaScriptの根底の概念、特に関数やスコープといった部分では、JavaScriptは確かにLispに似ている、というかだいたい一緒、といえるんじゃ無いでしょうか。
いわば「フルスペック!」の言語そのまま「まるっと」実装できる環境ではない「ブラウザの上で(クライアントサイドで)動く」という要求がある(あった)ことも忘れてはなりません。このあたりの簡略化と規格化(標準への準拠)の両立のむずかしさは、商用製品(CAD、統計、その他の科学技術計算)で使われるスクリプトの文法や、「はてな記法」([3075])、「Seesaaブログ独自タグ」のようなソレにも出てくるものだと思われます。簡単にする(習得しやすく、かつバグを生みにくくする)ことほど難しいことはないと痛感されましょう。
・個人のブログ「Seesaaブログ独自タグ」(2006年1月1日)
http://tht.sblo.jp/article/242145.html
> この記事は最終更新日から10年以上が経過しています。
※…ゲフン。
・C:Cがセカイの始まりだなんて、それはあくまで「このセカイ」でのはなし。
・Wikipedia「Comparison of programming languages」
https://en.wikipedia.org/wiki/Comparison_of_programming_languages
・CodeIQ(リクルート)「LISP」
https://codeiq.jp/magazine/2015/12/35252/
> 好きなエディタはEmacs。(考えていることを (つい (口に出してしまうのが 悩み)))
・ウィキペディア「LISP」
https://ja.wikipedia.org/wiki/LISP
> LISP(歴史的にLISPと表記)は、長い歴史を持ち、特徴的で完全に括弧で囲われたポーランド記法によるコンピュータ・プログラミング言語の一族である。1958年にはじめて設計され、LISPは今日、広範囲に使用される高水準プログラミング言語の中でFORTRANに次いで2番目に古いものであるが、FORTRAN同様LISPは初期から非常に大きな変化を続けている。これまでに、多数の方言が存在してきた。
> 元々、LISPは、アロンゾ・チャーチのラムダ計算表記法に影響を受け、コンピュータープログラムのための実用的かつ数学的な表記法として作られた。そして、すぐに人工知能研究に好かれるプログラミング言語になった。最初期のプログラミング言語として、LISPは計算機科学にて、木構造、ガベージコレクション、動的型付け、条件分岐、高階関数、再帰、セルフホスティング、コンパイラを含む多くのアイディアを切り開いた。
・Google ストリートビュー 「LISPのふるさと」付近
https://goo.gl/maps/RKTZGmNRqSw
時間的には前後しますが、果たした役割ということからは、LISP(1958年)が「プログラミング言語 0.9」でFORTRAN(1954年)が「プログラミング言語 1.0」、C(1969年!)が「プログラミング言語 2.0」だと曲解されます。(メジャーバージョンがあがるには、それまですべての改良を整理して洗練させているはず、の意。)つまり、いわば「本流!」としてはFORTRAN「一択!」、その後はC「一択!」(ただしFORTRANでなければならない用途を除く)であり、その他の言語は、何らかのニーズにあわせた「支流!」(ただちに下流とまではいってない!)と位置づけられましょう。
とりあえず大きな過不足がなく順調に普及した(…いえいえ、計算機とセットで「これを使え」といって一種「売りつけ」られた?)FORTRANに対し、FORTRANとは異なる言語を生み出すにあたっては、「そもそもプログラミング言語とはいかなる性質を備えるべきなのか」と、一種「ゼロの発見!」のような、一歩もどって広く考えた結果ではないかなぁ、と早合点されてきます。(LISPは、実に多くの言語に影響を与えたと説明されます。)
そして、こうした立ち位置からして、LISPの洗練が完了するまでには、とてつもなく時間がかかることになり、それが今でも続いていると読み解かれましょう。本当でしょうか。
CやC++については、「このセカイ」の中心に位置することは誰もが知っていながら、なぜそうなったのかとか、仮に今後、一種「世代交代」あるいは「大きなパラダイムシフト」が起きて『セカイがヤバい!』…いえ、『別のセカイ』にみんなで移住するんだとなるとしたら、そのときはCに何が足りなかったのか、等々、単に当該の言語が使えるという人だけでなく、コンパイラーやXML、形式手法などの研究をする人たちにもコメントを求めたほうがよさそうです。
・shell:BASICにおけるload、save、そしてrunと同じで、OSにとってのload、save、そしてrunですね、わかります!(GUIでは意識されませんが、「ファイル(F)」メニューが概ねshellの役割を果たしています。)
・「ダートマスBASIC」(1964年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/BASIC
> 編集環境を兼ねた一種のシェルのようなコマンドラインインタプリタを持つものも多いが、Lispのread-eval-print loop(REPL)のように洗練されたものではない。
> 本来は、RUNなどのように、プログラム外から処理系に指示を与えるものはコマンド(命令)、FORなどのようにプログラム中のものはステートメント(文)、と、ダートマスBASICでは明確な区別があったが、次第に混同されていった。
> タイムシェアリングシステム DTSS 上のラインエディタ(テレタイプ端末環境)で利用されるよう設計されていた。
> BASICの標準が望まれたが、マイコンの急激な発展と、各メーカーの独自拡張が魅力であったという事情により、結局どの機種のBASICでも変わりが無いようなごく基本的な機能に絞った仕様が標準として制定された。
> 日本では1990年代後半から、高等学校やセンター試験の数学に、標準化された基本BASICの範囲で書かれたプログラミングが扱われるようになった。
・Google ストリートビュー 「ダートマスの樹」
https://goo.gl/maps/GZsAJCnRGcz
いくらBASICが簡単でも、それまで数学しか勉強してきていない人にいきなり「変数に値を代入」と(日本語で)言ってすんなりわかるというものでもなかったはずです、たぶん。
・「run コマンド」の例
http://japan.xilinx.com/support/documentation/sw_manuals_j/xilinx11/ism_cl_run.htm
標準への準拠、あるいは標準の確立というものは、ユニバーサルデザインとも共通した難しさがあるはずです。
・個人のブログ「謎の『情報ドーナツ』出現!?」(2006年8月9日)
http://tht.sblo.jp/article/1092741.html
> 「ありとあらゆる現場での配慮」の前提となるのが、ありとあらゆる人がユニバーサルデザインの考え方を知っている、ということである。
※「情報ドーナツ抹茶アイス味!」などと…(略)。情報処理の一種「すそ野」は、主流にいる人たちが思っているより、ずっとずっと広いのです、たぶん。
☆「超靴ひも理論!」
OSがどうやってrunされるのかとか、shellがどうやってrunされるのかといって、古典的には「超靴ひも理論!(問うてはいけない!!)」で説明されましょう。
・日立ソリューションズ「超靴ひも理論」
http://it-words.jp/w/E38396E383BCE38388E382B9E38388E383A9E38383E38397.html
> 言語Xのコンパイラを言語Xで書く場合、言語Xのインタプリタかコンパイラを言語Yで装備するか、あるいは既にXの別のインタプリタかコンパイラが言語Yで書かれている。
・「バロンのつのぶえ」…いえ、「バロン 底なし沼の男爵」
http://wordsmith.org/words/bootstrap.html
http://wordsmith.org/words/images/bootstrap_large.jpg
shellといえば○○、といって、○○に何を入れるかで、その人の分野がわかったり…しますでしょうか。
・「シェルスクリプトとawkによるデータ解析」(2006年)
http://ryuiki.agbi.tsukuba.ac.jp/~nishida/MEMO/awk/
> テキスト形式の数値データの処理・解析には、awk+シェルスクリプトが最強である。誇張ではない。これまでエクセルやC言語、FORTRANなどしか知らなかった人には、ぜひawk+シェルスクリプトの世界を体験して欲しい。気象データなど、大量のテキスト形式数値データをいじる人には、人生の転換点と言えるほどの衝撃が待っている。
同じことが、PHPそしてMySQLなどしか知らなかった人にもいえましょう。古いからイケてない、などということはないんです。(他方、枯れているから高速だとも限らないはなし[3071]もありますが。)
> 1次データから最終結果(グラフ)までの処理工程を全て完全に記録するということは、一般にはあまり意識されていないが、実は科学研究では極めて重要なことである。
> 科学者・技術者の倫理として、なんらかの研究・解析をやった結果のデータを世間に発表する前に、その正しさを十分にチェックしなければならないし、発表したあとも、常にそのデータ処理の細部に関して、だれかから問い合わせがあったときに対応できなくてはならない。そのためには、最終的に発表するデータが、どのようなデータから、どのような工程を経て加工されたか、たどれなければならない。これを、「処理のトレーサビリティ」と呼ぼう。処理のトレーサビリティを確保するためには、データに施した全ての処理を記録する必要がある。
> そのようなことを、シェルスクリプトを使わずに、たとえば表計算ソフトなどのグラフィカルインターフェースに基づく処理で行うのは大変である。
これこそ「文書主義」であります。そして、行政文書の長期保管や工事の監督、データ処理に限らず、例えばニュース記事ひとつに対しても、いかなる取材をすればそういう記事になるのか、ぜんぶ記録されることが本来は必要です。そのようなことをWord…いえ、「自分の頭の中!」だけで行なうのはたいへんだと実感的に理解されましょう。わかりますわかります!
というわけで、いかにして調べるのかという「調べかた」のほうが、「調べた結果」の一種「スナップショット!」をポーンと出されるより、役に立ちますし、おもしろいのです。結論や展開に納得いかなければ、自分で調べ直せばいいんです! その結果、やはり同じ結論に到達したとあらば、最初は納得できなかった結論に納得できるようになることも、あるでしょう。
それこそ「人生の転換点と言えるほどの衝撃が待っているっ!」そして「AIと呼ばれる人工知能!」が「キミの挑戦を待っているっ!!」などと…(略)。見かたを変えて「驚きの白さ!」ということは、一度でも体験すると何でも「見かたを変えて」みたくなるというものです。
「エキスパートシステムの構築」と、この、バーンと書くのはちょっとハズカシイかなぁ、と、多くの人が一種「躊ちょ」されようかというところ、ドーンと掲げてシンポジウムまで、というのは、なかなかスゴイなぁ、と思わされるかもしれません…ちょっとだけ。
実際には「AIの導入」であって、必ずしも(狭義の)「エキスパートシステム」にはこだわらない検討が深められていくことと思いますが、そのあたりを最初に(役員クラスのかたが)きちんと予習できていれば、うーん、「エキスパートシステムの構築」と、この、バーンと書くのはちょっと…(略)といって、別の結果が得られていたかもしれません、と想像してみます。
上掲の研究テーマのように、AIがプログラミングできるようになったり、AIのアシストで誰でも直感的にプログラムできるようになれば、たいへん『データフレンドリー』とも、『ユニバーサルプログラミング』ともいえそうな、とってもウレシイ状況(コンピューティングの環境)が生まれそうです。期待したいですね。
そうした時代にあってなお勉強が必要なのは、データベース(データ構造の扱いかた:グラフやXMLを含みそうです)と統計(データ自体の扱いかた)、そして物理学(データのつくりかた?:現象の記述のしかた?)かなぁ、と想像してみます。これからのかたはぜひ、プログラミング言語はどれでも簡単なのひとつでいいですから、それより多くの時間をかけて、データベースと統計、それに物理学をきっちり勉強(「Webシステムの構築に必要な範囲」などと限らず、の意)するのがいいんではないかなぁ、といって一種「すい奨」してみようかと思います。(あくまで見解は個人です。そして、Webシステム云々で物理学が必要だと認識している人は少なそうです、の意。)
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