フォーラム - neorail.jp R16
2024年5月の話題
更新:2024/7/16

[5227]

「鳥取県人」とは何か(談)


(約11000字)

 [5226]に続き、[5221]の補足です。


・(♪〜)
 https://youtu.be/WG1fxNMm6XI




 > Never
 > Pete Mizell

 …おもむろに泳ぎ出すたい焼き。そしてピテカントロプス。(違)

・(再掲)
 https://trafficnews.jp/post/132613

 > 鉄道の公益性

[5221]
 > この筆者は記事中で「公共」という字面を1度も書かない。書いてあるのは「公『益』」。つまり金額に換算して天秤にかけられる側面だけを言っている。その限りにおいては置かれた立場や自分の専門性について非常にクリアーに自覚なさっておられるが、だからといって、どんな役職になくてもそもそも国民であり住民でしょという「個人」としての物の見方がいっさい出てこない不気味な記事ということにはなってしまっている。

 実は「若桜鉄道」をまったく知らなかった。わたしにとっては「若桜鉄道」というプロフィールが書かれているだけでは、まったく意味を成さなかった。「若桜鉄道」で何をなさっていても、わたしには届いていなかった。(※言いかた)

[3735]
 > 高速化事業も電化も新型車両も都道府県のレヴェルで責任を持つ事項なんです。

 > 職員数がぜんぜん見合ってなくて仕事が遅いとか、中途半端に(細切れに)政令指定都市に移管されちゃっているとか、そういうところに問題があるのではありませんか。JR会社法でいうJRという会社としては地域間で何の差もないのに差がつくのは、ぜんぶ都道府県の予算や考えの違いということではありませんか。

[5150]
 > 「大学生・一般向け」というのは、やさしいようでむずかしく、むずかしいようでやさしい。
 > 「一般向け」というのは、ゼネラリストとしての大卒者を前提としたもの。単に年齢だけを言えば「大人」だからとか、立場だけを言えば『社会人』というだけでは「一般向け」という見地には到達しない。

 > 「このフォーラム」の記事は1つ1つが「大学のゼミ」1回分みたいな重々しさが、あるのである。

 > 『正解』や『結論』というものに到達しないで、どんどん別の話題に移ってゆく「形式ばらない」気楽なスタイルを「談話」といいます。何か書いてあれば必ず『正解』や『結論』の提示があるはずだという「形式」に固執した読み方しかできないのでは、あまりにも国語の読解問題に臨む中高生すぎる。自分が読む文章はすべて自分のために書かれているのだ、だから自分を満足させろやい、という態度でもある。読解問題のように「用意された文章」を読むことしかしてきていない人が陥る“罠”である。

[5055]
 > > 組織図に矢印があるのがいいですね!
 > > (東海大福岡高校)

 > 組織図に矢印があるのがいいですね!! 生徒会の執行部と生徒総会の関係を正しく理解できていることが必須ですね!!(※自棄)

 > こういうことを理解する中学や高校という大事な時期

 > 生徒会の執行部と生徒総会の関係を理解できていないとどうなるのか。なんかわからんが『上』や『国』が何かしてくれる、オレらに発言権はないー(※語尾上げ)みたいな、変な感じにやさぐれた感じ(※トートロジー)が出てきてしまいます。

・四国新聞(2014年9月1日)
 https://www.shikoku-np.co.jp/national/economy/20140901000397

 > 全国のローカル鉄道会社を対象に(略)ITアドバイザーとして情報発信や鉄道グッズ企画などに力を入れ(略)

 やわいSEである。…やわいSEねぇ。(ねちねち)

 > 鉄道ファンという山田氏

 『外資系』の早期退職に応募するに際し「あたまからっぽで」(※ひらがな)ですーっと浮かんできたのが「鉄道」であると。別の記事で本人がおっしゃる。いえね、早期退職うんぬんはわざわざ言うことではないのでいちいち言いませんけどね。(…言ってるし!?)前職の会社名や肩書を公言させてもらえるかもらえないかというのは、前職での地位の一種のボーダーラインを上回っていたか下回っていたかで決まる(と思う)。何も言わせてもらえないのはボーダーラインをわずかでも下回っていたからだ。それは当然、学部卒だからである。『外資系』で修士号を取らずに昇進することはありえまい。『外資系』が廃ります。(※反語)

※少なくとも修士号を取ってから仕事をしている人というのは、会社の責任ではなく本人の責任で、修士号に恥じぬように仕事をするということである。だから退職後も、本人の仕事として、自分の名前で過去の仕事について語る自由を得るわけである。それがないということは、修士号を取っていないということに尽きる。

・(♪〜)
 https://static.tokyo-np.co.jp/image/article/size1/9/4/c/b/94cb0b2d9ff6d043e637faa428f758d2_1.jpg

※画像はイメージです。

・滋賀報知新聞「地方鉄道を活性化させたIT出身の元公募社長」(2022年3月31日)
 http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0036125

 ちゃんと書けば「地方鉄道を活性化させたIT出身の元公募社長」。(※体言止め)

 > 鳥取県東部の若桜(わかさ)鉄道

 鳥取には愛着もしくは土地勘があるごようすなので、仮に「鳥取県人」がどうたらというタイトルにしてみたが、個人の出身地などどうでもよかった。▼「鳥取県高速化」については[3109]を参照。鳥取で何をなしても、それ以前に「鳥取県高速化」が進んでいるので、実は誰でもよかった、誰でもよかったからこそ公募なのだと。(※倒置法)

※そのうえでちゃんと期待に応える活躍をしたというところが本人の業績。

 > 今まで「地域は地域、鉄道は鉄道」でバラバラだった。鉄道の性格は、公共的、福祉的、そして殖産的な面もある。地域を豊かにするための鉄道を、地域と二人三脚でつくる時代に入っている。

 滋賀報知新聞のインタビューでは「公共的」という表現をした(*)、「福祉的」「殖産的」と並べて言った、そのすべて「なになに的」と『的』をつける言いかたで言った、ということがわかります。「公共」を「公共」と断言できない(もしくは、したくなさそうにしている?)ところに目が留まった。また、「殖産」という単語(**)は、いくら『的』をつけるとしても、いまはなかなか出てこないものである(と思う)。もちろん、言葉を単位として否定するものではない。なかなか言わないのは、すでにうまくいっていてわざわざ言う必要がないから。そうではない地域では、ずっと言い続ける必要がある。鳥取県が廃ります。(棒読み)そのような厳しさのある鳥取県と運命を“共”にする「鳥取県人」なら、あるいは、といったところではある。(※恐縮です。)

*あるいは不明瞭な発音でもごもご言った、それを滋賀報知新聞の記者は「公共的」と言ったのだと受け取って、そのような字面で記事にした、だけなのかもしれないけれど。(※句読点多め)

**一時の流行としての「渋沢栄一」を読んだら出てきた単語だというだけで「(渋沢栄一『的』な意味で!)殖産『的』みたいな?」といった発話をするのであれば、なんともおちゃめなひとであると。(※倒置法)

[3687]
 > > 子ども(供NG)
 > > テロップ表記で供という漢字を使用すると怒られる。
 > > 「はーい、子供の供はっけーん」

 「公共」という2文字だけになったときに「子供の供」にも匹敵する感じで『公僕供』という(強い罵倒もしくは差別的な)ニュアンスを感じてしまい、それがいやだから必ず『的』をつけるとか、「公『益』」など似た言葉で言い換えようということを、本人としてはほぼ無意識で行なってしまうのではないか。だが「公共」だ。(ばーん

・(2016年9月)
 https://www.hmv.co.jp/artist_%E5%B1%B1%E7%94%B0%E5%92%8C%E6%98%AD_000000000678715/biography/

 > (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 > 1963(昭和38)年、東京生まれ。早稲田大学理工学部工業経営学科卒。1987年からIT業界でシステム開発営業や、プロダクトマーケティング、カスタマーマーケティング、コーポレートマーケティングなどに携わる。外資系IT企業を退職後、幼少期から関心のあった鉄道に目を向け、2012年8月、秋田県の第3セクター・由利高原鉄道のITアドバイザーに就任。

 工業経営学科というのは、すんごいキラキラ系(※現代語訳)です。口八丁だけど手は八丁じゃない。実験室に泊まり込んで実験(※トートロジー)という「真の理工学部」(※言いかた)を嫌いながら理工学部に籍を置く感じである。いまは「MOT」と呼ぶ。もっと○か×か。

・(♪〜)
 https://foolontheweb.net/sites/default/files/DSCF0039_1.JPG
 https://pbs.twimg.com/media/DSR18g_V4AAFv25.png:large
 https://www.kanorail.com/DCexp/HOT7021_D700_20180224-020.jpg

 「東京生まれ」ほど難しいものはない。「東京生まれ」って、あなた、ご実家はどこなのよみたいに問われてしまう。しかし、それは本人だけの話ではなくなってしまう。本人を紹介するだけなのにご実家がうんぬんなんてとんでもない。だから「東京生まれ」ほど難しいものはない。(※トートロジー)

[4231]
 > > 「これは何の資格ですか?」とストレートに聞かれることも。

 > 「これは何の資格ですか?」は、口頭試問だと思え。

 > > いろんな業界のいろんな職種の方とお会いするというのもあり、少なくとも、修士なんて沢山いるし特段珍しいものでもないだろう、という予想は外れました。

 > > 僕の場合は情報・電気・電子・半導体・MOTといった内容で修士を取ったので、それらにドンピシャな相手先だと「わかる奴」としての振る舞いができて、提案に説得性を持たせることができます。専門用語で会話が出来たりして、実際にそれで受注に繋がることもちらほら。

 > > 情報・電気・電子・半導体・MOTといった内容

 > > といった内容
 > > といった内容

 > それは「MOT」でしかない。(※ジト目)もちろん「専門用語で会話が出来」にはじゅうぶんだ。

 > > 愛知県はトヨタ自動車関連のものづくり企業が多いことから、営業先も工業系は少なくなく

 > トヨタ自動車関連のものづくり企業のほうが格上だ。

 工業経営学科を出ての就職先としては「ものづくり企業」こそが花形のはずだ。違うなら違うとおっしゃっていただきたい。(※音声を変えています。)

[3494]
 > > 鉄道に関する研究が鉄道の事業体の中で行われ、また情報公開も限られてきたことに原因があるとは考えられるが、現在の高度に専門化した時代にあってはその専門家の育成の面から大きな問題である。(略)教育をする機会にその分野の知識を系統的に整理することをも可能とする。教えるということはそのために10倍の時間を掛けることであり、そのための思索により新たな問題を発見できることともなる。また、このような系統化の過程で多くの有意な人材を育成することができる。

 > 中国にはそういう大学があるよ、といいながら、日本ではMOT(専門職大学院)だよね、という、なんだか矛盾した感じの展開になってございます。

 (専門職大学院の)MOTというのは、かけたカネと時間に見合わない、あまりにもぺらぺらなものだと、思うんです。いえね、それで話が弾んで商談が成立してこそ、MOTでは、あるんですけどね。(※句読点多め)そのようにして、工業経営学科というのは「しゃべる」ことに関する学士号を与えるところである。(※断言)

 そこから逆に見ていくと、どうにもこうにも本人が書いた文章は、とんでもなくたどたどしいものという印象を受けてしまう。だが工業経営学科だ。(ばーん

 文章から受ける印象と実際の人物がぜんぜん違うということを想像しておく。要するに文章がぜんぜん書けていないということだ。これでは修士号は取れまい。ましてや論博をや。(※恐縮です。)▼「一人負け日本語圏の衝撃」については[5075]を参照。

・拙作「鉄の鉄則」
 https://arx.neorail.jp/diagram/?%E9%89%84%E3%81%AE%E9%89%84%E5%89%87

 > ニュースなどで見聞きした「いかにもそれらしい言葉」を使ってじぶんを飾り立てる(よく見せる、大人であるように見せる、博識ぶる)のは、数年後に見るとじぶんでも恥ずかしくなると思います。

 > 「複線化」「単線化」「高架化」など「なになに化」という言葉ばかりを『決め台詞』のように乱発するのは避けましょう:あなたの計画で、その路線は単線であるべきなのか複線であるべきなのか高架であるべきなのかを考えましょう。「変えること」を強調した言い方である「なになに化」という言葉は「ここぞ」という場面だけでかっこよく使いましょう

 > 「2分30秒間隔」など現実の数字に過度にこだわるのは避けましょう:数字を現実の通りにすることにとらわれず、ゲームの仕様に即して無理のない「情景」を表現していきましょう(そのような仕様にしたゲームの作者の考えを尊重しましょう)

 …えーと。(きょろきょろ)

 > 「実感的」「現実的」「基本的」など「なになに的」という言葉をなるべく使わないようにしましょう:主観でよいので、リアルだと感じられるなら「リアルだ」と断言しましょう。たいていのものは「基本」そのものであるので、わざわざ「これが基本だ」「基本的にはこうだ」などと言う必要がありません(わざわざ言えば「じぶんは基本から逸脱した悪いことをします」と宣言するようなもの)

[4678]
 > おもむろに回り出す回転灯。オイラのJPCZが火ぃ噴くぜ。

・(♪〜)
 https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20211227001911_comm.jpg
 https://youtu.be/6raEZR7XxfY




 ここだここだ。(すちゃ

 > 朝早くからお疲れ様です。

[4381]
 > レファレンスサービスで、ああ、このひとが最終的に書くべきレポートの理想形とそこで挙げておくべき参考文献の典型的なのがぜんぶわかるよ、そういうひとが前にもいたよ、という状況でも、そのひとにとっては、いま初めて、いろいろな文献の中からじぶんで文献を選び取る体験が必要なのである。図書館も教育機関の端くれである。同じ回答を最初にした時の下手なじぶんみたいなのに戻ったつもりで、ちょっと違うかなという「はずれ」の文献も混ぜておくのである。しつれいしました。

 「最終的に」は副詞的な用法であり、「実感的」「現実的」「基本的」などの形容詞的な用法の場合とは理屈が異なる。「最終的に」は「最終的に」としか言いようがない。

・(再掲)
 https://arx.neorail.jp/communities/

 > じぶんのサイトやブログで、1つの記事として自立したかたちで述べること(2000字以上のじゅうぶんな文字数を備え、参考にしたURLなどを適切に示すこと)

 > ほかの人が書いた論評にむやみに同調してはいけない(※数の問題ではないのに、数に加勢するだけのようになってしまう⇒同じ労力を別の作品の論評に回そう)が、まったく無視するのもいけない(ほかの人が書いた論評を見ないようにして書いてから「答え合わせ」するつもりで取り組むとちょうどよい:違っていたからといって直すものではない)

 > リンクとアンカーテキストの使い方

[4146]
 > > 筆者の主張全体を感覚的にとらえた,好悪レベルに終始した「批判」という否定と拒絶でしかない。すなわち,自分好みの発想でないがゆえの,論に対する全的な否定と,論を受容することそのものに対する拒絶である。「自分はそうは思わない」「筆者の主張以外にも考え方はあるし,自分はこう考える」といった,筆者の考え方として開陳された範囲外の,位相の異なる,単なる自己完結である。

[5221]
 > もし、貨物列車に関してはよその記事が詳しいから自分は触れないのだということであれば、その旨をきちんと書かないといけない。

 要するに参考文献というものをまったく理解していないということである。これは修士論文を仕上げてやっと理解できるかどうかということであるから、学部卒なら理解していなくて当然と開き直ってよい。というか、むしろ開き直らないといけない。「できない」「習ってない」ようなことをさせられて失敗して責任を取らされるなんて、まっぴらである。「できない」「習ってない」ということは常に大きな声で主張していないといけない。これをみっともないとかなさけないとかおこがましいなどととらえてはならない。(※真顔)

[3373]
 > > 英語が達者な日本人が書く論文などには,次のような文をよく見かける。

 > > 論文の読者が「fullerene and so on」を読んだら,「フラーレンの他に,一体何を調べた?」と知りたくて苛立つだろう。

 > > ここでは「and so on」と「など」に注意したい。この二つの表現はまったく同じ意味を持っていると思っている人が多いようだ。確かに,和英辞書で「など」を調べると,「and so on」がその英訳として載っていて,実際の英文と和文でも「and so on」と「など」が同じ意味で使われている場合もある。しかし,場合によっては決定的な違いもある。私が関わってきた和英や英和辞書でもその違いがまだじゅうぶん説明されていないから,英英辞書と国語辞書の記述を比較して検討しよう。

 > > 「and so on」には,「同類のものが絶対にある」という意味が入っている。それは「and so on」と「など」の違いの一つなのである。
 > > 「など」についてはその「同類のもの」が推測できる場合もあるが,推測できなくても良い。例えば,同じ『岩波国語辞典』には,「その事は国会などで問題になった」という用例がある。「国会など」の「など」は何を指しているだろう。マスコミ? 都道府県議会? 政治家たちの行きつけの飲み屋? 日本語ではこの曖昧な「など」で差し支えないが,その例文を「That matter became an issue in the Diet and so on.」として英訳したら,「and so on」が何を指しているかわかないから英語としては不自然である。

 > 「お好み焼きとごはん、あるいは、うどんとかやくごはんなど」については[3324]を参照。「うどんとかやくごはんなど」の「など」が何を指しているですかって? んもー、やだなぁ。

 「焼きそばとおにぎり」それに「ざるそばと天丼」。ぜんぶいわせないでよね。(※ひらがな)

・(♪〜)本日は米子市より「ざるそばとおにぎり」のご紹介です♪
 https://www.lazuda.com/files/bgeditor/img/14981__5p6X44Gd44Gw5bGLSU1HXzE2NDctbWlu.jpg

 …「ざるそばとおにぎり」キター。

[5221]
 > 「自治体」=イコール=「行政」としか認識していないよう

 滋賀報知新聞のインタビューでいう「福祉的」が、それだ。(ばーん

・(5月12日)
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240512/k10014447071000.html

 > 「行政に話しに行く前にワンクッション置いて話せるのでとても心強いです。少し話を聞いてもらえるだけで心がすーっと軽くなります」と話していました。

 「行政」という単語が、そういうふうに出てくる発話というのは、本来はおかしい。少なくとも「行政とは何か」を理解しないまま、周囲の人が発する「行政」という単語を真似しているだけだと思われてしかたのない状態である。「行政」という単語が、まるでモノの名前であるか、窓口の担当者個人という人を指す言いかたのようになってしまっている。これはものすごくきもちわるい。(※ひらがな)

[5221]
 > > ダイヤ改正の方針をJR単独で決定し、発表後に地域が慌てて修正を求めたり意見集約をしたりという事態

 「地域」という単語を、人を指す言いかたのように使っている。すごくきもちわるい。(※ひらがな)

・(3月14日)
 https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240314/1000102917.html

 > 工事関係者がグループチャットで住民の様子などを不適切な表現で報告し合っていた

 (本件に限らない一般論として)「地域の住民」の『の』を省いて「地域住民」と書いてしまう乱暴さがすでに蔓延している(と思う)が、その先に例えば「チーキ」という『音』だけで、敵対的な(と思った)特定の住民を指す(攻撃的な)言いかたをする(人が出てくる)といったことが容易に想像される。「不適切な表現」とは、単語そのものは普通の単語だが、使いかたに悪意があるというものを含むのである。

 人を指す言いかたのように使っている「地域」という単語に感じる「きもちわるさ」とは、よそから見えないところでは何かそういう、ものすごくとんでもない(攻撃的な)言いかたをしているのではないかという疑念が払しょくできないということにほかならない。そんなことはないだろうと信じはするが、少しでも疑念は持たれないほうがよいのだから、「地域」という単語を人を指す言いかたのように使っていたらおかしいよといった形式的なことについては(原稿の)チェックを(媒体側に)徹底してもらいたいものである。本当に悪意を持って攻撃的にそのような表現をしようとする人がいた場合に、「こういう言いかたをする人は普通にいるよ?(半笑い)」という半笑いの口実を絶対に与えてはいけない。(※意見です。)

[4993]
 > 書いてあるものを「形態素構造」を意識・理解して読むところまでは早期に発達するが、じぶんが書くものについてもそれを応用できるようになるのは相当、遅い年齢で起きてくることであるし、そこがまったく育たず小論文の類にはモーレツに苦労し続ける大人だってたくさんいる。できないことを責めはしないが、できていなければ、そのことは指摘する。

[4673]
 > 「街路樹」という用語を見て「街路とは何か」と考える、このような基本的な態度を欠いたまま「街路樹」という用語のなんとか覚えでつきすすむ。「これなあに?」と指さして「街路樹っていうのよ」みたいな状態。「街路樹」という用語のモーラ数が少ないのがいけない。

 それとは違うけれどモーラ数が少ないのがいけない。いやいや音節数だよ。音節数こそが問題なんだよ。(けんけんがくがく)

[4325]
 > モーラ数と音節数の頂上決戦。

[5066]
 > それなら知ってるよ? …知ってるんかい!!(ぼかーん)

 > 塾で習って「知ってる」というだけで学校の授業をまるで聞いていないというのではだめです。まずもって「知ってる」で終わりにしてしまう『思考停止!』

[3914]
 > 「じぶんが知ってるものはみんな知ってる」
 > 「じぶんが知らないものはみんな知らない」

 > じぶんの同級生だけでセカイができてるみたいな世界観である。

[5036]
 > 現代っ子には想像もつかないかもしれないけれど、昔の子どもは外で遊んで遊び疲れて早く寝る。もういちどいいましょうか。外で遊んで遊び疲れて早く寝る。

・(♪〜)
 https://youtu.be/EtEvEtenMH0




 > Run Away
 > Drew Mizell

 https://arx.neorail.jp/diagram/

 > 鉄研の星、学祭の秋。

[3735]
 > 都電の近くの大学や中学高校(※仮名)で鉄研に在籍したひとしか喜ばんじゃろ。

 > 「じぶん都電の近くの学校なんだぜ」みたいな自慢の一種
 > 「じぶん都電の近くの学校なんだぜ」みたいな自慢の一種

 私大の系列校に中学から入ると、そうならざるを得ない。○か×か。(※遠い目)

・(♪〜)
 https://youtu.be/yAIgfYPehFI




 > You Are Not Your Thoughts
 > Cameron Mizell

・堀田隆一「音節とモーラ」
 https://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2022-08-10-1.html

[3394]
 > 「ドタキャン」は「ド」「タ」「キャ」「ン」の4モーラで3音節である!

[4652]
 > 「羅舞泡米」は4音節6モーラ。

 「行政」は「ギョー・セー」、「地域」は「チー・キ」。2音節である。圧倒的じゃないか(違)なにがいいたいかというと(※ひらがな)、2音節の単語は人称代名詞(のようなもの)だと思いこまれる(人を指す言いかたで使うべき単語であると思いこまれる)傾向が一部にある。(※画期的な新説)

・(再掲)
 https://pbs.twimg.com/media/BGj6UgRCAAASkEd.png

 > 臨海副都心線
 > 3月30日開業

 臨海副都心線が3月30日に開業するんだって。やったね。なにがいいたいかというと(※ひらがな)、羽田空港から国際展示場と舞浜と海浜幕張を“串刺し”にする列車の運行が可能であるにも関わらず当座はまったく運行しないでおいて、あるときばーんと運行を開始すれば、実際よりもすばらしい施策に見える。そのためにわざと、それまではまったく運行しないというのを、最近はえげつなくやるようになってしまった。整備は段階的であるべきだ。どの段階でもベストを尽くして最大の効果を得るべきだ。こういう計画や決定の場から、昔でいう自治省みたいな意味での「行政マン」が追い出され、やたら「経営のプロ」なるものを自称する“人財”にやらせてしまうのがそもそもの間違いではなかったか。(※問いかけ)そういう人が、他人ではなく自分が担当したときに最大の効果が出たように見せたい(自分の業績にしたい)、そういう属人的なモチベーションが「公共」の目的より前面に出てしまうということが、よいことなのかどうか。(※重ねて問いかけ)


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