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発行:2016/3/30
更新:2018/5/20

[3212]

【根岸線・横浜線】JR横浜支社の運輸区、横浜と相模原に再編

臨時特急 運行区間 トレ 磯子 橋本駅 拝島駅 中央装置 東神奈川


表 「京浜東北線」の歴史(ウィキペディアより抜粋)

(約3000字)

 橋本駅(相模原市緑区)に隣接する土地に建設されていた「(仮称)JR相模原運輸区」の建物が竣工し、今改正から業務を開始していたことがわかりました。30日、交通新聞が報じたということです。

・個人のブログ「(仮称)JR相模原運輸区」の建設状況(2015年7月12日)
 http://ameblo.jp/yokohamalinebanzai/entry-12049675362.html

・Google ストリートビュー 「(仮称)JR相模原運輸区」付近
 https://goo.gl/maps/mRMXZsT1bb52

 横浜線では、2015年7月に橋本駅のCTCがATOSにリプレースされたとみられていましたが、指令機能の移転やダイヤの大きな変更などが行われず、公式の発表や報道がない状況が続いていました。

 横浜線は、根岸線との直通運転の拡大や、快速運転の拡充などが課題になっているとみられます。また、橋本駅のPRCで管理されている相模線でも、複線化や増発が課題になっています。

 また、根岸線では、京浜東北線との直通運転が、かえって、地域内のニーズにあわないダイヤ編成につながっているという見かたもあります。今回の運輸区の再編で、磯子駅(横浜市磯子区)を起点とする初電や終電の設定が可能になることも考えられます。

・Google ストリートビュー 「磯子駅」(屏風ヶ浦バイパス)付近
 https://goo.gl/maps/KzjgZs1wKMm

・同「磯子駅東口」(国道357号線)付近
 https://goo.gl/maps/Km8jqqkASKk

・同「磯子3丁目」付近
 https://goo.gl/maps/oYJ48NLDXZn


■表 「京浜東北線」の歴史(ウィキペディアより抜粋)

年月できごと
1914年12月20日東京−高島町間の電車線が開業
1915年12月30日横浜−桜木町間に乗り入れ
1928年2月1日赤羽−東京間に乗り入れ
1932年9月1日大宮−赤羽間に乗り入れ
1932年10月1日東神奈川−桜木町間に横浜線の電車が乗り入れ
1956年11月19日田端−田町間の電車線が使用開始
1964年5月19日桜木町−磯子間が開業
1968年10月1日大宮−赤羽間の電車線が使用開始
1970年3月17日磯子−洋光台間が開業
1973年4月9日洋光台−大船間が開業
1981年12月6日大宮−蒲田間でATC使用開始
1984年1月29日蒲田−大船間でATC使用開始
1985年3月14日横浜線の電車が磯子−大船間に延長
1988年3月13日田端−田町間で快速運転
1996年4月27日臨時特急「はまかいじ」が横浜駅に乗り入れ
1998年5月2日横浜線の電車が大船−逗子間に延長
2003年12月21日南浦和−鶴見間でデジタルATC使用開始
2008年3月15日横浜線の電車が東神奈川−大船間に短縮
2009年8月14日大宮−南浦和間、鶴見−大船間でデジタルATC使用開始


 1973年4月から大宮−大船間の直通運転が続けられてきている京浜東北線では、現在、必ずしも輸送量が都心部のみで多いとは限らず、他の線区や他社線との乗換駅である▼南浦和、▼浜松町、▼蒲田、▼新杉田などの駅の前後の区間や、▼さいたま市内、それに▼横浜市内など、中電が止まらない区間でも、需要が多くなっています。

 しかし、京浜東北線での折り返し運転は、深夜・早朝の入出区を除き、都心部へ向かっての折り返しに限られ、例えば▼蒲田発桜木町行き、▼南浦和発大宮行きのような電車は、日中には設定されていません。これは「当駅始発の電車で着席できる」という機会が、京浜東北線の途中駅から都心部と逆の方向へは設けられていないことを意味します。

 もともと、勤務地(都道府県)によって異なる賃金や、休憩時間の確保など労働衛生の面などから、乗務員が乗務する区間(行路)と列車の運行区間とは一致していないことが多く、このことが運行体系の大幅な再編を困難にしている面があります。今後、▼行路を短くする、▼列車の運行区間も細分化して乗務員の運用と整合させ、▼折り返し運行(シャトル運行)を主体としていくなど、これまでとは異なる運行のあり方を探る動きも活発化しそうです。

 横浜市では、横浜市営地下鉄で快速運転を開始するなど、地域内の拠点間での速達性向上を目指す動きがあります。根岸線や横浜線でも、従来の運用にとらわれない柔軟な再編への期待が今後、高まるのではないかと予想されます。

 高崎線では、運行管理のシステム化のためATOSが導入されていますが、宮原−神保原間について、指令機能は高崎支社にあるということです。また、青梅線・五日市線では、中央線のATOS中央装置の更新にあわせて、拝島駅のPRCをATOSに置き換える計画であるとされてきましたが、今改正で両線区が「どこトレ」の対象線区に加えられたことから、指令機能が引き続き、拝島駅に置かれるのではないかという観測も出ています。

 横浜線や相模線でも、橋本駅が引き続き、指令機能を持つのではないかとみられます。これらの線区、それに根岸線で、運行における他の支社との関連が薄れることになれば、支社の裁量によって地域内輸送を拡充できることにつながると期待されます。

・横浜市交通局「市営地下鉄ブルーライン ダイヤ改正について」(2015年7月18日)
 http://www.city.yokohama.lg.jp/koutuu/kigyo/newstopics/2014/topics/20150512094418.html

・横浜市磯子区「磯子区まちづくり方針」
 http://www.city.yokohama.lg.jp/isogo/kusei/kikaku/toshimasu/plan/2-3.html

・神奈川臨海鉄道(JR貨物グループ)「鉄道路線図」
 http://www.kanarin.co.jp/com04.html

・Google Earth 横須賀市−逗子市−横浜市−川崎市−東京都大田区(東側から俯瞰)
 https://goo.gl/maps/tayp7jbPWUF2

・Google ストリートビュー 「根岸線」(横浜市磯子区)付近
 https://goo.gl/maps/q4jdgo8qqy92

・同「本牧線」(横浜市中区)付近
 https://goo.gl/maps/ekaqHdNY2oL2

・同「和田山口バス停」(横浜市中区)付近
 https://goo.gl/maps/YTuwA2eG2yn


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