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(約3000字)
[3024]の続きです。
・[3024]
> これまで東京駅の5・6番線のホームや階段が降車客であふれていたのが、こんどは9・10番線があふれるようになるということを意味します。
> そこで整備されたのが、北通路へ降りる3か所目の階段です。
この階段(通路)は、朝ラッシュ時に「一方通行」とされています。駅構内の階段が「一方通行」というケースがあろうとは、恥ずかしながら当該の階段で初めて知った次第です。
「認知の壁」とでもいいましょうか、気にしていないと目にも留まらず、逆に、ちょっと気にしてみると、あちこちから情報が入ってくるものです。
・(ちょっと違いますが)「認知の壁」
http://www.mercer.co.jp/insights/focus/c-suite-talk-live/049-centralsecuritypatrols-01.html
> 社会的認知の壁もあります。警備業界に勤務する人々は大変重要な社会的責務を負っていると自負していますが、その重要性にふさわしい社会的認知を受けているかというと、まだそうとも言い切れない状況です。
> 道路工事の現場では建設業の方々に理不尽なことを言われましたし、通行止めで迂回をお願いした車の人がお怒りになって降りてきて、ひどいことを言われたり蹴飛ばされたりもしました。大事な仕事なのに・・・という思いは、学生のアルバイトながら感じましたね。
どうにも減らせない混雑に対して、これまで警備員を増員して誘導にあたるなどしてきたところ、一方通行にしてしまへ〜という、見方によっては鉛筆的なところもある施策(※)といえます。
※「除雪が追い付かないなら明かり区間を最小限にしてしまへ〜」([2980])のような、という意味でございます。いわゆる「人海戦術」に駆り出される側としては、限度を超えて駆り出されるのも困りつつ、まったく駆り出されなくなるのも困るという、微妙な問題を含んでいるように見えます。
私が知ったのは東京駅での(JRでの)ケースが最初なのですが、東京メトロで先例がありました。
・東京メトロ「新宿三丁目駅 連絡通路の時間帯一方通行化について」(2013年2月7日)
http://www.tokyometro.jp/station/shinjuku-sanchome/pdf/info_20130207.pdf
・東京メトロ「新宿三丁目駅 連絡通路の時間帯一方通行化について」(2013年3月22日)
http://www.tokyometro.jp/station/shinjuku-sanchome/pdf/info_20130322.pdf
・東京メトロ「(東西線・大手町駅)中野方面寄り階段は上り優先」(2014年3月10日?)
http://www.tokyometro.jp/notice/pdf/otemachi.pdf
> 3月10日(月)より
※曜日からすると2014年ですね。本当でしょうか。
・ライブドアニュース「都心乗り換えで想定外の「異変」」(2013年5月11日)
http://news.livedoor.com/article/detail/7666070/
> 提供社の都合により、削除されました。
> 概要のみ掲載しております。
個人のブログ等を見ますと、読売新聞で「乗り換えに改札外「回り道」も…地下で「異変」」(同日付)という記事が出ていたようです。見逃していました。この記事によりますと、東京メトロでの駅構内の一方通行化は2013年3月、副都心線と東急線の直通化に備えて、新宿三丁目駅で設定されたのが最初とみられます。
ネット上では、一部に「ピカピカの新線なのに大混雑で『お粗末』だ」という論調が見られますが、(いくら感想は個人ですとはいえ)さすがに素朴すぎるという印象を受けます。「お粗末」とは、何のシミュレーションもしないで「フタを開けてみないとわからない」などと言い放つくらいでないと使えない、かなり非難めいた表現です。フタを開ける前に混雑(流動)がわかって、一方通行という施策をあらかじめ講じることができたという点で、しっかり「科学」([2938])されているんだということを知っておきたいですね。
・「お粗末だ」
http://ejje.weblio.jp/content/%E3%81%8A%E7%B2%97%E6%9C%AB%E3%81%A0
・「非難めいた」
http://thesaurus.weblio.jp/content/%E9%9D%9E%E9%9B%A3%E3%82%81%E3%81%84%E3%81%9F
・(もっと違いますが)「フタを開けられない」
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1408980504939.html
当該の新聞記事については、「駅構内の一方通行化」にニュースバリューがあると判断したところまではよかったものの、あと一歩、踏み込みが足りなかったか、あるいは「回り道」「異変」といった予断を持たせるような表現を含んだ見出しであったために、ネット上での否定的な論調につながっている面もあるかと思います。例えば「改札内の混雑、改札外通路へ:一方通行化で人の流れスムーズに」といった「なるほど感」の高い見出しにするとともに、鉄道側の担当者が「回り道になってしまうお客さまも出てしまいココロ苦しいですが」などと申し訳なさそうに、しかし確固たる施策への自信を持ってコメントしていたとすると、かなり印象が変わるはずです。
・[2908]
> 旧営団が何かすばらしい先見性を持っていたというよりは、地下駅の構造上、そうするしかなかった、という結果といえます。
必要あっての施策であって、必要に迫られるということが、新しい施策を生み出す機会になっていくわけです。施設さえ拡充できれば(≒金さえあれば)的な発想しかないのでは、いつまで経っても、それができない部分で不便さが放置され続けるということになってしまいます。
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