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(約5000字)
うーん。
・[4222]
> べんきょーしたくないからえんぴつをげーじつてきにけずる。(※ひらがな)
かつおぶしみたいに…かつおぶしみたいに!!(※真っ赤)冬休みだからゲームしてもいいんですよ。…えっ!? 冬休みだったんですかっ?(※表現は演出です。)このフォーラムならびにむこうの「ARX」には、きょうもたくさんのお客さまがみえておいでです。なにしろサイバーですから、いま大切な『ディスタンス』もばっちりです。ユー!(違)「A列車で行こう9」しちゃいなYO!!(もっと違)
・[4349]
> ついに『みんなの観光計画』という検索が来たきょうこのごろ。(※体言止め)
さっき『はじまるA列車』という検索もきたの。(※「の」に傍点。)
・ARXの!(※「の」に傍点)
https://arx.neorail.jp/newgame/?%E5%85%AC%E5%BC%8F%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E5%AF%BE%E7%85%A7%E8%A1%A8
> よくある質問
> 2. ダイヤ設定について特集された「公式エキスパートガイドブック」(2冊目)は役に立ちますか:
https://www.kadokawa.co.jp/product/301412000751/
https://cdn.kdkw.jp/cover_b/201101/201101000552.jpg
> カバーする範囲はじゅうぶんですが、まったく初めてのひとが「読めばわかる」とまでいえるほどの親切さはありません
> 地元や旅先の鉄道をモデルにして、ネットも使ってよく調べながら1つずつ理解したほうが楽しめるでしょう
> ある程度わかってから『答え合わせ』のつもりで本書を手に取ると、深くうなづけるところがあるでしょう
「質問24」([3667])からの抜粋でした。
・[4360]
> > 真似から入って序盤を学習する方法について
> PCゲーム「A列車で行こう9」でいうと、「公式エキスパートガイドブック」で施設(配線)を計画させ、それに沿ってダイヤを設定させるのが「真似から入って序盤を学習する方法」である。意味はわからなくても真似である。そのとき真似するものは本物でないといけない。下手な先輩の真似ではなく超一流の棋士の真似をするのである。
「公式エキスパートガイドブック」を「下手な先輩」と思うかどうかなんですよね。
> 「A列車で行こう9」は将棋ではないので、ものすごくぐちゃぐちゃしている。本物の真似をというと、もっとぐちゃぐちゃしている。超一流の棋士というようなわかりやすいものを見つけるのは困難である。あるいは、1964年10月の開業直後の東海道新幹線だとかいうと、味もそっけもないのである。
「下手な先輩」とまでは言い切らないけれど、「公式エキスパートガイドブック」には、そういうエレガントさはないんですね。「公式エキスパートガイドブック」は何度も参照するものではない。どういうことかというと、用語集やアイデア集(「レシピ」や「カタログ」)といった字引き的な編集にはなっていない。それでは初めての人に対して懇切丁寧かというと、丁寧じゃないとはいわないけれど懇切とは言い切れない。…うーん!
※ほかの3冊には車両と建物の「カタログ」が載っているので、何度も参照します。そういう内容が、この2冊目の「公式エキスパートガイドブック」には、ないんですね。
「公式エキスパートガイドブック」の代わりになるようなものを書けるかというと無理ですヤメテクダサイが発動してまいります。あんなのとは言わないけれど(…言ってるし!)「公式エキスパートガイドブック」というかたちにするところまで到達してるのは、ちゃんとプロの仕事なんですね。(※当然です。)
せめて「公式エキスパートガイドブック」の改訂版みたいなものが出るならこういうことを含めてほしいみたいなことを列挙するのが関の山といったところ。(もごもご)
> 説明のうまいへた以前にゲームの仕様を修正すべきと思えることがらも多いです
> 筆者の名前が前面に出ている割には「コラム」が生煮えで物足りないと感じられるでしょう
これに尽きます。
・[3539]
> そもそも、この一連の「公式ガイドブック」、ISBNがふられているからといって「図書!」だと思ってはいけないんですよ。事実上の「開発商品」([3402])ですよね。まず▼「まえがき」も「おわりに」もなく、あまつさえ▼「著者」というものもなく(ライター氏は著者ではなく『執筆』とのクレジットです=あくまで『ブツ!』としての原稿を納品しさえすれば、あとは何も責任を負わないということです)、「編集長」「編集」「アートディレクター」と外部の「執筆」「デザイン」、それに発注を管理しているとみられる「業務部」でできている、▼本の形をした何か的な「商品」なんですよ。うん。
> そして、図書ではないんだといえばそれまでなんですけど、「“ハブ&スポーク”型という。航空路線やバス路線にも共通の考え方だ。」(「公式エキスパートガイドブック」の008ページ…『008』ページっ!)とか「JR貨物が製造したMc250系電車」(同110ページ)とか「行川アイランド」(同064ページ)とか好き勝手に専門用語や固有名詞を使い放題しながら(「ダイヤ」の実物の写真まで載せながら)、参考文献を1つたりとも挙げていないんですよね。辞書・事典を引くだけで言えることしか言っていなければ出典を挙げなくていいという考えかたもあります([3480])が、「JR貨物が製造」とか「日本初」とかいう内容には出典の明記が必要なのではないかなぁ。そのようにして、ゲームの「攻略本!」という域を外れて、もはや参考文献を挙げなければいけない内容に踏み込んでいるんだという認識を「編集長」が持っていないんだということでしょう。…なんだかなぁ。
悪い意味で「ゲーム攻略本」であり、読者を『外の世界!』から隔絶してゲームに閉じ込めようとしてくる。参考文献を挙げないというのが、そのひとつ。この本だけでぜんぶわかるよ、ぜんぶおいらに聞いてくれよみたいに胸を張るけれど、参考文献を挙げないような本なんて、もはや信用ならない。巻末に索引もない。わたしたちのほうが、いつの間にか進んでいたのです。取り残されているのはゲーム業界のほうなんですね。(キリッ
・ARXの!(※「の」に傍点)
https://arx.neorail.jp/control/
> 天野光三ほか「図説鉄道工学」丸善(2001年3月)
> 【PDF】「列車運行管理システム」日立評論(1976年8月)
> 【PDF】鉄道総研「たてる・ねかす・ふる・ゆする」(2009年7月)
> 東芝デジタルソリューションズ「“日本のソフトパワーがつまった世界標準”を手軽に導入できる東芝の輸送計画システムソリューション「TrueLine®」とは?」(2018年6月)
https://arx.neorail.jp/map/?%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
> 「A列車で行こう9 時刻表」という検索でこのページを訪れたあと、さらに不服そうに「A列車で行こう9 時刻表データ」という検索で、やはりこのページを訪れたひとがいました。実際の鉄道の時刻表をネットから取ってきてゲーム内に貼り付ければリアルになるとでも考えたのでしょうか。とんでもない話です。…と思ったら、「OuDia」のページに「OuDia は、鉄道の時刻表データをもとに、ダイヤグラム(列車運行図表)を描画するソフトウエアです。」と書かれていました。わけもわからずに「OuDia」をインストールしたけれど途方に暮れたひとがネットで探してまわる「時刻表データ」とはなんでしょうか。そんなものはありません。(あってはいけません。)「A列車で行こう9」では、あなた自身がじぶんのマップに引いた路線網のダイヤ(運行計画)をゼロからつくるのです。糸井さんのサイトで「スジ屋」を読んでから、「おきらく娯楽工房」さんのサイトで、例えば埼京線の施設とダイヤを勉強するとよいでしょう。
https://www.1101.com/21c_working/miikura/index.html
http://okiraku-goraku.com/img/saikyou.png
https://okiraku-goraku.com/img/saikyou1_1.gif
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/513PFY1ZD3L._SX333_BO1,204,203,200_.jpg
だいたいそういうところですよね。天野光三ほか「図説鉄道工学」丸善(2001年3月)を手元に置けというのがいまのところマイベスト(げふ)なんですけれど、いまから(2001年3月の)この本をご指名でというのもちょっとつらい。(※恐縮です。)
https://hon.gakken.jp/book/1340411800
https://auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0107/users/3b0334d9428a51bc6a5007a40d4e3a7c471b1dbe/i-img1200x900-1595833386hucbyd72881.jpg
https://auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0107/users/3b0334d9428a51bc6a5007a40d4e3a7c471b1dbe/i-img1200x900-1595833386fvpd5172881.jpg
https://auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0107/users/3b0334d9428a51bc6a5007a40d4e3a7c471b1dbe/i-img1200x900-15958333865yugjq72881.jpg
> 超図説・鉄道路線・施設を知りつくす
> 全国各地で様々な鉄道を建設している鉄道・運輸機構の若手技術者たちが鉄道路線・施設に関する事項を体系的に解説。路線ができるまで、線路の配線、線形、等級、各種曲線等の鉄道建設の基準、駅、軌道、土木構造物まで、路線と施設のすべてが理解できる!
ほぼ天野光三の焼き直しですが、「超図説」などと天野光三の“斜め上”を気取っちゃって&ずいぶん安っぽくなっちゃって…このこのぅ!!(※笑っていない。)どうしてもほかになければこれでもいい。(※あんまりよくない。)
・その図や表を板書できますか
板書できる程度の粗さが必要なんです。分担執筆を任されて鼻が高くなった若手が「じぶんならこんな図表が書けるぞ」と息巻いたみたいな『作品』の、実にどうしようもないことよ。はあ、さいですか、と、この本の紙面で見るしかない。板書できない。(※板書です。)
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