(約4000字)
[4467],[4468]の続きです。[3945]の話を、逆向きから説明するような内容でもあります。
・(♪〜)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210323/k10012930631000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210323/K10012930631_2103231544_2103231557_01_09.jpg
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210323/K10012930631_2103231458_2103231532_01_07.jpg
しばらくお待ちください。
・[4467]
> 「A列車で行こう ダイヤ作成」という検索が来るんです。「A列車で行こう ダイヤ作成」そんなものはない([4087])といいたい。「A列車で行こう」(※バージョンは不問)で、ゲーム内の機能をうまく使って列車を走らせれば、それがすなわち「ダイヤ」なんですよ。ゲームの中で列車が走れていれば、もう「ダイヤ作成」は完了しているんですよ。
> たったそれだけといえばそれだけのことが客にはわからなくなる。ライターすぎやま氏とエンターブレインそしてログイン編集部のせいだ。
・[4468]
> まずは抽象的な「路線」というものを引いてみて、同時に使う指は1本で、ほかのひとには触らせないで、ひとりでやらせます。この限りにおいては、その路線の実際の線路が複線か複々線か単線かの区別は不要だとわからせます。
ここから、「この区間にはどのくらいの列車を走らせたいな」ということを考え、決めてゆくのです。ここで大事なのは「決める」ということです。ゲームの中に正解は用意されていません。正解をじぶんで決めるのです。
https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000087145.gif
このとき初めて、ある路線が単線だったり、あるいは複々線だったりするのかなということを(ゲームの中で)考えていきます。平面交差では列車が増やせないなといえば(線路と線路を=複線の線路の分岐・合流部を)立体交差にしていくのです。
・(再掲)
https://img.aucfree.com/p586413648.3.jpg
エンターブレイン「公式エキスパートガイドブック」に書いてあるようなことは、だいぶ後回しなことではあると思いました。ビー玉を手で転がしたり紙に描いた線を指でなぞるという段階を踏まずにいきなりだと思いました。
次に考えるのは、「ダイヤ作成」という言葉とはかけ離れた「駅等級」なんです。
https://www.tkk.or.jp/enterprise/media/station/i/index_01.gif
https://www.tkk.or.jp/enterprise/media/station/
https://www.tkk.or.jp/enterprise/media/station/pdf/index_01.pdf
https://www.new-ad-chiba.com/koutsu/hokusou/poster/images/img_03.jpg
https://www.odakyu-ag.co.jp/cms_wp/wp-content/uploads/2018/08/7ea0d3b2ed90b19cde8b8cd25ed4644b.png
https://www.koutsu-navi.com/search/station/images/poster_route_map_tokyu.jpg
この駅から乗る客は多いよ、この駅にはたくさんの客を降ろすよ、ということを、ゲームの中では「駅の種類」を選びながら、自然に考えるよう促されていると思います。それをそのまま活かせばよいのです。特別なことはありません。
・ARXの「駅の種類」
https://arx.neorail.jp/hints/?%E9%A7%85%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E
・(再掲)大阪府「地域間の人の動き」のイメージです
http://www.pref.osaka.lg.jp/toshikotsu/pt/tiikipt1.html
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/1876/00013554/fzu17.jpg
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/1876/00013554/fhyo1.jpg
・[3945]
> 「おおまかな運行計画」は、(ゲームのマップを模写した)『地図』の上で考えよう。上の図のような「人数」(「地域間の人の動き」の量)を、手書きでいいので書いてみよう。この「人数」は、あくまでゲームなので、おおざっぱに決めればよい。「すごく多い!」「ふつう」「少ない」「ほとんどない」くらいでよい。(※書きこむのが数字でなくてよい。)
それを端折れば「駅等級」でいいんです。しつれいしました。違ういいかたをすれば、ゲームの中ですでに選んである「駅の種類」は、実は「駅等級」を表わすシンボルだったんだなと思い直していただければ、じゅうぶんです。
> 大阪府のページにある図表は「調査結果」を示しているが、わたしたちはゲームなので、すべてをじぶんで決めてよい(※現実を参考にして真似てもよい)。こうして「計画」を示す図表ができあがる。
「決める」ということを何度も強調しておきます。ゲームの中で「用意された正解」を探そうとする態度が、小さい子ほどあると思います。そうじゃない。じぶんで「決める」んだということをやさしくもきびしく、きびしくもやさしく教えてあげてください。(※表現は演出です。)
この文脈において、ゲームより前にどこかで聞きかじってしまった(分譲マンションの広告とか、分譲マンションの広告とか!)「快速停車駅」「特急停車駅」のような“ありがたみ”を押し付けてくる言葉が有害ですらあると思います。
このゲームで「ダイヤ作成」していく立場としては、「快速停車駅」「特急停車駅」ではなく、「この駅には快速は停めない」「この駅には特急は停めない」という、「通過駅」という向きから考えるのです。これは「駅等級」に合わせて決めることです。先に「快速停車駅」「特急停車駅」が決まっているのではないのです。何かを決める前のフラットな状態では「すべて普通列車」で「すべての駅に停める」なんです。そこから「停めない駅」こと「通過駅」を決めていくことによって、快速や特急というものが「できてくる」んです。この「できてくる」という感覚を獲得してください。
「駅等級」はどうやって決める(決まる)のかというと、駅の周囲に広い平地があって開発面積が広いから計画人口が多いとか、広いけど上下水道が未整備だとか、水はけや日当たりなどが絶好の農地だから開発は許可されない(住宅地などはどこでもよいが農地はどこでもとはいかない)とか、そういうことなんですね。駅とは離れているけれど、高速道路が通るから工業団地や物流センターができる、そこから駅までにかけては特に開発行為というわけではないけれど民間による人口の集積がそれとなく期待されるから駅は前もって高いランクで考えておこうとかなんとか、バスターミナルも大きいのにしようとか、そういうことなんですね。(棒読み)
https://ooh-media.keio-ag.co.jp/keio_media/wp-content/themes/theme_keio/images/about/map_ph.png
https://www.keio.co.jp/train/station/ko43_minami-osawa/images/station_map.png
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/c/c3/%E5%8D%97%E5%A4%A7%E6%B2%A2%E9%A7%85%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0.jpg
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a5/P-U32L_Kanachu_Ma50_Minamiosawa_sta_1988.jpg
http://www.tawatawa.com/shindensha/1kk/page018.html
http://www.tawatawa.com/shindensha/1kk/img141.jpg
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E5%A4%A7%E6%B2%A2%E9%A7%85
京王相模原線のどの駅は「駅等級」が高いか(高くしたか)というと、南大沢とかね。だからといって鉄道施設としての駅が大きいわけじゃない。対向式の2面2線にすぎない。それでも南大沢なんですね。(※恐縮です。)
> 相模原線延伸工事計画時の駅名仮称は「由木平」だった
> 「由木」とはこの地域全体が八王子市に編入前、行政地名が「南多摩郡由木村」であったことに由来する。
> 江戸時代、現在の八王子市付近には二つの「大沢村」があり、当駅周辺は南にある大沢村であることから「南大沢」と名付けられた。
https://youtu.be/jNYD1H-tB8I?t=90
https://youtu.be/gho24vb1OXo
あえて「由木平」と呼んで差し上げよう。ブロードバンドがはかどりますな。(違)
https://neorail.jp/forum/uploads/map_dream_network_named02_rank.png
…なにこれなにこれ!! しょくんはがぜん、身を乗り出してくるはずだし、そうでなければしょくんではない。この図については[4472],[4473],[4474]を続けて読んでほしい。
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