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[3589]の続きです。
・[3589]
> 東日本旅客鉄道(JR東日本)「ドップラーレーダーを用いた突風に対する運転規制手法の開発」
この「ドップラーレーダーを用いた突風に対する列車運転規制」、長いですけど「ドップラーレーダーを用いた突風に対する列車運転規制」で1語の固有名詞だと理解しました。
・NHK「JR東日本 突風発生の予測システムで列車の脱線防止へ」(2017年12月18日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171218/k10011262081000.html
> 事故のあとJR東日本は、気象庁の研究所と共同で突風を予測するシステムの開発を進め、19日から運用を始めることになりました。
> このシステムでは、突風の原因となる「空気の渦」をドップラーレーダーと呼ばれる気象レーダーで探知し、突風の発生が予測される場所を割り出します。そして、運行区間で局地的な突風が発生するおそれがあるとされた場合は、運転士に連絡して列車の運転を見合わせるということです。
> 対象となる区間は、突風が発生しやすいとされる羽越線の五十川駅と女鹿駅の間、それに陸羽西線の余目駅と清川駅の間です。
> JRによりますと、ドップラーレーダーを使って突風の発生を予測して運転を見合わせるシステムは、世界でも初めてだということです。
「ドップラーレーダーを用いた突風に対する列車運転規制」が、NHKでは「ドップラーレーダーを使って突風の発生を予測して運転を見合わせるシステム」と言い換えられることがわかります。(棒読み)
レーダーによる観測は、観測網の構築あってこそのものであります。当然ながら、免許も必要な設備であり、すべてのドップラーレーダーはデフォルトで気象庁に生データをお納めする責務があると理解されましょう。
※観測データに自動的に発生する「公共性のようなもの(仮)」を、自社では持て余す、の意。
・[3051]
> 扱う内容の公共性や有用性に対しては、もっときちんと扱うことが期待されます。
・[3587]
> 経済学を修めていない者が、Rの操作だけを覚えて「時系列分析」を、実経済のデータを題材として行なってはならない(無資格××である)
> 「時系列分析」は応用範囲が広いので、経済学とは関係なく分析手法だけを使うということはあるとしても、経済学が培ってきた背景を理解せずに小手先で使ってみせるのはおこがましい(経済学における「時系列分析」が既に直面し解決してきた数々の問題を最初から学んだほうがよい)
※「データ同化」については[3151],[3520]を参照。
・[3169]
> 研究成果は、研究者個人や研究チームの「財産や得点のようなもの」ではなく、一種「公共財」になるわけです。そうして広く認められた研究成果が、さらに重層的に体系化されていって「知見」と呼ばれつつ、また、足元でも、そうした大きなものに貢献する(と自負する)成果(狭くは「論文の4章」)ひとつひとつを指して「本研究で得られた○○に関する知見(を今後の研究に役立てる)」と述べたり、きわめて「大たん」には「○○に関する従来の定説を覆す大発見!!」とふれこんで『大きな知見』(が得られた=どうだスゴイだろ的なソレ)などと…(略)。
> そもそもかなり大きなものを広く指す「知見」に、大きいも小さいもあるものか、と思います。『大きな知見』は「大きな発見」との混同(誤用の一種?)かなぁ、と思われますが、みなさま、いかが思われますでしょうか。「知見!」といいきらず「○○に関する知見」と、そのくらい「第4種謙きょ」(4歩くらい引いた、の意)でないとだめですよねぇ、たぶん。
> もっとも、こんなことをうじうじと述べると…周りの人が4歩くらい遠ざかっていくように見えるのは気のせいではないでしょう。
我々、田端で乗り換えた京浜東北線の快速電車で当駅には停車いたしませんのほうなどしながらとなりを走る山手線との速度差のようなものを確かめては悦に入り(中略)われわれの地球は自転しているんですよ!! …逆かもしれないけど。(棒読み)われわれ「頭の上のずじょー!」を京浜東北線の快速電車よりゆっくり走る新幹線の電車は見なかったことにしよう! …お、おぅ。
・[3117]
> > 960MHz〜2.7GHz帯において、「携帯電話システム」について「携帯電話の周波数需要に対応するため、現に3GPPが策定している国際標準バンドと協調した周波数帯やITUに |