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中央線の普通列車グリーン車([3011])について、ケンプラッツで詳しい記事が出ました。
・日経BP ケンプラッツ「中央線にグリーン車、見て歩いた工事・運用の難所」(2015/2/12)
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/news/20150208/691329/
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/news/20150208/691329/?P=2
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/news/20150208/691329/?P=3
> 同社は総事業費約750億円を見込み、このうち車両製造に約200億円、ホーム拡張工事、グリーン券販売機などの設備に約500億円、そのほかに約50億円を想定している。
とのことで、[3011]の「私算」は微妙に外れていました。以下の通り、やり直します。(内訳については、あくまで「私算」です。)
・1両1.7億円×116両=「約200億円」(ケンプラッツ)
・ホーム延伸1.5億円×44駅=66億円?
・線路改良・信号改良工事434億円?
・「そのほかに約50億円」(ケンプラッツ)
グリーン車って、高いんですね。とはいえ、ラフな計算としては誤差の範囲といえるかもしれない、と強がってみようと思います。そして、「そのほかに約50億円」とは、ホーム延伸や線路改良、信号改良の工事に先立って行なわれる支障物の撤去や移転などの費用だろうと思います。
気になるのは、Suicaグリーン券の発売機(※)を含むとされる434億円(くどいですが「私算」です)で、ATACSの導入を含む線路・信号の工事がすべてまかなえるのかどうか、ということです。
※1駅1億円(1台250〜400万円くらい?×2台+造作工事や通信回線の整備)としても44億円となり、もはや390億円しか残りません。分岐器を含む線路の移設や留置線の延伸、架線柱の移設などでいっぱいではないでしょうか。
・JR東日本「埼京線への無線式列車制御システム(ATACS)の導入について」(2013/10/8)
http://www.jreast.co.jp/press/2013/20131005.pdf
ATACSは、費目としては研究開発費にあたるとみられ、プレスリリースでは費用が示されていません。ATACSがどのくらいの費用で導入できるのかをオオヤケにすると、それよりCBTCのほうが安いとなったときにCBTCを選ばなければならなくなります…といった事情が仮にあるとすれば、中央線に関しても、仮にATACSを入れるとしても、ATACSの費用は「グリーン車増結」の事業費には組み入れず、研究開発、または安全に関する投資として、別途、計上されるのでしょう。
では434億円(くどいですが「私算」です)にはどこまで含まれるのか、とみていきますと、同じホーム上の設備であっても、土木や建築(ホームの床や柱、屋根)でなく信号通信の範疇となる車掌用のITVや合図器などの移設、放送用のスピーカーや非常停止ボタンの増設(ホームの延伸分)などが含まれるとみられます。車掌用のITVとは別系統の、いわゆる普通の「防犯カメラ」は、入るのか入らないのかよくわかりません。(入らないような気がします。)
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