(約5000字)
なるほどそういう作品があった。すごく長寿の。
・(2020年9月23日)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75827?page=8
> 訪日外国人に対する「イジり」は一切ない。
> 1977年に登場したホノルル市警のポールのように、「外国人」という属性それ自体で遊ぶことは、特に2010年代以降、社会的な不謹慎となった。
いきなり8ページ目を見ても、なにがなにやら…(てんてんてん)。横書きと縦書きを間違えてうしろから読んじゃったみたいな申し訳なさ。問題ない。(キリッ
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75827?page=3
> 「かまわないよ。どうせ外人にはわかりゃしないから」という両津の言葉は、「外国人観光客の日本知識なんてこんなもんだ」という決めつけと、「誇張された勘違いニッポンは外国人受けする」という狙いすました商売っ気が結びついた、80年代当時の日本のインバウンド観がよく出ていたと言えよう。
本件ゲームのメーカーの社長氏が小冊子の漫画でいう「鉄道好きゲーマー」([3685])に置き換えて読もうじゃないか。なあに「どうせ鉄道好きゲーマーにはわかりゃしないから」&「鉄道好きゲーマーの鉄道知識なんてこんなもんだ」&「デフォルメされたA列車で行こう9はゲーマー受けする」という狙いすました商売っ気で80年代当時の日本だ。
> 87年32号「This is お座敷 空の旅の巻」(56巻)
この1987年に見られた態度のまま、その後、いかなる変容もしていないのが「A列車で行こうシリーズ」なのである。
・[4172]
> 「おどる広告都市」のマップに「ビッグ・ベン」「コロッセオ」「ロンドン塔」「サグラダ・ファミリア」があっても誰も喜ばないのは明白で、ゲーム上も嫌がらせでしかないし、そんなことに外国の有名建築を勝手に使うのは失敬なことである。さらに3種類の「天守閣」を、どう見ても北海道なマップで建ててしまう(※「時計台」と同時に建てる)ことのどれだけ失敬なことか。誰に対しても失礼で、二重にも三重にも失礼なのである。これが“かれら”の正体である。
> あくまで個人としては本気で腹が立つ。
・[3944]
> > “盗用”と“尊重”、その違いとは
> > “盗用”と“尊重”、その違いとは
> > 異言語、異文化をもっときちんと知り、リスペクトすべきという考えを持つ人が増えてきたということだ。
> > いくらブランド側がアート表現の一つであり、リスペクトを込めた文化へのオマージュですと言っても、見る人によっては「盗用のレベル」と批判されてしまうことがある。
> > 文化の盗用とは、違う文化を持つ者同士が単にお互いの文化を取り入れたり、文化交流したりすることではない。「支配的なマジョリティの文化に属する者」が「不利な立場にいるマイノリティの文化」を、もともとの趣旨や意図、意志に反する形で勝手に使うことであり、そのルーツは植民地主義や帝国主義にある。
・[4172]
> ゲームとしては「邪魔者」という役柄(悪役)を負わせる建物やアイテムがあってもよいのだけれど、それはぜんぶ自前で創作すべきだ。桃鉄のボンビー(※仮名)とか、ぷよぷよのおじゃまぷよ(※仮名)のようにね。
むこうの漫画ではとっくに封印された表現を現役でぶしつけにぶつけてくるのが「A列車で行こうシリーズ」だ。
・夢のドリームARXニュー中禅寺湖(違)
https://arx.neorail.jp/newgame/?%E3%81%8A%E3%81%A9%E3%82%8B%E5%BA%83%E5%91%8A%E9%83%BD%E5%B8%82
> 「おどる広告都市」は、札幌をモチーフにしていながら「ビッグ・ベン」「コロッセオ」「ロンドン塔」「サグラダ・ファミリア」と3種類の「天守閣」が配置されていて不自然、かつ、北海道に対してもヨーロッパに対してもリスペクトを欠いた極めて不適切な表現になっています。わたしたちの価値観とは相いれないもので、看過できるものではありません。これらのランドマークを撤去してからプレーしたくても、ゲーム内では費用が捻出できません。わたしたちの自由で自然なプレーとゲームを通じての学びが不当に妨げられています。「A9V3」(2014年6月29日)で追加されたシナリオマップでありながら、信じられないありさまです。それでも、ここでは「ネオン橋ブリヂM」という別名(いわばニックネーム)をつけて呼び、地形データのすばらしさのみに着目して紹介するものです。このマップの地形データを使い、「岩盤編(地質調査のしごと)」として「地質の見立て」を堪能します。なお、シナリオマップとしては「時間拡張450倍」ですが、いまさら「時間拡張450倍」でプレーしようという人はいないでしょう。
・[4207]
> > マップ「おどる広告都市」は、デジタルサイネージが街のいたる所に配置されている都市だ。時間が変わると表示も変化する
> 「公式マスターズガイド」でも「“大型ビジョン付き建物”と“デジタルサイネージビル”の魅力を紹介するマップ。」「デジタルサイネージビルと大型ビジョン付き建物の電力消費量が実感できる。」などと、聞いてもないのに「聞いてくれよ!」みたいに妙に強く念を押すように書いてある一方で、「ビッグ・ベン」「コロッセオ」「ロンドン塔」「サグラダ・ファミリア」と3種類の「天守閣」を配置して「なんのことやら(半笑い)」みたいにえへらえへらしているのがすごくいけ好かない。「“大型ビジョン付き建物”と“デジタルサイネージビル”の魅力を紹介するマップ。」なら「“大型ビジョン付き建物”と“デジタルサイネージビル”の魅力を紹介するマップ。」で「“大型ビジョン付き建物”と“デジタルサイネージビル”の魅力を紹介するマップ。」に徹することができず、どうして必ず余計な悪ふざけを入れるのか。そういう輩だからとしか…(てんてんてん)。
> 「デジタルサイネージビルと大型ビジョン付き建物の電力消費量が実感できる。」は1972年ごろの嫌味だね。オイルショックでネオンを消してね。それをちょっと2011年3月から夏にかけて思い出しちゃったんだね。
いまなら『ネオン警察』みたいに呼ばれそうな、『このご時世』に『消してないネオン』を見つけて指弾して回るようなのを、1972年に6〜10歳くらいだった少年はしていたんじゃないか。えー…(てんてんてん)。(※しどろもどろ)
・[4161]
> > 「日本のことを勘違いして論じるアメリカ人」という設定のウィリアム・C・フラナガン名義の作品もある。
コレジャナイ。
・[3746]
> > 曖昧な表現で「川はみんなのもの」とのうのうといってのける態度
> 「世界遺産=イコール=みんなのもの!」みたいな曲解
> 平等院は世界遺産だからジグソーパズルは教材の類だよ!(じぶんたちは「いいこと」をしているのにどうして責められるのか)みたいな態度をとる者がいるとしたら、なんとあさましいことよ。
> 無関係の者が好き勝手に「これは教材だもん!(半笑い)」みたいな態度で商品をつくって売ってよいということにはなりません。
・[3802]
> > ※アボリジニの人たちに配慮するため、現地の取材のガイドラインに従い、観光客がウルルを登る様子や神聖な場所などは撮影・掲載していません。
> あたりまえです。しかし、これをあたりまえですと断言しないでぐだぐだとあーでもこーでもという観光客がまだいるということに目を向けなくてはなりません。
> > 岩登りができる最後の日。ウルルのふもとには、日本をはじめ世界各地から大勢の観光客が殺到しました。なかには、宿泊場所を確保できないまま現地入りしたという若者もいたほどです。
> > 訪れた理由を尋ねると、口々にこう答えました。「登れなくなる前に登っておきたかった」ほとんどの人たちがウルルに登れなくなることを惜しむ一方で、先住民の文化を尊重する必要があると、禁止には理解を示していました。
> その態度を「理解」とはゼッタイに言わない。(※見解です。)
> > オーストラリア政府によりますと、岩に登りたいという観光客は1990年代初めには74%に上っていましたが、2017年までには20%を下回りました。
> これがだいたい日本でいう『平成時代』である。本件ゲームが「ランドマーク」などと称して安易に諸外国の有名建築物を模したちゃちな建物を登場させることに対して、現代の感覚で感じる反発を理解していない態度が許せん。これゼッタイ。(※意見です。)
https://cdn.kdkw.jp/cover_1000/321811/321811001156.jpg
※画像はイメージです。
・[3901]
> > 三番瀬再生計画との整合性の確保を前提に検討を進めるなどとされ
> 余計なことをしてくれやがったといわんばかりであるが三番瀬がないと鳥が減って虫が増えるというシミュレーションでもしたらどうなんだい。
「環境」への態度も、同じ時期に大きな変容があったけれど、それを表層的にしかとらえていないのではいけない。
・[3746]
> フィクションの中で富士山をめちゃくちゃにしたれー(※意訳)みたいなのは、それはそれでそういう表現である。
・[3712]
> 失礼があると絶対にいけないというのではありません。
> 失礼を承知でおどけたり風刺したりする意識的な表現活動と違って、本当に「まじめ」に、失礼にならないようにしようとしながら、根底で無意識のうちにとんでもなく失礼なことをしているのかもしれないと考えてください。
・[3746]
> 何に対して失礼なのかという“相手方”がはっきりしないけれど、かなり抽象的なところで失礼にあたると思ったんです。「むこうに具体的な相手方がいない限り失礼は発生しない」みたいな考えの人を、それではいけないといさめるものです。
> 具体的にだれから失礼だといわれたわけでもないからいーじゃんみたいなひとはきっといる。しかしそれでは困る。
・[3652]
> > 「お綾や親におあやまり」の類。
出ました『「お綾や親におあやまり」の類。』。子ども時代に子どもだけの社会で育った者には存在しない概念。センパイにはへこへこするが、いかなるまともな大人の存在も眼中にない。…うわぁ「アウトオブ眼中」みたいなの。
・[3803]
> しょくんが「A列車で行こう9 評価」という検索語で検索して検索結果を見て嘆きたくなる気持ちがよくわかる。いっぽうそのころ、メーカーとしては「敵」(うるさく「要望してくる」『鉄道好きゲーマー』こと「鉄道マニアの人」:すべて原文ママ)を“黙らせた!(たったー)”と思っているのだろうが、ちょっと待ってほしい。
> > 初めてこのシリーズに手を出してみようという方には、悪い事は言わないので3DS版から始めることを強くオススメします。
> これはひどい。「A9V3」なんて、いかにも売れそうな顔して大量に出荷しさえすれば『現金化』が完了である。店頭にいつまでも箱があって客の目に入り続ける「売れなくていい広告役!」なんだ、店での売れ行きなどどうでもいい(!?)&むしろ売れなければ売れないほどいいぞ!(※白目)しかし3DS版は販売本数が公開されてしまうから数字を稼がないといかん(諸事情により略)なるほど「A9V3」に目を留めた購買力の低いやつ(!!)に3DS版を買わせたれ(棒読み)みたいなステマだと疑ってよい。疑われたくないから一応、形式的には開発元をけなしておこうじゃないか。…えーっ。
・「ログイン『A列車で行こう9』発売記念 特別号(非売品)」より「てっちゃんですか?」付近(2010年2月11日)
> (26ページ)
> てっちゃんですか?
> ちがいます
> 鉄道好きゲーマーは
> 毎回「もっとリアルに」
> って要望してくるので
・[3694]
> 「してくる」に傍点だよおねーちゃん。(※おねーちゃんはイメージです。)
> 実際の発話で『鉄道好きゲーマー』みたいな長ったらしい(そしてきれいすぎる)NHKっぽい言い換え表現みたいなのを最初から発するとも思われず(略)担当の漫画家氏が良識に照らして発言をぼかしてくださったのだなぁ(※推定)どんな表現でののしられたのかと戦々恐々としてまいるとはこのことだよ。
> 本件ゲームを発売する側は「士」:じぶんたちは官公庁の仕事も受けてきた“まじめな会社”だけどキミたちは遊びほうけていてしかもわがままばかり言ってくるんだぜ、みたいな空気を感じていれば&なあにかえって(違)しつれいしました。
まさに平成元年「アウトオブ眼中」としかいいようがない。
|