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・表 「駅名」と所要時間(リンク先の画像より)
(約7000字)
10月になりました、そしてさっそく、10月5日が「時刻表の日」だとは、知りませんでした。恐縮です。
・Google「Doodles」(2015年10月5日)
http://www.google.com/logos/doodles/2015/121st-anniversary-of-the-first-published-timetable-in-japan-5682693262016512-hp2x.png
トップページのロゴが「時刻表」になっており、日本のおとぎ話(昔話や伝承)や近代以降の児童文学(宮沢賢治、那須正幹)を題材にした駅名や列車名、それに「ダイヤ」で、日ごろ検索に次ぐ検索を強いられて疲れているユーザーをいっとき、楽しませてくれます。
■表 「駅名」と所要時間(リンク先の画像より)| 駅名 | 普通列車(分) | 特急列車(分) |
|---|
| | | | みやこ | 17 | 17 | | ‥ | | | | 足柄山 | 0 | 0 | | しょうじょう寺 | 8 | | | かっぱ石 | 10 | | | 稲穂県 | 16 | | | かちかち山 | 21 | | | ある山里 | 26 | | | 鬼ヶ島 | 56 | 35 | | 竜宮城 | 61 | 40 | | 丹後の国 | 69 | | | 大江山 | 90 | | | 八郎潟 | 99 | | | イーハトーブ | 103 | | | 月の都 | 116 | 81(※1) | | ‥ | | | | 月の海 | (不明) | 125(※2) | | ‥ | | | | 隠れ里 | 347(5時間47分) | 225(3時間45分 ※3) |
※1 竜宮城から41分、イーハトーブから13分。
※2 月の都から41分。
※3 月の都から141分。
※4 竜宮城での停車時間を除く。
・「特急ぶんぶく」はビジネス特急
・「特急ころりん」「特急こぶとり」は日中のフリークエントサービス
・「特急ここほれ」続行列車は欲ばり(停車駅が多い)
・「特急おんがえし」はホームライナー
「特急ぶんぶく」は、月の都9:31着の「2号」(26列車)と、もともとは多客輸送のため設定されたとみられる竜宮城9:40着の「82号」(54列車)の2本があり、それぞれ、「10時の会議(支店長会議くらいのソレ)」に間に合う列車として、ビジネス客に重宝されているとみられます。鬼ヶ島と竜宮城は列車で5分しか離れておらず、一体的なリゾート地を形成しているとみられますが、そのうち、竜宮城はMICEとしても活況を呈していると見受けられます。
※ぶくぶく…いえ、「ぶんぶく茶釜」は、恩返しのためタヌキが身をもって金もうけに奔走する話で、まさしくビジネスであります。
「特急ころりん」は、定期列車の「8号」(84列車)、「10号」(80列車)に、多客対応のため「特急こぶとり」を増結(併結)した列車とみられます。需要が落ち着く時間帯の列車であるため「特急ころりん」は月の海止まりですが、「特急こぶとり」は隠れ里まで直通します。いずれかの列車が、末端の区間で普通列車として開放されているのかなぁ、などと想像されます。(あくまで想像です。)こういう列車、東京圏でもほしいなぁ、と渇望されます。
※「こぶとりじいさん」も「おむすびころりん」も、同じことを繰り返す、反復性のあるストーリーとなっており、国鉄でいう「エル特急」の位置づけですね、わかります。
※「ころりん」6両+「こぶとり」3両、くらいの編成かなぁ、などと「リアルに想像」されます。
※東武や近鉄の「(自社の路線網の隅々まで)あまねく特急」な運行体系を想起させられます。
「特急ここほれ」は、「12号」(98列車)と「84号」(16列車)が続いています。鬼ヶ島・竜宮城のリゾート(と決めつけます)に夕方に着くという、金曜日など、休日の前日に観光客の利用が多そうな列車ですね、わかります。竜宮城駅は上り線だけで1面2線あり、続行の普通列車との時隔を詰めるべく交互発着が行なわれていると読み解くことができます。たぶん本当です。鬼ヶ島駅には、折り返し用の中線、あるいは増発のための留置線などが設けられてあるともみられます。もっと、たぶん本当です。
※常磐線の水戸と勝田のような関係で、この区間だけ妙に列車が多いというソレと似ています。(感想は個人です。)あるいは、幕張の需要が多くなったので津田沼−幕張間で増発しましょうとか、幕張に回送する列車を稲毛まで営業運転しましょうとか、そういう話っぽくも感じられます。(あくまで感想は個人です。)
「特急おんがえし」は、月の都からの帰宅ラッシュ時の着席需要に応えるホームライナーですね、わかります。えっ、「上り」でホームライナー? と戸惑われますが、路線網を考えると納得がいくかもしれません。
「足柄山−竜宮城−月の都」の区間が「本線」で「上り」だということから、北海道のような、どこが中心とも、どちら向きに上りだ下りだとも一概には決めづらい、たいへんネットワーク型の路線網であることがうかがわれます。おそらくは、「みやこ→足柄山」は「下り」で、「月の都→隠れ里」も「下り」なのでしょう。(「月の都→月の海」は「次の掲載頁」が異なるので別線のようですが、これまた「下り」なのでしょうか。わかりかねます。)
東京圏でいう「直通サービス」や、「東西軸」「南北軸」と同じような問題意識から、ええいままよ、と一種「鉛筆」された結果、「ある列車」1本を通しで見た時に、「上り列車」とも「下り列車」ともいいがたいスジ(経路、運行系統)が引かれることになったのではないかと推測されます。そして、時刻表としてはあくまで「上り」と「下り」は分けて記載する決まりであるため、列車の運転区間をぶつ切りにする形で、このページでは「足柄山−竜宮城−月の都」の区間だけが記載されているのでしょう。(きわめて形式的には)本当です、たぶん。
※普通列車がたいへん少なく、相対的に特急列車の割合が多く見えるという点からも、北海道っぽくあります。いえ、そういう社会情勢下に置かれれば、東京圏だって、「合理的な基準」に従って、このようなダイヤにしていかなければならないわけです。難しいですね。
「特急こぶとり90号・ころりん10号」「特急ここほれ12号」は、先行する普通列車を途中で追い抜きます。しかし、月の都の着時刻が2〜4分しか違わないことから、イーハトーブ駅に追い越し設備があるとみられます。本当でしょうか? また、18時台にはイーハトーブ始発の「特急おんがえし」が設定されていることから、折り返しも可能であるとわかります。追い越し設備というよりは、2面3線の中線を折り返しにも退避にも使うという、既存のストックを有効に使えという一種「お達し」でもあったかのような、いっぱいいっぱいの「運用でカヴァー」な状況が目に浮かびます。(あくまで勝手な想像です。)
なお、イーハトーブ駅は比較的新しい時期に設置された駅とみられ、「実在したドリームランド」としての遊園地あるいは博覧会会場の最寄り駅っぽいソレを連想させられます。設置当初はミカン箱…いえ、リンゴの箱…いえ、「臨時駅」であったかもしれません。あるいは、大きな工場跡地が一大テーマパークとして再興されている、といった光景も浮かびます。(あくまで想像です。)
・「ミカン箱」(2013年12月12日)
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.at-s.com/news/detail/872135869.html
時刻表はウソをつきません。現在の時刻表から、一種「(過去の記録としての)地層のようなもの」を探ってみるとしますと、かつては「特急6号」(愛称は不明)、「特急こぶとり88号」の設定があったのではないかとみられます。データイムにこぶとり・ころりんの併結とする施策に落ち着くまでに、いろいろと試行錯誤されたのでしょう。
※しおさい・あやめ・すいごうのソレ([3005],[3108])がよぎります。
「快速うさぎ」(ただし宇都宮線にあらず[2960])では、うーん、もともとは急行くらいだった列車が快速に「格下げ」になったのかなぁ、などと推測されます。その「原因のようなもの」については、みなさま、「編集部の者より詳しい」んではないかと思われますので割愛いたします。
そして、この「時刻表」、「その1」「その2」などの記載がありませんから、この区間の列車は、これで全部だということです。初電(始発)はともかく、終電(最終電車)が早すぎませんか? …そうですか。月の都はたいへん厳格な環境政策(南極などに準じる)によって守られていることが知られており、同駅を含む地域での夜間の騒音規制([2997],[3105])が、たいへん厳しいようです。(あるいは騒音ではなく、想像もつかないような動力源で走行するため、想像もつかないような公害があるのかもしれません。)おそらく、23時から翌朝4時30分まで、運行が禁止されていて、このために「快速うさぎ18号」が長時間停車を余儀なくされているとみられます。(月の都4:30発だとすると、隠れ里6:54着になりますよねぇ。)まあ、月の都駅でもれなく「列車ホテル」になるのなら、それはそれで便利かもしれません。
※次の日は休みだという「隔日」での勤務であれば、夜遅くまで勤務の上、帰宅を待たずに「列車ホテル」で就寝できるわけです。そのまま、目覚めるころには「隠れ里」のマイホームに帰り着けて、すがすがしく休日を楽しめるわけです。これを「ワークライフバランス」というんですね! わかりますわかります!! こんな列車があれば、東京圏でいう「安中榛名」や「四方津」のような「リアル隠れ里」も、もっと売れるんではないでしょうか。新幹線や特急で「モーレツに午前様(翌朝ただちに出勤)」するだけが遠距離通勤ではないんです、たぶん。
・隠れ里の土地 980円均一!(2015年10月3日)
http://www.asahi.com/articles/ASHB24DMYHB2IIPE01W.html
・朝日新聞「住んでくれたら特急通勤の料金補助 そんな自治体各地に」(2015年10月2日)
http://www.asahi.com/articles/ASH9Y5G30H9YUTIL037.html
前掲の所要時間の表からは、▼足柄山−ある山里間は「みやこ」への通勤圏にあるとみられること、▼ある山里−鬼ヶ島間はたいへん線形が悪く、振り子式車両などが充当されるとみられる特急列車と、そうでない車両が充当されるとみられる「特急ぶんぶく2号」や普通列車とで、所要時間に大差がついていることなどが読み取れます。
また、▼「前の掲載頁」が5ページにもわたっていることから、みやこ−足柄山間では、最大でこのページの5倍の本数の列車が設定されていることがうかがえます。
みやこから直通する普通列車では、特急列車と同じ所要時間17分の列車(足柄山での停車時間が最大5分=足柄山駅で分岐する他線の列車と接続していることが考えられます)もあることから、▼みやこ−足柄山間では特急列車は普通列車に追いつかないようノロノロと運転されている、あるいは、▼みやこ−足柄山間では複々線化されていて、特急列車、普通列車とも「列車線(急行線)」で運転され、途中の停車駅が種別によらず同じであることが考えられます。
さらには、時刻表に「本線」とのみ表示されるのは、後年の経営統合もしくは国有化などによるものとみられ、建設当初はそれぞれ別の事業体による路線であったと想像されます。
▼ある山里−鬼ヶ島間は建設時期が古いとみられ、また、途中に駅を設けず鬼ヶ島まで線路を引いたとみられることからは、鬼ヶ島−みやこ間での貨物輸送のために(無理を承知の突貫工事で)建設された、と想像されます。一方、▼月の都方面から竜宮城までの区間は、竜宮城を核とした阪急や西武っぽいソレ(資本)による建設とみられます。
※よほどの好条件が積み重ならなければ、区間の途中に需要のない(とみられる)ある山里−鬼ヶ島間に線路が引かれるには至らないと考えられます(誰もが考えます)。仮に一度は開業できたとしても、その後も「何か強力なもの」(好景気なり財政支援なり鉱山の開発なり)が続かない限り、おとぎ世界の鉄道史上、早期に「淘汰」されてしまうとみられます。それが「現に存続」しているというのは、スバラシイことです。
貨物線としての「鬼ヶ島線(仮)」(当時)と、華やかなりし沿線開発の「竜宮城線(仮)」(当時)が、いくら地理的(? 位相的?)に「近い」からといって「直通」が実現するまでには多大なクロウがあっただろうとシノバレます。また、▼鬼ヶ島−竜宮城間の線路は高速神戸…いえ、その手の「3セク」が建設・保有し、運行を担う第二種事業者に貸していたかもしれません。そして、竜宮城駅には留置線を設置するスペースが残っていなかったことから、鬼ヶ島駅の貨物ヤードの一部が旅客列車の留置線などに転用された、といった経緯があったとしてもおかしくありません。
※…などと、想像は尽きません。
・「おとぎ電車」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%A8%E3%81%8E%E9%9B%BB%E8%BB%8A
・個人のページ「おとぎ列車(西武山口線)」(2006年10月26日)
http://www.geocities.jp/rail_m_eg/yamaguchiC1/yamaguchi_1.htm
・個人のページ「多摩湖おとぎ列車終着駅跡」(2013年3月20日)
http://maboroshi-ch.com/maboblog/karibe/2013/03/vol56.html
・「前田建設ファンタジー営業部2 「銀河鉄道999」高架橋編」幻冬舎(2012年3月19日)
http://www.gentosha.co.jp/book/b4269.html
・立教大学 図書館「桃太郎絵巻」
http://library.rikkyo.ac.jp/exhibition/momotaro/index.html
・「(通称)セノハチ越え」
http://guide.travel.co.jp/article/1838/
http://toushu.blog.fc2.com/blog-entry-67.html
・YouTube「(通称)セノハチ越え」(2013年9月8日)
https://www.youtube.com/watch?v=iTYVIuGay_k
・ウィキペディア「定山渓鉄道線」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9A%E5%B1%B1%E6%B8%93%E9%89%84%E9%81%93%E7%B7%9A
・個人のページ「定山渓鉄道(昭和43年)」
http://kam-r.sub.jp/ainu/jyotetu43.html
・ウィキペディア「神戸高速鉄道」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%88%B8%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%89%84%E9%81%93
・鳥取県「鳥取県高速化事業」
http://www.pref.tottori.lg.jp/87075.htm
・YouTube「特急スーパーまつかぜ」(2014年3月5日)
https://www.youtube.com/watch?v=BXleb0ZimUY
・新潟県「信越本線直行特急のあり方検討委員会 検討結果」(2010年3月)
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/557/219/1_kentoukekka.pdf
・共同通信「働く男性「午前様」もはや死語? 9時帰宅、遅いと意識」(2015年5月27日)
http://www.47news.jp/CN/201505/CN2015052701001430.html
・「10時の会議」長野県諏訪二葉高校(2014年7月8日)
http://blog.goo.ne.jp/futaba2014/e/9efe9645d030a7df69176eb22860a48c
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