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「前編」([4914])からの続きです。
・[4914]
> 博物館で見てきたおもしろいものを、家に帰れば何か適当なおもちゃで『再現』して、もう1度、そのおもしろさに浸りたい。おもちゃがなければ、食卓塩のビンが「赤い新幹線(たぶん0系のつもり)」になったって、いいんです。
https://m.media-amazon.com/images/I/41BFOF+RhGL._AC_.jpg
https://3.bp.blogspot.com/-oSRmaphoy9w/W8P_veFNEZI/AAAAAAAABLE/q7AvxKrOZsw_Dd_zyJBKAXxtjPo4Hl5CwCLcBGAs/s1600/20181014.jpg
http://www5e.biglobe.ne.jp/~iwate/alacarte/shinkansen/stamp/index.html
http://www5e.biglobe.ne.jp/~iwate/alacarte/shinkansen/stamp/images/stamp_0_01.jpg
> 恐らく元になった写真が白黒写真で、色は想像を働かせたのだと思います。
色を気にしていないということかもしれない。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~iwate/alacarte/shinkansen/stamp/images/stamp_0_04.jpg
> やはり外国で思い描く新幹線は、このくらい変身してくれないと面白くありません。赤茶色の地色が日本離れしたこの電車、本当に新幹線のつもりで描いたのかは分かりませんが、正面下部のほうからちょこんと出た連結器がチャーミングです。
えー…(てんてんてん)。
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1520179516029/index.html
> 事前指導のお願い
> 見学学習でのお願い
> 博物館利用上の注意
> 博学連携による博物館学習
> 小中学校の学習内容(単元)と展示資料との関連表(例)
いたってふつうのまじめな「学習」こそが、実はすんごい楽しいんです。「学習」を楽しいと思ったことが一度もない世代の人もいるかとは思うので、ぜいたくなことだとは思いますけれど、根本的に現代っ子ほどぜいたくなところに生きている。そこに寄り添わずしては「プレイヤー層を拡大」など夢のまた夢。なんと「学校のほうがおもしろい!」といって、ゲームソフトには興味を持たないことすらありうる。(※極論)
・「ちゃち」「さもしい」「むさくるしい」とは
https://kotobank.jp/word/%E8%B2%A7%E4%B9%8F%E8%87%AD%E3%81%84-675907
> 貧乏たらしい。
> 貧乏たらしい・けち・吝嗇・しみったれ・しわい・渋い・しょっぱい・細かい・みみっちい・いじましい・さもしい・卑しい・せこい・陋劣・けちけち・けち臭い・世知辛い・こすい・安っぽい・安手・ちゃち・みすぼらしい・ぼろい・貧相・貧弱・むさくるしい・所帯染みる
(この種のゲームソフトを買おうとか実際に買える)現代っ子はリアルにすごく豊かなので、ゲームソフトの中に「ちゃち」「さもしい」「むさくるしい」と感じさせるものがちょっとでもあったら、それだけで敬遠すると思へ。他人に見せつけるかのようにぜいたくな旅行をしてみせるというのも、それがぜいたくであればあるほど、貧乏くさいのである。「観光」というものは、政府や業者がいうほどには共感を得ていない。(※あくまで考えかたです。)
・[4464]
> > 「何となく旅行をしないままに過ぎた」という、旅行に対する消極性をうかがわせる回答も多く、旅行をしなかった人の2割以上がこれを選択している。
> 旅行より自宅でペットと過ごす時間のほうが大切だという考えを「消極性」と斬って捨てられるのでは、たまったものではありません。
再びゲームのニュースから。
・(たぶん再掲)
https://www.4gamer.net/games/536/G053672/20210303077/
> 既存のユーザー
「ユーザー」と呼ぶ。
> 日本鉄道という黎明期の鉄道会社は,線路ひとつ,トンネルひとつ作るだけでもとても大変だったそうなので,こうした苦労にフォーカスした企画を出したんです。
「A列車で行こう9」でいえば、トンネルを「Project」メニューに移して、詳細な情報を表示する([4912])ということである。(本物の鉄道博物館のおかげで知識が普及していることもあって=特にファンでもマニアでもなくても&大昔の社会科は忘れていても、いまとっさに頭に浮かぶ=)着眼点はよろしいのに、そこから企画につなげる力がとんでもなく弱い。線路についていえば、「線路総延長/年」という表示1つで片づけてしまうのでなく、プレーヤーがマップ内に置いた線路パーツの1つ1つに「設置年月日」「最終更新日」などの「時間」の情報を与えたり、その線路を通過した列車についての(人員やトン数など)累計の数字を出すなど、詳細な情報を表示してみせたり、マップ内の線路を「グループ化」して、グループごとに小計を出してみせる機能にするといったことである。1つのマップの中で複数の鉄道会社があるようにも見せられるし、同じ鉄道会社の中に複数の支社があるようにも見せられる機能となる。そこはプレーヤーに委ねればよいから、あえてゲーム画面での機能の名称としては「グループ化」とか、せめて「路線に登録」「路線を編集」みたいなラベルになっていればよいのである。
当該のニュースを読むと「永浜」(※敬称略)がいかにも何でも知っていながら後進の育成のためにわざと答えを言わないみたいな、あたかも優れた指導者を務めているかのような印象があるけれど、客に言わせれば「永浜」(※敬称略)だって、なかなかひどい。(※音声を変えています。…音声を変えていますっ!!)
> 「A列車で行こう」シリーズのプレイヤーには,大まかにわけて「鉄道ファン」「都市を開発したい人」「経営を楽しみたい人」の3タイプがおられます。「鉄道ファン」属性が強い方は車両のバリエーションを重視され,ゲーム性をあまり求めていなかったりしますし,好きなように街づくりを楽しみたい「都市を開発したい人」も同様の傾向にあります。つまり,ゲームとしての歯ごたえがあるところが,マイナスになってしまうこともあるんです。
それはマーケティングの専門家に頼む仕事で、頼んだうえで、なんとなく聞いてわかったところだけ使うというのではだめで、どう使えばいいかも専門家に任せないといけないところ。じぶんでやらないで外注して。まさに外注してとしか…(てんてんてん)。
※「大まかにわけて」という、専門家に頼んで調べてもらったことの報告の1ページ目のあらましみたいなことだけですべてを語ろうとしてはだめ。
・このゲームを「ゲーム」と思ってない⇒「ユーザー」⇒すごく本来の「お客さま」(ゲームとしての出来不出来にかかわらず買ってくれる“上客”!)
・新作ゲームソフトの1つとして買ってから文句を言う⇒「ゲーマー」⇒とにかく買ってはくれるので「お客さま」(参考になる感想や意見は言ってくれないでののしる一方の“下客”ではある)
・“中客”(読み不明):買ったり買わなかったりする層⇒買う理由も買わない理由もさまざま
げふんげふん。(※ひらがな)「ゲーマー」が“下客”になってしまうのは、ひとえに低年齢ゆえ、語る言葉を持っていない(語彙が十分ではない)からということに尽きる。人間性を疑うとか道徳がということではなく、ひとえに低年齢だということに尽きる。ゲームに関して何か語ろうとしても、どこかで聞いたことのある「セリフ」を叫ぶだけになってしまう、そのようにして叫ばれやすい「セリフ」としては、負け惜しみの言というか、そういうものが大勢を占めるから、しかたのないことだ。(※見解です。)こうした「ゲーマー」の年齢が上がるまでつなぎとめることができれば「花形」(後述)になってゆく。本当でしょうか。(※すごく遠い目)
・[4469]
> エンターブレイン「公式エキスパートガイドブック」に書いてあるようなことは、だいぶ後回しなことではあると思いました。ビー玉を手で転がしたり紙に描いた線を指でなぞるという段階を踏まずにいきなりだと思いました。
https://m.media-amazon.com/images/I/61MoEZTkG3L._AC_SX466_.jpg
https://static.mercdn.net/item/detail/orig/photos/m70511973556_1.jpg
https://images.generation-msx.nl/cover/2872bc21.jpg
https://images.generation-msx.nl/cover/1d8ef311.jpg
https://fukuchi.org/misc/videogame/arctic.html
ものすごく先祖返りすれば、そういう発想がなかったわけではないのだ。(※恐縮です。)
・(再掲)
https://arx.neorail.jp/switch/?%E5%8B%95%E7%94%BB
https://youtu.be/y83ClcTWxOI
「ゲーマー」が求めるのは「スピード感」や「スリル」であったり、「ハイスコア」を競い合うとか、「裏ワザ」を極めて「トリッキー」なプレー(※数学でいう「別解」)をキメてみせるとか、そういうことが存分に楽しめるゲームになっていること、である。低年齢というのも、実際の年齢とは別のこととして、ゲームというものに対してはそのように「童心に帰って遊びたい」という欲求のある客だということである。WindowsのPCゲームとしてはリーチが難しいが、ゲーム機用のソフトとして発売すれば、そのプラットフォームでの新作ソフトとして(どんなにマイナーでも⇒マイナーかどうかをわからないように「いわば平等」に扱ってもらえて)もれなく宣伝してもらえて、とりあえずは買ってもらうということができるのである。これはWindowsのPCゲームとしては、本当に困難なことである。(※2回いう!)
・[4055]
> 中高生というか、中学生と中学生みたいな高校生のしょくんは数学で「別解!」みたいなのをすごく喜んじゃうきらいがある。「きみらとは違うぜ(キリッ」みたいなのをキメたくてしかたがないのである。…それを中高生というよ?(※ジト目)
・[4882]
> 13歳くらいまでをピークにありがちなこととは思うけれど、「個別発車」に細かい設定をびっしり書き込む、そうしないといけないと思いこむかのようにそうするというのは、本人だけにとってありがたみを持つ念仏みたいな状態。「別解」というか、確かに応用的な方法ではあるけれど、ふつうでいいよ、と。その「別解」という言葉が変なありがたみを持つのはなぜか。そのありがたみはどこから来るのか。「別解」という言葉を発音するときの数学の先生の顔が「べっ」という発音のために力が入っておもしろい(≒数学への興味を失って先生の観察しちゃう!)とか、そもそも「べっ」という音がおもしろおかしいとか、そういうものすごく低次のこと(生理的なこと)から無意識にもたらされるありがたみなのだろうとは思うところである。(※画期的な新説)
・ARXの「用語の定義を確かめる」
https://arx.neorail.jp/diagram/?%E7%94%A8%E8%AA%9E%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E3%82%92%E7%A2%BA%E3%81%8B%E3%82%81%E3%82%8B
> ゲームでは他人とは違うとか他人よりすごいといったことを目指す傾向がありますが、本物の鉄道にそんな考えはありません。すべての鉄道は同じ法令に従って動きます。
・[4087]
> 「A列車で行こう9 裏技」:そんなものはない!
「うらわざ」という言葉の音がねちょねちょしてるって?(違)
> ゲームの中でできることなら「裏」じゃない:ぜんぶ正式な機能だ
> しょくんは「意表を突かれた!」と思うと『変な感激!』しちゃって「裏技」と呼ぼうとする。「裏技」と呼びたいだけなんだよ。最初から用意されているのに、じぶんで見つけたと思いたいんだよ。うん。
「経営を楽しみたい人」という区分で呼んでしまうとわからなくなってしまうことではあるが、「マプコン」と「ゲームモード」を対置する言いかたでいえば、実は「ゲーマー」こそが「ゲームモード」を、やはり純粋に楽しみにして本作を手に取るわけである。現在の「A列車で行こうシリーズ」のようにのんべんだらりと「開発」あるいは「観光」していくばかりでなく、時間を区切って(『時間切れ』をちらつかせられながら)ハラハラドキドキしたい(※意訳)とか、スタートの条件を一定にして何度でも「ハイスコア(前回よりも高いスコア)にチャレンジ」という反復的な遊びをしたいと、いうことである。「経営を楽しみたい人」という区分で呼んでしまうと、本当にわからなくなってしまう。(※これも2回いう!!)
・[3517]
> わあぃICTは総務省だよね([3494])。
…じゃなくて。
・[4907]
> 「MAP10」こと「混迷する交通都市」
> 「提案2」で大規模な開発が促されているのだから、当然「計画人口」という意味だと受け取って、あとはもう、“可及的”速やかにボールに火が付いたみたいな勢いで(げふ)開発しないといけない。いわば「タイムアタック(和製英語)」。なるほど、そこが「E難度」(※全角)でしたか、みたいなね。
> > タイムアタック(Time attack)、タイムトライアル(Time trial)とは、コンピューターゲームのやり込みの一種で、ゲームの攻略速度の速さを競う競技または遊び方のことを指す。元々はモータースポーツのレース用語で、サーキットの周回タイムを競う競技のことを指していたが、コンピュータゲームにおけるこのような用法はそれが転じた和製英語である。本来の英語ではspeedrun(スピードラン)と呼ぶ。
> 「A列車で行こう9」では、「カレンダー」という表示に一見、惑わされるが、実質的には「資金」(の減少)が「残りのタイム」を冷淡に刻んでいるようなもの。「資金」を「時間」だと思って「タイムアタック(和製英語)」するのが「混迷する交通都市」なんですね。(ねちねち)
https://m.media-amazon.com/images/I/91NN9iH3bSL.jpg
https://m.media-amazon.com/images/W/IMAGERENDERING_521856-T2/images/I/61smYHP8kgL.jpg
https://twitter.com/shosengnd_rw/status/1174896695521370113
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※このあたりの感覚は、▼ジェイアール東日本企画・小学館集英社プロダクション・タカラトミーの3社と東京放送よりする「シンカリオン」の見地(※言いかた)や、▼集英社みらい文庫「電車で行こう!」シリーズの見地で、あえて「コナン」でいえば「時限爆弾の解除」的なもの(テーマやムード)を(さすがにジェイアール東日本企画だから爆弾ではないけれど)どうやって魅力的に描くのか(「期限が刻々と迫る中で協力して解決しる!」というストーリー)といったことを参考にすればよい。
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※他社大人気ゲーム「あつ森」(※仮名)のようにのんびりしたゲームにあってすら「岩を連続8回たたく」という「スピード感」がある。こうしたことは作品単位で決めつけることではなく、作品の中のある部分にそういう要素を入れることによって客層を広げるということである。「岩を連続8回たたく」というスローライフ。(※体言止め)アイテムとして楽器が出てくる。BGMにあわせて楽器をたたく(ひく・ふく)ことができる。「橋」が完成すると「セレモニー」で「あっぱれ」(ぎゃふん)…まさにこういう考えかたが「A列車で行こうシリーズ」にも必要な時期なんですよ!(※熱弁)
「後編」([4916])に続きます。
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