フォーラム - neorail.jp R16
2021年11月の話題
更新:2022/5/23

[4642]

【2時間で読む・10年後に読む】

50ヤード700円からの『勉強量』と『集客力』【メタ目次あり】


(約34000字)

 ある程度の時間が経つと、じぶんが書いたことを忘れてしまいます。困ったものです。

・(♪〜)
 https://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1409/16/wk_140916mori11.jpg

[4278]
 > そもそも「KAWAII(かわいい)」とはいうけれど、どのへんを言いたいのか。専門店ではなくても(工場で量産されてスーパーなどに無造作に並ぶものでも)それなりに「KAWAII(かわいい)」という、そういうメタなところへの感心があったりしないか。

 > (注文もしないで)最初からできてるのを買うのは“労働者”の買い物だー(↓)みたいな(所得の格差を強く意識させる)感覚があまり顕在化しないのが日本ではある。(※ポテトサラダを除く。)そのへんを「KAWAII(かわいい)」といって着目してもらえるなら、ちょっとうれしい。

[4295]
 > 時間さえあれば勉強できて、勉強にかけた時間に応じて何かが身につくという『理路』である。リクルートみたいなのが吹聴した一時代の幻想である。Hanakoである。

 > …ざんねん! 「Hanako」は「マガジンハウス」でしたー。(※すごくにくたらしいアミューズメント機器の合成音声みたいな声で!)

 > > 『ケイコとマナブ』は、リクルートが発行していた習い事・資格スクールの月刊情報誌。

 出ました「ケイコとマナブ」過去形でリクルートが発行していた大昔の何か。

 > 『勉強量』みたいな物理量の“実在”をまったく疑わないようすにあきれる。ましてや金額に換算する。

 忘れていたのにどうして思い出されたかというと、こんなニュースがあったからなんです。

・朝日新聞アピタル「「感染力2倍は科学的でない」」(10月26日)
 https://www.asahi.com/articles/ASPBV61ZPPBVULBJ01J.html

 > 「今夏の2倍程度の感染力を想定」して医療提供体制を強化すると表現したことについて
 > 「感染力が2倍」という表現は科学的ではない、といった指摘だ。

 > 専門家からは「『感染力が2倍、3倍』ということは、科学的にそういったものが次に現れることは考えにくい」といった意見や「感染者数が2倍、3倍になるといった表現の方が適切ではないか」「趣旨が伝わりにくいから補足しないといけない」などの発言が出たという。

 いかにして「感染力が2倍」という表現が出てくるかというと、これはそれなりに本気で考えられるようになった結果、野戦病院とはいわないけれど、兵站とかミリタリーな文脈でいう、いわゆる『力学!』用語として「なになに力」という言いかたが飛び出してきたものだ、と受け止めたい。

[4204]
 > 「マニュアル」に「集客力」と書かれているときのそれは、駅に視点があって、その駅の影響範囲の中で、距離も考慮してすでに割引済みの、いわば計算済みの「実際にその駅にやってくる乗客数」の合計のようなものを静的に指して「集客力」と呼んでいる気配がある。なあに風は吹いていたのである。どんな火力の兵器をどれだけ持ってるというのを「軍事力」と呼ぶ。あの語感なんだ。これは日本語じゃないね。

 これと同じだと思った。『物量!』といって、▼『勉強量』みたいな物理量の“実在”をまったく疑わないがごとく、▼何らかの確かに実在する単純な物理量(の単純な合計等)をもって「軍事力」と呼ぶのと同じ感覚で、▼「感染力」という言葉を(勝手に)使ったことで起きてきた分野間の齟齬といえよう。

[4637]
 > > もちろん海外では、「経済学を学ぶためには、理系並みの数学力が必要」という認識が普通で、その迷信がまともに信じられるのは日本だけである。政治学に関しても、さまざまな内容についての統計学的分析が基礎となる時代であるにもかかわらず、「算数の%が理解できれば十分」と考えるのは残念でならない。

[3232]
 > 「サラダ味」について後述。いくらでも造語できるのが日本語で、その結果の一例が「脱力系 手芸部」([3059])だと理解されます。

 その筋ではなんでもかんでもに多用される「なになに力」という、いわばアドホックな言葉のぜんぶがぜんぶ辞書に載るわけもない。辞書を引くことに頼って言葉を繰り出すひとの弱点は、辞書に載っていないことはうまく扱えないということなんです。いうなれば『辞書待ち!』なんです。な・・・なんだってー!!(棒読み)

[3676]
 > ちょっと辞書投げしてみる? ほら、あたし教えるのうまいし。

[3071]
 > Google ウェブ検索でヒットする最古の「あなた待ち」用例(2000年8月30日)

 https://watarase.or.jp/about/images/img1_2.jpg

 ギョ…じゃなくて、にゃにゃにゃー的な悲鳴を上げながらムササビみたいなかっこうで不格好に落下してみせます。…みせません!!(※真っ赤)

[4641]
 > にゃ・・・にゃんだってー!!(※変なTシャツのノリで)

[4645]
 > にゃ・・・にゃんだってー!!(※背景は宇宙でオネガイシマス☆)

 「オネガイシマス☆」のところは、皇室御用達スイーツのナレーション(違)ありったけおちゃめな感じで発声して深すぎるおじぎをしてみせるとなおGOOD!!(※ジト目)

 > じゃっ…ら〜んっ♪

 https://www.city.tochigi.lg.jp/uploaded/image/3404.jpg

[3485]
 > モンガーとかチンプイあたりからわからなくなってきます

 > 「グリチルリチン酸二カリウム」がどうしたって? ええ?(イラッ★)

・ツイッター(2016年12月2日)
 https://twitter.com/0812asumikana/status/804347843012009984

 > グリチルリチン酸二カリウムちゃん出てきましたよ!グリチルリチン酸二カリウムちゃんお喋りしましたよ!グリチルリチン酸二カリウムちゃんの応援もよろしくね!

[3782]
 > あなた「グリチルリチン酸二カリウムちゃん出てきましたよ!グリチルリチン酸二カリウムちゃんお喋りしましたよ!グリチルリチン酸二カリウムちゃんの応援もよろしくね!」を6秒で言えるでしょ。(※推定)

 > > > グリチルリチン酸二カリウムちゃん出てきましたよ!グリチルリチン酸二カリウムちゃんお喋りしましたよ!グリチルリチン酸二カリウムちゃんの応援もよろしくね!

 > …ざんねん! 6秒33でしたー。

[3777]
 > まふっ!! 九州農政局だらけの(違)

[4524]
 > …みなまでいうな。(ぼそっ

 https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/6/e6b63_242_dd693bad740c437ec50dfde2a9b5160c.jpg

 > アルギニン

 > ほぅ…

[4324]
 > 「(しているところです/いまからします/すること)」の区別がない。

 > > 思考量に記憶力その他諸々が追いつかない
 > > 思考が足りない人
 > > 一つ一つの思考
 > > この思考は必ずもつべき。

 > そういう用例があった。かうんたぼー!!(ぐぇ)物理量や仕事(量)を表わす言葉のように使っている。

[3994]
 > じぶんが「UIの勉強すっぞー」(※原文ママ)みたいに身構えてオライリーとか物色するときだけが勉強じゃないんです。

 > どこのご家庭にもあるふつうの炊飯器そして電子レンジこそが最も身近なUIのお手本だとも気づかず何をしておられる。

 > > 101のコンパクトなルール
 > > 日本語版独自の8つの追加ルールが収録された「訳者あとがき」
 > > 読者が考えた新ルールの「ルール提案ページ」

 > こういうふうに挙げていかないとわからない人では適任でない。よしあしはパッと見て一瞬でわかるし、どこをどうのこうのというのも自然と浮かぶはずだし、そういう素朴なことでは足りない複雑さがあるなら、その複雑さは必要な複雑さなのか吟味するという、ちょっと別の話になるんですよぅ。(※なさけない声で!)

・(♪〜)
 https://www.senpokaku.com/mediagallery/mediaobjects/orig/b/b_dsc_2369.jpg
 https://www.senpokaku.com/mediagallery/mediaobjects/orig/9/9_dsc_2341.jpg

 > 茶

 えー、どこどこ?(以下略)

[3662]
 > NECマネジメントパートナー「ユーザーインターフェース設計基礎」

 > > 使いやすいユーザーインターフェース(UI)を設計するために必要不可欠な、人間工学、認知心理学、心理学、色彩学の基礎理論をもとに、ユーザーインターフェース設計の原則を修得します。
 > > 演習をとおして、ユーザー視点の設計を重視した、人間中心設計の考え方を修得します。

 > > 自分では思いつかなかったアイデアがたくさんあり、とても勉強になりました。

 > 受講してなお、こういう感想をのうのうと述べるひとはだめだね。

[3640]
 > あらびき黒たまごの地面!(違)
 > Google翻訳が放つきょう愕の「黒コショウの地面」については[3601]を参照。

[4522]
 > サフランライス・オン・ザ・白いお皿・ういず・エビふりゃー・トリニータ!!(違)

 https://pbs.twimg.com/media/EkHENw-VkAAA25S.png
 https://digitalcamera-travel.info/wp-content/uploads/DSC04249.jpg
 https://www.yayoi.com.tw/upload/images/Menu/%E9%9B%99%E8%9D%A6%E5%94%90%E6%8F%9A%E7%82%B8%E9%9B%9E%E5%AE%9A%E9%A3%9F_210625.jpg

 解像度が最も高い画像を選べ。(違)

[3808]
 > 何時間こもってトレーニングしたから××力がン倍になったよみたいなベジタブル(違)筋肉な話じゃない

 https://www.c-nexco.co.jp/special/vehicle/clean/brush.html
 https://www.c-nexco.co.jp/special/vehicle/images/clean/brush/s_00.gif
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%9C%B0%E7%90%86#%E8%9B%87%E3%81%AE%E9%81%93

 > 道を掃除するクリーニングカー(路面清掃車)のほかに、道の途中にそびえたつ×姫の御殿が登場した。

 http://kokontouzai.jp/wp-content/uploads/2020/07/01-86.jpg

[3657]
 > おぬしバブル(大巾に中略)マイカーが普及してからの帰省ラッシュみたいな時分に高速道路で大渋滞にはまりながら送電線を眺めて(諸事情により略)かの名作「蜘蛛の糸」みたいなイメージとも混ざりながら思いついたじゃろ。

・(11月4日)
 https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211104/1000072253.html

 > 「ミュー株」に対してはウイルスの働きを抑えるのに必要な抗体の量は従来のウイルスに比べ9.1倍、多くなっていて、抗体の働きが低下していることが分かったということです。

 9.1倍は何mですか。相鉄は21000系ですか。おかいものとみだしなみはカタカナですか。くるっと回って高島屋してくれますか。(※白目)

[4066]
 > そこに書いてある数字だけで割り算しちゃう小学生みたいな中学生のフレンズなんだね。

[4639]
 > 非公表だけど調べましたという数字である。これを取材力という。

[4602]
 > > 従来の株に比べて、抗体が感染を防ぐ効果が7分の1以下になったという。

 > 感染を防ぐ効果が7分の1になるなら、ソーシャルディスタンスを7倍にする。そんなぎりぎりのことをしていてよい局面なのだろうか。効果が半分…ということではなかったが、感染力が2倍なら2倍の距離を空けよというシンプルな言説の限界よ。

 意味や理屈(自然現象の物理法則)を考えずに言葉の上だけで数字を転がす態度をいさめるものです。他意はありません。適切に危機感を持ち、それを伝えようということが重要で、言葉だけを取り上げて過度にどうのこうのというものではないとも感じます。

[4234]
 > > 説明変数(独立変数)間の関係がどのように結果に影響するか

 > それはデータしだいだから、「重回帰分析について理解する」ということを超えている。

 > > 重回帰分析,すなわち多変量解析の考え方が理解できれば,自分でデータ解析ができなくても,少なくとももっと論文が読めるようになると思います。どんな手法でもそこに共通した考え方があるからです。ここで論文が読めるというのは,より正確にいえば「図表が読める」ということで,要約や結果が読めるということではありません。

 > 「多変量解析の考え方が理解」するために「重回帰分析」が必須と考えるのは妥当か。「回帰とは何か」についてなら「単回帰」だけでいいのではないか。「重」というところでは現実的には「多重共線性」につきあたる。最初から「主成分分析」でいいじゃないか。そのあと「主成分分析を使った回帰」というかたちで「多重共線性」を楽々と乗り越えればよいではないか。つまり「多変量解析」らしい方法をいきなりデモンストレーションしていいんじゃないか。わあぃ「本はうしろから読む人」全開です!(キリッ

[4295]
 > > 食べ物と同じで、読書にも好き嫌いがあります。読む人は放っておいても読むし、読まない人は読