そこらへんの意見をうのみにしたような実装がSwitch版「A列車で行こう はじまる観光計画」でなされたとは思っている。それでは「シムズ」一直線であって「A列車」ではなくなってゆく。これが「A列車で行こう9」の本来の客がふつうに持つ鉄道の知識のレベルである。マニアというわけではないけれど、都会で暮らして電車に乗り、学校にも職場にも遅刻はしたくないし、少しでも空いてるとか座れるとかの電車を見つけたいから、自然と鉄道には詳しくなるんです。そういう客が「A列車で行こうシリーズ」のPC版のナンバリングタイトル(およびソニーのゲーム機版)を買い支えてきた。特殊なマニアしか買わないじゃろという偏見は捨ててほしい。すごくふつうの学生や勤め人が買うのである。 |