・A9V2「村の架け橋鉄道」の「このマップの解説」が…ひどい! ・【村の架け橋鉄道】「このマップの解説」の『開拓』とは(談)
(約9000字)
「前編」([4529])からの続きです。
★A9V2「村の架け橋鉄道」の「このマップの解説」が…ひどい!
「村の架け橋鉄道」は「1960年」から開始するニューゲームです。なんかとんでもない「このマップの解説」が書いてある気もするけれど、あまりじっくりとは読みません。というか、子どもに読ませちゃいけません。何がどのくらいフィクションなのか大人に聞かないとわからないでしょう。
・電気事業連合会
https://www.fepc.or.jp/enterprise/rekishi/shouwa1960/index.html
> 1963年
> 火力(975万kW)による発電設備が水力(944万kW)を超え、日本の電源構成が「火主水従」となる
> 中部電力の四日市火力発電所1号機が運転開始(出力22万kW、煙突の集合化、高層化のはじまり)
> 関西電力・黒部川第四発電所が完成(日本最大のアーチダム、高さ186m)
> 東北電力・新潟火力発電所1号機が運転開始(初の天然ガス、重油混焼、出力12万5000kW)
「電気事業連合会」の説明でした。「このマップの解説」にある「電気も無い」は、電力会社からの供給がないということであって、電気なしの生活という意味ではないのです。書くなら「電気も来ていない」と書くべき。
「電気も来ていない」土地は、いまでも結構あるでしょう。小規模な水力発電所を自営して稼働する工場など、いくらでもあるでしょう。離島では、本土からの送電がないほうが多いでしょう。そういうことを「電気も来ていない」とは書けますが「電気も無い」と書くのは誤りです。
・「奄美大島を支える小水力発電、発電量を4倍にして運転再開」(2016年6月13日)
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1606/13/news086.html
> 奄美大島は奄美群島の主要島で、沖縄本島、佐渡島に次ぎ日本で3番目に大きな離島である。これまで島内の電力の約66%は、島北部にある単機出力1万kWのディーゼル発電機6台を備える「竜郷発電所」が担っていた。
> 1956年に建設されてから58年間運転を継続していた
> 小水力発電所「名音川発電所」の再開発工事が終了
> 名音川から取水し、有効落差約76.87メートルを利用して発電
https://image.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1606/13/rk_160609_amami02.jpg
ぬおー! 温泉宿でアネックスとかいうしゃれた新館の部屋に通されて意気揚々と障子を開けたら目の前が小水力発電所でしたみたいな顔で、ぬおー!!(※ジト目)
・[3681]
> 避難経路はじぶんで確認してあたりまえということをしっかり定着させたいですね、わかります。そもそもそれを教えるために修学旅行や林間学校などがあるのではありませんか。泊まる部屋に着いたら避難経路を確認すべしと「しおり」みたいなのに書かれていませんか。
避難経路の確認を他人任せにしない。じぶんはどういう空間にいるのかわかっていないといけないから(部屋に入って最初に1度は)障子を開けさせてもらう。二言はない。もちろん誘導には従う。しかし、誘導してくれる人も来られないような事態には自分で対処するしかないのだ。就寝するということは一大事なのだ。アネックスとかいうしゃれた新館の部屋に通されて意気揚々と障子を開けたら目の前が小水力発電所だったら、真下を見る。宿の建物の敷地が沢や崖ぎりぎりに迫っていて車など入れない。はしご車が来て窓から救出してくれるといったことがありえないとわかる。これは部屋単体では事実上1経路しかないじゃないかと覚悟するのである。長閑な時代であった。あのひどい火災のニュース映像は絶対に忘れない。(※本当です。)
・[4294]
> > 今日のニューヨーク・タイムスに熱海の火事の写真が出ていました。
> > ニューヨーク・タイムスは何十ページもあって熱海の火事の写真まで出るのだから呆れたものです。
> 1950年の「プリンストンだより」でした。
その火事じゃないです。(※恐縮です。)
・新潟原動機(IHIグループ)
https://www.ihi.co.jp/ips/whats_new/20060718.html
> 竜郷発電所は、1980年6月に1号機が営業運転開始となり、1、2号機はIHI製、3〜6号機は新潟原動機製とすべてのディーゼル機関がIHIグループで占められております。
https://www.ihi.co.jp/ips/whats_new/image/20060718.jpg
> 今回、6号機の増設が完了し、内燃力発電所としては五島列島の新有川発電所と並び60,000kWの発電能力をもつ日本最大の内燃力発電所となりました。
そちらはそちらで近年の増強の結果でした。現「IHI原動機」の説明でした。ありがとうございました。
・「66年振りに水力発電所を新設、三菱マテリアルが秋田県に」(2019年1月11日)
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1901/11/news041.html
> 同社にとって66年ぶりの新規水力発電所になる。
それがどうした。(ばーん
・「大和ハウスの水力発電所が完成、発電した電力は自社の電力小売事業に」(2018年10月24日)
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1810/24/news023.html
> 大和ハウス工業が岐阜県飛騨市で建設を進めてきた水力発電所が完成。発電した電力は同社が全量を買い取り、法人企業に販売する。
公共のインフラということでは、まったくない。昔なら自営していたものを外部化したという程度。会社が小さくなった。○か×か。(※個人の感想です。)「インフラ」を日本語でいえますか。はい「社会資本」ですねー(※変な声で!)ぐぇ。発電や送電の設備(ハードウェア)や線路・管路など“ブツ”を指して「インフラ」と呼ぶ者あり。そうじゃない。民間の者が“好きに”つくって(=いつでも「やーめた」と投げ出せる)せいぜい「おともだち」に使わせてあげるよというものを「インフラ」とは呼ばないのです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E9%81%93%E3%81%AE%E9%9B%BB%E5%8C%96#%E6%97%A5%E6%9C%AC
> 1950年代以降、多くの路線が電化されていき、東海道本線については1956年(昭和31年)11月19日、米原 - 京都間を最後に、支線を除く全線の電化が完了した。これを記念し、1964年(昭和39年)に鉄道電化協会がこの日(11月19日)を「鉄道電化の日」に制定した。
> 1954(昭和29)年から仙山線で商用周波数による交流電化の試験が開始され、1957年には同じく交流電化試験を行った北陸本線と共に、仙台 - 作並間 (50 Hz) と、田村 - 敦賀間 (60 Hz) での営業運転がはじまるなど実用化され、その後北海道・関東の太平洋側と東北・北陸(新潟周辺除外)・九州などに広がった。
> 電化は初期投資を要するが、輸送量の大きい路線では輸送単位あたりの維持費用は一般に低い。このため、一度電化が行われた路線の電化設備が撤去されることはまれである。
そのときそのときの事情でいろいろ変わります。電化こそが究極のゴールというわけでもなく、「非電化」だからというだけで何かが劣るというわけでもありません。必要な輸送が行なえることが第一です。その意味では鉄道ではなく道路でもよい。それを「A列車で行こう9」の話題の中でいいますか。えー…(てんてんてん)。
・宿毛市
https://www.city.sukumo.kochi.jp/sisi/116301.html
> 当時高知県は県営電気事業を行ない着々と成果を挙げていたが、なお県下に県電の外に、大小13の電気事業者があって、土佐電気以外は料金が高かったので、当時の高知県知事泊武治は、これらを速かに合同統一して合理的な経営を行ない、安くて良質な電気を県民に供給し不均衡をなくしようとして、安喜水力電気株式会社、北土水力電気株式会社、四国水電株式会社、檮原村営電気、佐賀水力電気株式会社、7郷村外2ヶ村水電組合、伊予鉄道電気株式会社中村出張所、南海水力電気株式会社の8社の買収を行なった。
> 離島振興法が制定されると、沖の島は島民の強い要望もあって、海底ケーブルによる送電の計画ができ、四国電力より送電することとなり、43年10月柏島中継所を設置して、宿毛より沖の島配電線を新設、この延長として海底ケーブルが施設され、10月21日より送電された。
> 戦後宿毛市で電燈のひかれた所は、30年高津、31年京法、32年野地、34年奥藤、還住藪、笹平、35年貝塚、久礼ノ川、36年都賀川、37年一生原そして48年に鵜来島へ電気がともり、無電灯部落は解消された。
※昭和37年は1962年です。
「宿毛市」の記述でした。水道が高いとか、水道が来ていないから井戸だというのと同じこと。いくらなんでも「村営電気」はあるでしょう。千葉でいえば小湊鉄道の電灯ですよ。そうでなければ工場があって、工場の責任で工場から社宅まで送電するといったこともあったでしょう。鉱山を考えてもいいでしょう。鉱山の島はぜんぶ鉱山の会社の所有で、会社の責任で『インフラ』が整備されるけれど、それはぜんぶ従業員と家族だけのためのもので、公共のものではないのです。そういう状況にあるはずと推定されるのがA9V2「村の架け橋鉄道」の「村」なのです。おわかりいただけましたでしょうか&おわかりいただけないはずがありませんのでさっさと次へまいりましょう。(※かなり怒っています。)
★【村の架け橋鉄道】「このマップの解説」の『開拓』とは(談)
うーん。
・「神社(海)」の地下に地下鉄駅をつくり、東側の地平に出てきて、そのまま「東の隣町」へ
「発電所がない」状態では乗客はゼロだということです。これは建物がどうこうじゃなくて「発電所がない」のがいけないんです。
・たいしょー!「ソーラーパネル」1つっ!:あいよ(ぐぇ)集落のほうの列車はかろうじて乗客数が「1」になりますが「神社(海)」のほうはゼロのまま
・たいしょー!「火力発電所」1つっ!:あいよ(ぐぇ)両方とも「1」になりました
PCゲーム「A列車で行こう9」の「発電所」は、それ自体も建物として「工業」「ビジネス」などの「影響度」(※それぞれの「なになに度」)を持つのでした。「火力発電所」は抜群のバランスと「影響度」の大きさを持つけれど、「エコ電力」の類は概して建物としては「影響度」がほとんどない、本当に「電力」をもたらすだけの簡素な(ゲーム上の)アイテムだということになっていました。
・「なになに度」の一覧(※公式)
https://www.artdink.co.jp/manual/aexp/const01/const01.html
> 都市の商業度の増加に効果的な建物
> 都市のビジネス度の増加に効果的な建物
> 都市の文化度の増加に効果的な建物
> 都市の工業度の増加に効果的な建物
つまり、電力需要を満たすだけでは「乗客数」がじゅうぶんに上がってこないんです。ここでは「発電所がない」ことと「工業の比率が足りない」の“ダブルパンチ”で乗客数がゼロのままだったのでした。「神社(海)」のほうにも「乗客数」が上がってくるためには、「火力発電所」が持つ「工業」などの「影響度」が必要だった、というわけです。がばい「産業構成比」であります。…そこに「がばい」って、要るかなぁ。(※ソコジャナイ。)
・「開拓」とは
https://kotobank.jp/word/%E9%96%8B%E6%8B%93-457906
> 初めは流刑植民地として出発したが、1793年には自由移民が上陸し、主として牧畜地としての開拓が展開された。
> 開拓の人的資源として、19世紀末ごろからブラジルを主とするラテンアメリカ諸国は、人口過剰の国から開拓者としての移民を迎える方法をとったり、欧米の資本主義国家は、熱帯・亜熱帯地方で大規模農場の開拓を低賃金の現地労働者に行わせる、プランテーション(植民地農業)の方法をとったりした。ブラジル開拓移民は日本人も非常に多く、その数は第二次世界大戦前に比べて少ないが、いまもなお続いている。しかしプランテーションも世界的な民族独立機運とともに激減しつつある。
> 日本における開拓は、地勢の険しい、狭い島国という地理的条件、海外に開拓地を求められない鎖国という政治的条件から、開墾的要素が強いものがある。古くは『日本書紀』応神(おうじん)天皇の40年(5世紀ごろ)に、山林原野が開墾させられたという記録がある。以後、開墾の記録はかなりあるが、河川、湖沼、湿地帯の多い地勢、水田農業などの特質から、灌漑(かんがい)、水防、干拓、埋立てなどを伴う独特の開拓事業が行われてきた。広い意味での本格的な開拓が行われ始めたのは、未開の地、蝦夷(えぞ)地(北海道)の開発を明治新政府が国家的事業として着手した、北海道開拓計画からである。
「このマップの解説」に出てくる「開拓」という言葉の、おおまじめなら的外れで、半笑いなら不適切きわまりないことよ。(「植民地」を除くと)ほとんど北海道のことにしか使わない言葉になっている。このマップは北海道がテーマなのか。それにしては列車が「キハ52形100番代(国鉄色)」ではないか。
https://mokeitetsu.com/wp-content/uploads/2019/11/02c0380b628aae61a405ee0e5b29a8dc.jpg
「糸魚川」とか「南小谷」って書いてある。あらやだ本当だわ。(棒読み)
・(♪〜)
https://www.hoshinoresorts.com/guide/wp-content/uploads/2019/11/ic00.jpg
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84%E3%82%AD%E3%83%8F20%E7%B3%BB%E6%B0%97%E5%8B%95%E8%BB%8A#%E3%82%AD%E3%83%8F52%E5%BD%A2
> 勾配区間用の一般形気動車で、キハ20形の2基エンジン搭載形である。
> 国鉄の2基エンジン気動車としては最初の両運転台車であり、急勾配のローカル線用車両として本州・四国・九州各地で重用された。
北海道ではなかったが、急こう配ということではナイスなチョイスであった。しかし、本件ゲームで急こう配という表現がじゅうぶんに楽しめるかというと「?」である。だからこそアイコン的に本形式を走らせるということでもあったろう。(※細い目)
> キハ20形は一般型気動車であり、キハ22形を除いて定期の急行運用に就くことはなかったが、本形式は、2基エンジンで強力なこと、単行運転が可能なことから、只見線および会津線の急行「いなわしろ」として、1982年6月23日の東北新幹線開業による列車自体の廃止時まで、長らく使用された。この列車は気動車単行の急行で、かつ遜色急行であるとともに、急行「あがの」「いわき」と併結する多層建て列車として異色の存在であった。
わあぃ遜色急行「いなわしろ」。***遜色急行「いなわしろ」大好き。さっそく遜色急行「いなわしろ」を“再現”しない手はありません。(棒読み)
https://www.ja-town.com/img/goods/2501/1/2501-A1910-1-3.jpg
https://www.ja-town.com/img/goods/2501/2/2501-A1910-1-3.jpg
https://www.town.inawashiro.fukushima.jp/data/images/4549/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B4%EF%BC%8D%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8%E7%94%A8.jpg
> 「天のつぶ」に続く、福島県のオリジナル新品種が登場!
> JA全農福島
> のし
えー…(てんてんてん)。
・[3781]
> > 事柄について伝えられてきた歴史。その事の出所・経歴など。
> > 古くから伝わっている事物についての、いわれや伝来の事情など。
> どのくらい大事かはよくわかるよね。「いわれ」の真偽とは別次元で、どれを正統の「いわれ」として採択しているのかみたいなメタなことも含めてね。
https://www.jre-travel.com/content/dam/jretravel/site/page/article/images/00026/a00026_mv_sp_p.jpg
> JR小田原駅から箱根登山鉄道箱根湯本駅下車、箱根町・元箱根行のバスで元箱根下車、徒歩10分
> 箱根神社は、箱根町元箱根にある神社です。1200年以上の歴史がある神社で、源頼朝や徳川家康も参拝したとされています。
本当かね。だが、それはいい。
> JR小田原駅から箱根登山バス桃源台行きバスで終点下車、約60分
> 芦ノ湖はニジマスやブラックバスなど釣りの名所としても知られていて、釣りを目的とした観光客も数多く訪れます。
https://books.bunshun.jp/mwimgs/4/e/750/img_4e6c7f0c881bd3fbde5ade092fd3b67c1082721.jpg
https://books.bunshun.jp/mwimgs/a/e/-/img_ae646430cb53cfa57a09e88f23f321e0108955.jpg
井伏鱒二先生みたいな人がサンショウウオみたいな顔してふらっと訪れるのだ。
> 箱根は、大きく6つのエリアに分かれています。それぞれ特徴が異なるので、観光の前には特徴についても確認しておきましょう。
> 箱根は、都心からのアクセスが良好なエリアです。新幹線を使えば東京駅から箱根湯本駅まで約1時間、普通列車でも1時間40分ほどで行けます。
そのような解釈もあった。「びゅうトラベル(JR東日本)」の説明でした。小田急とはひとこともいわない「びゅうトラベル(JR東日本)」でした。
https://travel.rakuten.co.jp/onsen/sea/hakone/OK00306.html
> 箱根湯本温泉の海が見える露天風呂の宿
…あるの? …ないの!?
> 誠に申し訳ございませんが、この検索条件に該当する宿泊施設が見つかりませんでした。
> 条件を変えてお探しください。
…ないの? あるの!?
https://www.royal-resort.co.jp/static/wp-content/themes/royal-resort/images/topic_images/2440683_s.jpg
熱海と箱根湯本が交錯する。…しないよっ!?(※真っ赤)
・「「瞬発力と持久力」の大規模蓄電システム、伊豆大島に導入」(2015年1月5日)
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1501/05/news082.html
> 本州に広がる東京電力の系統からは独立しており、島内には火力発電所が1つしかない。大島内燃力発電所(大島町元町、出力1万5400kW)だ。所内にはディーゼル発電機が6台設置されており、これが太陽光発電などの出力変動を吸収する。
> 大島系統に接続可能な再生可能エネルギー発電所の容量は、短周期の変動を考慮すると1150kW、長周期の変動では1430kWだ。
いらぬコストが基幹発電所のほうにかかってしまう。接続しないで使え。接続して買い取ってもらえるということを普及の動機付けに使うな、ということに尽きます。
・(2017年6月6日)
https://ritokei.com/article/news/8909
> 八丈島は、東京・竹芝港から南方海上287キロメートルに位置する火山島。島内では、東京電力が1999年に開設した国内離島初の地熱発電所「八丈島地熱発電所」(総出力3,300キロワット)が稼働し、同社の内燃力発電所(ディーゼル発電 総出力14,100キロワット)と合わせ、約8,000人が暮らす八丈島の電力供給を担っている。
こちらは本物である。(※恐縮です。)
https://ritokei.com/wp/wp-content/uploads/2017/06/%E5%9C%B0%E7%86%B1%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80.jpg
> 八丈島の地熱発電所では、島の最低需要電力相当の約2,000キロワットを安定的に発電可能なため、ベース電源(※)として利用され、発電の際に生じる熱の園芸温室などへの活用も試みられてきた。
> ※ベース電源:季節、天候、昼夜を問わず、一定量の電力を安定的に低コストで供給できる電源。電源には、このほかに「ピーク電源(季節や時間帯によって高まる電力需要に応じて供給する電源)」と「ミドル電源(中間的役割の電源)」がある
翻って、本件ゲームこと「A列車で行こう9」では、そこまでの精緻さのないまま名目的に「エコ電力」が導入されてきて困るのであるが、ゲームの中でも実際に困るというところは、現実を(現実とは違うかたちではあるけれど)よく模擬したことになっているのが皮肉である。いえね、そもそも皮肉のつもりで実装された「エコ電力」なのかもしれませんけどね。(ねちねち)
「後編」([4531])に続きます。
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