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総武線(快速)で電光掲示板が交換される模様です。
・ツイッター 市川駅で撮影された写真(2014/10/28)
https://twitter.com/toei27t_sp/status/527077205726068736
市川の3番線で、従来の全角10文字分・1行タイプの電光掲示板に代わり、新しい電光掲示板が設置されています。新しいものは、全角10文字分の横幅はそのまま、2行タイプになっています。
総武線(快速)では、同線へのATOS導入時(2000年9月)に、新日本橋−稲毛間の各駅(錦糸町、津田沼を除く)のホームで、快速上りについては1行タイプの電光掲示板が設置され、そのまま使い続けられています。これまで、湘南新宿ラインの「大増発」(2002年12月:運転開始の1年後)で、横須賀線内では1行タイプが2行タイプに置き換えられましたが、総武線内では動きがありませんでした。また、品川の15番線ホームが増設された際(2008年3月)にも、特段の動きはありませんでした。
市川には特急の通過に使われる線路があり、原則、特急列車は停車しないこと、また、特急が停車する乗り場(番線)では、全角12文字以上の電光掲示板が設置されてきていることから、今回の電光掲示板は特急列車の停車のためではないとみられます。また、市川だけで電光掲示板を交換すべきとなる事情が思い当たりませんので、今後、総武線(快速)の各駅(新日本橋−稲毛間)でも同様に、2行タイプへの統一がはかられる可能性が高いとみられます。
以下の可能性が考えられます。可能性の高い順に挙げます。
・1. 総武快速の「東京止まり」が大幅に増える可能性:続行の「横須賀線直通電車」を案内する重要性が高まるための交換か?
・2. (ダイヤとは関係なく)1行タイプを全廃するため:英語の案内拡充や、スクロール表示の積極活用にあたって、一度に表示できる情報量を確保するため?
・3. 総武線快速に「特別快速」など、「快速」のほかの種別の列車を、終日、ある程度の本数(最低でも毎時1本くらい)で新設する可能性:湘南新宿ラインなど、同様の状況にある乗り場では2行タイプの設置となっています
1.は、上野東京ラインに関連して、横須賀線および総武線(快速)の直通運転が、それなりに大きな規模で見直される、というシナリオです。
2.は、いま、「おもてなし」(外客誘致法[2957]など)に向けて、英語での案内の拡充が取り組まれているところで、これに関連して、英語アナウンス([2942]など)のみならず、電光掲示板での案内でも英語の情報提供を増やすのではないかとみられます。この場合、スクロール表示を増やすと、表示部分を占有する時間が増え、1行タイプでは列車の発車時刻などを表示する時間が減ってしまいます。このため、2行タイプにする(1行目に発車時刻などを表示したまま、2行目にスクロール表示できる)必要性が高まったとみられます。もしかすると、「電車がまいります」の点滅表示も、英語に対応(交互、もしくは2行とも使って点滅など)するのかもしれません。(この点は、「外国人によるひとり歩き点検隊」でも指摘されています。)
・[2958]
> > 「列車がきます」も英語で表記があればよい。(英)
なお、ツイッターに掲載された写真では、「工事中」の貼り紙に英語で「Under Construction」と付記されているように見えます。
※とはいえ「Under Construction」だなんて、いつの時代のホームページですか、という印象を受けます。Constructionは、重機でガリガリするような本当の工事=建設工事でないと、ふさわしくないと思います。電話の配線を室内でカチッとつなぐだけでも「工事」と呼んで「工事費」を徴収するのが日本ですが、これはあくまで日本語の感覚ではないでしょうか。
・「準備中」
http://ejje.weblio.jp/content/%E6%BA%96%E5%82%99%E4%B8%AD
・「作業中」
http://ejje.weblio.jp/content/%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E4%B8%AD
もっとも、ある意味では「見ればわかる」ともいえる「工事中」という状態を、わざわざ文字で知らせようとする貼り紙を英訳(直訳)しようという頭の使い方よりは、「使用開始予定日」を書こうというほうが、「お客さま目線」ではないでしょうか。
※設置の途中で動いていない時計(針の時計)や、昔の反転式発車標(いわゆる「パタパタ」)などでは、時刻や情報の誤認を防ぐために隠す必要があり、透けても困るので何か印字しておこう、といったことから「工事中」という貼り紙がされるに至るのだと思いますが、電光掲示板の何も表示していない状態というのは、時計ほどにはクリティカルではありませんので、貼り紙もなくてもいいともいえます。
・[2563]
> これまで「工事中」とだけ書かれていた張り紙に「使用開始予定日」が明記されていたのですね。
だいぶ前のことですっかり忘れていたのですが、アクセスログで、最近、参照された方がいたことがわかり、そうそう、そういえばそんなこともあった、と思い出しました。古い情報もアクセスしてもらえて光栄です&感謝します。
3.は、多分に希望が混じってはおりますが、既に「東西軸」([2939],[2940],[2966]など)について検討されてきていることが公表されているほか、仮に1.で「減便」に見えるような「見直し」が含まれる場合に、サービスが低下するような印象を緩和するための代替措置として、例えば新日本橋、新小岩、市川しか通過せず、所要時間もこれまでの快速と大差ないような列車であっても「特別快速」と呼ぶといった施策が講じられることも、ないとはいえません。(あくまで、過去の事例などからの推測です。)
また、いますぐという意味で、目先の意味合いとしては2.だけであるものの、上野東京ラインの直通運転が本格化するとみられる1年後以降に1.、そのさらに数年後に3.を実施するといった、かなり先(5〜8年くらい)のことまでを検討(もしくは内定)した上での電光掲示板の交換なのかもしれません。通常、電光掲示板は運行管理システムをいじるときや、ダイヤを大幅にいじるときくらいしか交換されません([2943])。仮に、2.であった場合には、英語の案内拡充という施策が、ダイヤの大幅改訂と並ぶくらい、重要な位置付けにある(なった)ことを示しているといえ、今後の英語アナウンスの拡充とあわせ、動向が注目されます。
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