・表1 東海道線(平塚−熱海)と外房線(千葉−上総一ノ宮)の乗車人員(JR東日本「各駅の乗車人員 2016年度」より抜粋) ・表2 7年後の「2025年度末までに120駅程度」の内訳は(JR東日本のプレスリリースより作成)
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東京圏で「2032年度末ごろ」までにホームドアを整備する駅について、6日、JR東日本が発表しました。
・JR東日本「東京圏におけるホームドアの整備促進について」(2018年3月6日)
http://www.jreast.co.jp/press/2017/20180305.pdf
ホームドアを「2032年度末ごろ」までに整備することが決まったのは、▼「電車特定区間」(いわゆる「E電」)のうち、東逗子以南、拝島以西と鶴見線、南武支線を除く区間の各駅と、▼川越線の大宮−川越、▼東海道線の大船−平塚、▼蘇我、それに▼成田空港高速鉄道が施設を保有する空港第2ビル、成田空港の各駅です。
東京圏の「電車特定区間」以外の駅でホームドアが設置されるのは、JR東日本では今回の▼川越線、▼(仮称)村岡新駅−平塚間、▼蘇我が初めてです。
なお、横浜線で1駅、武蔵野線で1駅については、今回の計画では対象に含まれていないことがわかります(=後述)。「電車特定区間」ではありませんが、エリアとしては含まれる東海道貨物線(いわゆるライナーホーム)についても言及がありません。
> 2032年度末頃までに整備する線区(330駅)
> 宇都宮・高崎線・東北貨物線(9駅)
> 京浜東北線(36駅)
> 埼京・川越線(20駅)
> 常磐快速線(10駅)
> 常磐緩行線(13駅)
> 総武快速線(11駅)
> 中央・総武緩行線(39駅)
> 京葉線(17駅)
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