・「鹿島川」にキョンはいるか?
(約6000字)
踏切に関する続報ではございますが、なんと、写真の撮りかたの話題だというのが、このフォーラムなんです。(とってもスイマセン。)
・NHK「“改良すべき踏切”新たに指定」(2017年1月27日)
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170127/3383941.html
> 対策が平成32年度中に終わらないと見込まれる場合には計画の提出が義務づけられます。
・国土交通省「「踏切安全通行カルテ」の公表について」(2016年6月17日)
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000705.html
> これらの踏切について、新たな試みとして全国の鉄道事業者と道路管理者が連携し、踏切の諸元、対策状況、交通量、事故発生状況等の客観的データに基づき、「踏切安全通行カルテ」を作成しました。踏切安全通行カルテは、踏切の現状を「見える化」しつつ、今後の対策方針等をとりまとめたものであり、今後の対策の実施に当たっての基礎になるものです。
なるほどなるほど。「踏切安全通行カルテ」なるものがあることすら知りませんでしたよ。(先に知っていないと見つけることもできない、の意。)
・国土交通省関東地方整備局「踏切安全通行カルテ」
http://www.ktr.mlit.go.jp/road/shihon/index00000027.html
http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/fumikiri/12chiba/000_allchiba.pdf
まず、東金線([3284])について見てみます。
> 金谷
> 大網白里市金谷郷2-14
> (道路管理者名)大網白里市
> 本金谷踏切は、市で事業実施中の準用河川金谷川に平行しており、この事業に併せて金谷踏切も改良する計画。鉄道事業者とは改良実施について合意済である。
> 平成15年9月鉄道事業者と改良実施について合意済み。
> (略)河川改良と同時に施工を行う為事業費膨大となる。下流側より施工しているため踏切部の事業化は平成33年度の予定としている。
なるほどなるほど。(台風のときの金谷川[3285]も参照。)
> 台方
> 東金市台方細田125−20
> (道路管理者名)東金市
> 財政状況が厳しいなか新規事業の予算化の目途がたたず未着手となっている。今後は財政状況の改善を待ち、歩道拡幅として道路管理者と鉄道事業者で協議していきます。
> 第三東金街道
> (道路管理者名)東金市
> 財政状況が厳しいなか新規事業の予算化の目途がたたず未着手となっている。今後は財政状況の改善を待ち、歩道拡幅として道路管理者と鉄道事業者で協議していきます。
自由記述せよとなると、市町村では担当者個人の何かが生々しく出てしまうんではないかと感じられました。(感想です。)
※『カルテ』だといわれて『経過観察っ!』などとですね(略)わあぃ千葉県のY…じゃなくて、市川市の市川市さーん。(メッソウでございました。)
次に、東武野田線([3270])について見てみます。
> 野田線第270号
> (道路管理者名)千葉県
> 平成26年度:鉄道の複線化事業に合わせた踏切拡幅について鉄道事業者と道路管理者とで協議を開始
「「県道281号線」の立体交差化、方式は未定」[3271]も参照。
> 野田線第263号
> (道路管理者名)柏市
> H26 鉄道事業者と市において,鉄道複線に併せて拡幅協議を実施し,基本的な整備方針を協議
> H27 鉄道事業者と市において,費用負担等,具体的な整備について協議中
ほかに目に留まったのは京葉臨海鉄道です。
> 国道16号
> 蘇我町2丁目999
> 鉄道路線名 臨海本線
> 構造改良(事業中)
> H27.4に道路管理者と鉄道事業者にて協議を開始。
京葉臨海鉄道の▼複線化はよくわからないながら、▼電化([3275])を前提とした設計(建築限界)にしたり、そのための追加の管路など敷くための空間を確保したり等、勝手に想像されてまいります。(あくまで勝手な想像です。)
東武野田線の複線化についても続報があり、高柳駅は2面4線になるということです。
・柏市「高柳駅西側土地区画整理事業地内の宅地(保留地)の販売について」(2017年1月10日)
http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/110200/p012096.html
> 東武アーバンパークライン(野田線)高柳駅の西側に隣接して開発された宅地ですので、駅に近く、通勤・通学などにも大変便利な場所です。(東京駅から船橋駅経由で1時間圏内です。その他、上野駅(柏駅経由)、日本橋駅(新鎌ヶ谷駅経由)など、都心へのアクセスに便利です。)
…コレジャナイ。
・柏市「高柳駅の整備について」(2017年1月12日)
http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/140700/p021767.html
http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/140700/p021767_d/fil/takayanagi_sinntyoku.pdf
> このたび、柏市議会平成28年第3回定例会にて工事議案が承認され、工事施工業者が決定したことから、平成29年1月中旬より工事に着手してまいります。
PDFの4ページの図面から、2面4線となることがわかります。
※きわめて仮には、複線化事業⇒「野田線第270号踏切」の拡幅⇒『六実駅付近連続立体交差事業?』⇒…とのタイムラインのほうなど想像できようかというものですが、あくまで想像でございます。こう、▼「複線化事業といいながら、まるで連続立体交差事業のための仮線のような様相」、ならびに▼「踏切の拡幅といいながら、まるで仮設化したような様相」のほうなど、呈されてきたりしませんかねぇ。(もっと想像です。)
さて(※)、写真の撮りかたが不満なんです。たわし、でっかい不満ですっ。(さらにメッソウではございますが、でっかい一目瞭然ですからリョーゼンしちゃってください、の意。)
・Google ストリートビュー 「金谷踏切」「金谷川」付近
https://goo.gl/maps/7NfRSG4jJrR2
「金谷踏切は、市で事業実施中の準用河川金谷川に平行しており」を説明するために現況写真を3枚も並べて「組写真」しちゃいますか。
・同 「台方踏切」付近
https://goo.gl/maps/eRULtk6vKHk
https://goo.gl/maps/ixNZ54mn22x
こちらも、踏切を挟んで歩道が途切れている背景(の1つ)に、(線路の北側で線路に平行な)水路があることがわかります。(…いえ、だからこそ線路がこのように通り、周囲がこのような土地利用になっているという、この土地の歴史そのものですね。)これはさすがに2枚の写真で述べたいとも思われますが、漫然と「(踏切の)南側から」「北側から」を1枚ずつ撮るなんて、あなた、何も考えず自動的に撮ってるでしょ。…うーん。
※『カルテ』は広報なんですよ。工事写真とは別に、広報用の写真として撮り下ろさねばなるまいて。
・同 「国道16号踏切」「国道357号線」付近
https://goo.gl/maps/fDhS8u7G16Q2
https://goo.gl/maps/7qT1zF9Z7q92
https://goo.gl/maps/KbawfnzJVNp
『カルテ』では、「千葉火力」と呼ばれる事業所のための取り付け道路([3365])かと思われるソレの上から見下ろした写真が1枚という構成になっていますが、この踏切の難しさは、▼踏切のすぐ横の跨線道と、▼それを挟んですぐの別の踏切、さらに▼急曲線で見通し不良のため列車が徐行するということなど、実に複雑だと思われそうです。
・同 「大網白里市第二分庁舎」付近
https://goo.gl/maps/1ELQRdNYYT12
https://goo.gl/maps/RdKPg3131zS2
「下流側より施工」といって、ここまで来ていることがわかります。おお、先にガス管を「切廻し」([3347])だっ。いくつもの工事の上に、やっと「金谷踏切」の拡幅がなされるのですぞ。なお、「平成33年度」は2021年度です。(メッソウでした。)
☆「鹿島川」にキョンはいるか?
・同 大網白里市「小中池公園案内図」「昭和の森」付近
https://goo.gl/maps/GDcHc1wdHzS2
https://goo.gl/maps/519n3cnFnjz
・ホキ美術館のイメージです
https://goo.gl/maps/YXcPfh9nu9B2
https://hoki-museum.jp/about/index.html
https://hoki-museum.jp/about/interview02.html
https://hoki-museum.jp/about/img/img_03_02.jpg
> 日建設計
> 大林組
> 昭和の森に隣接した敷地という自然の一部となれる場所を選び、自然光を展示空間へと導き入れることで森の中を散策しながら絵画を鑑賞しているような状態を作りました。
> 最初、僕は千葉に美術館なんていってほんとにあるの?と思っていた。期待していなかったんです。
鳥除けのようなトゲトゲ、レストランの中からはこのように見えるんですねぇ。へー…
・トゲトゲじゃない「鳥除け」ならびに「カラス博士」のイメージです
http://image.rakuten.co.jp/mitsugiron/cabinet/chougai/kowagarasu-img-d.jpg
http://item.rakuten.co.jp/mitsugiron/c/0000000117/
※[3273]も参照。
・千葉市「昭和の森」より「園内マップ」のイメージです
https://www.city.chiba.jp/toshi/koenryokuchi/kanri/midori/ennnaimap.html
https://www.city.chiba.jp/toshi/koenryokuchi/kanri/midori/documents/map141013-6.jpg
> 下夕田池
読めませんねぇ。…実に読めませんねぇ。「昭和の森」ひいては「鹿島川」については[3183],[3203]を参照。わあぃキョン([3276],[3313])。なるほど「昭和の森」から「印旛沼」に注ぐだけの河川であるのに「鹿島川」などと呼ばれて(中略)シカといって、その実、キョンですかっ&キョンなんですかっ。…本当でしょうか。
・ウィキペディア「日本の侵略的外来種ワースト100」より「アライさん」ほかのイメージです
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BE%B5%E7%95%A5%E7%9A%84%E5%A4%96%E6%9D%A5%E7%A8%AE%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88100
> 1962年に犬山市で動物園からの逸出個体が定着したが、1970年代のペットブーム以降の遺棄が全国的に広がった原因とされる。
> 南伊豆町では1964年に観光施設が購入した個体が逸出。(略)下北で1975年に野生化が確認されたために駆除活動が展開され
> ネズミ駆除と愛玩のために導入されたイエネコが野生化したもの。日本に渡来した最古の記録は884年の遣唐使に遡る。
> 1930年代以降に家畜として離島に移入されたものが過疎化や逸出などによる畜産放棄によって野生化した。小笠原諸島・八丈島・馬渡島・五島列島・宇治群島・屋久島・トカラ列島・奄美大島・徳之島・沖縄諸島・西表島・魚釣島で島全体の植物相を崩壊させるほどの食害を引き起こし、表土流出による珊瑚礁破壊や漁場汚染を招いているといわれる。
※キョンだけを特別視することはエレガントとはいえないですぞ、の意。その時代その時代に人々が何を考えずナニをしでかしてしまったのかについて、参考になりそうですよ。えー、どれどれ?(メッソウであります。)
・ウィキペディア「行川アイランド」より「キョン」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%8C%E5%B7%9D%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
> 1964年8月13日に開園。
> 当初は個人経営だったが、1976年に会社更生法を申請。
> 千葉県内で唯一キョンを飼育していたが、1980年代以降に一部が逃げ出し野生化し、千葉県南部を中心に繁殖しつつある。
あのですね、「野生化」が一種『顕在化!』したのは「1980年代以降」でも、実際に逃げ出したのは1976年より前だったりしませんかねぇ。
※それなりの会社が運営するようになれば、いくらなんでも「ひーふーみー…頭数が足りないぞ!」という管理のほうなどなさるはずだとの思いこみにございます。
・ウィキペディア「鹿島川」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E5%B7%9D_(%E5%8D%83%E8%91%89%E7%9C%8C)
> 戦国時代から江戸時代にかけては当河川が高崎川とともに佐倉城の天然の外堀として利用されていた。河川名は築城主であった鹿島幹胤の名にちなんだものであり、鹿島山や鹿島台などの地名も残っている。
> 鹿島川は1969年(昭和44年)3月まで実施された「印旛沼開発事業」に伴い、支流の高崎川とともに河川改修が行われ、護岸堤が築造されるとともに現在の流路が形成された。
成田エクスプレス⇒佐倉⇒「鹿島川」⇒「シカっ!」との連想([3203])は、その実、1969年から1976年にかけてキョンが川伝いに移動しているのが目撃されてのソレだったり、しないんですかねぇ。
・(参考)日本アニメーション(1977年、2016年)「アライさん」のイメージです(公式)
http://araiguma-rascal.com/news_event/2016/001322.html
http://araiguma-rascal.com/news_event/images/161001_w01.jpg
・(参考)野村総合研究所「飛躍期に入ったペット市場」(2003年8月2日)
http://www.nri.com/jp/event/n_letter/2003/pdf/nl20030802.pdf
・(参考)NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション「「ペットブーム」の実態」(2007年7月30日)
http://research.nttcoms.com/database/data/000598/
|